空木岳 〜池山尾根ピストン〜

2023年05月26日(金) [日帰り]

• GPS: 11:14
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,097m
• 下り: 2,074m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:34
• 休憩: 0:39
• 合計: 11:13

4:57 空木岳登山口駐車スペース
5:26 5:27 空木岳登山道取付地点
5:32 5:32 空木岳登山道入口
5:47 5:51 林道終点
6:10 6:10 タカウチ場
6:47 6:48 池山尾根水場
7:18 7:18 尻無
7:26 7:26 マセナギ
8:27 8:27 大地獄
8:31 8:31 小地獄
8:51 8:52 ヨナ沢ノ頭
10:01 10:02 空木平カール分岐点
10:25 10:32 駒石
11:02 11:02 空木駒峰ヒュッテ
11:18 11:31 空木岳
11:38 11:38 空木駒峰ヒュッテ
11:57 11:57 空木平カール
12:09 12:10 空木岳避難小屋
12:26 12:32 空木平カール分岐点
13:18 13:19 ヨナ沢ノ頭
13:34 13:34 小地獄
13:38 13:38 大地獄
14:18 14:18 マセナギ
14:26 14:26 尻無
14:51 14:52 池山尾根水場
15:19 15:20 タカウチ場
15:31 15:31 林道終点
15:43 15:43 空木岳登山道入口
15:47 15:48 空木岳登山道取付地点
16:10 空木岳登山口駐車スペース

林道終点からはトイレ裏のショートカットコース利用

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駒ヶ岳高原スキー場駐車場　　
100台くらい駐車可能、トイレなし
https://goo.gl/maps/EDTqcJzBCMSBTV846

コース状況／危険箇所等

おおむね整備された登山道です
・池山小屋辺りまでは緩やかな登りで歩きやすい
・林道終点のトイレは使用可、汲み取り式だが比較的綺麗（紙はなかった）
・雪渓は2300mを越えたあたりから分岐まで所々あり。慣れている方ならアイゼン不要
・避難小屋側のカールルートは雪渓、こちらを歩くならアイゼン必要

水場
池山小屋の木枠水場が最終、それより上部は空木避難小屋あたりの沢だが通年は流れて無いと思われる

その他周辺情報

ホテルやまぶき
https://www.hotel-yamabuki.com/
深夜もずーっと温泉利用可、食事提供あり

写真

5/26 5:03

今季初のゴローでスタート！

5/26 5:08

林道出るまではギンリョウソウが沢山あった

5/26 5:56

登山道入口にあるトイレ
汲み取り式にしては綺麗だった。
このトイレ裏にショートカットコースあり

5/26 6:07

ヤマツツジが爆咲でした

5/29 8:46

妻撮影
ザックと色被りが逆に良いかも

5/26 6:26

最初はカラマツ林

5/26 6:46

コレは！

5/26 6:45

今期初のハリブキ♪
テンション爆上がり！、せっかくなので一緒に写真撮ってもらいたかったが妻は見向きもせず過ぎ去っていた…（涙

5/26 6:47

マッシュルーム

5/26 6:52

有名な大木くり抜いた水場。
ちょろちょろと出ていた

5/26 7:08

植生の変化があるので飽きない

5/26 7:21

シラビソ林

5/26 7:38

今日は長丁場なのでこまめに休憩

5/26 8:19

檜尾岳方面。
肉眼だと小屋が見えた、確か昨年よりテント泊できるようになったので是非泊ってみたい

5/26 8:29

鎖場でテンション上がる妻
ここが大地獄なのかな？

5/26 9:28

2200mくらいから雪渓あり。
上りはツボ足、下りはチェーンアイゼン付けました

5/26 10:05

空木平カール分岐

5/26 10:13

伊那盆地の奥に南アルプス

5/26 10:13

つい先ほどまで虫の息だった妻も稜線に出て復活！

5/29 8:46

駒岩
※※と煙は高いところに上りたがる(笑)。

5/26 10:53

ここら辺はボーナスステージ

5/26 11:07

空木駒峰ヒュッテ。
可愛らし小屋、テラスがあるのも良い

5/26 11:20

何とかお昼前に登頂！
妻には「あっぱれ！」をあげたい

5/26 11:22

南駒ケ岳方面。
今年こそ越百山を越えて安平路まで縦走したい！

5/26 11:39

帰りも長いので速攻下山

5/26 11:53

帰りはチェーンアイゼン履いて
カール側に下りました。
妻はプチ滑落したあと腰が引けまくり(笑)

5/26 12:05

サンゴのようなダケカンバ

5/26 12:08

懲りずにヒップそり。
ここなら大丈夫

5/26 12:32

カール分岐に復帰して一安心

5/26 13:45

鎖場は物足りなかったようだ

5/26 13:58

逃げるどころかどんどん近づいてくるカモシカ
チョッと怖かった(^_^;)

5/26 13:59

どうやら登山道を譲ってほしかったようです。
いやいや、あんたらは獣道でしょ？

5/26 14:58

サルオガゼ
妻は「なにこれ、お化け屋敷みたい！」と言っていた。

5/26 15:36

林道終点からもうひと踏ん張り。
夏時期ならここまで車が入れるのかな？

5/26 15:55

新緑も良かった

5/26 15:59

クサソテツ

5/26 16:15

ゴール！
お互いよく頑張りました

5/27 15:19

〜翌日〜
hoyanさんご夫婦と四徳キャンプ場で宴会♪
楽しいひと時をありがとうございました。

5/27 17:17

ビロードモウズイカ
普通に下界に生えてますが好きなので掲載

おしまい

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

きや

土曜日はhoyanさんご夫婦と駒ヶ根でキャンプ。でも私達夫婦は前日から休みだったので近くの山でも登ろう！となった。
恵那山か空木岳かで迷ったけど、敢えてハードな空木岳をチョイス。調べたら雪溶けも進んでいて軽装でも行けそう。恵那山は冬の方が良さそうだしね。

前日深夜に駒ヶ根SAまで移動後車中泊、当日に登山口である駒ヶ根高原スキー場駐車場に移動して5時スタート。駐車場は先客2台と私達の直ぐ後に1台来てソロの若い女性。ほぼ同時スタートだったけどあっという間に視界から消えてしまった、速いわ〜。

メインルートである池山尾根コースは山頂まで約10k、標高差も2000m近くあり私はともかく妻にはかなりハード。しかし池山小屋辺りまでは概ね緩やかな登りで非常に歩きやすく順調。ヨナ沢ノ頭を過ぎた標高2300m辺りから雪渓歩きもあったが登りはツボ足で行けた。
5時間ほど頑張ってやっとカール分岐に出た。妻はかなりへばっていたがここからは展望も一気に開けてボーナスステージ。青空は無かったけど風も無かったので順調に進めて無事空木岳登頂‼︎。
そんなに山歩きをしていない妻だが、今回は凄ぶる調子良かったようだ。「あっぱれ！」をあげたい！、至仏山で痛めた腰も治ったようで良かった。

帰りはチェーンアイゼン付けてカールしへ下りた。妻が途中でコケてそのままヒップソリで降りたが、途中からコントロール不能となり滑落。股を広げれば雪が溜まってブレーキ効くと思っていたようだが、それは主に積雪期で今時期は溜まらない。でも下は斜度緩いので止まるのは分かっていた。そんな事もあるだろうと手袋は小屋でちゃんとハメて貰っておいたし。
少し怖い思いもしたようだが無傷で良かった。それよりその後の雪渓歩きは腰が引けまくりで少々笑えた。

避難小屋からのトラバース路通って分岐に復帰、ここからは嫌らしい雪渓残りがあるのでしばらくはチェーンアイゼンのまま慎重に下山。大地獄、小地獄を過ぎた辺りでカモシカとバッタリ。最初はラッキー！って感じで写真撮っていたら逃げる所かドンドン近づいて来たのでちょっと怖かった。
下の方から登山道登って来たカモシカは登山道→私を避ける→登山道復帰→妻を避ける→登山道復帰と言う感じでそのまま登山道登って行かれた。人慣れしまくっていて、とにかく登山道を歩きたかったようだ。たぶんカモシカ側からすると「コイツら上り優先知らねえのか💢」って感じだったかも？、すいません(笑)

後は消化試合だけど、とにかく長かった。往路は短く感じた区間なので妻も「こんなに長かったっけ？と言っていた。
何とか16時過ぎにゴール‼︎、クタクタになっているのは容易に想像出来たので、登山口から車で5分の所に宿を取っておいて正解。温泉入って美味しい食事食べたのち、泥のように眠った。

黒戸や早月よりは劣るのだろうけど、池山尾根もキツかった。妻もここを日帰りピストン出来るなら大概の夏山は行けるだろう。
翌日もまあまあの天気でhoyanさんご夫婦とのゆるキャンで飲みまくり♪。とても楽しかった、またよろしくお願いします(^.^)