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Yamareco

記録ID: 520635
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ジャンダルム〜奥穂から西穂へ

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月28日(日)
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yogins その他1人
GPS
32:00
距離
14.1km
登り
2,109m
下り
1,485m

コースタイム

2014.09.27
06:00 上高地バスターミナル
07:53 岳沢小屋
11:13 奥穂高岳
12:00 穂高岳山荘

2014.09.28
03:40 穂高岳山荘
04:27 奥穂高岳
05:32 ジャンダルム
07:22 天狗のコル
09:30 西穂高岳
11:52 新穂高ロープウェー
天候 2014.09.27 晴れ時々ガス
2014.09.28 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
2014.09.26
22:30 新宿発上高地行さわやか信州号
コース状況/
危険箇所等
上高地〜奥穂高岳:夏道。岳沢小屋から先に急登あり。紀美子平から奥穂山頂までは吊尾根だが雪は完全になくなっている。終始落石・滑落注意。

奥穂高岳山頂〜穂高岳山荘:山荘手前に梯子2か所。目の前で登ってきた人が落石を起こし、下の人の顔に当たってた。小さな石だったが、当たり前だが痛そうだった。
落石・滑落注意。

奥穂高岳〜ジャンダルム:馬ノ背、飛騨泣き、ロバの耳と高度感を楽しめる岩稜歩き(トラバース)が連続する。未明の行動の場合はルートに詳しい方が賢明。ジャンダルムは信州側を巻くトラバースルートあり。落石・滑落注意。

ジャンダルム〜西穂高岳:天狗のコル、天狗岳、間ノ岳とアップダウンが激しい。4年前に比べ印の数も増えており、ちゃんと印をたどれば迷うことは少ないと思われる。とにかく奥穂〜西穂は高度感・岩稜歩きの慣れと体力が勝負。落石・滑落注意。

西穂高岳〜西穂ロープウェー:独標までは油断ならない。人が多いんで注意すべし。

登山ポスト:上高地バスターミナル
テント場:各小屋(穂高岳山荘:水込で1000円)
水場:各小屋
トイレ:各小屋
今回は色々担ぎ上げるものが多く、マット+三脚は苦肉の外付け。
今回は色々担ぎ上げるものが多く、マット+三脚は苦肉の外付け。
行動食のムーチョ2種とハムチーズパン。ムーチョは体調不良の時は苦しいことが分かった。
行動食のムーチョ2種とハムチーズパン。ムーチョは体調不良の時は苦しいことが分かった。
紅葉の中岳沢小屋を目指す。
紅葉の中岳沢小屋を目指す。
紀美子平への快適な登り。
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紀美子平への快適な登り。
ふむふむ。あれが5,6のコルへのルートね。
2014年09月29日 12:46撮影
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9/29 12:46
ふむふむ。あれが5,6のコルへのルートね。
ジャンダルムの上に人影多数。
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ジャンダルムの上に人影多数。
涸沢は紅葉が始まっている。というか、10月の3連休には枯れてるんでない?
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涸沢は紅葉が始まっている。というか、10月の3連休には枯れてるんでない?
内臓露出。適当過ぎた。
内臓露出。適当過ぎた。
食事。夕:米とカレーとから揚げ。朝:残ったご飯で鶏ゴボウ白湯雑炊。
食事。夕:米とカレーとから揚げ。朝:残ったご飯で鶏ゴボウ白湯雑炊。
暮れゆく前穂北尾根。
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暮れゆく前穂北尾根。
炊飯中に小鳥が挨拶。
2014年09月29日 12:46撮影
9/29 12:46
炊飯中に小鳥が挨拶。
イータポット1.0Lで1.7合くらいは炊飯できることが分かった。
イータポット1.0Lで1.7合くらいは炊飯できることが分かった。
お次は鶏のから揚げを温める。
お次は鶏のから揚げを温める。
なかなか豪勢な夕飯。
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なかなか豪勢な夕飯。
あひゃあ。次の目標にしようかな。
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あひゃあ。次の目標にしようかな。
西の空。あまり染まらず残念。
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西の空。あまり染まらず残念。
翌朝。未明に馬の背を降る。相方はかなりビビってた。
2014年09月29日 12:47撮影
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9/29 12:47
翌朝。未明に馬の背を降る。相方はかなりビビってた。
後続もあった。
2014年09月29日 12:47撮影
9/29 12:47
後続もあった。
ロバの耳あたり。まだ薄暗い。
2014年09月29日 12:47撮影
9/29 12:47
ロバの耳あたり。まだ薄暗い。
ジャンダルム目前でヘッデンを外す。
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ジャンダルム目前でヘッデンを外す。
山頂で日の出。
美しい。
tuxedoに着替える。これが余計な荷物だった。
2014年09月29日 12:47撮影
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9/29 12:47
tuxedoに着替える。これが余計な荷物だった。
御嶽山の噴煙。この角度だと煙が風に流されているのがよくわかる。
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御嶽山の噴煙。この角度だと煙が風に流されているのがよくわかる。
天使とともに。
2014年09月29日 12:47撮影
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9/29 12:47
天使とともに。
パノラマなんか。
パノラマなんか。
さて、西穂に向けてまだ先は長い。
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さて、西穂に向けてまだ先は長い。
逆送スラブも鎖を使わず、ボルダーXミッドGTXなら十分にグリップした。
2014年09月29日 12:47撮影
9/29 12:47
逆送スラブも鎖を使わず、ボルダーXミッドGTXなら十分にグリップした。
このころには体調不良でだいぶぐったり。
2014年09月29日 12:47撮影
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9/29 12:47
このころには体調不良でだいぶぐったり。
バス待ちの平湯でてんぷら付そば。美味し。
バス待ちの平湯でてんぷら付そば。美味し。

感想

待ちに待った時が来たのだ。
多くの計画中止が無駄で無かった事の証の為に、
再び我が理想を掲げる為に、撮影成就の為に!
ジャンダルムよ、私は帰って来たっ!

はぁはぁ。ちょっと興奮しすぎたようだ。

とりあえず奥穂⇔西穂は一昨年くらいからwacklessと行こうという計画を何度も立てながら、そのたびに天候不順のため計画中止に追い込まれてきた。
そんなこんなで月日が経ち、今回は相方と二人で行ってきた。

前回は7月に行って目前で敗退したが、今回は何とか歩ききることが出来た。
デジカメで撮影したものはほとんど使い物にならなかったため、フィルムカメラの現像結果に期待だ。

2014.09.27
06:00 登山届出して朝飯食ってパッキング済ませて出発。新宿のバスターミナルから思っていたが、今年はやけにMAMMUT使いが多い。上から下までMAMMUTとか、帽子から靴までMAMMUTの人がいて唖然とした。
象印、恐るべし。

12:00 前穂に寄ることもなくせっせと奥穂を経由し、穂高岳山荘へ。そういえばジャンダルムに結構な人影があったな。テント場は13張りほどあってまずまずの埋まり具合。
あぁ、山荘に降る梯子で落石起こした人がいて、下の人の顔に当たってたな。
やはりヘルメットはあった方がいいのね。

受付とテント設営後、俺は疲れてダウンした。起きてからGOPROの微速度撮影の準備をして飯炊きに取り掛かった。

今回はPRIMUSのイータスパイダー(新モデル)で250g(約1.7合)を炊飯してみたが、焦げ付くこともなく普通に美味くいただけるくらいの出来でかなり満足。
あとはから揚げを加熱して贅沢な夕食を楽しんだ。

2014.09.28
朝起きて飯食おうとしたらなにやら気持ちが悪く、全く食欲が湧かなかった。
余ったご飯を鶏ゴボウ白湯雑炊にしたが3口でスプーンが止まってしまう始末。
ジャンダルムも中止か?とかよぎったが、とりあえずトイレで大を済ませたらだいぶ気分が良くなったんで出発することに。

03:40 穂高岳山荘出発。先行者は1名のみか。そのままゆっくりと奥穂の山頂に立ち、挨拶を交わす。暗闇で進むか明るくなるまで待つか悩んだが、体が冷えるとよろしくないんで、馬の背まで行って考えることにした。

馬の背の降りはまだヘッデンないと進めない状況だが、とりあえず相方に行けそうか確認しながら降りてみた。さすがに緊張したようだ。
あとは飛騨泣き、ロバの耳を順調に通過し、明るくなり始めたところでジャンダルム基部に到着。直登ルートを確認し、先行する。相方も特に問題なくついてきた。

05:38 ジャンダルム。2年ぶりだろうか、ここに立つのは。実に懐かしいし、気分がいい。ちょうど日の出が始まり、カメラの準備を行った。
そのあとはtuxedo&dressに着替えて二人で撮影を行った。ちょっとだけ晒し者になってしまったが、仕方ない。後で見返したら構図とか微妙でもっと撮っておけばよかったと後悔。

11:52 その後は西穂高岳に向けて歩き出したが、西穂手前で体調が一気に悪くなりはじめ、ロープウェー駅まではずっと下向いて目が虚ろだった気がする。いかんね。


今年の夏は8月まで天気が悪く全然山に行けてなかったが、9月に入ってから剱岳源次郎→槍ヶ岳北鎌→ジャンダルムと順調に歩けたんでよかった。
また、新調したイータスパイダーがかなり使えるので今後もスタメンになるだろう。ちょっとかさばるけど。

10月は3連休にのんびり温泉山行でも行きたいけど、混んでるかな…

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