扇沢から針ノ木岳〜種池山荘周回+蓮華岳
- GPS
- 13:09
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,558m
- 下り
- 2,600m
コースタイム
天候 | 快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓は軽アイゼンがあったほうが楽に登れます。 特に早い時間は表面が凍ってる所もあるので注意が必要です。 途中で付けようとすると大変なので、最初から付けたほうが良いです。 最上部は雪渓上も歩けるようですが、夏道が出てるのでそちらを歩いたほうが安全です。 |
写真
感想
今週も土曜日だけ天気がいいようなので針ノ木岳の周回コースに行ってきました。
3年前に鹿島槍ヶ岳から五竜岳を歩いた時に柏原新道から見て、いつか歩きたいなーと思っていた稜線です。
コースタイムで17時間、8割で行けたとして13.6時間かかります。3時に出て4時に帰って来られればいいかなと。
3時ちょっと前に扇沢に着いてびっくり。無料駐車場はいっぱいでした。
皆さん前日入りして車中泊してるのでしょうか。何とか隙間を見つけて駐車できました。小さい車、万歳。
まだ時間が早いので扇沢はとても静かでした。
まずは針ノ木峠に向かって出発します。
最初は林道のショートカット道なのですが、暗いと分かりづらいですね。
林道に出たあとにすぐ次の登山道が見えればいいのですが、見えないと変な踏み跡に入りそうになりました。
本格的に登山道に入り、沢状のところに出ると迷いそうになります。
実際、最初の鯉のぼりのところで沢を登って行ってしまいました。
ふとGPSを見ると登山道を外れてるので鯉のぼりのところまで戻ってきました。
よく見ると印があり登山道がありました。暗いうちは周りをよく見ながら歩かないとだめですね。
2箇所ほど沢を渡り大沢小屋に到着です。まだ早いので誰もいませんでした。
明るくなった頃に針ノ木雪渓に到着しました。
出だしだけベンガラがあり、その後は鯉のぼりに従って登ります。
ノーアイゼンで歩いたところいけそうなのでそのまま行ってみました。
あとで軽アイゼンを付けておけばよかったと後悔しますが。。
斜度が急になってくるとちょっと大変。おまけに氷状のところもありかなり神経を使います。
斜度が緩やかになったところで軽アイゼンを付けました。その後はサクサク登ります。
途中から夏道が出てるのでそちらを歩きました。雪渓上を歩いてもいけるようですが。
夏道をひと登りで針ノ木峠に到着です。たくさんの人が出発の準備をしてました。
最初は蓮華岳に向かいます。最初は樹林帯の急登です。稜線に出ると風が強く寒いのでカッパを着ました。
上部の稜線はコマクサだらけでした。表銀座もすごかったですが、こちらも負けていません。
山頂からは360度のパノラマが見えました。本格的な写真を撮ってる人もいました。
一通り写真を撮ったら針ノ木峠に戻って先に進みます。
いよいよあの稜線を歩き始めます。まずは針ノ木岳から。
まだ元気なのでサクサク歩きます。途中お花畑を通過し針ノ木岳に到着。
針ノ木小屋から近いので空荷の人も登ってきています。
ここから先は縦走コースのスタートです。いきなり岩場の急降下から始まります。
この辺りでトレランの人に追い抜かれました。聞いてみると同じように周回するそうです。
おまけに爺ヶ岳まで行くとか。。1時間遅く出発したのに早々と追い抜かれてしまいました。
とんでもない体力ですね。
コルに下りたと思ったら今度はスバリ岳に向かって岩場を登ります。体力が削られていきます。
直下のガレ場の急とを登るとスバリ岳に到着です。相変わらず雲の無い快晴の絶景が見られます。
次は赤沢岳に向かいます。ここがピークとピークの間では一番長いです。
赤沢岳も直下は岩場の急登でした。看板もあるくらい危険なようです。
次の鳴沢岳は比較的安全に登れました。
新越山荘に到着し、ベンチに座って休憩をしました。
真夏の日差しが容赦なく照り付けます。飲み物は冷やして持って来ましたが、すでにぬるくなっています。
新越山荘の先に雪が残っていたので、中のほうのきれいな雪をペットボトルに詰め込んでみました。
今まで何度も沢の水を飲んだけど大丈夫かなと思って。結果、大丈夫でした。
その後も雪があるごとに補給して冷たい飲み物で体を冷やしました。
最後のピーク、岩小屋沢岳に着く頃にはだいぶガスが上がってきました。
でも完全に覆われるわけではなく、時々流れていく程度です。
そして棒小屋乗越空の最後の登りを終え種池山荘に到着しました。かなり賑わっています。
ここで大休憩をしてパンを食べました。持ってきた雪もいい感じに解けておいしいです。
多少体力を回復させ柏原新道を降りて行きます。ここは風がほとんど無くとても暑かったです。
降りるだけで暑いのに、この中登ってくる人たちの暑さと言ったら・・・
途中で雪渓を2箇所渡りますが、その雪で首筋を冷やしました。それでだいぶ楽になります。
いつも思いますが、疲れきった時の長い下山ルートは何かの修行のようです。
沢の音が徐々に近付き、やっとの思いで無事下山しました。
しかし、疲れました。今まででも3本の指に入るくらいです。
おまけにかなり日焼けして、首と腕がひりひりしてます。。
コメント
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先月表銀座でお会いしました〜!!
私も先週、八峰キレット越えしてきて、針の木周辺にとっても興味もって帰ってきました。にしても。日帰り...凄いですね!(^^)!
も〜。今年の夏は山が止まらないです
sissijunさん
コメントありがとうございます!
欲張りすぎてかなり疲れましたが。。北鎌に向けた体力作りにはなったと思います。
sissijunさんのレコ拝見させてもらいました。南、中央、北と3連発でお疲れさまです。
ヘルメット姿がかなりイケてました
山を眺めてると、次はあそこの登ってみよーってなりますよね。
次は白馬辺りに行きたくなりました。
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