観音ヶ岳・地蔵ヶ岳 御座石鉱泉からピストン

2023年05月02日(火) [日帰り]

• GPS: 11:20
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,311m
• 下り: 2,293m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:28
• 休憩: 2:43
• 合計: 11:11

4:46 御座石鉱泉
6:32 6:36 旭嶽
6:55 7:05 燕頭山
8:27 9:05 鳳凰小屋
9:49 10:02 鳳凰小屋分岐
10:29 10:48 鳳凰山
11:04 11:12 鳳凰小屋分岐
11:45 11:54 アカヌケ沢の頭
12:09 12:16 地蔵ヶ岳
12:41 13:23 鳳凰小屋
14:28 14:40 燕頭山
14:50 14:51 旭嶽
15:57 御座石鉱泉

天候

晴天！ 若干の風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

韮崎ICから武川町を経由し御座石鉱泉へ。途中ダートからの舗装路からの再度ダート。ほんとにココまでバス通ってるんですか？
市営無料駐車場利用。トイレあります。ケータイ（Docomo）繋がります。50台ぐらいのキャパでしょうか。半数は埋まってました。前日から山に入っている方の車が多そうでした。

コース状況／危険箇所等

燕頭山コース。鳳凰小屋のスタッフが使われていて整備されているとのことだが、小屋開け早々なこともあり、若干荒れ気味？
燕頭山までは鬼急登。その先は若干傾斜はゆるくなるが、途中花崗岩礫が左右に崩落し切れ落ちてて足の置き場に困る箇所あり（要 小ジャンプ！）。
その先標高2300mあたりから残雪でチェンスパ装着。崩落気味の箇所のトラバースや木道の上など残雪がツルッツルに再凍結した上を慎重に通過する必要あり。
鳳凰小屋でスタッフの方に登りは地蔵がいいか観音がいいか聞いてみた。予想どおり観音方面は急斜面に残雪があり下りには適さず、地蔵方面は登りは砂に足をとられるが下りは楽ということで、観音から回ることとした。ただし観音岳への残雪の登りはかなりの急斜面。チェンスパ＋ストックでも登りなら大丈夫だったが、下るならピストン＋ピッケルあったほうがいい。
稜線に出て鳳凰小屋分岐から観音ヶ岳方面も所々凍結した残雪あり。スリップ注意。観音で折り返して地蔵方面も同様。
地蔵ヶ岳から鳳凰小屋方面の下りは途中までは砂地で楽しく下れる。その後は雪の残るルートの下り。
この日は気温が上がらず小屋から下の残雪もあまり解けることなく氷結した箇所が多い。先に書いたトラバース箇所など本当に気をつけてほしい。この時期は誰が滑落してもおかしくない状態だと思う。

その他周辺情報

食事の提供がある日帰り温泉（韮崎方面）を賢明に検索するも良いところ見つからず。夕方お腹が空いたのでLaSobaで蕎麦定食。旨し！。
その後奇異な建物が目立つ ゆ〜ぷるにらさき でお風呂！温めの露天のお湯で疲れ切った身体をほぐすことができました。
LaSoba http://lasoba.xyz/
ゆ〜ぷるにらさき https://yu-pool-nirasaki.com/

写真

5/2 4:43

おはようございます。御座石鉱泉です。
駐車場には1時半ごろついて車で仮眠を取ったんですが、寒かった〜。

5/2 4:44

トイレの建物とこの看板の間に鳳凰山への登山口があります。

5/2 4:44

本日は4人と1匹とあと1匹と・・・あれ？2人しかいないゾ？

実は予定メンバーの一人が体調万全でなく、今回は2パーティに分かれることになりました(泣)。こちらは計画どおり鳳凰山へクライムオン！

5/2 4:45

登山口の辺りに水仙。

5/2 4:58

そんなわけで、本日も相棒はユンさんです。今年に入って何回目だwww

5/2 5:04

日が昇ってきました。

5/2 5:11

南アルプスは低部から自然木が茂っていて森が美しい。

5/2 5:26

作業用の林道でしょうか。近くに車両が見えました。
ここを過ぎると一気に斜度が上がります。

5/2 5:37

5/2 5:47

1500mあたり。コバイケイソウが葉を出してます。

5/2 5:47

5/2 6:06

これはどっちだろう。北杜市を挟んで八ヶ岳の山麓かな。

5/2 6:15

「立身山五竜不動尊」とあります。

5/2 6:24

お、富士山だ。空は綺麗に晴れ上がってます。

5/2 6:46

この辺の苔って、わりと乾燥気味でしっとり感はないね。

5/2 6:46

5/2 6:53

八ヶ岳がほぼほぼすべて見えてますね。もう雪がないな。

5/2 6:55

とか言ってると山頂っぽい雰囲気。

5/2 6:58

燕頭山 2105m に到着です。ここでタイムを確認するとCT比0.5というカッ飛びぶり。

5/2 6:58

ここのピークは広いのですが、まだ木が高くて眺望はいまいちかな。

5/2 7:05

ベンチに落ちてました。思ってたより寒いぞ。

5/2 7:05

5/2 7:10

ちょっと休んだら進みます。この後鳳凰小屋まで何箇所かこんな感じの木橋がかかってます。花崗岩の砂礫が崩れやすいんでしょう。

5/2 7:15

甲斐駒ヶ岳が見えてきました。カッコイイ〜

5/2 7:20

2150m付近。路面が凍ってきました。

5/2 7:24

北アルプス展望地… どうだ？

5/2 7:25

拡大すると見えてますね。

5/2 7:27

オベリスクが見えてきた！

5/2 7:48

2300m地点。下ってきた方によるとこの先は雪が多いらしいのでチェンスパ装着！

5/2 7:51

雪の斜面。

5/2 7:53

結構凍ってます。気温が低めなので踏み抜きはないのですが、しっかりチェンスパを喰い込ましながら進みます。

5/2 8:12

富士見岩から。富士山が綺麗に見えてる！

5/2 8:18

こっちは薬師ヶ岳？

5/2 8:27

ようやく鳳凰小屋です。

5/2 9:03

鳳凰小屋でホットコーヒーを頂いて30分ほど休憩。
その後、小屋前の沢を渡り観音ヶ岳へ進みます。

5/2 9:04

ドンドコ沢方面。

5/2 9:24

写真だとわかりくいですけど、かなりの急斜面。

5/2 9:46

急登に喘ぎながらしばらく登ると韮崎の街が見えてきました。

5/2 9:54

稜線だ！ゼィゼイ…

5/2 10:01

観音ヶ岳まではあと少し。

5/2 10:06

ここのコルからの360度の眺望がなかなかいいです。
オベリスクと八ヶ岳。

5/2 10:11

農鳥岳、間ノ岳、北岳

5/2 10:11

仙丈ヶ岳

5/2 10:11

甲斐駒ヶ岳と地蔵ヶ岳

5/2 10:11

甲斐駒ヶ岳

5/2 10:11

北岳と仙丈ヶ岳

5/2 10:11

ここはいつまでいても飽きることがない。

5/2 10:22

5/2 10:22

5/2 10:22

5/2 10:23

5/2 10:23

5/2 10:23

5/2 10:23

歩を止めて絶景を眺めながら観音ヶ岳に進みます。

5/2 10:29

所々凍結箇所。

5/2 10:38

観音ヶ岳（鳳凰山）到着！

5/2 10:32

(元)二等三角点。

5/2 10:30

5/2 10:32

5/2 10:32

5/2 10:32

5/2 10:59

さて次は地蔵ヶ岳へ進みます。

5/2 10:33

5/2 10:59

これ眺めながら歩くんだぜ！
ただただ幸せな稜線。

5/2 10:59

5/2 10:59

5/2 11:04

鞍部まで戻ってきました。

5/2 11:04

5/2 11:11

5/2 11:12

5/2 11:16

5/2 11:25

さっきまでいた観音ヶ岳。

5/2 11:25

地蔵ヶ岳へ。

5/2 11:26

5/2 11:40

北岳の存在感。

5/2 11:40

5/2 11:46

アカヌケ沢の頭です。

5/2 11:46

5/2 11:47

早川尾根への道標。
4年前は夜叉神峠から上がってきて、ここでグッタリしてましたw

5/2 11:47

八ヶ岳もすごくいい天気のようです。

5/2 11:51

こっちは奥秩父山塊。中央の尖ってるのは金峰山です。五丈石は・・・ちょっとわからないか。

5/2 11:51

オベリスクが目前。

5/2 11:56

賽の河原に到着

5/2 11:56

ここからは甲斐駒ヶ岳です。

5/2 11:56

アサヨ峰と甲斐駒ヶ岳

5/2 12:00

5/2 12:09

4年前はバスの時間のため山頂標前で写真とってそそくさと早川尾根へ進んだんですが、今日は地蔵ヶ岳堪能します。

5/2 12:11

富士山と観音ヶ岳

5/2 12:12

甲斐駒ヶ岳

5/2 12:12

仙丈ヶ岳
今年は行きたいなあ

5/2 12:13

5/2 12:14

オベリスクの近くまで登ってみた。

5/2 12:14

5/2 12:15

5/2 12:15

5/2 12:18

5/2 12:19

5/2 12:19

何もかもが見飽きません。V。

5/2 12:22

あー、でも下りもそこそこ時間がかかるので下山します。

5/2 12:24

砂地をズルズル下る。

5/2 12:52

鳳凰小屋について昼食。なんとユンさん、フルーツ盛り合わせを用意してくれてました。泣き別れパーティのお二人、残念！

5/2 13:22

残念ですが、下山です。バイバイ！

5/2 13:28

富士見岩から再び。

5/2 13:28

後はひたすら下る。

5/2 13:34

凍結したトラバース。慎重に慎重に。

5/2 13:40

こっちはツルッツルの雪が被ってる木橋💦

5/2 13:49

5/2 14:09

オベリスクも見納めかな。

5/2 14:09

北アルプス

5/2 15:07

フキノトウ…ですか？

5/2 15:11

？

5/2 15:15

アカヤシオ？

5/2 15:35

美しい新緑の中、ガンガン飛ばして下山です。

5/2 16:00

はい下山ぬ。下りは鳳凰小屋からなんと2時間半！

5/2 17:37

下山後は韮崎のLaSobaで蕎麦定食で〆です。
お疲れ様でした。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

ミハラシ

　4年ぶり2度目の鳳凰山です。前回はとにかく楽に3山まわろうと夜叉神峠〜広河原ルートとしましたが、今回は鳳凰小屋に寄りたくて御座石鉱泉からピストンで2山です。鳳凰小屋の情報によるとこの時期ドンドコ沢ルートはまだ人が入ってないっていうことなので。いずれにしても日帰りで行くところじゃないですね。小屋かテントに泊まって時間を掛けて回りたい山です。
　予定ではあと2名メンバー（＋ワンコ）がいたはずなのですが、1名が体調万全ではないということで急遽2パーティに分かれることになり、すごく残念😥 でも今回のはかなりキツいルートでしたし力技でこの時間で回った感もあるので、判断は間違ってなかったかな。あちらの2人は日向山でゆるハイクできたようです。
　この日は全国的に好天に恵まれ鳳凰山もこの通りの絶景づくしでした。風も強めの予報だったところそれほどでもなく、気温もガンガン歩くには気持ちいい低さでした。
　なんといっても両手をあげて大好きな南アルプス。残雪期に挑むのは初めてでしたが、眼前に広がる残雪の白峰三山に仙丈ヶ岳がただただ圧巻！前回9月は雲海に浮かぶ姿でしたが、今回の残雪の姿は輪をかけて感動的で。観音ヶ岳から地蔵ヶ岳のルートでは何度も何度も左を見回し、この絶景にひたることができました。
　機会に恵まれば学生時以来の北岳再訪やその先の山々への訪問も果たしたいところです。
　最後に忙しいなか今回の山行に同行していただいたユンさん、ありがとうございまいた。