記録ID: 5721624
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬乗鞍岳・小蓮華山・白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳・不帰嶮・唐松岳・五竜岳(栂池→白馬五竜アルプス平)
2023年07月16日(日) 〜
2023年07月17日(月)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 13:52
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,835m
- 下り
- 2,772m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:33
距離 14.9km
登り 1,814m
下り 916m
15:21
2日目
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:51
距離 12.1km
登り 1,029m
下り 1,889m
13:11
ゴール地点
2日目の途中で2度誤ってアプリを終了してしまったため、唐松岳山頂-遠見尾根分岐の区間と中遠見山-小遠見山付近はログがありません。
写真撮影時刻から推定される到着時刻は次の通りです。
7:37頃 唐松岳頂上山荘
7:47頃 「この先すぐに牛首の鎖場」看板
8:30頃 大黒岳
12:35頃 小遠見山分岐
写真撮影時刻から推定される到着時刻は次の通りです。
7:37頃 唐松岳頂上山荘
7:47頃 「この先すぐに牛首の鎖場」看板
8:30頃 大黒岳
12:35頃 小遠見山分岐
天候 | 1日目:曇りのち霧雨 / 2日目:晴れ(富山県側は強風のち微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池高原から栂池自然園まではゴンドラ2台乗り継ぎ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・天狗原から白馬乗鞍岳までの間に2箇所だけ残雪あり;滑り止め無しでも登れる ・鑓温泉分岐から進んで天狗山荘目前に残雪がある為、登山道下部のテント場付近を通過 ・天狗の大下りや牛首の鎖場は滑りやすい岩や砂地に注意 ・核心部の不帰ノ嶮2峰北峰では信州側斜面が湿っており、油断しやすいところで滑りかねない ・遠見尾根も道が狭く、油断したら滑落しかねない区間がある為、注意が必要 ・風が無ければ稜線近くでも蒸し暑く、一方で水場も少ないため、晴天時は多めに水分が必要 |
その他周辺情報 | 【出発前】栂池高原 足湯やトイレ、椅子、テーブルがある。早めに栂池高原に到着しても、7:00のゴンドラ始発まで時間がある為、ここで余裕をもって確実に準備を整える。 【下山後】白馬五竜エスカルプラザ 食堂・売店があるほか、地下に大浴場もあるので帰りのバスまでゆったり過ごせる。 |
写真
この日は朝から富山県側からの西風が強く、道はほとんど乾いていたものの、長野県側はちょうど岩が風を遮り蒸し暑い。
今回は前日の悪天候の影響で道がかなり湿っていて、滑りやすかった。
見た目は地味だけれど、こちら側の方が緊張した。
今回は前日の悪天候の影響で道がかなり湿っていて、滑りやすかった。
見た目は地味だけれど、こちら側の方が緊張した。
そして不帰2峰南峰を越え、ここを登れば唐松岳。山頂に人が集まっているのが見える。
北アルプス初心者にも登りやすいといわれる山のすぐ隣に、こんな緊張感ある道があると思うと恐ろしい。
北アルプス初心者にも登りやすいといわれる山のすぐ隣に、こんな緊張感ある道があると思うと恐ろしい。
当初の計画よりもかなり順調に不帰キレットを通過。
唐松岳山頂まで来ると人も多く、ひと安心。そして達成感が気持ちいい。
ヘルメット被っている人なんてほとんどいなくて、別世界に来たような感覚。
唐松岳山頂まで来ると人も多く、ひと安心。そして達成感が気持ちいい。
ヘルメット被っている人なんてほとんどいなくて、別世界に来たような感覚。
そして唐松岳頂上山荘から約90分で遠見尾根分岐へ。
このまま下山はかなり早い。
五竜岳は八峰キレットとセットで次回登るつもりでいたものの、天気も良いので山頂を目指すことにしました。
このまま下山はかなり早い。
五竜岳は八峰キレットとセットで次回登るつもりでいたものの、天気も良いので山頂を目指すことにしました。
信州側は雲の中なので、なかなか下山する気になれない。
風もあまり無いので、蒸し暑さが体にこたえる。
そして狭くて長い道というのも、結構しんどい。
油断したら滑落しかねない痩せ尾根も多いので気が抜けない。
風もあまり無いので、蒸し暑さが体にこたえる。
そして狭くて長い道というのも、結構しんどい。
油断したら滑落しかねない痩せ尾根も多いので気が抜けない。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
ヘルメット
軽アイゼン
|
---|---|
備考 | ・出発時ザック重量は約13.5kg ・軽アイゼンはお守りで持っていたものの出番無し ・水分消費量 【1日目】1L ※曇天→霧雨で比較的なだらかな道だったため 【2日目】2L ※晴天で無風時はかなり暑く、険しめの道だったため |
感想
前回の山行から1ヶ月が経ち、ちょうど海の日三連休で登りに行きたいと考え、思い浮かんだのは南アルプス北部か南部か、西銀座か裏銀座か、後立山連峰か。
山小屋の空き状況や天気予報を見た結果、1泊2日の白馬三山と不帰キレットを目指すことにしました。
しかし、予約をしてから予報が怪しくなり…。結果的に心配された雷も無く、風も強くはありませんでしたが、1日目はほとんど展望がありませんでした。
2日目は早朝の西風こそ強かったですが、朝焼けから絶景に恵まれました。
雲海に浮かぶ富士山、八ヶ岳、浅間山、四阿山、頚城山塊、そして圧巻の後立山連峰、立山連峰のモルゲンロートは格別です。
午前中も絶景を目の前に稜線上を気持ちよく歩くことができました。
緊張の不帰キレットも達成感が気持ちよかったです。天気に恵まれたこと、白馬→唐松の向きを選んだことも大きいと思いますが、「不帰」を無事に通過し唐松岳へ到達したときの喜びはひとしおです。
決して安易に踏み込んではいけない場所ではありますが、大きな経験ができたと思います。
※不帰キレットの区間は、信州山のグレーディングでは難易度Dですが、富山県山のグレーディングでは難易度Eのようです。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
扇沢−種池−爺ヶ岳ー冷池ー布引山−鹿島槍ヶ岳−八峰キレット−五竜岳−唐松岳−不帰ノキレット−白馬岳−栂池
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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