剱岳はかっこよかった
富山県
sangakukai
その他3人 - GPS
- 80:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,889m
- 下り
- 1,890m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:30
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:20
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:30
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:00
| 天候 | 晴れ 2日目のみ暴風雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| 予約できる山小屋 |
|
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感想
険しいので諦めていた剱。昨年、下の廊下を歩いて「ここが歩けるなら剱行けるよ」とのアドバイスに俄然行く気になったサコさんにせがまれ計画し行ってきました。無謀とも思いましたが、実際に連続する鎖や、鉄のステップの足がかりも、八ヶ岳や宝剣岳などの鎖場を経験していたせいなのか、恐怖は感ぜずにすみました。とは言っても険しさに変わりは無く気を許せば悲惨な事故に結びついてしまうので緊張の連続でした。
1日目、立山3山を巡り内蔵助山荘泊、2日目ゆっくり剣山荘まで移動、3日目登頂し御前小屋泊、4日目帰路の予定で出かけました。
立山の浄土山から雄山を見ると登山道が人で埋め尽くされ、動いていませんでした。一ノ越まで下ってみると、小学生の遠足で大渋滞となっていました。やっとの思いで雄山を抜けるとさっきまでの混雑がうそのように疎らになり稜線を吹き抜ける風の強さに体温を奪われるのではないかと不安になりながら富士ノ折立から真砂岳へ。少し下って内蔵助山荘に。小じんまりとした良い小屋でした。
辛かったのは2日目の暴風雨でした。朝から凄い降りで、下から吹き上げる雨と足元をすくわれ飛ばされそうな強風にザックカバーも役に立たず、着替えがずぶぬれになってしまいました。御前小屋までノンストップで辿り着いた時はホッとしました。10分ほど休み剱澤を剣山荘に向け下ったのですが、ガイドブックなどには��緩やかな下り”とあったけれど、ガスっていて先が見えないせいかとても緩やかとは思えず道りも長く感じました。いくつも雪渓も渡りました。沢だったので稜線に比べ風も雨もかなり穏やかになっていました。10時過ぎ、剣山荘に着くと今剱から帰って来た人や、これから帰る人などでごった返していました。早い時間なのにチェックインさせてもらいゆっくりくつろげ、水が豊富なのかシャワーも使えトイレも水洗で快適でした。
3日目、昨日と打って変って快晴の5時少し前、アタックザックにカッパと弁当水を入れ出発しました。一服剱からは見える前剱も充分険しく、本体？と見紛うほどです。連続する鎖場には案内プレートがあり、剣山荘でもらったコース解説と照らし合わせ進みました。どの鎖場も落ち着いて3点支持でゆっくり登ればクリアできます。カニのタテ、ヨコバイの険しさの動画を見ていたので不安でしたが、いざ取り付いてみると足がかり手がかりがきちんとあり、短い足を思いっきり伸ばし、しっかり乗せれば大丈夫でした。山頂は大変混雑していましたが小屋で用意してもらった朝弁をいただき、40分ほど休み下山。下山も一服剱までは気が抜けませんがほとんどが一方通行になっているので登り降りで交差することが無く安全に通過できました。
剣山荘で大休止し、剱御前の中腹を巻くコースで、いくつもの雪渓を渡り瑞々しいお花に和みながら剱御前小屋に向かいました。昨日は何も見えなかった剱沢の様子を俯瞰しながら歩きました。
4日目、岩峰の剱が目の前にそびえる様を目に焼き付け帰路に。
2日目の移動で暴風雨に阻まれ山頂を踏まなかった別山にサコさんとOさんが朝食前に登って行きました。私と夫はご来光をカメラに収めながら二人の帰りを待ちました。別山山頂からのご来光は素晴らしかったようです。食後ゆっくり室堂に向け雷鳥沢を下りました。
8時50分室堂に着き9時15分のトロリーバスに乗り11時21分扇沢に帰ってきました。無事に帰れたことに感謝です。
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