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Yamareco

記録ID: 5715468
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

黒戸尾根-三伏峠

2023年07月15日(土) 〜 2023年07月16日(日)
 - 拍手
GPS
18:39
距離
65.8km
登り
6,108m
下り
5,351m

コースタイム

7/14(金)
19:20 小淵沢駅
20:40 尾白川渓谷

7/15(土)
11時間15分 33km D+4,300m CT0.44
01:30 尾白川渓谷
05:00 甲斐駒ヶ岳
08:20 仙丈ヶ岳
12:40 熊の平小屋

7/16(日)
6時間 21km D+1,100m CT0.46
01:00 熊の平小屋
03:50 塩見岳
05:40 三伏峠
07:00 鳥倉林道ゲート駐車場
天候 雨風強い
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
連休前の特急あずさはデカザックが目立つ
2023年07月14日 16:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
7/14 16:59
連休前の特急あずさはデカザックが目立つ
おじろまで11km
下って登る
2023年07月14日 19:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/14 19:21
おじろまで11km
下って登る
雨がパラついていた
2023年07月14日 20:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7/14 20:36
雨がパラついていた
2年ぶりだった
2023年07月15日 04:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 4:56
2年ぶりだった
鳳凰、遠くに富士山
2023年07月15日 04:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 4:56
鳳凰、遠くに富士山
これから向かう仙丈
2023年07月15日 04:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 4:57
これから向かう仙丈
北岳より近くに見える。良い山だ。
2023年07月15日 05:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 5:22
北岳より近くに見える。良い山だ。
晴れているのか?
2023年07月15日 05:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 5:23
晴れているのか?
北沢峠はとても賑わっていた
2023年07月15日 06:10撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 6:10
北沢峠はとても賑わっていた
初めて沢コースから登る。水が豊かで良い。
2023年07月15日 07:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 7:29
初めて沢コースから登る。水が豊かで良い。
このルートは誰にも会わなかった。なぜだ。
2023年07月15日 07:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 7:45
このルートは誰にも会わなかった。なぜだ。
仙丈ヶ岳は風ヤバなので大仙丈にて。
2023年07月15日 08:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 8:33
仙丈ヶ岳は風ヤバなので大仙丈にて。
色々な思い出がある野呂川越
2023年07月15日 10:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 10:19
色々な思い出がある野呂川越
ミブ岳も白い
2023年07月15日 12:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 12:05
ミブ岳も白い
癒しの森
2023年07月15日 12:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 12:33
癒しの森
docomo, 通じます
2023年07月15日 12:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 12:36
docomo, 通じます
小屋は昨日からなんだって
2023年07月15日 12:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/15 12:40
小屋は昨日からなんだって
2日目
5m先も見えない
2023年07月16日 02:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/16 2:40
2日目
5m先も見えない
三伏峠は満員中の満員
2023年07月16日 05:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/16 5:44
三伏峠は満員中の満員
下界は晴れていた
2023年07月16日 08:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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7/16 8:35
下界は晴れていた

感想

カレンダーどおりの休みなので南へ行こう。入り口は関東から一番近い黒戸尾根から。熊の平泊、百間洞泊で池口岳に抜ける計画。17時発の特急あずさに乗れば19時前に小淵沢に着くが事故で20分遅れた。駅からロード11kmで尾白川渓谷に着いた。小淵沢は標高が高いし日は沈んで下り基調なので涼しいかと思いきや蒸し暑くてサウナみたいだった。初日のアプローチでかなりの汗をかいた。勘弁してほしい。4,000円を払ってタクシーを使えばよかった。駐車場の快適なアスファルトにテントを張った。連休前だが駐車場はクルマの出入りが少なくて静かだった。しかし蒸し暑くて寝苦しかった。

7/15(土)
1時起床の1時半出発。霧がすごい。メガネが曇って前が見えない。虫もうるさい。真夏の黒戸尾根は登山の不快という不快を混ぜて煮詰めたような感覚で怒りを覚える。こんな夜中に何をやっているんだ私は。昨晩はあまり眠れなかったのでペースが上がらない。着いたらすっかり朝。予報通り風は強い。なぜか雨が降っている。今日は高曇りくらいだろうと思っていたが結構な降りだ。雨粒が弾丸のように頬に当たって痛い。急いで高度を落として樹林帯へ逃げた。甲斐駒ヶ岳の花崗岩は雨に濡れてもよくグリップするので安心して下れる。北沢峠まで一瞬だった。尾根コースを登ってくる人は誰もいなかった。北沢峠は結構な本降りだが登山者で溢れていた。みんなどこに登るのだろう。

小仙丈経由の尾根コースは風がキツいので沢から。藪沢コースは初めて登る。沢コースはギリギリまで水が汲めるのが良い。藪沢は北岳の大樺沢に雰囲気が似ている。水が豊かで素敵なコースだ。こういうところ、好き。しかしここでも誰にも会わなかった。みんなどこを登っているんだ?馬の背ヒュッテを過ぎると辺りは霧に包まれて何も見えなくなる。道を間違えないように大仙丈、仙塩尾根へ。高度を落として樹林帯に入ると木々が雨風から守ってくれる。仙塩尾根、何度真夜中に通過したことだろうか。あまり良いイメージが無い仙塩尾根も今日ばかりはオアシス。瑞々しい生き生きとした植物が美しい。この尾根を南下することはあまり無かった。南下は下り基調なのでイイ感じに走れて気持ち良かった。熊の平小屋に着いたら今日はここまで。日没まで6時間あるが今日は11時間歩いたのでここで終わり。さっさと寝て続きは明日。

7/16(日)
日曜は天気がマシになるかと思いきや回復しない。月曜は晴れるかもしれないが、今日一日この天気の中を百間洞まで歩くのは楽しくない。なので三伏峠から鳥倉に下山することにした。辺りは濃い霧に包まれて5m先も見えない。地面は濡れて滑るので下り平坦で全く飛ばせない。息は上がるし足も重い。途中で座っておやつを食べたり、三伏峠でカップラーメンを食べたり。その割には計画通りに進んでいた。今はテキトーに歩いてもCT0.50は越えないらしい。静岡から親不知まで歩いた2019年よりも明らかにスピードが上がっていることがわかった。下りが速くなったからだろうか。

鳥倉登山口の手前で単独の男性に声をかけた。「ギャルなら喜んで乗せたけど、まあいいよ」ということでヒッチハイク(?)成功。ギャルじゃなくてさーせん。ここで単独の登山者に声をかけてクルマに乗せてもらうのは2回目だった。大島行きのバスは2時間後なので助かった。松川ICで新宿行きの高速バスに乗ったら寝てるだけで新宿に着いた。連休ど真ん中だが東京へ向かうクルマは少なくて渋滞もなかった。東京から出るクルマはえらい渋滞だった。反対側じゃなくてよかった。昼過ぎに東京に帰ってきたら洗い物をして装備を乾かした。疲れた。夏の泊まり山行は色々とつらい。山で泊まるのは涼しい秋にしよう。それか夏に泊まるなら北海道で。

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