硫黄岳〜横岳〜赤岳（桜平からピストン）◆稜線の雪少なーい◆

2022年12月21日(水) [日帰り]

• GPS: 08:44
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,551m
• 下り: 1,553m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:19
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:42

距離 16.4km 登り 1,552m 下り 1,553m

7:10 桜平
7:28 7:29 夏沢鉱泉
8:05 8:06 オーレン小屋
8:21 8:24 夏沢峠
8:40 山びこ荘
8:42 ヒュッテ夏沢
9:29 9:40 硫黄岳
9:54 9:55 硫黄岳山荘
10:17 10:18 台座ノ頭
10:32 10:33 横岳
10:40 10:41 横岳（無名峰）
10:49 三叉峰
10:56 10:57 石尊峰
11:01 11:02 鉾岳
11:06 11:08 日ノ岳
11:16 11:18 二十三夜峰
11:24 11:26 地蔵の頭
11:28 11:58 赤岳天望荘
12:19 12:20 赤岳頂上山荘
12:23 竜頭峰分岐
12:27 12:35 赤岳
12:38 12:39 赤岳頂上山荘
13:00 13:01 赤岳天望荘
13:03 13:04 地蔵の頭
13:10 13:11 二十三夜峰
13:22 日ノ岳
13:24 13:25 鉾岳
13:30 13:31 石尊峰
13:36 三叉峰
13:42 横岳（無名峰）
13:57 台座ノ頭
14:11 14:12 硫黄岳山荘
14:30 硫黄岳
14:58 15:05 山びこ荘
15:05 15:06 ヒュッテ夏沢
15:16 15:17 オーレン小屋
15:36 夏沢鉱泉
15:50 桜平
15:52 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平（上）駐車場

コース状況／危険箇所等

下記は本日現在の状況です。冬季の積雪等状況は日々変化しますので、最新の情報を入手されることをお薦めします。

【桜平↔オーレン小屋】
スタートから積雪あり。夏沢鉱泉までは車1台幅が圧雪状態です。

【オーレン小屋↔夏沢峠】
積雪は30cm程度、新雪が踏まれてとてもいい状態です。岩や石も出ていません。

【夏沢峠〜硫黄岳〜台座の頭】
積雪は30cm程度かと思われますが、強風で雪が飛ばされ岩の露出が多いです。アイゼンでは歩きにくいです。

【台座の頭↔赤岳】
所々吹き溜まりのように雪がまとまっている箇所がありましたが（深さ50cm程度）、多くは岩とのミックス状態です。地蔵尾根の最後の登りも半分以上岩を踏みました。

全体を通して、雪はまだまだといった感じでした。このあと一降りか二降りあると根雪になって安定しそうです。
夏沢峠でアイゼンを履いたものの、あまりの岩露出の多さに硫黄岳でチェーンスパイクに換装、結局その後はずっとチェンスパでした。

写真

12/21 8:07

オーレン小屋手前の静かな森、好きな場所です。

12/21 8:09

空に向かうクリスマスツリー。

12/21 8:11

オーレン小屋、すでに営業は終了しています（冬季避難小屋は開放されているようです＝未確認）。

12/21 8:13

復路は赤岩の頭からオーレン小屋に戻ろうかとも思ったのですが、どうやらお一人のトレースのみ。ちょっと苦労しそうだったので、今日は見合わせました。

12/21 8:18

夏沢峠へ向かって。新雪が踏まれて歩きやすいコンディションです。

12/21 8:31

夏沢峠に出ました。

12/21 8:31

あれ？ちょっと雪が少ない？？

12/21 9:30

硫黄岳へ登って行く途中もこんな感じのミックス。

12/21 9:32

爆裂火口

12/21 9:35

振り返って天狗岳の双耳峰（西天狗と東天狗）、奥は蓼科山。

12/21 9:35

浅間山とそこから連なる山脈。

12/21 9:35

頚城山塊

12/21 9:35

後立山連峰、来年は白馬から爺ヶ岳（種池）までの縦走やりたい。

12/21 9:35

穂高連峰〜槍ヶ岳、右側は今年歩いた野口五郎とかかなぁ？

12/21 9:35

乗鞍岳

12/21 9:36

御嶽山

12/21 9:38

硫黄岳登頂

12/21 9:39

この後進む横岳〜赤岳と阿弥陀岳。

12/21 9:50

雪が薄くてこんなに石や岩が出ています。で、アイゼンからチェンスパに換装。

12/21 10:03

硫黄岳山荘も雪に埋まることなく、この状態。

12/21 10:06

大同心と阿弥陀岳

12/21 10:24

大同心に3人の姿が。アルパインの世界？すごいなぁ！

12/21 10:28

台座の頭に着くと、正面に富士山ドーン！

12/21 10:28

秩父の山もよく見えています。

12/21 10:34

カニの横ばい手前のトラバースはきちんと踏まれています。

12/21 10:35

カニの横ばいはこんな感じ、岩の露出多いです。

12/21 10:40

横岳（奥ノ院）登頂

12/21 10:49

このコースならではの構図、赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプス（北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳）。

12/21 10:57

杣添尾根もまだブッシュが目立ちます。

12/21 11:16

カニのタテバイ、深雪のラッセルを覚悟していたのですが・・・雪はこんな程度でした。

12/21 11:19

赤岳と富士山

12/21 11:25

このあたりはほとんど岩が出ています。

12/21 11:37

赤岳展望荘。今年の営業はすでに終了しており、来年の小屋開けは2月4日の予定だそうです。

12/21 12:15

地蔵尾根で赤岳頂上へ、雪がほとんどなく岩だらけのエリアもあります。

12/21 12:32

赤岳登頂

12/21 12:41

阿弥陀岳、来年の登り初めはやっぱりここかな？

12/21 12:41

ギボシ、権現岳、三ッ頭

12/21 12:42

真教寺尾根も県界尾根も全然白くない！

12/21 12:47

この稜線を戻ります。

12/21 14:08

爆風地帯を越えて本日2度目の硫黄岳へ。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

yoisa

北陸地方に大雪をもたらした寒気と今週末にやってきそうな寒気の隙間を縫って、この日は天気がよさそう。どこか雪山登りたいと考えるも、北の方は積雪状況がわからず。甲斐駒ヶ岳を考えましたが、七丈小屋インスタグラム「今日は最大で胸までのラッセルでした」に怖気づき却下。結局歩き慣れている地元・八ヶ岳にしました。
3日前に市街地でも雪が降ったので山の積雪に期待、「深雪ラッセルだったらどうしよう（どこで引き返そう）」の心配までしてワカンも背負って出かけたのですが・・・。

夏沢峠までは、ほぼイメージ通りでした。峠でアイゼンに履き替えながら、でも何となく雪が少ない感じがしていました。そして硫黄岳に向かって登っていくと、想像以上のミックス状態、アイゼンでは岩場では歩きにくいです。硫黄岳山頂でまさかのチェンスパに換装となりました。
その後横岳あたりからはアイゼンやピッケルの出番があるかと思いきや、結局赤岳山頂まで、そして復路もずっとこのままでした。
クリスマス寒波＆年末寒波でまとまった雪が降ればやっと「雪山」でしょうか。

コメント

xyzJIN

南ヤツ主稜線ピストン縦走、お疲れさまです！
どの写真もすばらしい絶景で、食い入るように拝見しました
雪少ないなぁ〜って感じでしたが、先週からの寒波でどっさり積もったでしょうか
美濃戸からじゃなく、桜平からピストン縦走するyoisaさんルート、
いつかやってみたいと考えてますが、雪山から足が遠のいてます。。。

年始の阿弥陀岳、楽しみにしています♪

yoisa

xyzJINさん、こんにちは(^^)
先日の寒波では名古屋も雪積もったみたいですね〜。八ヶ岳もここ数日で積雪増えたようです。
ポピュラーな「美濃戸から周回」に比べて「桜平からピストン」はコンディションや気分に応じて好きなところまでで引き返せますし、天狗岳など北ヤツにも足を延ばせるので気に入っています。

＞いつかやってみたいと考えてますが、雪山から足が遠のいてます。。。
気の向いたときにまた行ったらいいじゃないですか xyzJINさんのカッコいいプロフィール画像は赤岳ですよね？こんな八ヶ岳ブルーにまた会えたらいいですね！