憧れの大キレット〜穂高連峰縦走(新穂高から)
- GPS
- 19:49
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 3,983m
- 下り
- 3,447m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 9:10
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 4:11
- 合計
- 13:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
【上高地 → 鍋平駐車場】 濃飛バス:上高地(17:00) → 平湯温泉(17:25) 濃飛バス:平湯温泉(17:40) → 国立公園口(18:08) 徒 歩:国立公園口 → 鍋平駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南岳から前穂までの稜線上は危険な個所だらけ |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
昨年から大キレットを渡りたいと思って計画していたのですが、休みと好天気が合わずに延期ばかり。
今回ようやくチャンス巡ってきたので、チャレンジすることにしました。
南岳小屋を出発し、初めての大キレットにワクワクしながら、しかし、焦らずに歩みを進める。
「長谷川ピーク」、「飛騨泣き」といった難所を、岩につかまりながら身を乗り出して通過していく。
どこに手足を置いて乗り越えるのか、数手先を考えて進むのはとても楽しい。
恐怖はほとんど感じなかった。(全く危険が無いという事ではありません)
北穂高小屋に到着すると、天空テラスで「あぁ〜ここに来るだけでも価値があるな〜」と、まったりとした時間を過ごす。
だが、ここで終わりではない。
この後、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳を踏む予定なので、休憩もそこそこに歩き出す。
北穂岳から涸沢岳の稜線も大キレットに勝るとも劣らぬ難所が続く。
涸沢岳手前の断崖登りでは、足の置場を考えながら慎重に登っていく。
滑落したらどこまで落ちるか分からない。
涸沢岳から下ってくるハイカーと声を掛け合いながら確実にすれ違う。
登頂するとようやく一安心だ。
この稜線、楽しい時間も終わってしまった・・・
次は奥穂高岳だ。
穂高岳山荘からは途端に登山者が増えてくる。
奥穂高への登りもすれ違いで所々渋滞している。
山頂に到着すると、そこはもう観光地だった。
山頂ショットを撮るべく多くの人が並んでいた。
山で人の列に並ぶのはうんざりなので、遠巻きに山頂を撮影して前穂へ向かった。
前穂への吊尾根も今回楽しみにしていた場所だった。
しかし、予想していた穏やかな稜線とは違って、険しいトラバース道が続く。
遠くに見えるワインディングロードは美しかった。
紀美子平に着くと、上高地からのバスの時間が気になりだす。
前穂登頂をどうしようか考えたが、次はいつ来れるか分からない。
ビバーグ用のツエルトを持っているので、バスに間に合わなかったら、上高地でテン泊でもしよう。
荷物をデポして、空身で頂上を目指す。
疲れた体では、前穂山頂までの往復を1時間程度と見込んでいたが、約30分で戻って来れたので、バスに間に合うことを確信し、重太郎新道を下る。
最終バスの1本前のバスに間に合った。
最後に上高地のライブカメラに自分が写った事を確認して帰路につくのでした。
やっぱり、岩登りは楽しいですネ!!!
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