剱岳・立山

2009年09月21日(月) 〜 2009年09月23日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,864m
• 下り: 1,854m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:25
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:25

16:00 みくりが池
16:15 16:15 地獄谷
16:25 雷鳥沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 1:43
• 合計: 9:40

6:20 雷鳥沢ヒュッテ
7:26 7:26 剱御前小舎
8:43 8:43 一服剱
9:25 9:25 前剱
11:30 11:30 カニの縦バイ
12:02 13:45 剱岳
14:30 14:30 カニの横バイ
16:00 剱澤小屋

3日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 1:28
• 合計: 5:01

6:25 剱澤小屋
7:20 7:20 別山北峰
7:52 7:52 真砂岳
8:20 8:20 富士ノ折立
8:30 8:30 大汝山
8:35 9:58 大汝休憩所
10:25 10:30 雄山
10:56 10:56 一の越山荘
11:26 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

9/21 10:39

自宅を始発で出て、鈍行を乗り継ぎ、立山への玄関口JR信濃大町駅に着きました。

9/21 10:39

松本電鉄のバスで扇沢へ向かいます。
いつも単独行なので高いタクシーには乗れません。
北アルプスに来たときはいつもお世話になるバスです。
いつのまにかカラフルできれいな車体になっています。

9/21 12:21

扇沢からトローリーバスで黒部湖へ。日本でトローリーバスに乗れるのはもうこのアルペンルートだけでは？

9/21 13:25

展望台から黒部ダムを望む。

9/21 13:25

完全に観光客と化してます。

9/21 13:40

堤防を渡ってケーブルカー乗り場へむかいます。
天気がいいので気持ちいいです。

9/21 14:02

ケーブルカーで黒部平へ。

9/21 14:19

黒部平からはロープウェイ。
ほかの交通機関はほとんど待たずに乗れたのですが、ロープウェイは整理券を渡されます。

9/21 14:38

時間がかかりそうなので屋外で待ちます。
左がスバリ岳、右が針ノ木岳。
2年前に歩いたなあ…

9/21 14:40

ロープウェイを待つ人々。

9/21 15:29

結局1時間以上待ちました。
大観峰へ向かいます。

9/21 15:41

大観峰から再びトローリーバスに乗ります。

9/21 15:58

ようやく室堂に到着しました。
人生初です。
交通機関だけでこんなところに来られるなんで感動的です。

9/21 16:05

みくりが池を通過します。
剱岳が少しだけ見えます。

9/21 16:18

地獄谷を通過。
不気味な光景です。

9/21 16:40

巨大な雷鳥沢ヒュッテに着きました。
今晩はここに泊まります。

9/21 16:40

宿の北側の眺め。
この稜線の後ろに剱岳が隠れています。

9/21 17:30

夕食。

9/22 5:43

朝食。

9/22 6:20

今日は剱岳に登るだけ。
6時20分に宿を出ます。

9/22 6:54

別山乗越を目指してずんずん高度を上げます。
振り返って、右上の建物が泊った雷鳥沢ヒュッテ。

9/22 7:27

別山乗越で尾根に乗ります。
剱岳がやっと姿を現します。

9/22 8:00

しばらく行くと剱岳が全貌を表します。
かっこいい…。

9/22 8:43

一服剣にて。
前剱が目前にせまります。

9/22 9:25

前剱頂上に到着。

9/22 9:27

いよいよ剱岳の本峰へ向かいます。

9/22 10:00

鎖場を慎重に進みます。

9/22 10:04

ん…？
ものすごい行列が…。

9/22 10:09

カニのたてばい待ちの大渋滞です。

9/22 11:18

ひたすら待ちます。
もう少し…。

9/22 11:29

列の最後尾に並んでから1時間20分。
いよいよカニのたてばいに取りつきます。

9/22 11:29

休息は十分、気合が入ります。
こういう岩場はわくわくしますね。

9/22 11:49

カニのたてばいを無事に越えると頂上はもうすぐです。

9/22 12:01

剱岳頂上が目前。

9/22 12:44

剱岳山頂に到着 !!＼(^o^)／!!

9/22 12:24

小屋で作ってもらった弁当をいただきます。

9/22 12:38

後ろ立山連邦のパノラマ。

9/22 13:48

2時間近く山頂にいました。
下山します。
しばらくするとまた行列が見えてきました。

9/22 14:08

カニのよこばい待ちの渋滞です。
今日は剱澤小屋に泊まるので、のんびり待ちます。

9/22 14:29

いよいよ「カニのよこばい」です。

9/22 14:30

文字通り鎖のついた岩場を横這い（水平）に渡ります。
黄色のおじさんがまさに取り付こうとしています。

9/22 16:37

今日のお宿、剱澤小屋に到着。
剱岳をバックにビールで乾杯。

9/22 17:44

夕食。
これはすばらしい＼(^o^)／ !!
揚げ立てのとんかつはもちろん、大根とがんもの煮物など副菜が充実しているのがうれしい。
自分の山小屋史上、最高の夕食です。
夕食後はシャワー!! を浴びてのんびりします。

9/23 4:50

日付変わって朝食。
これも山小屋の朝食としてはレベル高すぎ。

9/23 6:25

今日は一面ガスの中。
テンション低めで小屋を出ます。
それにしてもこの剱澤小屋はきれいだし食事は豪華だしシャワーも浴びれるし最高の山小屋だったなあ。

9/23 7:21

立山三山を縦走して室堂に降りる予定です。
ガスの中を黙々と歩き、とりあえず別山。

9/23 7:52

つづいて真砂山。

9/23 8:21

もひとつ、富士の折立。
稜線に出ると風がそれなりに強くなります。
霧雨のような感じになってきました。
レインウェアのパンツを履かずにいたら、時間とともにズボンの濡れが強くなってきた…。

9/23 8:31

大汝山。
このあたりまで来るとズボンの前面がビショビショに。
さすがにかなり冷たくなってきた。
この濡れたズボンを脱ぎたい。

9/23 9:58

幸いすぐ近くに大汝山の休憩所が！
ストーブが暖かかった…。
ここで濡れたズボンを脱ぎ、レインウェアに履きかえました。
濡れたズボンと頭に巻いていた手拭いをストーブのそばでかわかせてもらいました。
1時間以上休憩させてもらったので、ズボンはしっかり乾きました。
本当に助かりました。

9/23 10:23

雄山神社の鳥居。

9/23 10:23

ガスのせいで下からでは神社が見えません。

9/23 10:25

雄山頂上。

9/23 10:29

雄山の社務所。
一面ガスの中なのでとっとと山を下りることにします。

9/23 10:56

一ノ越に到着。浄土山への分岐があります。
自分はこの時、浄土山が立山三山のひとつということを知らずにそのまま室堂まで降りてしまいました。
大汝山を三山のひとつと誤解していたのです。
また来ます。

9/23 11:50

いろいろな乗り物を乗り継いで、2日前に来たルートをそのまま戻り、信濃大町へ。

9/23 15:13

信濃大町で遅い昼食をとります。
数年前に来たとき気になっていたとんかつ屋の昭和軒さん。
名物のソースかつ丼を注文します。
ボリュームがあってとてもおいしかった。(^_^)
そういえば昨夜の剱澤小屋の夕食もとんかつだったな…。

9/23 15:21

店を出たら支度中になっていました。
間に合ってよかった。

撮影機器：

IXY DIGITAL 10 CANON

感想

utaki

1日目は移動日です。

2日目は天気にも恵まれ剱岳を存分に堪能しました。時間に余裕があったので、カニのたてばい・よこばいの渋滞も気にならず、むしろいい休憩になりました。
宿泊した剣沢小屋もすばらしかった！
また泊まりたい山小屋No.1です。

3日目はレインウェアで失敗しました。
霧雨というか…ほぼ霧だったので、レインウェアのジャケットだけを身につけて、パンツを履かなかったのですが、時間が経つにつれズボンが濡れてきて、しまいにはビショビショになり、ものすごく冷たくなりました。
当時は木綿のズボンを履いていたし…
横着せずに下も履いておくべきだったと思うものの後の祭りです。
幸い、大汝休憩所でストーブに当たらせていただき、ズボンを乾かすことができました。
あらためてレインパンツをはき、下山を再開しました。
ほんとうにありがたかったです。