南アルプス 広河原から仙丈ヶ岳、間ノ岳、北岳を周回
山梨県
長野県
静岡県
tsuetate
- GPS
- 80:00
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,709m
- 下り
- 3,193m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:21
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 3:33
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:28
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:55
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:06
| 天候 | 晴れ後曇り時々雨 北岳では雹 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
北沢峠から仙丈ヶ岳、広河原から北岳、間ノ岳の間は、人気の登山コースとあって平日でもたくさんの登山者がいましたが、それ以外の場所は登山者も極端に少なく静かな山歩きとなりました。 野呂川越から三峰岳まで、樹林の中を2時30分（地図に記載されているコースタイムは3時間）かかりましたが、かなり長く感じられました。時間と気持ちに余裕を持って歩きたい区間です。 北岳山荘から北岳を目指す頃になると雹が降ってきて、濡れた岩場には注意を払いました。晴天であってももちろんのことですが、雨天の場合この区間は特に注意が必要と思われました。 |
| 予約できる山小屋 |
仙丈小屋
|
写真
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2日目の夜は、クスクスにオートミールをブレンドしたものにお湯を入れて、和風スパゲッティーソースで味付け。ドライソーセージをトッピング。これも手軽でけっこう美味い。ULメシです。
両俣小屋から左俣沢のルートを辿ってきたnekojigenさんに再開。天候が悪化して心細くなっていた所に、明るい太陽を見るようでした。うれしかったな〜。
広河原までの下山ルート。途中にある白根お池。池のほとりにあるテント場。なんと素晴らしい場所。次回はぜひここにテントを張りたいものです。
感想
2回目の南アルプスです。
ワンダーフォーゲル2013年8月「歩こう。南アルプス」の特集を見て、昨年は黒戸尾根から早川尾根を縦走。そして、今回は仙塩尾根を歩いてきました。
本誌では、北沢峠から奈良田温泉の第一発電所までのコースとなっていましたが、第一発電所から広河原行きのバスの便が、平日は朝と夕の2本しかないので、間ノ岳からコースを変更し、北岳を経て広河原までの周回としました。
3泊4日のテント泊ですが、初日は、自家用車とバスで北沢峠まで移動し、ほんのわずか歩いて長衛小屋なので、登山としては実質3日間の行程です。
昨今話題を集めているUL（ウルトラライト）の潮流に少しだけ乗っかり、装備をそれなりに軽量化しての山行としました。ウルトラまではいかず、そこそこライトくらいですが。
主な軽量化
●ザック
モンベルのバーサライトパック50リットル。もう絶版になってしまったようですが、重さは1,110g。軽さの割にしっかりしたフレームが入っていてとても背負いやすいザックです。但し、ザックの素材は軽量化のためにかなり薄く弱いのは否めません。補修用シートは必携ですが、それを差し引いても、大変満足しています。
●スタッフバッグ
以前は何の疑問も持たず通常のスタッフバッグを使っていましたが、重さを計ってみると約30gもあるではありませんか。わずか30gですが、これが3〜4つあればすぐに100gを越えてしまう。バカになりません。これに気づいてからはスタッフバッグの代わりにジップロックを多用してますが、こちらは防水も効いて10g。値段も安いし登山用に最適です。
●クッカーとストーブ
ULの定石通り調理はお湯を沸かすだけ。調理しないのでクッカーはスノーピークのシングルチタンマグの450mlと300mlの2つ。あとは空き缶で作ったアルコールストーブでお湯を沸かすのみです。
●食料
今回は、初めてクスクスと焼き玄米をメイン食材に利用してみました。どちらもお湯を入れるだけですぐに食べられる大変具合が良い食材です。クスクスはとても細かい顆粒状のパスタですので、市販のパスタソースや粉末のスープ等で味に変化をつけられます。焼き玄米は、そのままでも食べられるので非常用にも最適で、こちらもスープなどで味に変化をつけられます。コスト的にみても優れているので、今後の山行にも積極的に使っていこうと思います。
レシピ
・朝食 フリーズドライの玉子とほうれん草のスープにお湯をそそぎ、そこに焼き玄米を入れて雑炊風に。
・夕食 クスクス50gにオートミール20gを混ぜたものにお湯を入れ、市販のパスタソースで味付け。トッピングはドライソーセージ。今回は「キユーピーあえるパスタソース・薫るあおさ＆じゃこ」を使用。なかなかイケる味でした。他に、粉末のトマトスープとブイヨンも用意しましたが、こちらは予備ということで未使用。
他の装備は、特別軽いというほどではありませんが、全ての持ち物の重量を量り一覧表にして検討すると、それだけでずいぶんと軽量化の方策が見えてくるものです。
登山用具ではありませんが、軽量化に関しては、デジタル秤が一番貢献してれたグッズと言えそうです。
初日は、重くても豪華にということで、炭火焼きチキン、豆と野菜のサラダ、うの花、そして途中のパン屋で購入したチーズ入りのパン。それにエビスビールのロング缶を加え、満足感一杯の内容に。2日目以降は、それなりに（笑）。
こんな感じで、初日は、水なども全て含んだザックの総重量が12.6kg。2日目からは11.7kgでスタート。トレランのトレーニングも兼ねてハイペースで歩いたり、眺めの良い山頂でゆっくりと時間を過ごしたりと、単独行の利点を活かして好き勝手なペースで楽しむことができました。
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仙丈ヶ岳の登りと両俣小屋では色々ご教授頂き勉強になりました、左俣を直登後、北岳山頂から北岳山荘に降りている途中でお会いして早いのにびっくり！
こちらのレコもやっと今日上げました！(笑)
また何処かでお会い出来ましたらよろしくお願いします！
nekojigenさん、メッセージありがとうございます！
日常に舞い戻って、仕事の山を毎日越えてました（笑）。
ようやく休日のひととき写真の追加と感想などをまとめることができました。
北岳の手前では、雹が降るは、ガスにまかれるは、雷は鳴るはで、心細いところにnekojigenさんと再会できて勇気百倍、一気に気分が晴れました。
また、どこかの山でお会いできると良いですね。
今後ともよろしくお願いします。
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