谷川岳 あなたは〜嘘つきな〜薔薇〜♪(by 安全地帯)・・・まさに高嶺の花・・・艶やかなタカネイバラ発見!・・・まるで長澤まさみちゃんの様です♪


- GPS
- 09:54
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:54
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に特に危険箇所はありませんが、雨の翌日は泥濘や蛇紋岩が滑るのでそこだけは要注意です。雪渓は肩の小屋手前の肩の広場に少しだけありますが、早朝の雪面が硬い時以外は軽アイゼンやチェーンスパイクは必要ありません。登山ポストは土合駅、谷川岳ベースプラザ、谷川岳登山指導センターにあります。谷川岳登山指導センターの休憩舎、インフォメーションセンター前のトイレは使用できます。 |
その他周辺情報 | 下山後は日帰り温泉「湯テルメ谷川」(タオル無し630円))がお薦めです。営業時間12:00~20:30(最終受付1&:30)、休館日第3木曜日。※露天風呂は毎木曜日休業。今日もここで汗を流しました。 下山後のランチは育風堂の「リブボーンステーキセット」(税込2480円)、谷川岳ドライブインの名物「赤城牛のステーキ御膳」(税込2,250円)も超お勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は、K姐さんと二人で❝夏が始まった❞谷川岳ノーマルルートを歩いて参りました。西黒尾根登山口〜谷川岳(トマノ耳〜オキノ耳)〜ノゾキ(少し先)までのピストン。下山路は天神尾根〜田尻尾根を下ります。そして、今回の最大のミッションは❝ここにしか咲かない花❞(あくまで個人的な見解ですが…)ノビネチドリとミヤマオダマキに会いに行く…だったんですが…。結論から先に言わせて頂くと、残念ながらこの2つの花は見つける事は出来ませんでした。恐らく、どちらも既に散ってしまったと思われます。毎年同じ場所に咲くノビネチドリは見つけられませんでしたし、毎年同じ場所に咲くミヤマオダマキは花びらが一枚だけ残っている一株と、その下に散り落ちた花びらが数枚見つかりました。残念ですが、また来年に期待致します。
ミッションノットコンプリートでしたが…でも今回はこのルート上で新しい発見としてショウキランとトキソウを初めて見つける事が出来た事はとても嬉しい出来事でした。ショウキランはとても不思議な植物で、緑の葉っぱを持たないオニノヤガラやツチアケビやギンリョウソウetcの様に葉緑体(葉緑素)を持たずに菌類に寄生する腐生植物(菌従属栄養植物)だそうです。なお、ヒガンバナ属ショウキズイセンの別名でもあるそうです。(be wikipedia)
トキソウは岩稜帯で見つかり、びっくりです。この花は湿地帯にはえているイメージだったので…。
そして、いわゆる高嶺の花…咲き始めたばかりのタカネイバラを見つける事が出来ました。(まだ二輪しか見つける事が出来ませんでした)まるで、僕の大好きな女優さんである長澤まさみちゃんの様に艶やかでした。※余談ですが、数年前E-gunmaさんのレコで、谷川岳ベースプラザで長澤まさみさんに「ロープウェイ乗り場はどちらですか?」って声をかけられた…のを思い出しました。(記憶違いで間違っていたら、ごめんなさい…)登山を趣味にしていると思われる長澤まさみちゃんにいつかどこかの山でお会い出来る日を心待ちにしている、今秋に前期高齢者になるお気楽ジジイです。
当初はいつもの様に谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳プチ縦走を予定していましたが、7月に入り暑い日が続いているので、気温の低い早朝に登り始め、暑くならない内に標高を稼ぐ為に谷川岳ノーマルルートに変更致しました。いつもの電車を使っての行程ですと西黒尾根登山口から登り始めるのが、AM7:00頃になり、もはや暑い中…樹林帯を登らなければならないので、危険と判断致しました。
AM4:45頃インフォメーションセンター駐車場に到着。平日の月曜日で早い時間ですので、先行車両は5台。外トイレ(ウォシュレットです)で用を足し、身支度をしてAM4:57スタート。西黒尾根登山口をAM5:17に登山開始。みなかみ町の天気予報は晴れ後曇りで日中の最高気温は32度。谷川岳のてんくらは終日A判定。山頂稜線付近の気温は15度位、風速5m位。登り始めの樹林帯はまだ日差しが無く、少し湿度は高いですが…比較的涼しい中…登山道はちょっと濡れていますが、ゆっくりと進みます。足元には色々な花々が出迎えてくれました。AM7:15樹林帯を抜け、稜線に出ると南の眺望が広がります。しかし、近くは見えますが遠望はききません。頭上には稜線隠しの雲が広がっています。残念ながら今日は富士山は見えません。ここで、小休止。僕は山崎製パンコッペパンはちみつ&マーガリンを一個頂き、リスタート。ここからは岩場&鎖場が始まりますので、手袋を装着。
第一鎖場〜第二鎖場〜第三鎖場〜ラクダの背〜ガレ沢の頭…ここから本格的な岩稜帯に突入。第四鎖場〜氷河跡でK姐さんにトリック写真を撮ってもらう〜ゴリラ岩(ザンゲ岩)〜肩の広場稜線に出ます。ほんの少しだけ残っている雪渓を渡り、肩の小屋に予定より約40分遅れのAM9:44に到着。早くもお腹が減って来たので、ここでランチタイム休憩。稜線隠しの雲のせいで、大好きな主脈稜線は全く見えませんが、西を向いて僕はカップラーメンを一個頂きました。時間も押しているので、先を急ぎます。リスタートし、ミヤマオダマキを探しに行きます。当然、ザックはデポして…。何と、K姐さんは同行せず、肩の小屋前でコーヒーを飲んだりして、僕が帰って来るまでの約2時間まったりと過ごすとの事。ここからは暫く一人旅…。
トマノ耳〜オキノ耳〜富士浅間神社奥の院(いつもの様に賽銭を上げ、お参りをし)〜ノゾキと進み、その先のミヤマオダマキがいつも咲いている場所を探すも…残念ながら見つからず…。良く見ると青い花びらが一枚残っている株を発見。その下には散り落ちた花びらが数輪…。今年は間に合わなたかった…。本来は6月の後半に谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳プチ縦走を予定していたんですが、雨の為に延期となり、今年は残念な結果となりました。
それでは、戻ります。一気に今歩いて来た登山道を戻り、K姐さんの待つ肩の小屋に向かいます。大分足に疲れを感じますが、何とかほぼ予定通りに肩の小屋に辿り着きました。ここで、お湯を沸かし、コーヒーを一杯飲んでから、下山開始。相変わらず、稜線隠しの雲が覆っていて、南の眺望以外は雲の中…。まずは天神尾根の木段〜天神ザンゲ岩〜岩場を慎重に下ります。この辺りから東から北東方面の雲が取れて来ました。皇海山、武尊山、日光白根山、笠ヶ岳、至仏山、燧ヶ岳、景鶴山、平ヶ岳、会津駒ヶ岳etcが見えて来ました。南西の雲も取れて来て、浅間山や西には綺麗な爼グラ山陵も見えて来ました。天狗の留まり場〜熊穴沢避難小屋〜木道のトラバース道を進み、田尻尾根に入ります。濡れていて滑りやすい激下りの登山道を一気に下ると作業道路に出ます。日差しが暑い中、何とかボロボロになりながら下り終え、R291〜インフォメーションセンター駐車場に戻り、ほぼ予定通り下山完了。
本日も無事に楽しい山歩きが出来ました。
日に日に、体力の衰えは強く感じます。まぁ、これからは体力に見合った山行を計画したいと考えています。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に…。
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