20140830 池山〜空木岳〜千畳敷駅縦走
- GPS
- 32:44
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,729m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:38
天候 | 8月30日 朝は晴れ、午後から崩れて夕方雨、夜は晴天 8月31日 たまにガスがかかるが、概ね良好 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路は林道終点まで通っておらず、三本木地蔵までしか行けない。 菅ノ台バスセンター〜三本木地蔵までタクシーで2000円 9月1日からは道路工事のため、バスセンターからの道が通行止めになるようなので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは空木岳登山口または、千畳敷駅にあります。 危険個所は大地獄小地獄に鎖場あり、空木岳〜濁沢大峰までにも鎖場や鎖のない岩場多数。 |
その他周辺情報 | 菅ノ台バスセンター付近に飲食店・温泉あり。 飲食店は夜9時まで営業しているところもあり、温泉に入ってからでもご飯を食べれる。 温泉:こまくさの湯 610円 食事:すが野 ソースカツ丼980円 ざるそばとカツ丼セット1250円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
マット
耳栓
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感想
8月30日(土)から8月31日(日)にかけて空木岳〜千畳敷に縦走してきました。
いつも通り単独行で、初日は空木岳に、2日目は空木岳から千畳敷に縦走します。
今回は駒峰ヒュッテに宿泊する予定でしたので、どれくらいの寒さになるのかわからないので防寒具や食事の準備やシュラフなどでザックは15kgを超えてしまいました。今後の反省として、もっと荷物を軽量化しないといけないと思いました。
初日は空木岳の登山口の手前、三本木までタクシーで行き、そこから登山道を歩いて空木岳登山口を目指します。登山道に入ってすぐ右手に空木岳で亡くなられた方のお墓(碑?)がありました。改めて登ろうとしている山が危険を伴うことを再確認させられて、気を引き締めて登りました。
登山口から大地獄までは比較的なだらかで、距離を歩いて高度を上げていくような道でしたので非常に歩きやすく、足の遅い私でも予想していたコースタイムとほぼ同じような時間で歩けました。
ただ、一変して大地獄から小地獄にかけては、急な岩肌を登ったり降りたりの登山道になります。今までの山行で岩を昇り降りしたことがほとんどなく、初めての岩にとても苦戦し、時間もかなりかかってしまいました。
登っていくとともに天候はだんだんと崩れていき、迷い尾根を抜けた頃には小雨が降り出しました。
空木平の分岐後、稜線に出ても眺望は望めませんでしたが、逆にガスの中から次々と姿を表すいろんな形の花崗岩が、次はどんなのだろうと楽しみを増やしてくれました。そして、駒石が姿を現した時にその大きさのあまり、一人で感嘆の声をあげてしまいました。
初日は空木岳には登頂せず、山頂手前の『駒峰ヒュッテ』に宿泊しました。
宿泊手続きを小屋番の方に済ませて、寝る場所に案内される頃には外は本降りの雨に変わっていました。
その日は簡単な食事を作って食事を済ませ、宿泊者の方と少しお話をし、前日が徹夜だったので18時過ぎには寝床につきました。そして、23時頃に隣で休まれていた方に外が晴れていると起こしてもらい慌てて外に出てみると、今までに見たこともない数の星空が広がっていました。
ちょうど、空木岳の山頂から天の川が出ていて、夏の大三角が空木岳の上にありました。ヒュッテのテラスから見下ろせば雲海が出来ていました。夜の雲海がこんなに幻想的だとは思いもしませんでした。
2日目は4時に起床し、朝ごはんを食べ、5時過ぎにご来光を拝むため山頂に向かいました。
残念ながらご来光は拝めませんでしたが、朝焼けに染まる南アルプスは見ることが出来ました。
空木岳から東川岳、熊沢岳、大滝山、檜尾岳、濁沢大峰、島田娘を越えての縦走は想像していた以上に過酷でした。
空木岳〜濁沢大峰までは岩稜帯が多く、足がすくむ高さの岩も多かったです。
花崗岩でしたので、足が滑るようなことはあまりなかったですが、岩場に慣れていない私にとっては時間がかかってしまい、コースタイムは大幅に遅れました。
加えて、左膝の痛みと右足首の痛みのため行程を見直し、極楽平から千畳敷駅に降りるようにしました。
天候が心配だった山行でしたが、大雨に打たれることもなく無事に下山でき、良い経験と思い出になりました。
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