光岳・聖岳(易老渡から周回)

2022年08月26日(金) 〜 2022年08月28日(日)

• GPS: 29:56
• 距離: 52.4km
• 登り: 5,198m
• 下り: 5,176m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:57
• 休憩: 1:30
• 合計: 10:27

5:46 易老渡
7:44 7:57 面平
8:36 8:48 標高1800m地点
10:19 10:31 三角点
10:58 11:33 易老岳
12:45 12:45 三吉平
14:12 14:16 イザルヶ岳
14:53 14:53 県営光岳小屋
15:12 15:19 光岳
15:35 15:41 光石
15:56 15:57 光岳
16:13 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:43

6:09 県営光岳小屋
7:04 7:09 三吉平
8:14 8:28 易老岳
9:58 10:13 希望峰
10:24 10:30 仁田岳
10:46 10:46 希望峰
11:06 11:07 仁田池
11:27 11:42 茶臼岳
13:39 13:39 上河内岳の肩
13:45 13:55 上河内岳
13:57 13:57 上河内岳の肩
13:58 13:58 上河内岳
14:04 14:05 上河内岳の肩
14:46 14:46 南岳
15:48 15:49 聖平小屋分岐
15:52 聖平小屋

3日目

• 山行: 7:24
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:31

5:10 聖平小屋
5:13 5:16 聖平小屋分岐
5:37 5:53 薊畑分岐
6:37 6:45 小聖岳
7:46 8:02 聖岳
8:47 9:01 小聖岳
9:37 9:56 薊畑分岐
11:06 11:10 苔平
11:25 11:52 大木の広場
13:00 13:19 西沢渡
14:09 14:10 便ヶ島
14:41 易老渡

天候

8/26曇り時々晴れ　8/27晴れ夜雨　8/28曇り一時小聖付近で折畳後晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

●道の駅遠山郷から易老渡登山口まで往復、タクシーを利用。27年前の前回は易老渡までマイカーで入ったが、今は芝沢ゲートまでしか入れない。芝沢ゲートから自転車を利用する人も多いようだ。
●タクシーの運行を知り、直ぐに確認すると各社8月一杯は満車。道の駅遠山郷発着が条件のため往復の予約が必須。数日前に何とか片道だけ仮押さえすると、出発直前にタクシー会社からキャンセル出たと連絡があり運よく往復ゲット。
●特定車両通行情報(タクシー)　https://tohyamago.com/wp/mt_taxi22/

コース状況／危険箇所等

●山小屋の予約は激戦区。思い立った7月中旬には光小屋は9月29日まで満杯。テン泊も考えながら8月中旬チェックしたら、8月26日にキャンセル出たようなので電話で確認すると2名だけ、他に誘いたいメンバーもいたが確定とする。翌日の聖平小屋もHPでは満室だったが、「光が取れたので何とか」と電話したら入れてくれた。
●光小屋　https://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/soshiki/kankoshoko/kankoshinko/tekarigoya/8256.html
●聖平小屋　https://hijiridairagoya.wixsite.com/hijiri

その他周辺情報

●前泊の大島屋旅館　道の駅遠山郷の近く和田集落の中心にある温泉宿。夕食が旨かった。部屋も良し料金も安くお勧め。二食付税込8,800円。
https://tohyamago.com/stay_and_eat/ooshimaya/
●後泊の飯田市殿岡温泉　湯〜眠　ビジネスタイプで露天風呂もある温泉ホテル。夕食は施設内にメニュー豊富なレストランがあり、時間に制約されず下山後の疲れた体にはやさしく、リーズナブルなホテル。朝食、レストランで生ビール(680円)サービス付で税込6,000円。
http://www.yu-min.com/

写真

8/26 4:14

8/26(金)、3時半起床、4時過ぎ前泊の大島屋旅館を出発
数分で道の駅遠山郷へ。

8/26 5:41

直前にキャンセルがあり予約することが出来たタクシーで易老渡へ。道の駅遠山郷から約1時間。林道を歩く登山者を追い越す時は流石に後ろめたさを感じたが、前期高齢者に免じて有難く利用させてもらった。

8/26 5:39

易老渡登山口
駐車場から約100m戻ったところに登山口の橋がある

8/26 5:56

メンバーの記憶通り、いきなり急登が始まる

8/26 6:40

大島屋旅館の朝食を弁当に変えてもらった。
1時間ほど登った尾根に取り付く当りで食べていると、ナント、ヒルがズボンの上を這いあがって来た。
ホントに運転手さんが言っていた通り「襲ってくる」という感じだった。

8/26 7:57

面平
1480m

8/26 8:47

1800m

8/26 10:34

三角点

8/26 10:49

上河内岳　ズームアップ

8/26 10:58

易老渡分岐
急登から解放される

8/26 10:59

易老岳
分岐から茶臼岳側に10mほどの所にあった

8/26 11:56

しらびそ高原の赤い屋根の建物が見えた

8/26 11:57

8/26 11:58

8/26 12:30

三吉平

8/26 13:22

ハクサンフーロは小振り
全ルートで見られたが全て小さい花、南アルプス固有なのか。

8/26 13:23

三吉平から静高平へ　長い登りが続く

8/26 13:25

8/26 13:48

静高平

8/26 13:55

静高平の湧き水
ここで往復給水した

8/26 14:01

茶臼岳
上河内岳はガスの中

8/26 14:03

イザルガ岳分岐

8/26 14:15

イザルガ岳からの光岳

8/26 14:18

今回、雷鳥の姿は無し
27年前の写真見て期待して来たのに…(残念)

8/26 14:38

アフター(66歳)
どこかで見た風景(笑)

ビフォー(39歳)
27年前は木道が無い　小屋も古い、しかも一段下に建っていたようだ

8/26 14:42

テン場
前回はここにテント設営？　若しくはここに小屋が建っていたのかも

8/26 14:42

光小屋到着

8/26 14:44

水場は10分くらい下る

8/26 14:45

おじゃまします
持参した山形のお米「雪若丸」二合を渡し、受付を済ませて山頂へ

8/26 15:04

寸又峡温泉、柴沢吊橋に下る分岐に鎮座する石仏

8/26 15:20

光岳　百190座(登頂2回目)

8/26 15:30

光石からのイザルガ岳

8/26 15:39

8/26 15:55

再び、山頂を経由し小屋に戻る
登頂3回目(笑)

8/26 16:18

8/26 17:14

光小屋の夕食は、マッサマンカレーのチキン添え、パイン缶の寒天ゼリー(深田久弥の光岳でパインアップル缶を食べたと記載していることから提供しているそうだ)。ごはんとカレーはお代わり自由、カレーとチキン、美味しかった。

8/27 5:06

8/27(土)、二日目の朝、5時頃、光小屋からの富士山

8/27 5:31

イカルヶ岳と富士山

8/27 5:31

聖岳と上河内岳

8/27 5:43

光小屋の朝食、石巻の甘煮魚、もちふ入り卵とじ、南三陸わかめ入り味噌汁、和歌山のはちみつ梅。ごはん味噌汁お代わり自由。

8/27 6:07

日が昇り、雲も取れて、これから向かう山々と富士山がクッキリと

8/27 6:14

二日目、スタート
テン場で朝食中のお二人、上河内岳から聖平への途中、追い越される

8/27 6:17

去年から奮闘している新しい小屋番さんにまた来てと見送ってもらったが…

8/27 7:41

しらびそ高原の奥にうっすらと中央アルプスも

8/27 9:23

鞍部からの聖岳　アップで

8/27 10:03

喜望峰
今回は仁田岳に向かう

8/27 10:25

仁田岳山頂から上河内岳と茶臼岳

8/27 10:35

仁田岳からの易老岳、光岳方面

8/27 10:39

戻る途中から喜望峰、奥は聖岳と上河内岳

8/27 10:54

8/27 11:12

仁田池

8/27 11:26

茶臼岳の登り

8/27 11:31

茶臼岳

8/27 11:46

8/27 11:47

茶臼岳からの下り

8/27 11:56

茶臼小屋分岐と2555峰

8/27 12:17

8/27 12:20

8/27 12:29

8/27 12:36

8/27 13:10

上河内岳の登り

8/27 13:18

8/27 13:37

上河内岳分岐
ザックをデポして往復

8/27 13:50

上河内岳

8/27 14:00

ウソッコ沢からの尾根沿いに登って来たお二人
藪漕ぎもあるのだとか

8/27 14:06

8/27 14:18

8/27 14:27

8/27 14:34

南岳直下で今回初のマツムシソウ

8/27 14:35

8/27 14:39

8/27 14:41

南岳

8/27 15:01

8/27 15:47

ようやく聖平小屋分岐に到着

8/27 19:13

聖平小屋の別棟になっている冬期小屋に案内される。このスペースを二人で使った。反対のスペースは単独の方、我々と逆コースで明日は光岳に向かうそうだ。

8/28 5:08

8/28(日)、三日目の朝
4時起床、アルファー米の朝食食べて5時出発

8/28 5:18

8/28 5:42

薊平

8/28 6:18

聖平小屋が見える

8/28 6:44

大きなミミズ？
二回見た。

8/28 6:46

小聖岳
大分、お疲れの道標でした。

8/28 7:58

聖岳　百191座目(16年前に悪沢岳から縦走した時と合わせ3回目です)

8/28 7:59

8/28 8:21

8/28 8:22

8/28 8:28

8/28 8:35

8/28 8:37

8/28 8:37

この花も他に比べて小さい

8/28 8:37

8/28 8:37

8/28 8:39

8/28 8:40

8/28 8:41

8/28 8:43

どんな鳥が食べているのだろうか
あちらこちらで見かけた

8/28 8:47

8/28 8:48

小聖岳と奥は上河内岳

8/28 8:51

8/28 9:00

小聖岳から聖岳を振り返る

8/28 9:03

8/28 9:08

雲の中に富士山の裾野が薄っすらと見えた

8/28 9:08

聖平小屋分岐も見える

8/28 9:11

御嶽山だ

8/28 9:26

8/28 9:38

8/28 9:39

8/28 9:44

8/28 9:45

8/28 9:46

8/28 9:48

薊平に戻る

8/28 9:48

8/28 9:49

8/28 10:00

デポしていたザックを回収し、西沢渡に向け下山

8/28 10:07

8/28 10:10

8/28 10:18

西沢三角点

8/28 10:20

8/28 10:32

8/28 10:33

8/28 10:42

苔の緑が美しい
東北では見かけない風景

8/28 10:47

8/28 10:54

8/28 11:01

苔平

8/28 11:58

大木広場
ここで昼食タイム

8/28 12:00

8/28 12:22

沢の音が聞こえて来た

8/28 12:48

8/28 13:03

西沢渡の小屋跡

8/28 13:13

西沢渡

8/28 13:25

西沢渡のゴンドラ

8/28 14:09

便ヶ島にある聖光山荘
ここから日帰りで聖岳するご夫婦と薊平で会った。

8/28 14:29

遠山川の釣り人

8/28 14:41

易老渡に無事下山
タクシーは3時30分の予約、10分前に来てくれたので40分待ったが、着替えや濡れたものを干したりあっという間だった。

8/28 16:25

タクシーで約1時間の道の駅遠山郷からマイカーで飯田市内へ移動、こちらも約1時間。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

AQUOS sense3 SH-02M docomo シャープ

感想

またやん

還暦を迎え何か目標をと始めたニ順目の百名山。満6年経ったが、コロナ禍もあって大物ばかり11座残ってしまった。今回、190座目の光岳と191座目となる聖岳を27年振りに同じルートでやってみた。光岳小屋の空き状況に合わせた計画となり、偶然にも前回と同じ8月26日〜8月28日の二泊三日の日程です。

天気予報も二転三転、直前の予報は芳しくなく、光岳小屋やタクシーもキャンセル出る状況。雨具覚悟で向かってみれば、幸運にも天気は好転、三日目の聖岳山頂往復は残念ながら眺望に恵まれなかったものの、前回、行っていない光石や仁田岳にも足を延ばすことができてハードながらも充実した縦走登山を満喫できた。

それにしても、27年前の記録を見て驚きだったが、二日目、光小屋から聖平で終わりではなく、テント設営後、聖岳を往復していた。更に三日目は聖平から下山後、その日のうちに恵那山に登り下山するという大馬鹿振り。トレランは未だ流行っていなかったけど、あの頃だったら光だけ、聖だけなら日帰りできたかな(笑)

前回の記録から今回と同じ日程に換算すると、今回の一日目が休憩含め10時間27分に対して前回は8時間27分、二日目が同じく9時間43分に対し8時間18分、三日目は同じく9時間31分に対して7時間52分だった。前回はテント装備ではあるが、何れも今回と比較し8割程度と39歳と66歳の差は歴然、でも納得の結果です。

27年前の同じルートの記録です。この時はイザルガ岳で雷鳥に会いました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4598703.html

コメント

ht3tm

matayannさん、お元気ですか？
光、聖の山行記録、大変参考になりました。というのも、私も来週同じコースを予定しています。そこで、教えていただきたいのですが、光小屋、聖平小屋では白湯のサービスはありましたか？また、聖平小屋にはレトルト食品、飲み物は売ってましたか？ハードなコースなので、なるべく荷物を軽くしたいと思っています。すみませんが何卒よろしくお願いいたします。
東京都青梅市　ht3tm

またやん

ht3tmさん、こんばんわ。
お湯のサービスは聖は無いと思います。光は頼めばもらえるかも知れませんが不明です。
両方とも飲み物(ジュース類、ビールなどアルコール類)はありました。
聖のレトルト等の販売は？？？。宿泊の皆さん、テン泊も含め、コンロ、フリースドライ等個々に持っていたと思います。他の方のレコでは小屋でランチにカレーなど提供しているようです。
答えになっていなくて御免なさい。
水は聖は小屋の真ん前の蛇口からいくらでも使えます。光は自炊なら小屋まで僅かなので静高平でいっぱい汲んで行くことをお勧めします。
今回で終わりかと思って行ってきましたが、帰ってからまた行きたいと思っているほど良い山です。
中々のルートですが、魅力もいっぱいのコース、頑張ってくださいね。

ht3tm

matayannさん、おはようございます。
さっそくのご返信、ありがとうございます。光・聖は意外と情報が少なく、大変参考になります。もう一つだけ教え戴きたいのですが、聖の寝床は銀マットが敷いてあるようですが、シュラフは持参しますが、マットは持参した方がいいですか？
私はヤマレコは見るだけですみませんが、先月は利尻、十勝、羊蹄、また赤石、悪沢に行ってきました。赤石の名物管理人は今年が最後とかでしたが、ホント楽しい小屋でした。
久村の酒場、鳥海山にも、いつかは再訪したいと思っています。
それでは、お手数でしょうがご返信いただけると幸甚です。

またやん

ht3tmさん、光小屋も聖小屋もマットは持参しなくて大丈夫です。光小屋のベッドのようなマットは通気性がなく、蒸れてシュラフから這い出て寝てましたが(笑)
赤石避難小屋は16年前に泊まりました。榎田さんの名刺、今も大事に持っています。荒川小屋から頼まれて榎本さんに弁当を届けたので色々作ってくれて盛り上がった思い出があります。来年、行く予定していたので引退は残念です。北海道遠征も楽しまれたようですが、光岳、聖岳満喫してくださいね。

ht3tm

matayannさん
こんにちは。今日は青梅もいい天気です。
またまた、貴重な情報を本当にありがとうございました。これから準備をしようとおもっています。matayannさんのコースタイムを目標に頑張ってみます。無理そうですが（笑）
これからも、いろいろと参考にさせていただきますね。本当にありがとうございました。