雲取山 帰路雪の石尾根走破 奥多摩駅まで

2014年12月18日(木) 〜 2014年12月19日(金)

• GPS: 12:41
• 距離: 33.1km
• 登り: 2,251m
• 下り: 2,441m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:22

10:24 鴨沢バス停
10:46 10:46 権現平
11:49 11:51 堂所
13:22 13:23 ブナ坂
13:51 13:51 奥多摩小屋
13:56 13:58 ヨモギノ頭
14:18 14:21 小雲取山
14:35 14:35 雲取山避難小屋
14:39 14:43 雲取山
14:46 雲取山避難小屋

2日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:14

7:23 雲取山避難小屋
7:33 7:34 小雲取山
7:50 8:01 ヨモギノ頭
8:08 8:08 奥多摩小屋
8:30 8:30 ブナ坂
8:46 8:49 七ツ石山
9:52 10:00 高丸山
10:28 10:30 日蔭名栗山(日陰名栗峰)
10:59 11:26 鷹巣山避難小屋
11:50 12:01 鷹ノ巣山
12:16 12:17 水根山(金佐ノ頭)
12:37 12:38 城山（奥多摩町）
12:43 12:53 カラ沢ノ頭
13:03 13:03 将門馬場(馬責場)
13:25 13:25 六ッ石山分岐
14:15 14:15 十二天山
14:31 14:31 越路ノ森(峰畑峠)
14:52 14:56 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
15:37 15:37 奥多摩駅
15:37 ゴール地点

天候

12月18日　晴れ
12月19日　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

第1日目　奥多摩駅9時40分の鴨沢西行きバス　鴨沢下車

コース状況／危険箇所等

鴨沢からの登りは途中から所々雪が薄く残ってばりばりになっています。
堂所から少し上からは積雪がありました。簡易アイゼン（6本爪）を装着しました。
積雪は雲取山山頂で10cm位でした。
石尾根は水根山を過ぎた辺りから雪が薄くなってきます。
しかし、更に下った六ツ石山北側、三ノ木戸山北側の登山道は雪が残っていて一部凍結していました。慎重に歩く必要があります。

写真

12/18 9:34

朝の奥多摩駅。

12/18 9:35

2番乗り場から鴨沢西行きバスに乗車。

12/18 10:18

鴨沢バス停下車。

12/18 10:19

こちら奥多摩駅行きバス停。脇のトイレを利用。

12/18 10:19

バス停脇の階段を登ってもいいが、標識に従い

12/18 10:19

いつもこちらの道路から登り始める。

12/18 10:31

標識を左へ。

12/18 10:33

ウォームアップを兼ねてゆっくり登っていく。

12/18 10:44

駐車場脇の標識。

12/18 10:44

駐車場。

12/18 10:50

登山道入口。

12/18 11:51

堂所通過。中間点少し手前くらいか。

12/18 11:58

根元に祠がある木の前で昼食休憩。本日最初の休憩。

12/18 12:33

積雪が続くようになったのでアイゼン装着。

12/18 12:49

足下。

12/18 12:49

七ツ石山巻き道分岐。左に進む。

12/18 12:51

巻き道の木の橋。

12/18 12:53

橋の手前のつらら。大きく凍っていた。

12/18 13:22

ブナ坂。

12/18 13:28

飛龍山。この辺りからが一番雄大に見える。

12/18 13:32

ダンシングツリー。

12/18 13:49

雪の石尾根。

12/18 14:19

小雲取の急登を登り切ると山頂が見える。

12/18 14:32

山頂直下。もう少し。

12/18 14:41

山頂。埼玉県の標識と。

12/18 14:42

東京湾まで望める。

12/18 14:42

今日の富士山。

12/18 15:16

小屋前から。

12/18 15:18

都心の方向を望む。

12/18 17:08

日没後のシルエット。よく見ると雌雄の鹿が見える。

12/18 17:12

下界の明かり。

12/19 6:19

翌朝、日の出前。

12/19 6:19

日の出前の富士山。

12/19 7:20

さて出発。目の前の富士山。

12/19 7:20

同じく石尾根。

12/19 7:52

ヨモギノ頭。

12/19 7:50

ヨモギノ頭から富士山。

12/19 7:52

ヨモギノ頭から石尾根。

12/19 7:53

ヨモギノ頭から光る東京湾。

12/19 8:11

雪に埋まるヘリポート。

12/19 8:23

朝日とダンシングツリー。

12/19 8:31

ブナ坂。正面の七ツ石山に進む。

12/19 8:47

七ツ石山山頂。雲取山を望む。

12/19 8:48

飛龍山。

12/19 8:48

遠く南アルプス。

12/19 8:48

富士山。

12/19 8:56

石尾根分岐。三度目にして気合いを入れて（謎）石尾根に進む。

12/19 9:02

七ツ石小屋への分岐。

12/19 9:07

千本ツツジ分岐。右巻き道。正面の尾根道へ進む。

12/19 9:13

足跡は二人分。

12/19 9:13

光る東京湾。

12/19 9:16

人間の足跡より多く見られる足跡。多分鹿の足跡。

12/19 9:16

光る東京湾。

12/19 9:17

三角点。足跡は二人分。

12/19 9:24

高丸山（左）と日陰名栗山（右）。

12/19 9:34

高丸山への分岐。正面へ進む。

12/19 9:53

高丸山山頂。

12/19 9:55

高丸山直下の急登。

12/19 9:55

千本ツツジの山頂と遠く南アルプスの山々。

12/19 9:56

高丸山山頂。

12/19 10:28

日陰名栗山。

12/19 10:29

日陰名栗山山頂から高丸山、雲取山。

12/19 10:34

次のピーク、鷹ノ巣山。

12/19 10:42

日陰名栗山直下から富士山。真っ正面に捉える。

12/19 11:24

鷹ノ巣山避難小屋。小屋前のベンチで昼食休憩。

12/19 11:25

小屋前の登山道。左から右に進む。

12/19 11:29

巻き道分岐。尾根筋に鷹ノ巣山に向かう。

12/19 11:51

鷹ノ巣山山頂。

12/19 11:51

山頂からの富士山。

12/19 11:52

奥多摩の山々。

12/19 12:14

鷹ノ巣山から下り、水根方面の分岐。右下に巻き道。まっすぐ進む。

12/19 13:23

六ツ石山北側の登山道。

12/19 13:23

六ツ石山分岐。

12/19 14:02

三ノ木戸分岐。この後雪と一部凍結した北側登山道を通過する。

12/19 14:44

更に下った分岐標識。

12/19 14:51

登山道入口までもう少し。本仁田山が大きく迎えてくれた。

12/19 14:56

登山道入口に到着。

12/19 15:06

林道を進んで途中から左への道を選択。

12/19 15:13

羽黒三田神社に下りてきた。社殿裏に下りてくる。

12/19 15:20

鳥居をくぐって左へ下る。

12/19 15:26

下った所の道標。

12/19 15:27

左の奥から下ってきた。

12/19 15:27

林道に出た所の標識。

12/19 15:38

奥多摩駅に到着。午後3時半過ぎ。後ろの山が輝いていた。

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

Y_Kanao

今年中には歩きたいと考えていた雲取山からの石尾根縦走を11月以降3度目の山行で漸く達成できました。

金曜日に高気圧が張り出す予想気圧配置を見て、木曜日、金曜日の一泊山行を決めました。

第1日目は雲取山避難小屋を目指しました。過去の山行記録から鴨沢10時過ぎ出発でも15時前には十分到着できると考え、奥多摩駅9時40分発のバスに乗りました。
鴨沢バス停から歩き始めました。始めのうちは植林地帯の緩い登りの山道を歩きます。
高度を上げるに従い所々雪が残っていました。1cm未満の薄い雪で特に問題なく歩けました。
堂所を過ぎ、12時になったので昼食休憩。ここまで写真撮影を除き休憩なしで歩きました。
すれ違った下山者に話を聞き、七ツ石山巻き道の手前から積雪が続くと言われましたので、積雪が続き始めた地点で簡易アイゼン（6本爪）を装着しました。以降ずっと雪の上を歩行しました。
積雪量は2から3cm、高度を上げるに従い増えて5cmくらい、山頂では10cmくらいでした。
巻き道途中から風が強くなり、石尾根を歩いている間中吹いていました。
小雲取山への登りが結構きつく感じられたのは前半ペースを上げて歩いたせいかもしれません。

避難小屋到着時、外の温度計は-7℃、小屋内は-3℃でした。
日没後にはそれぞれ-10℃、-7℃に下がりました。

当日の服装は前回の山行と同じです（http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-559793.html 参照）。違うのは下のスパッツとアイゼンだけです。尾根沿いはさすがに汗をかくことはありませんでしたが、寒さや冷たさは感じませんでした。

前回の避難小屋泊では寒さで眠られなかったので今回は服装を増やしました。上はダウンのジャケットを羽織り、下はタイツとfinetrackのポリゴン2 ULパンツに履き替え、足下はポリゴンテントシューズを履いてシュラフに入りました。
結果として、上は寒さを感じませんでしたが、下はやはり寒かったです。小屋にあった毛布をシュラフの上に掛け何とか寝付けました。
手持ちのシュラフはどうも3シーズンおよび初冬向けらしくそもそもこの温度で使うのが適切かどうかと思われます。

翌朝は5時30分起床。
朝食用にお湯を沸かし、並行して片付けを行いました。
お湯は昼食のカップラーメン用も一緒に沸かしたので意外と時間がかかりました。ちなみに朝食はアルファ米の五目ご飯でした。
片付けに時間がかかり、出発は当初予定の6時30分から大きく遅れ7時20分頃となりました。どういう所に時間がかかるのか検証の必要があります。
なお服装は、上にゴアテックスのプロシェルを重ね着しました。

この日は風もなく快晴の一日でした。
出発が計画より50分遅れましたが、明るいうちにゴールできると考え、予定通り石尾根縦走に進みました。
七ツ石山に取り付き、下って分岐を石尾根に進みます。
千本ツツジへは巻道を行きそうになり、戻って尾根筋を登りました。分岐の標識は見当たりませんでした。
尾根筋には動物の足跡は多数ありましたが人のは二人分あるだけでした。足跡をたどらず雪の上を進みます。
高丸山山頂直下は上りも下りもかなりの急登です。山頂で小休止しました。
続く日陰名栗山の上りも急登。雪が一部バリバリになっていました。
日陰名栗山の山頂一帯は大きく広がっていて、遮るものなく富士山を正面に捉えることが出来る場所があります。

下って鷹ノ巣山避難小屋前で昼食休憩。
当日最後の登りを歩いて鷹ノ巣山山頂へ。
誰もいない頂上を踏んで石尾根4つのピークを踏破しました。
ここで上のプロシェルを脱ぎこれからの下りに向け少し身軽にしました。

下りは水根山を過ぎた辺りから雪が薄くなってきました。アイゼンはかなり下った所で外しました。
しかし、更に下った六ツ石山北側と三ノ木戸山北側の道は雪が残り一部凍結しているように見えます。滑るようなことはありませんでした。

スピードアップして下って行きましたが、急な下りのぬかるみで足を滑らせ転んでしまいました。幸い、岩のない土の所だったのでどこも痛めずに済みました。お尻と肘辺り、ザックが泥まみれになりました。

ズボンの裾まで埋まる落ち葉を踏み分け先を急ぎました。
14時台にもなると日が入らない植林地帯は薄暗くますます早足になります。

登山道入口に到着し、林道に入りました。今回は途中から羽黒三田神社を経由した登山道を歩きました。登る場合の入り方もわかりました。

奥多摩駅には15時40分頃到着。雲取山を出発してから8時間以上の長い山行を終えました。

一つ残念なことが。
愛用していたポケットタオルを落としてしまいました。高丸山山頂で気が付きました。多分、ここの登りの途中で落としたのだと思います。
20cmX20cmくらいの紺色のタオルです。山行にはいつも携行していたものなのでずっと使い続けたかったのですが。どなたか見かけたら連絡ください。