唐松岳〜五竜岳(八方尾根〜遠見尾根)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,697m
- 下り
- 2,007m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:28
天候 | 10月15日 晴れ後ガス→霙(日中そよ風〜夜中10m前後) 10月16日 晴れ後ガス(無風) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方尾根アルペンライン時刻&料金表↓ http://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/alpenline.html 白馬五竜テレキャビン時刻&料金表↓ http://www.hakubagoryu.com/kankou/alps-summer/ タクシーの案内 アルプス第一交通Tel0261-72-2221(0120-973-212) 白馬観光タクシーTel0261-72-2144 信州名鉄交通Tel0261-72-2236(0800-800-3236) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 八方駅内に有り 【五竜山荘テント場】 幕営料金700円 トイレ:山荘外に有り 水:山荘玄関横に有り *10月19日までの営業 <八方山荘〜唐松岳> スタートから岩がゴロゴロ目立ちますが、全体的に整備されていて、八方山ケルンまで木道が整備され、途中トイレも設置してあり、八方池周辺でも木道が整備されている。八方池から本番って感じな登山道となり、人も少なくなり、左を向けば鹿島槍〜五竜、右を向けば白馬三山の絶景を楽しめる尾根歩きが楽しめます。 丸山ケルンで一休みし、これから向かう唐松岳の頂がようやく見えてくる。 次第に緩やかにトラバース気味になると、桟道がある。特に危険個所もなく、桟道から間もなくすると唐松岳頂上山荘が突如現れる。 唐松岳頂上山荘から唐松岳へは往復40分程度。現時点では雪も無く歩きやすい。 <唐松岳頂上山荘〜五竜山荘> 最低のコルまで250mほど険しい岩稜帯を下る。途中クサリ場もあり、雪が付着しているのでスリップに要注意!!所々クライムダウンしつつ、小アップダウンを繰り返し、最低のコルへ着くころには道も良くなり歩く安くなる。 最低のコルから下った分登り返しが待っている。ハイマツ帯の中を登り返し、さすがに疲れた体にはもう嫌だって思う頃に遠見尾根への分岐道標が見え、スグ下に五竜山荘が見える。 <五竜山荘〜五竜岳> 岩が多いが良く整備されていて歩きやすい。100mほど登ったあたりからトラバース気味に進む。この辺りから雪が多く目立つが数センチほどの積雪。スリップに注意しつつ、クサリ場を越え、三点支持しながら岩稜帯をよじ登り、少し行くと目の前に頂上への岩稜帯が目の前に聳え立つ。 頂上へと続く岩稜帯でのクサリ場では慎重に、クサリに身を委ねつつ、しっかりと足場を確認しながら登って行く。途中クサリ無いのかよ!?と思うところも岩の手掛かりを確認しながらよじ登る。1ヶ所手掛かりが無く、岩の中に手を入れて手掛かりを探りながら登りました。 <五竜山荘〜アルプス平駅> 五竜山荘から少し登り返し、遠見尾根の分岐へ。分岐から急な下りとなり、途中クサリ場も5つほどありました。クサリに頼らなくても良いくらいでしたが、クライムダウンを強いられる時にはクサリを使用しました。 途中ザレた道では木階段が設置されており、ありがたい!! 西遠見山で少し登り返し、道も緩やかになると地塘が所々に現れる。緩やかな道は花崗岩の抉れた道へと変わり、大遠見山を過ぎると、中遠見山での登り返しが待っている。そしてまた小遠見山での登り返しがあるが、巻き道へと続く道もあります。 小遠見山から道が良くなり、とても歩きやすくハイカーと良くすれ違う。アルプス展望リフトが動いておらず、周りにはお花畑が広がっていましたが、ほとんどの高山植物は終わりを告げていました。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 みみずくの湯 営業時間10:00〜21:00 入浴料金600円(割引券で500円) |
写真
装備
備考 | 水分使用量:水1.4L 飲料1L |
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感想
始めに。写真の中にnurupo分身が3ヶ所隠されてます。探してね→(´・ω・`)
またもや1ヶ月ぶりの山行となりました…
本来なら10月頭に、東北へと遠征するつもりでしたが、台風18号と重なり全て予約していた計画がキャンセルとなり、なんともやりきれない思いに…
次週も台風19号がぶつかりましたが、土日は良かったみたいでしたが、あいにくのお仕事で…。天気の悪い日に休みが多いnurupoの仕事…。
それにしても、紅葉の絶頂期を逃して、色々と不運なことが起きた紅葉シーズンでしたね…。特に御嶽山の噴火では度肝を抜かされました!!被災された方、亡くなった方、まだ見つかってない方…。ご冥福をお祈りします…。
いつものごとく下道へのらりくらり8時間ほど…。
白馬へ来るのは今年で4回目です。いやぁ〜遠い…。
先月の鹿島槍から目の前に見えた五竜岳が印象的だったし、まだ登ったこともないので、1つづつ百名山を塗りつぶそうということで、八方尾根〜遠見尾根のルートを選びました。
紅葉のシーズンも過ぎ、すっかり寒くなり北アルプスでは10月7日に初冠雪、そして15日に再度冠雪。上を見上げると白く冠雪した白馬三山が良く見え、アイゼン無しで大丈夫だろうか…不安も付きまといましたが、日中である程度溶ければ雪が無くなり問題ないかと思いつつスタート。
人も少なくて静かな山行となりそうで、天気も良く絶景を楽しめる尾根歩きとなりました。それにしても北アルプスは他とは違いやはりスケールが違いますね!!とにかく景色が素晴らしい!!
八方池では、昔子供の頃行ったみたいですが…覚えていませんが、鏡のように映った白馬三山を見て感動しました!!天気が良く、風も無く条件が揃わないと見えない逆さ白馬!!見られてラッキーでした。
1ヶ月ぶりのせいか、怠った体にはテント泊装備は重くのしかかり、次第に息が上がるnurupo。途中ソロ女性に抜かれつつ、聞くと同じルートみたいなので、なんとか負けじとガンバルnurupo…。
唐松岳から五竜へと縦走するときも常に先を行くソロ女性…。なかなか追いつけません…。唐松岳から最低のコルまでの下りは、なんだか穂高へ行った時の北穂から涸沢槍への下りを思い出しました。けっこう緊張を強いられる下りでした。積雪もありスリップに注意が必要でした!!これからの季節、軽アイゼンorアイゼンを一応持ってくだけ持って、現地に着いてから情報を得て、携帯すると良いですね!!
最低のコルからの登り返し…10m登っては少し休みの繰り返しでバテバテになるnurupo。こんなんじゃダメですね(´・ω・`)雪山や深い山々ではさらに体力必要になるのに…こんなんじゃ…。
なんだかんだで五竜山荘へ到着し、テントを設営。ぬ?どうやらテントはnurupoのみのようです!!なんとも嬉しいサプライズだな!!独占かよ!?小屋泊は6名ほどでした。
夜中、風が強く吹きバタバタと音を立て、さらに霙も降ってくる始末…。山の上じゃ無音でもなかなか寝れないのに、いつものごとくあまり寝れぬまま翌日へ…。
【2日目】
風はピタリと止まり、久しぶりに見る御来光!!
モルゲンロートで赤く染まる五竜岳!!雪が多そうで、登れるか心配でした…。そんな中先行してソロ男性の方が行き、行く末を見ながらnurupoも出発する準備し、頂へと向かいました。
思ったより雪も無く(数センチ)、足場もしっかりしてたのでノーアイゼンで問題なく、岩稜帯をよじ登るスリルを味わいつつ頂へ…。八方尾根から一緒だったソロ女性の方と山頂でお話し、お別れ。こんな険しい場所へソロで来られるなんて、強い女性ですね。山頂での絶景をずっと楽しみたい気持ちですが、そうも言ってられないので下山へ…。さすがに数センチの積雪でしたが慎重を強いられた下りとなりました。軽アイゼンを持ってくることをお勧めします!!
テントを撤収し、遠見尾根へと下山するころにはガスに覆われ、ちょうど良い時ばかり晴れ間が覗いた山行でした。
初冬(晩秋)のこのコースは最高ですね。
元々展望の良いコースですが、雪が付いた白馬三山や五竜・鹿島槍の景色は感動ものです。
私も今回このコースを行こうか迷ったのですが、昨年も同じ時期に歩いていたためもっと楽な常念岳にしました。
この時期は積雪の状態が日によって変わり昨年私が登ったときは稜線はほぼ冬山状態で、12本爪のアイゼンとピッケルの完全装備でした。
挙げ句の果ては五竜山荘で五竜登頂は自粛するよう止められ、指をくわえて山頂を眺めたものでした。
でもこのくらいの積雪でも下りは相当イヤらしいですね。登頂自粛のすすめは正しかったと思います。
素晴らしい写真とレコありがとうございました。
追伸:今回のnurupoさん(息子?)探し、ちょっと難しかったです
どうもyamayaさん(・ω・)
北アルプスは人気なだけあって展望最高ですね!
この時期はいつ積雪あってもおかしくない状態で、なんとなく予感してましたが…
備えあれば憂いなし…これからは雪山装備必須になりますね!
自分も雪山と言えば八ヶ岳が無難だから毎年行きますが、どこかで出くわしたら
nurupo分身紹介しますね(´・ω・`)
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