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Yamareco

記録ID: 5736314
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳/栂池から大雪渓を経て猿倉 母の念願の山でした

2023年07月16日(日) 〜 2023年07月18日(火)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
loon_nz その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
20.0km
登り
1,399m
下り
1,957m

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:28
合計
4:48
8:10
8:17
96
9:53
10:01
102
11:43
11:56
51
2日目
山行
5:21
休憩
0:50
合計
6:11
3:49
80
5:09
5:14
65
6:19
6:26
62
7:28
7:33
67
8:40
9:07
23
9:30
9:36
24
3日目
山行
6:10
休憩
0:15
合計
6:25
6:15
6:20
205
9:45
9:55
96
11:31
天候 16日:曇りのち晴れ 17日:晴れ 18日:曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
栂池高原第2駐車場(無料・トイレ有り)に車を停めました。
ゴンドラ乗り場まで徒歩数分ですが、回収時には登りとなります。

猿倉に下山後、白馬駅行、栂池高原行のバスを乗り継いで車を回収しました。
コース状況/
危険箇所等
白馬大雪渓の雪は例年より少なく、雪渓を歩けたのは1650m〜2010mの間のみで、
前後は夏道歩きとなります。高度感ある急斜面のトラバースが印象深い小雪渓は消失していました。
その他周辺情報 白馬八方温泉・みみずくの湯にて汗を流しました。
7/16(日)

第2駐車場から数分歩いてゴンドラ乗り場へ。
ゴンドラは朝7時運行開始で、それに先立ち6時45分に乗車券発売開始でした。
7/16(日)

第2駐車場から数分歩いてゴンドラ乗り場へ。
ゴンドラは朝7時運行開始で、それに先立ち6時45分に乗車券発売開始でした。
ここから出発するのは11年ぶりです!
ここから出発するのは11年ぶりです!
ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで一気に標高差1000m稼ぎます。
それにしても栂池高原スキー場は広い。
ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで一気に標高差1000m稼ぎます。
それにしても栂池高原スキー場は広い。
8:00 自然園駅(1820m)出発

ロープウェイを下りてようやく登山開始!
最初は舗装路を通って自然園へ向かいます。
8:00 自然園駅(1820m)出発

ロープウェイを下りてようやく登山開始!
最初は舗装路を通って自然園へ向かいます。
8:17 自然園登山口登山口(1850m)出発

トイレ休憩を挟んでいよいよ登山道へ。「完全予約制」の案内に隔世の感が否めません。
いつも直前に計画する自分にとって、予約制はムダな手間であり、登山の障壁以外の何物でもない。
コロナは風邪の一種であり予約制を維持する理由はありません。早く廃止してほしいです。
8:17 自然園登山口登山口(1850m)出発

トイレ休憩を挟んでいよいよ登山道へ。「完全予約制」の案内に隔世の感が否めません。
いつも直前に計画する自分にとって、予約制はムダな手間であり、登山の障壁以外の何物でもない。
コロナは風邪の一種であり予約制を維持する理由はありません。早く廃止してほしいです。
最初は樹林帯のジグザグ。思ったより風が通らず蒸し暑い。
最初は樹林帯のジグザグ。思ったより風が通らず蒸し暑い。
雲の切れ間に白馬乗鞍が見えてきました。
雲の切れ間に白馬乗鞍が見えてきました。
例年いつもある残雪を踏んでいきます。
例年いつもある残雪を踏んでいきます。
9:53 天狗原(2190m)

出発から約1時間半で天狗原に到着。高層湿原の景色を観ながら小休止します。
本日最も頑張りどころの白馬乗鞍への急登が待っています。
9:53 天狗原(2190m)

出発から約1時間半で天狗原に到着。高層湿原の景色を観ながら小休止します。
本日最も頑張りどころの白馬乗鞍への急登が待っています。
大きな石がごろごろの急登。でも見た目よりは段差も控えめで歩きやすい。
大きな石がごろごろの急登。でも見た目よりは段差も控えめで歩きやすい。
天狗原を見下ろすようになると、急登もまもなく終わり。
1
天狗原を見下ろすようになると、急登もまもなく終わり。
11:17 雪田を通過(2380m)

いくら少雪の年でもここの雪はやはり残るようです。
状況によってはアイゼン装着も想定してましたが、母も臆することなくツボ脚で登れました。
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11:17 雪田を通過(2380m)

いくら少雪の年でもここの雪はやはり残るようです。
状況によってはアイゼン装着も想定してましたが、母も臆することなくツボ脚で登れました。
不意に傾斜が緩くなると白馬乗鞍の広大な山頂部に到達。
不意に傾斜が緩くなると白馬乗鞍の広大な山頂部に到達。
11:43 白馬乗鞍岳(2450m)到着

巨大なケルンが立つ白馬乗鞍岳に到着!
ここまで来ると今日はもう登りはありません。

ケルンを少し過ぎた広場でやや長い休憩を入れました。

12:00 出発
1
11:43 白馬乗鞍岳(2450m)到着

巨大なケルンが立つ白馬乗鞍岳に到着!
ここまで来ると今日はもう登りはありません。

ケルンを少し過ぎた広場でやや長い休憩を入れました。

12:00 出発
白馬乗鞍を越えると、今日の目的地である白馬大池が見えてきました!
もう少し晴れてくれれば尚良かったけど、母は山上に忽然と現れた大池の光景を楽しんでくれたようです。
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白馬乗鞍を越えると、今日の目的地である白馬大池が見えてきました!
もう少し晴れてくれれば尚良かったけど、母は山上に忽然と現れた大池の光景を楽しんでくれたようです。
巨岩が折り重なる湖岸の登山道。テントを張るまで気を抜いてはいけません。
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巨岩が折り重なる湖岸の登山道。テントを張るまで気を抜いてはいけません。
白馬大池の北岸を回り込むと白馬大池山荘に到着です。
ここのテント予約をするのに大変苦労しました。予約をとること自体が登山よりも核心です。
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白馬大池の北岸を回り込むと白馬大池山荘に到着です。
ここのテント予約をするのに大変苦労しました。予約をとること自体が登山よりも核心です。
12:47 白馬大池山荘(2370m)到着

自然園駅出発から4時間47分で今日の幕営地に到着!
やや風が強い中、さっそく空き地にテントを設営しました。
何気に今年初テントです。
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12:47 白馬大池山荘(2370m)到着

自然園駅出発から4時間47分で今日の幕営地に到着!
やや風が強い中、さっそく空き地にテントを設営しました。
何気に今年初テントです。
白馬大池山荘でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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白馬大池山荘でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
夏空が戻ってきた幕営地。色とりどりのテント。
夏の到来を実感します。
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夏空が戻ってきた幕営地。色とりどりのテント。
夏の到来を実感します。
落ち着いてから周辺を軽く散策しました。
白馬大池付近ではチングルマが見ごろです!
去年は長引いた梅雨のせいでしっかり見られなかった。
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落ち着いてから周辺を軽く散策しました。
白馬大池付近ではチングルマが見ごろです!
去年は長引いた梅雨のせいでしっかり見られなかった。
これまでは通過点でしかなかった白馬大池。
母としっかり満喫した午後のひと時でした。


19時前には就寝するも、夜遅くまでおしゃべり(夫婦?)が聞こえて、耳栓をしてても熟睡に支障あり。
下界のキャンプ場ではないので夜は静粛に願いたいものです。
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これまでは通過点でしかなかった白馬大池。
母としっかり満喫した午後のひと時でした。


19時前には就寝するも、夜遅くまでおしゃべり(夫婦?)が聞こえて、耳栓をしてても熟睡に支障あり。
下界のキャンプ場ではないので夜は静粛に願いたいものです。
7/17(月)
2:00 起床

3:49 白馬大池山荘(2370m)出発

昨日と打って変わって絶好の登山日和!
白馬岳までの登りは楽ではないけど、母も稜線歩きを楽しんでくれるでしょう。
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7/17(月)
2:00 起床

3:49 白馬大池山荘(2370m)出発

昨日と打って変わって絶好の登山日和!
白馬岳までの登りは楽ではないけど、母も稜線歩きを楽しんでくれるでしょう。
まずは船越ノ頭まで雷鳥坂の登り。
昨日よりはマシながらもやや風があって母は不安そう。
暑さも和らぐと言って、母を元気づけて進みます。
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まずは船越ノ頭まで雷鳥坂の登り。
昨日よりはマシながらもやや風があって母は不安そう。
暑さも和らぐと言って、母を元気づけて進みます。
22年10月初旬に縦走した雪倉岳、朝日岳のモルゲンロート!
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22年10月初旬に縦走した雪倉岳、朝日岳のモルゲンロート!
早朝の白馬大池越しのご来光!
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早朝の白馬大池越しのご来光!
船越ノ頭が近くなると後立山連峰の絶景が見えてきます!
この景色を母に観てもらいたかった。

まもなく船越ノ頭というところでライチョウに遭遇。
母も久しぶりのライチョウに心癒されたようです。
自分は見守りに徹したので写真はありません。
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船越ノ頭が近くなると後立山連峰の絶景が見えてきます!
この景色を母に観てもらいたかった。

まもなく船越ノ頭というところでライチョウに遭遇。
母も久しぶりのライチョウに心癒されたようです。
自分は見守りに徹したので写真はありません。
5:09 船越ノ頭(2612m)

大池から1時間余で船越ノ頭に到着。ここから見る小蓮華山が本当に美しい。
自分の初アルプスのきっかけになったのが「坂の上の雲」で、
小蓮華への尾根がエンディングの背景に使われたと母に説明しました。
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5:09 船越ノ頭(2612m)

大池から1時間余で船越ノ頭に到着。ここから見る小蓮華山が本当に美しい。
自分の初アルプスのきっかけになったのが「坂の上の雲」で、
小蓮華への尾根がエンディングの背景に使われたと母に説明しました。
優美な姿の小蓮華山。急登ではないものの脚にじわじわ来る感じ。
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優美な姿の小蓮華山。急登ではないものの脚にじわじわ来る感じ。
船越ノ頭から1時間余。まもなく小蓮華山山頂に到着です。
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船越ノ頭から1時間余。まもなく小蓮華山山頂に到着です。
6:19 小蓮華山山頂(2766m)到着!

鉄剣が突き立った小蓮華山。母も特別な何かを感じる山頂のようです。
憧れの白馬岳がぐっと近付いた小蓮華山からの景色を楽しみました。


6:25 出発
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6:19 小蓮華山山頂(2766m)到着!

鉄剣が突き立った小蓮華山。母も特別な何かを感じる山頂のようです。
憧れの白馬岳がぐっと近付いた小蓮華山からの景色を楽しみました。


6:25 出発
小蓮華山を過ぎると三国境の手前までなだらかな稜線が続きます。
次第に近付く白馬岳に母は期待と不安が半々のよう。残す標高差は250m程度。
偽ピークが3つほどあると言って、母に心の準備を促します。

この辺りから数え切れない下りの登山者の方々とすれ違いました。
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小蓮華山を過ぎると三国境の手前までなだらかな稜線が続きます。
次第に近付く白馬岳に母は期待と不安が半々のよう。残す標高差は250m程度。
偽ピークが3つほどあると言って、母に心の準備を促します。

この辺りから数え切れない下りの登山者の方々とすれ違いました。
これ以上ない絶好の登山日和の下で、母とこの稜線を歩けたのは本当に良かった!
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これ以上ない絶好の登山日和の下で、母とこの稜線を歩けたのは本当に良かった!
ここが白馬岳への最低コル。あとは山頂へ向けてひたすら登り。
焦らずじっくりといきましょう。
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ここが白馬岳への最低コル。あとは山頂へ向けてひたすら登り。
焦らずじっくりといきましょう。
7:26 三国境(2720m)

多くの方々が休憩中の三国境。
自分も母もこの先の急登に備えます。緑鮮やかな雪倉岳を眺めて一息入れました。


7:33 出発

すれ違い待ちを小休止のきっかけにしつつ、じわじわと登り詰めていきます。
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7:26 三国境(2720m)

多くの方々が休憩中の三国境。
自分も母もこの先の急登に備えます。緑鮮やかな雪倉岳を眺めて一息入れました。


7:33 出発

すれ違い待ちを小休止のきっかけにしつつ、じわじわと登り詰めていきます。
次々と立ちはだかる偽ピーク。
心の準備をさせていたとはいえ、母も少ししんどそう。
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次々と立ちはだかる偽ピーク。
心の準備をさせていたとはいえ、母も少ししんどそう。
休み休みでもゆっくりでも着実に標高を稼いでいます。
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休み休みでもゆっくりでも着実に標高を稼いでいます。
山頂が近付くにつれて傾斜は緩くなっていきます。
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山頂が近付くにつれて傾斜は緩くなっていきます。
今度こそ本当に白馬岳山頂まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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今度こそ本当に白馬岳山頂まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
8:43 白馬岳山頂(2932.3m)到着!!

着きました!!
白馬大池を出発してから5時間弱。母にとって楽ではない登りでしたが、
それでもゆっくり着実に登り詰めました!
自分は何度となく登っている白馬岳ですが、単独行では得られない達成感。
母の初登頂が快晴に恵まれて本当に良かったです。
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8:43 白馬岳山頂(2932.3m)到着!!

着きました!!
白馬大池を出発してから5時間弱。母にとって楽ではない登りでしたが、
それでもゆっくり着実に登り詰めました!
自分は何度となく登っている白馬岳ですが、単独行では得られない達成感。
母の初登頂が快晴に恵まれて本当に良かったです。
一等三角点
点名:「白馬岳」
標高:成果公表停止中
一等三角点
点名:「白馬岳」
標高:成果公表停止中
9:09 白馬岳山頂出発

母と共に白馬岳山頂を満喫しました!
山頂滞在30分弱で出発。あとは今日の幕営地、白馬岳頂上山荘までゆるりと下ります。

ちょうど前方に見えるのが劔岳と母に伝えると喜んでくれました。
劔岳も4年前の19年に母と共に登頂。やはり登ったことのある山を眺めるのは格別です!
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9:09 白馬岳山頂出発

母と共に白馬岳山頂を満喫しました!
山頂滞在30分弱で出発。あとは今日の幕営地、白馬岳頂上山荘までゆるりと下ります。

ちょうど前方に見えるのが劔岳と母に伝えると喜んでくれました。
劔岳も4年前の19年に母と共に登頂。やはり登ったことのある山を眺めるのは格別です!
白馬岳頂上宿舎を目指して広い稜線を下っていきます。

9:54 白馬岳頂上宿舎(2720m)到着

白馬大池から約6時間。順調に2日目の行程を終えました。
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白馬岳頂上宿舎を目指して広い稜線を下っていきます。

9:54 白馬岳頂上宿舎(2720m)到着

白馬大池から約6時間。順調に2日目の行程を終えました。
荷揚げのヘリを数機見送りながらテントを設営しました。

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荷揚げのヘリを数機見送りながらテントを設営しました。

白馬岳頂上宿舎のテン場でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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白馬岳頂上宿舎のテン場でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
午後もガスらず好天でした。
2
午後もガスらず好天でした。
丸山へ続く稜線より。


前日と違って静かなキャンプ場の夜でした。
19時頃に就寝。
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丸山へ続く稜線より。


前日と違って静かなキャンプ場の夜でした。
19時頃に就寝。
7/18(火)

3:00 起床

テントが揺れるほどの強風で、気を遣う撤収作業でした。


5:00 白馬岳頂上宿舎(2720m)出発

猿倉まで一気に下る最終日。
気を抜くことのないよう母に気合を入れました。
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7/18(火)

3:00 起床

テントが揺れるほどの強風で、気を遣う撤収作業でした。


5:00 白馬岳頂上宿舎(2720m)出発

猿倉まで一気に下る最終日。
気を抜くことのないよう母に気合を入れました。
前日と打って変わって上層の雲が多い朝でした。
風は稜線から離れるとすぐに止み、次第に暑くなっていきます。
登りだとなかなか山小屋に着かないお花畑の中をひたすら下ります。
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前日と打って変わって上層の雲が多い朝でした。
風は稜線から離れるとすぐに止み、次第に暑くなっていきます。
登りだとなかなか山小屋に着かないお花畑の中をひたすら下ります。
母の足取りはしっかりしていて大丈夫そう。
母の足取りはしっかりしていて大丈夫そう。
見上げると次第に遠ざかる白馬岳頂上宿舎
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見上げると次第に遠ざかる白馬岳頂上宿舎
適度に小休止を入れつつ下ります。
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適度に小休止を入れつつ下ります。
ミヤマキンポウゲと思われるお花畑。(花には疎い)
後方は1ヶ月半前に滑降したばかりの残雪。
ミヤマキンポウゲと思われるお花畑。(花には疎い)
後方は1ヶ月半前に滑降したばかりの残雪。
雪は消えても周囲の景色で概ね現在位置が分かります。
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雪は消えても周囲の景色で概ね現在位置が分かります。
杓子岳側の残雪が近付くとまもなく避難小屋です。
杓子岳側の残雪が近付くとまもなく避難小屋です。
6:15 避難小屋(2430m)

出発から1時間余りで避難小屋に到着。この先は急坂となるので小休止を入れます。
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6:15 避難小屋(2430m)

出発から1時間余りで避難小屋に到着。この先は急坂となるので小休止を入れます。
8年前に初めて大雪渓を登った時は小雪渓のトラバースがあったのに、今夏は全然雪がありません。
代わりに全く記憶にないガレ場が広がっていました。
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8年前に初めて大雪渓を登った時は小雪渓のトラバースがあったのに、今夏は全然雪がありません。
代わりに全く記憶にないガレ場が広がっていました。
5月に滑降した残雪を見やりながら下りていきます。
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5月に滑降した残雪を見やりながら下りていきます。
葱平の辺りでしょうか。急な尾根を下りていきます。
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葱平の辺りでしょうか。急な尾根を下りていきます。
数多のお花に包まれながら下りていきます。
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数多のお花に包まれながら下りていきます。
5月に直登した急坂の雪は消え、沢がしっかり出ています。
5月に直登した急坂の雪は消え、沢がしっかり出ています。
7:10 トラバース道へ???(2210m)

そろそろ大雪渓に下りれそうと思ってたら、記憶にないトラバースが始まりました。
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7:10 トラバース道へ???(2210m)

そろそろ大雪渓に下りれそうと思ってたら、記憶にないトラバースが始まりました。
大雪渓のコンディションが少し悪く、トラバースしていくようです。
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大雪渓のコンディションが少し悪く、トラバースしていくようです。
コンディション以前の問題で完全に雪が消えて、地肌が見えていました…。
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コンディション以前の問題で完全に雪が消えて、地肌が見えていました…。
7:55 やっと大雪渓に出る(2020m)

いつ果てるとも知れないトラバースをようやく終え、やっと大雪渓を歩けるようです。
ここまででだいぶ下りてきていますが…。
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7:55 やっと大雪渓に出る(2020m)

いつ果てるとも知れないトラバースをようやく終え、やっと大雪渓を歩けるようです。
ここまででだいぶ下りてきていますが…。
8:11 大雪渓下降開始

ようやくの雪渓歩き。昔はスキーもしていた母も楽しんでくれているようです。
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8:11 大雪渓下降開始

ようやくの雪渓歩き。昔はスキーもしていた母も楽しんでくれているようです。
富士山の大砂走りと似た楽しさがある大雪渓の下降でした。
でもスキーで下りるほうが圧倒的に楽しいのは間違いないです。
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富士山の大砂走りと似た楽しさがある大雪渓の下降でした。
でもスキーで下りるほうが圧倒的に楽しいのは間違いないです。
緩急織り交ぜながらの大雪渓下部
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緩急織り交ぜながらの大雪渓下部
9:18 雪渓歩き終了(1650m)

白馬尻小屋はまだ先ながら、ここで雪渓歩きは終わりのようです。
この先は普通の登山道。風が通らず蒸し暑くて大変でした。
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9:18 雪渓歩き終了(1650m)

白馬尻小屋はまだ先ながら、ここで雪渓歩きは終わりのようです。
この先は普通の登山道。風が通らず蒸し暑くて大変でした。
5月には一面が雪渓だったのが、完全に沢が出ています。
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5月には一面が雪渓だったのが、完全に沢が出ています。
年によって大雪渓の規模は大きく変わることがよく分かった
自身2回目の夏の大雪渓歩きでした。
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年によって大雪渓の規模は大きく変わることがよく分かった
自身2回目の夏の大雪渓歩きでした。
大雪渓が初めての母は大いに楽しんでくれたようで、本当に良かったです。
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大雪渓が初めての母は大いに楽しんでくれたようで、本当に良かったです。
9:45 白馬尻小屋(1540m)到着!

アイゼンを外してから約30分でようやく白馬尻小屋に到着。
8年前はここから雪渓に入れており、自分はそれが当たり前だと思っていました。

白馬尻小屋は今夏も営業されていませんが、トイレと水場は設営されておりテント泊は可能となっています。
(飲用にするためには煮沸が必要とのことです)
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9:45 白馬尻小屋(1540m)到着!

アイゼンを外してから約30分でようやく白馬尻小屋に到着。
8年前はここから雪渓に入れており、自分はそれが当たり前だと思っていました。

白馬尻小屋は今夏も営業されていませんが、トイレと水場は設営されておりテント泊は可能となっています。
(飲用にするためには煮沸が必要とのことです)
9:55 出発

小屋があった8年前の初訪問時の光景を思い浮かべながら、母を案内しました。
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9:55 出発

小屋があった8年前の初訪問時の光景を思い浮かべながら、母を案内しました。
雪が消えてすっかり周囲の光景が変わった大雪渓取付付近。
下りてくると青空が広がってきました。
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雪が消えてすっかり周囲の光景が変わった大雪渓取付付近。
下りてくると青空が広がってきました。
この小さな沢を渡るとまもなく林道に出ます。
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この小さな沢を渡るとまもなく林道に出ます。
10:21 林道終点(1410m)

頂上宿舎を出発してから5時間余りで登山道を抜けました!
あとは林道を下るだけ。
10:21 林道終点(1410m)

頂上宿舎を出発してから5時間余りで登山道を抜けました!
あとは林道を下るだけ。
昨日歩いた稜線を見上げながら暑い林道を下りていきます。
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昨日歩いた稜線を見上げながら暑い林道を下りていきます。
10:44 長走沢(1340m)到着

いつもスキーを洗う長走沢まで来ると、猿倉までもうすぐ。
今回もここで登山道具を洗ったり、ついでに涼もとっていきます。


11:00 出発
10:44 長走沢(1340m)到着

いつもスキーを洗う長走沢まで来ると、猿倉までもうすぐ。
今回もここで登山道具を洗ったり、ついでに涼もとっていきます。


11:00 出発
11:30 猿倉荘(1250m)到着!!

頂上宿舎を出発してから6時間半。
母もしっかり歩き切って猿倉に下山しました。
3日間の行程、本当にお疲れさまでした!

あとは栂池にデポしている車を回収するのみ。
猿倉荘で冷たい飲み物で涼をとりながらバスを待ちました。
お急ぎの方にはタクシーも待ってくれています。
11:30 猿倉荘(1250m)到着!!

頂上宿舎を出発してから6時間半。
母もしっかり歩き切って猿倉に下山しました。
3日間の行程、本当にお疲れさまでした!

あとは栂池にデポしている車を回収するのみ。
猿倉荘で冷たい飲み物で涼をとりながらバスを待ちました。
お急ぎの方にはタクシーも待ってくれています。
猿倉 → 栂池 までの車回収手順です。


12:45 猿倉荘発白馬駅行バスに乗る

13:12 白馬駅着
猿倉 → 栂池 までの車回収手順です。


12:45 猿倉荘発白馬駅行バスに乗る

13:12 白馬駅着
13:27 白馬駅発栂池高原行バスに乗る
13:27 白馬駅発栂池高原行バスに乗る
13:56 栂池高原着

猿倉下山から2時間半。懐かしい栂池に戻ってきました!
母にはバス停で待ってもらい、第2駐車場まで一人で車回収に向かいました。

車回収後、みみずくの湯にて3日間の汗を流してから帰途に就きました。
母が第一目標としていた白馬岳に首尾よく登頂でき、幸先の良い夏山シーズンの始まりとなりました。
13:56 栂池高原着

猿倉下山から2時間半。懐かしい栂池に戻ってきました!
母にはバス停で待ってもらい、第2駐車場まで一人で車回収に向かいました。

車回収後、みみずくの湯にて3日間の汗を流してから帰途に就きました。
母が第一目標としていた白馬岳に首尾よく登頂でき、幸先の良い夏山シーズンの始まりとなりました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 三脚 熊鈴 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

母とはいくつものアルプスの山々を登ってきていますが、いろいろあって抜けていた白馬岳。
梅雨がまだ明けきらない夏山シーズン始まって直後。母が長野に来てすぐに登ることができました。
母は大雪渓を歩きたがっていましたが、登りに使うとちょっとハード過ぎると判断。
より楽に登頂できるよう栂池を起点として登りに2日掛けるよう行程を組みました。

白馬大池でのテント泊。絶好の登山日和に恵まれた2日目の稜線歩きと白馬岳登頂。
白馬岳頂上宿舎でのテント泊から3日目のお花畑から大雪渓の下りまで。
母にも自分にも大事な思い出がまた一つできた快心の3日間となりました。

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母上様、念願の白馬
御登頂、おめでとうございまーす
ゆっくり拝見させていただきます
2023/7/27 20:30
こんにちは、
初テントでしたねー★
3日間
あるきとおされ、お疲れ様でした。

すばらしい、景色を沢山、
見せていただきました。
白馬大池へは、木道あり
雪あり、岩ありと、変化にとむたのしいみちですね
2日目の
大池越しのご来光は、ほんとに、ほんとに、素晴らしいです。登った人にだけの、ご褒美ですね。
小蓮華の、伸びやかさがよくわかる
お写真の連続、
独特な白馬のトンガリが見え
左には雲海、このお写真も絶品です。

雪渓下りは気を使われたことでしょう。
が、お二人共ベテランのアルピニスト
余裕感じます。
5月の雪渓滑りが、嘘のような
季節の移り変わりですね。
帰路でも、車の中で
反省会、思い出のお話に
盛り上がられたことでしょうね。
(≡^.^≡)(≡^.^≡)(≡^.^≡)

ありがとうございました、(≡^.^≡)
2023/7/28 11:30
mayasanpoさん、こんばんは。
さっそくご覧いただきましてありがとうございます!

白馬岳は3年前辺りから母は登りたがっていましたが、いろいろあって後回しになっていました。
母の体力のあるうちによりハードな南アルプスを優先したこともあります。
白馬岳へはいくつかのルートがありますが、今回の栂池からの行程が最も堅実かと考えました。

2012年に友人を連れて初めて訪れた北アルプス。その時にも選んだ行程であり、
白馬大池までの変化に富んだ景色と、小蓮華を越える稜線歩きが魅力です。
話のタネにと一見さんのつもりで行ったのが、長野移住まで繋がってしまいました。
ということで自分にとっても今回の行程はある意味原点ともいえるところです。

今回は梅雨が明けきらないうちでしたのですが、肝心の2日目が絶好の登山日和だったのが良かったです。
初日と最終日はやや雲が多くて鮮やかさは欠けますが、
暑さは控えめだったので母も比較的体力を奪われずに済んだのではと思います。

白馬岳を越える2日目の翌日は大雪渓下り。
最初の花畑こそ穏やかでしたが、雪不足の大雪渓はガレ場やトラバースの連続。
5月には一面に雪面が広がっていたのに溶けるのは早いですね。
3日目は標高差1500mの下りながら、母は安定して歩けていたので良かったです。
6本爪アイゼンを付けての雪渓下りも母は大いに楽しんでくれていました。
今年に入ってアイゼンを使うのは3回目だったようで、想像以上に使い慣れてるのに驚きました。

自分としては白馬三山を越えて鑓温泉まで案内できれば更に良かったですが、
余裕のある行程に抑えるほうがいいかなと考えました。

白馬から長野市まではほぼ1時間で着くので、今回は車の運転も楽でした。
母も白馬の近さには改めて驚いていました。

第一候補の白馬岳に首尾よく登れたので、次の候補だった甲斐駒へ行くことになったのですが、
それはまたの機会にレポにまとめますね。
今回も本当にありがとうございました!
2023/7/28 22:24
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