蝶ヶ岳:上高地ー横尾ー蝶ヶ岳ー徳澤周回ルートは槍・穂高連峰のグレィトビューとお花を楽しみながら

2023年07月29日(土) 〜 2023年07月31日(月)

• GPS: 16:49
• 距離: 27.3km
• 登り: 1,311m
• 下り: 1,306m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:17
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:27

12:55 上高地バスターミナル
13:03 13:03 河童橋公衆トイレ
13:08 13:13 河童橋
13:22 13:22 小梨平
14:09 14:13 明神館
14:21 14:21 徳本口
15:07 15:08 徳沢公衆トイレ
15:31 15:32 新村橋
16:26 横尾

2日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:56

16:26 横尾
6:16 6:17 横尾山荘
7:00 7:18 槍見台
10:31 10:33 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
10:50 10:51 蝶ヶ岳三角点
10:58 11:07 蝶槍
11:15 11:15 蝶ヶ岳三角点
11:39 11:40 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
12:14 瞑想の丘

3日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:09

12:14 瞑想の丘
6:14 6:15 蝶ヶ池
6:19 6:21 蝶ヶ岳
6:45 6:47 妖精の池
7:09 7:10 カモシカの池
7:18 7:19 長塀山
9:03 9:03 チューダイ広場
10:11 10:20 徳澤園
10:27 10:29 徳沢公衆トイレ
11:17 11:18 徳本口
11:22 11:23 明神館
11:27 11:28 明神橋
12:02 12:13 嘉門次小屋
13:04 13:05 岳沢湿原・岳沢登山口
13:17 13:17 日本山岳会上高地山岳研究所
13:23 13:23 河童橋
13:25 ゴール地点

天候

3日とも晴れ(ほぼ快晴)、最高気温は松本で33℃前後

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・千葉6:38発ー松本:特急あずさ3号(松本17:20発あずさ50号)
片道料金:乗車券2550円+特急指定券4850円
・松本ー新島々電車　片道710円
・新島々ー上高地バス　片道2000円(復路は要予約)

コース状況／危険箇所等

・横尾ー蝶ヶ岳:急登が多く、ジグ道・ハシゴ設置などで歩き易い、森林限界上は緩やかなルート、朝の早い時間で林間ルートであるため暑さは凌げた。
・蝶ヶ岳ー徳澤:初めはお花畑エリアなどで緩やか、徐々に急な下りが多くなり、浮石・ハシゴ・木の根っこなどで疲れた状態ではバランスを崩さないようにゆっくり慎重に

その他周辺情報

横尾山荘・蝶ヶ岳ヒュッテ:14000円
嘉門次小屋:岩魚定食1700円、缶ビール350ml 500円

写真

7/29 12:57

千葉駅を6：36発のあずさ3号に乗車、松本電鉄の電車と新島々からバスで
上高地着が12：30過ぎ、横尾に向けてスタートです。今回の相棒のKIさんとTさん

7/29 13:03

繁忙期ピークの土曜日、河童橋は激混み

7/29 13:06

もう無いかと考えていたが、一年来の計画が実現し蝶ヶ岳ハイクのスタート、冥土の土産1

7/29 13:09

穂高連峰・岳沢を望む定番ショット

7/29 13:32

横尾山荘までの3時間あまりの遊歩道脇のお花紹介です。
キツリフネが沢山咲いている。赤紫色のツリフネは全く無し、どうしてかな、謎？

7/29 14:01

明神岳を望む撮影スポット

7/29 14:02

ヤマアジサイ

7/29 14:06

タマガワホトトギスが所々に咲いている

7/29 14:55

クサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)

7/29 14:57

陽当たりの良いエリアでウツボグサ

7/29 14:57

カラマツソウ

7/29 14:57

横尾に近づきキバナヤマオダマキが咲いている

7/29 15:00

ハクサンオミナエシ

7/29 15:50

前穂の奥又白に残雪

7/29 16:05

遊歩道の日陰の法面岩壁の下には

7/29 16:06

ランの一種か？

7/29 16:07

ズダヤクシュ

7/29 16:08

ヨツバヒヨドリか、蝶🦋が吸蜜

7/29 16:09

センジュガンピ(ナデシコ科センノウ属)

7/29 16:10

ソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)

7/29 16:10

クガイソウ

7/29 16:11

シナノオトギリ

7/29 16:17

イチヤクソウがちらほら

7/29 16:21

アスチルベ

7/29 16:26

漸く横尾山荘、けっこう疲れた

7/29 17:02

入浴後、持参した金麦と氷結でかなり良い気分、冷たい水道水で冷やした

7/29 18:10

お待ちかねの夕食でも乾杯🍻

7/29 18:12

美味しかった。明日は始めから急登で標高差は1000m強、英気を養いましょう

7/30 6:08

朝食をしっかり食べ、前夜からスタートまでにしっかり水分補給し熱中症対策

7/30 6:19

急登ではあるが、ジグザグやハシゴが設置され登り易い。朝の涼しさに順調に高度を稼ぐ

7/30 6:35

山野草を探しながらは楽しい。これはランの一種のようだ

7/30 6:51

槍見台にトウチャコ

7/30 6:55

イチヤクソウが多くなってきた

7/30 6:56

7/30 7:17

7/30 7:46

キソチドリ(ラン科ツレサギソウ属)のようだ

7/30 7:47

ミヤマホツツジ

7/30 8:23

イチヤクソウロード状態に、標高2500m位まで咲いていた。

7/30 8:51

イチヤクソウが少なくなってくるのに反比例してゴゼンタチバナの花が多くなってきた。マイズルソウの花もある程度咲いていた

7/30 9:49

このキノコは何だろう？形はエリンギ

7/30 10:06

変わった双葉の可愛いコフタバラン(ランクマサカネラン属)です

7/30 10:09

樹林帯の終盤にキノコ、緑の葉っぱとのコラボが気に入った

7/30 10:23

遂に森林限界に達した。「このグレィトビューを見にきたんだ‼️」スンバラシイ、wonderful、ゴージャス

7/30 10:25

冥土の土産2

7/30 10:29

オンダテを前景に穂高連峰

7/30 10:34

稜線の分岐分岐からヒュッテに行く前に蝶槍に向かいます。素晴らしい稜線漫歩です

7/30 10:44

蝶槍から帰って来る美男美女の若者グループと談笑。素晴らしい笑顔を
撮影させて頂きました。

7/30 10:49

この辺の稜線はお花は少なく、イワベンケイがこのポイントだけに咲いていた

7/30 10:51

右前方が蝶槍らしい

7/30 10:56

標高差は少しであるが岩場を通過

7/30 11:00

山頂直下にイワツメグサ

7/30 11:01

蝶槍山頂からの眺め

7/30 11:03

蝶槍山頂の先は岩場を下り常念岳への登り、長野県側は雲が湧いて来ている

7/30 11:04

相棒を記念撮影

7/30 11:29

ヒュッテに向かいますがまだ正午前、ここでゆっくり休憩、昼寝でもと考えたが、ヒュッテでのビール🍺が待っているため・・・・

7/30 12:00

チシマギキョウを見っけ

7/30 12:01

低い姿勢でチシマギキョウを前景に撮影したが、イマイチ

7/30 12:13

ヒュッテが見えた

7/30 12:54

受付を済ませ、荷物を部屋に運びさあ、昼食とビール🍺だ、小生はカレーに一番搾り350mlでカンパーイです

7/30 16:43

ほろ酔い加減にメンバー全員昼寝、夕方の撮影タイムは条件不良であった

7/30 17:37

テント⛺️場約50張り程度、月曜日でもあり、まだ空きスペースはあった。

7/31 4:25

最終日の朝、日の出は4:50、朝食は２回目の5:30、撮影タイムの始まりです。
雲海上の素敵な朝焼けですね‼️

7/31 4:37

御来光前の穂高連峰

7/31 4:40

御来光を待つ宿泊者

7/31 4:55

太陽が全貌を現した

7/31 4:56

穂高連峰のモルゲンロートをバックに冥土の土産3、この景色を見れて「幸せだなあ僕は、死ぬまでこの日を忘れないぞ」

7/31 4:57

焼岳、乗鞍岳方面

7/31 4:57

モルゲンロートの穂高連峰

7/31 5:00

相棒の二人もこのグレィトビューを目に焼き付けています

7/31 6:11

朝食をしっかり食べ準備万端、ヒュッテを撮影してスタート

7/31 6:12

思い出の一枚を撮影して頂いた

7/31 6:20

テントの上が蝶ヶ岳山頂です

7/31 6:22

この標識のみに徳澤方面の記載があるが、ヒュッテ脇その他もう少し表示して欲しい。長塀山経由で徳澤に下山します

7/31 6:22

穂高連峰をアップで、昨秋泊まった涸沢小屋が見えます。

7/31 6:30

山頂からハイマツ帯を少し進むとお花畑が始まります。ウサギギクが沢山

7/31 6:31

ムカゴトラノオも沢山

7/31 6:31

アキノキリンソウは少し

7/31 6:33

イワギキョウが沢山咲いている小エリア

7/31 6:34

ヨツバシオガマも沢山、朝陽に照らされ光っている

7/31 6:35

ハクサンフウロが現れたがまだ早朝のため開き切っていない花が多い

7/31 6:36

ハクサンイチゲの花が一輪咲き残っていた

7/31 6:37

カラマツソウが沢山咲いていたが、葉っぱの形でモミジカラマツらしい

7/31 6:39

クルマユリもけっこう咲いている

7/31 6:40

エゾシオガマもそれなりに咲いている

7/31 6:43

バイケイソウの花を一株発見(小生は今年初見)、コバイケイソウは沢山あるが花が咲いているのはなかった

7/31 6:46

コゴメグサはここだけ

7/31 7:07

お花畑の終盤でキヌガサソウ(グリーンがかって素敵)の群落が一ヶ所あった。徳澤に下山してから徳澤園でソフトクリーム、明神の嘉門次小屋で岩魚定食とビールのミッションを提案、相二人も快諾し、後半のやや厳しい下山路を頑張った。

7/31 7:47

林間に移行、大振りのギンリョウソウを一つ発見

7/31 8:09

林間ルートは緩急長いルート、浮石が多いエリア、根っこ、階段など多く、疲れてくると要注意、慎重にゆっくり下った。3日間通してカニコウモリが沢山咲いていた。横尾ルートに比べ上部は多彩なお花畑が楽しめるが林間では花は少なかった。

7/31 10:11

徳澤園に下山、ミッションのソフトクリームを頂き嘉門次小屋に向かった。

7/31 11:47

平日でも観光客で混み合う明神池の嘉門次小屋に到着、美味しい岩魚定食や岩波・オデンとビール🍺でカンパーイ、ミッションは無事完了できた。

7/31 13:05

河童橋まで1：15ほど、疲れた身体に鞭打ち遊歩道を進み、岳沢湿原で癒されてフィナーレをむかえました。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

teledaisuki

・昨夏の白馬ー白馬大池➖栂池の花山行のメンバーで翌年の夏にも北アルプスを楽しみたいと相談、体力的に楽な計画として、千葉からのあずさ3号利用で蝶ヶ岳山行を立案した。夏山最盛期の期間で山小屋の予約や電車の指定券確保にけっこう苦労した。
・今回の山行前にトレーニング山行として、川苔山、猫魔岳・雄国沼、日光白根山・外輪山周回、乗鞍岳などなどの山行を積み重ね、今回の真夏の北アルプス山行に臨んだ。
・全行程3日間の総距離27km、累計標高差1300mはあまりハードなルートではないが、来年後期高齢者となる小生にとっては体力的にやや厳しく、熱中症対策など万全の準備に心がけた。蝶ヶ岳は今回で３回目、百名山志向の1996年8月に三又から常念小屋泊で蝶ヶ岳まで縦走周回ルートが初トライ、2012年8月に上高地ー蝶ヶ岳ー大滝山ー徳本峠周回テント泊縦走(蝶ヶ岳ヒュッテテント泊・夕食はヒュッテで)が２回目、今回が３回目であり、体力的には今回が最後であろう。