剱岳・立山

2014年09月01日(月) 〜 2014年09月02日(火)

• GPS: 18:22
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,356m
• 下り: 2,347m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:33
• 合計: 7:19

9:02 スタート地点
9:44 9:44 展望台
10:18 10:24 浄土山
10:37 10:41 浄土山南峰（立山）
11:03 11:06 一の越山荘
11:07 11:20 一の越山荘
12:22 12:52 雄山
13:08 13:10 立山
13:10 13:30 大汝休憩所
13:42 13:43 富士ノ折立
14:30 14:30 真砂岳
15:14 15:28 別山南峰
16:21 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 8:16
• 休憩: 2:42
• 合計: 10:58

6:01 剱沢キャンプ場
6:05 6:15 剱澤小屋
6:35 6:37 剣山荘
7:00 7:05 一服剱
7:51 7:59 前剱
8:35 8:43 平蔵の頭
8:46 9:04 カニの縦バイ
9:12 9:14 カニのハサミ
9:21 9:49 剱岳
9:54 9:54 カニのハサミ
9:59 10:25 カニの縦バイ
10:28 10:43 平蔵の頭
11:03 11:05 前剱
11:41 11:44 一服剱
11:59 12:10 剣山荘
12:30 12:38 剱澤小屋
12:48 12:54 剱沢キャンプ場
14:46 14:46 剱御前小舎
15:34 15:34 新室堂乗越
15:53 15:57 浄土橋
16:08 16:11 雷鳥沢ヒュッテ
16:20 16:21 雷鳥荘
16:39 16:41 みくりが池温泉
16:51 16:51 みくりが池
16:59 ゴール地点

最終バスに乗り遅れないようにしないとね・・・
俺なんてターミナルに到着したのがジャストだったからね(^<^)

天候

一日目、曇りのち雨・二日目快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

言わずと知れてますが立山駅よりケーブルカー7分で美女平より
高原バス50分程度
室堂立山駅駐車場は無料　　
ケーブルバスは往復4310円
手回り品（手荷物）片道300円

コース状況／危険箇所等

立山連峰も剱岳もガレ場やガレ岩場が多く不意に見上げて頭を打ったりするので
ヘルメットは絶対必要。実際に転んで頭を切った人を見ましたが裂傷で血がダラダラ出てました。夫婦でしたが隠すように止血してました。ヘルメットも被ってない後
めたさなのか救助依頼は要らないと言っていましたがどうなったのやら・・・

その他周辺情報

自分は北陸自動車道より高速で東海北陸自動車道で名古屋方面に帰りましたが
ガソリンスタンドが見当たらなく高速手前で見つけたのですがまぁ一目盛りちょっと
あったので高速道路で入れようと思って乗ったらとんでもない事になりました。
なんと立山インターよりジャンクションを経てひるがのＳＡまで約１５０ｋｍ区間で
ガソリンスタンドがありません。道中、最長で１０ｋｍ以上のトンネルを含め
トンネルだらけで途中下車してガソリンを入れる羽目に。
しかも高速道路場でガス欠になるのが嫌で警察車両に故障車表示をしてもらって
通行し、結局、１０時１５分着の予定が１２時半に帰宅しました。
今後の教訓ですが取り合えずガソリンは満タンにしてですね。
それにしても日本の高速道路事情の中に１５０ｋｍもの無給油区間がある事に
改めて驚きました。
みなさんも気を付けて下さい・・・

写真

立山駅

ケーブルに乗ります(#^.^#)

美女平から高原バスに乗ります。後で分かったのですが右に写ってる方と同じルートでした(^<^)

室堂が見えてきた(・。・)ちょっと引き締まる

5時5分がリミット・・・

ここのお水はマジで旨かった(#^.^#)給水はここで・・・

観光の方に頼んで一枚。うむ綺麗に撮って頂いた(^。^)

これを登るのか？？

これかな？？

どこからか全然分からん(・。・)

地図で確認

これが雄山かな？

取り合えず浄土山から参ります(・。・)

展望場があったので行ってみたが^_^;

思ったより急というか久しぶりなのでそう感じる^_^;

本当の山頂はガレて進入禁止なので軍人慰霊碑を山頂として(^'^)

あっちのようです・・・

大学の観測小屋ですが立派ですね(^'^)

その先が見えないので不安ですが道はしっかり付いてますね

あそこまで下るようね

一の越山荘(^'^)ちょっと休憩してご飯を食べました

立派なトイレの向こうに尾根が見えている・・・

登り始めると落ち着いてるけどガレ岩ですね。転んで頭から血をながしている夫婦の旦那さんがいました。ヘルメットをかぶっていなかったようです。これだけ岩が多い所はかぶらないとと改めて教訓。一応、お声掛けしましたが大丈夫と言われたのでそれ以上は出来ませんね^_^;

ガレガレだけど歩くには問題ないです

雄山山頂が見えてきました。建物ですが・・・

雄山社務所です。今まで見た写真の通りの感じですね

雄山山頂標です　お金払わないと天空場には上がれません。ちなみに川で拾った石に願い、名前など書いてここまで運んで置いて行くらしいです。知ってたら持って上がってきたのにな。それも一番でかいやつをね(*^^)v

ホレ、この通り最近の災いをお祓いしてもらいます<m(__)m>

うむぅ　悔しいけどなんかかっこいいなぁ　あそこに住む者、世界を把握する(；一_一)

あちこちに雪渓が残ってます。氷河と言われるのも納得する規模ですね

そして見えて来たのが映画「春を春を背負って」の大汝山小屋です。なんてまだ見てないけどDVDで出たらみたいなぁ・・

すみれ小屋の看板が置いてあったので一枚(*^^)v

大汝山山頂です(*^^)vが、残念ながらこの後から本格的な雨になる・・・

ここで視界不良になったので富士の折立はスルーして

ここでレインウェアーを装着(・。・)勢い余って地図も全部、ザックINで・・・

結果、地図を出すのが面倒になり前方を歩く4名の方の後を付いていく事に(#^.^#)行き先が一緒だったのでお任せで・・・

やっと剱沢キャン場に続く道が・・・

スルーするつもりだったのに間違えて到着した別山山頂(#^.^#)

雨の中でのテント設営が初めてだったので勉強になったがとにかく寒い(゜レ゜)

テントから剱岳を望むも水溜りが気になる。明日は無理だとすでに諦めモード。

夜中に雨音が消え、静寂と共に天の川の満点の星空が見えテントの向こうには剱岳がクッキリ(゜レ゜)

二色でもいいね

もうすでに心の中は剱岳。直ぐにご飯を食べて出発

お日様が顔を出し出発

雪渓を渡る前にオコジョが足元まで来てくれた。たぶんここに住んでると思うから行った人はチュッチュッとか口に出してみたら出てくるかも(*^^)v

雪渓を渡る・・・カチカチで滑るよアイゼンはいらんけど・・・

剣山荘

剱岳登山道

後ろを振り返ると遠くにテン場

小さな鎖場を越えて一服剣より剱岳

これ行けれるのか？？

ヤマレコでもよく見る梯子(^。^)左に降りて手すりとして使った(*^^)v

カニのたてばい

思っていたより随分危険だった。死にたくないから落ちないだろうけど危ない。高所恐怖症の俺にはもうコリゴリ
まぁ途中の危険場所も色々な方のレコで紹介されているのでパスしてと・・・

ば〜〜ん　剱岳山頂　マジで感動(^。^)　褒めてあげた良く来たね(*^^)v

山頂からの絶景

も一つ　ど〜ん

で、あっと言う間に帰りの危険な鎖場。見てるこっちが怖いわ(+o+)

後ろを振り返ると剱岳・・・

前をみると剣山荘が眼下に・・・

一気に下りてきました。実をいうと水がもうなくて・・・

800円のビールを買った。で、カメラ2台とスマホの電源を入れて3枚の写真を写した。その間を我慢する事でビールの美味さが倍増するので(#^.^#)帰りの運転までにはアルコールも飛ぶだろうし。

テン場のテントを撤収して急いで帰路に・・・

が、前日からの疲労と剱岳の疲労とそれでも重すぎる荷物で剣御前小屋まで2時間？掛かった？？で、バスの時間に間に合わなくなるので休憩せずに急いで下る

遠くに見える雷鳥沢キャンプ場・・・辿り着けるのか一時間で？？まぁ結果、48分で着だけど・・・

が、結局、雷鳥坂を下るつもりが新室堂乗越で下ってしまった(+o+)やっと雷鳥沢キャンプ場に・・・

ところがキャンプ場からの登りが最悪だった。全部、階段、しかも見える建物が全て室堂バスターミナルに見えて、やっとゴール？やっとゴールを繰り返しこれがみくりが池？？(+o+)

一応、出発点に戻ってGPSのログをつなげるアホなオレの糸が切れる瞬間の顔、そしてゴールです・・・

そして一分前に乗車出来た(*^^)vマジで辿り着けた(*^^)vこの目の前の女性達のお仲間さんも俺と同じくヘロヘロしてたけど間に合ったのは執念だなきっと・・・頑張ったね(*^^)v

そして立山駅でホッとした・・・

帰りにお世話になったパトカー

結局、25kgをかついで28kmを歩いた。まぁ剱岳は荷物少ないし、帰りはそれでも20kgには抑えたかな。呑み残した日本酒は持って帰って来たのは食べ物を粗末にしない心がけから・・・
(#^.^#)

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

備考

今回の総重量は２５ｋｇ、体力と距離に合わせてもう少し加減できるとよかったかな

感想

piroron

総距離が28kmありました。二日間で歩くとなると25kgの荷物ではもう無理。去年の奥穂高でもそう感じたが今回は限界を越えたので・・・
もしバスの時間に制限がなければ到着出来なかったかも。
やっぱり長い距離を歩く時はそれなりに時間的にも余裕が持てないと駄目ですね。
剱岳は思ってたより険しく危ないものだった。ヤマレコのレコを読んでるとさほどでもなさそうな感じを受けていたが改めて人の感受性は人によって真逆にもなる事を
知った。しかも子供を連れて登ったレコを数回読んだで微笑ましいとも思っていた
けどそれも今では間違っていると思う。
雄山に白杖の登山者が娘さんと登っていた目が見えていてもふらつくのだが大丈夫？
なのと問うのは娘さんの本人の気持ちがあるのだからこちらは俺がとやかく言う事で
ないけど子供は違う。
自分の意思を持った子供の考えで剱岳に登るというのであればそれはそれで仕方ない
かもしれないけど親が子供の意思とは関係なく連れてきてるのであればやめた方が
いいと思う。そんなのは関係ないだろと思うかもしれないが、目の前で子供の痛々
しい姿を見るのが嫌なので。
俺が親なら絶対に連れて来ないし、子供のうちは子供に意思があっても連れて来な
い。
ハーネスを付けて登るのも恥ずかしいと他の場所で見た事があるし、ここは一般
登山道だからとも見たけどハーネスを付けることが決して恥ずかしい事ではないと
考えてほしいと思います。
山頂でご飯を食べるという僕のスタイルの登山から考えるからか山を下りる時に
またねとは思わなかったのが本音です。
でも誰かが是非にというのであればまた来るかもしれないけど単独ではおそらく
来ないでしょう。
でも終わって見たら心を満足させてくれた事には違いありませんが・・・

http://youtu.be/Cr9MUbGoIMQ