高山病になったけどオコジョに会えた! 横尾ー槍沢ー槍ヶ岳



- GPS
- 128:00
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,675m
- 下り
- 1,675m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:19
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:58
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:32
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:48
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 7:58
8/11 横尾山荘ーババ平(テン泊)
8/12 ババ平ー槍ヶ岳山荘(小屋泊)
8/13 槍ヶ岳登頂ー大喰岳(散歩)(小屋泊)
8/14 槍ヶ岳山荘ーババ平(テン泊)
8/15 ババ平ー上高地
天候 | 13日以外すべて雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場・・・¥500/日 上高地行きバス・・・¥2,100/人(往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
10日に台風が接近したものの、登山道は荒れていませんでした。 危険箇所も特になし。盆休みは登山客が多いので道を譲るときの滑落注意。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉街におおきなお風呂屋さん「ひらゆの森」あり。 夜9時まで営業。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
8/10 風雨強い。台風が接近していたものの、日程をずらせないので上高地入り。現地は台風の影響もなくてよかった。横尾でテン泊の予定でしたが風雨がきつかったため横尾山荘に泊まることに。初日ながらお風呂に入りました。ちょっと残念。
8/11 曇りのち雨。槍沢ロッジを通りババ平のテン場へ。昨日の台風の影響か、朝9時の時点でテントは私たちともう1張りのみ。しかし、昼を過ぎるとテン場は張るところもない状態に。仕方なく沢沿いの河原にテントを張っている人多数。増水すると危険な気がする・・・
8/12 雨。夕方から晴れ。テントに荷物をデポし、小屋泊装備でいよいよ槍ヶ岳へ向かう。夕方から晴れたのでみなさん急いで槍ヶ岳へ登る。私たちは明日も連泊予定なので無理に登りませんでした。夕日の双六方面は、雲海がたなびく荘厳な風景でした。
8/13 晴れ。夕方から曇り。この日はこの行程唯一の快晴。なのに、私は朝から高山病になってしまい、吐き気と頭痛に悩まされました。幸運にも2〜3時間でなんとか持ち直したので、槍ヶ岳に登頂できました。よかった・・・
槍ヶ岳は思っていたほど恐ろしいところではなく、気持ちよく登れました。
きっといろいろな山へ行って、高度感や岩稜に慣れてきたというのもあったからでしょうか。
山頂からは富士山も見えました!
その後、大喰岳までぶらり散歩。お昼の小屋弁当(ちまき)を食べていると
オコジョがひょっこり現れました。かっ、かわいい・・・!!!
オコジョは私のちまきを狙っていて、何度も何度も近くまで寄ってきます。
きっとそこでお昼を食べる人が多いので、食べ物があるとわかっているのでしょう。
しばらくオコジョとちまきの争奪戦を繰り広げたものの、最後には諦めて去っていきました。さらば、オコジョ。きみにちまきをやるわけにはゆかぬのだ。
8/14 早朝晴れ、のち雨。ずっと雨。昨夜はさまざまな高山病対策を実行。
余っている布団を背もたれにし、上半身を起こした状態で就寝。
起きてからしばらく立っていると気分が良くなってきたことを踏まえて
頭に血が上らないようにする対策である。
ブリーズブライトを鼻に貼って鼻腔を広げ、必死に酸素を取り入れる。
その成果か体が高所に順応したか、この日の朝は高山病もなく、スッキリ。
せっかく順応したというのに、この日はババ平BCまで下山。残念です。
途中、天狗池へ立ち寄ります。天狗原は雨でせっかくのお花も濡れそぼっておりました。天狗池も雪渓で埋まっていて、どこが天狗池だか初めての私には皆目見当が付きません。
なんとなく「ここを、天狗池とする〜」と決め付けて写真を撮ってみたものの確信が持てず。霧と雨の中、目を凝らして見ていると、小さく道標が見えます。
望遠鏡で確認し、ようやく天狗池と判明。やれやれ。
今年は雪が多く、この時期も雪渓がたくさん残っているのだそうです。
この後、短時間ですが雨が止んでお花の写真を撮ることができました。
ババ平のテントへ戻っても雨はやまず。雨具の下で大汗をかいたため、乾かない服を着たままブルブル震えておりました。脱いでしまうと乾かないので、なんとか着乾かしたいのです。
みそラーメンと槍ヶ岳山荘でもらったちまき弁当を湯煎で温めて(これすごくおいしい)少し元気を取り戻すことができました。
8/15 早朝曇り、その後雨。ひたすら雨。天気予報を確認すると、16日は暴風雨の予想。予定を一日繰り上げて一気に下山することにしました。
帰りの名神高速は米原付近で豪雨のため冠水。ここが最大の核心部だったかも・・・うそです。でも恐ろしかったです。
(所感)
最初から最後まで雨にやられ、忍耐力を試される山行でしたが、槍ヶ岳登頂の日は奇跡の快晴。本当にラッキーでした。
山行中やテントでの雨や濡れへの対処等、また勉強になる事がたくさんありました。
ニュースで16日の悪天候でこの山域で遭難が相次いだことを知りました。
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