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Yamareco

記録ID: 5803115
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床連山縦走(カムイワッカ〜羅臼)、斜里岳(清岳荘よりピストン)、雌阿寒岳(オンネトーより周回)

2023年08月06日(日) 〜 2023年08月10日(木)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
39:13
距離
48.4km
登り
4,812m
下り
4,902m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:52
休憩
0:15
合計
7:07
8:50
7
カムイワッカ湯の滝BS
8:57
8:57
21
9:18
9:21
25
9:46
9:48
12
10:00
10:00
53
10:53
10:54
202
14:16
14:25
92
15:57
第一火口キャンプ指定地
2日目
山行
8:57
休憩
4:51
合計
13:48
5:24
100
第一火口キャンプ指定地
7:04
7:05
69
8:14
8:27
50
9:17
10:12
210
13:42
13:44
28
14:12
16:51
14
17:05
17:22
20
17:42
17:43
11
17:54
18:28
3
18:31
18:33
10
18:43
18:50
22
19:12
3日目
山行
5:28
休憩
0:19
合計
5:47
6:05
119
8:04
8:23
132
10:35
10:35
48
11:23
11:23
29
11:52
宿泊地
4日目
山行
6:30
休憩
0:27
合計
6:57
6:53
6:53
51
7:44
7:44
107
9:31
9:31
55
10:26
10:35
29
11:04
11:05
40
11:45
11:45
39
12:24
12:27
40
13:07
13:07
16
13:23
13:37
1
13:38
宿泊地
5日目
山行
6:45
休憩
0:42
合計
7:27
天候 6:雨,7:雨後晴,8:ガス,9,10:ガス(山頂風強し)
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
日程:8/(5),6(日),7,8,9,10,11(金)

概略行程:
0日目 移動(関空⇒女満別空港⇒ウトロ)  国設知床野営場 テン泊
1日目 硫黄岳,羅臼岳縦走        第一火口キャンプ指定地 テン泊
2日目 硫黄岳,羅臼岳縦走        羅臼平キャンプ指定地 テン泊
3日目 羅臼岳〜羅臼登山口        羅臼温泉野営場 テン泊
4日目 斜里岳(ピストン)         オンネトーキャンプ場 テン泊
5日目 雌阿寒岳、阿寒富士        羅臼温泉野営場 テン泊
6日目 移動(羅臼⇒釧路空港⇒関空)

往路;
8/5 大阪10:40-(空港連絡バス,1600円)-11:41関空12:50-(peach M121,15650円)-14:55女満別空港15:05-(網走バス[女満別線],1050円)-15:31網走16:17-(JR,970円)-17:08知床斜里17:20-(バス,1650円)-18:10ウトロBT
 ※網走バス[女満別線]は、飛行機の到着時刻に合わせて出発
 ※関西〜女満別、釧路線
  ・7月1日〜10月28日のみ運航
  ・女満別線:月、水、土
  ・釧路線 :火、木、金、日

移動:
8/6 知床自然センター8:15-(シャトルバス,650円)-8:55カムイワッカ湯の滝
 ※シャトルバス(知床自然センター発)
https://www.goshiretoko.com/kamuywakka/access/
  ・2023/7/22〜8/19はシャトルバス運行
  ・8:15,9:00,9:45,...
  ・知床自然センターでチケット購入(片道650円)
  ・逆コースの場合は、硫黄岳登山口(担当:カムイワッカ湯の滝スタッフ)で
   後払いチケットをもらって乗車可能
  ・知床自然センターで熊スプレーレンタルも可能
   1100円/日。(手続き約20分、要免許証。羅臼ビジターセンターで返却可)

復路:
8/11 羅臼営業所7:10-(バス[釧路羅臼線],4940円)-10:50釧路11:55-(バス,950円)-12:40釧路空港17:10-(peach M121,24000円)-20:00関空20:12-(空港連絡バス,1600円)-21:23大阪
 ※peach(予定16:20釧路発)は50分遅れで飛んだ
コース状況/
危険箇所等
知床連山縦走路:
 ・全域、クマの気配有り。知床はクマ密度高し。熊鈴、ホイッスル必携。
 ・硫黄山登山口から硫黄山までは雨天時はスリップ注意。
 ・硫黄山からサシルイ岳はハイマツ多し、ハイマツアタックを掻い潜って進むべし。
 ・羅臼平から羅臼登山口へは、屏風岩周辺が少し登山道が判りにくい。登山道を良く見極めて進むべし。
斜里岳:
 ・沢の渡渉箇所多数。雨天後はスリップ注意。
雌阿寒岳:
 ・よく整備された登山道。
その他周辺情報 知床縦走時の水場:
 ・第一火口野営場の入口には大きな雪渓が残る。(例年は9月まで持つ)
 ・オッカバケ岳を下りサシルイ岳の登り返しの登山道脇の
  雪渓の小さく、直に消失すると思われる。
 ・岩清水は、雨天が続いたためジャージャー出ていました
 ・二つ池や三ツ峰の野営地周辺の水場は要煮沸

宿: ※以下、◯印は今回利用
◯国設知床野営場
 https://blog.shiretoko.asia/2023/05/51061.html
 ・料金500円
 ・ウトロ温泉BTから徒歩15分
  セブンイレブンから車道の坂を上がって。最初のカーブの左手海側から
  上の台地に上がる歩道あり。これを使えばさほど苦にならずに到着可能。
 ・ウトロ温泉夕陽台の湯
  500円、14:00〜20:00
  https://daimarublogxyz.com/shiretoko_yaeijyo/3833/

◯羅臼温泉野営場
  ・料金300円
  ・熊の湯温泉(川の対岸にあり)
  ・利用者用駐車場あり
  ・ニコニコレンタカー羅臼船見町店まで徒歩3.6km(40分)
  ・阿寒バス 羅臼営業所まで徒歩2.9km(32分)

・クリオネキャンプ場
 ・料金550円
 ・斜里温泉400円
  (15:00〜20:00[最終受付19:30],翌朝7:00〜8:00[最終受付8:00])
  ※キャンプ場利用者は半額

◯オンネトーキャンプ場
 ・料金1000円
 ・車で10分のところに、雌阿寒温泉(野中温泉)有り
  ・日帰り入浴 10:00〜18:00(露天風呂 11:00〜)
  ・料金 大人400円 子供 200円(2021年現在)

・清岳荘(斜里岳山小屋)
 ・小屋泊1570円
  (すごく綺麗な小屋でした。電子レンジなどもある。前泊にお勧め)
 ・車中泊 520円

燃料アルコールの調達:
 ◯調剤薬局ツルハドラッグ網走北店
  ・電話:0152-61-1281
  ・営業時間:09:00〜22:00
  ・電話:網走駅から徒歩12分
  ・バス:オホーツク合同庁舎前で下車して、徒歩で網走駅に戻る

レンタカー:
◯ニコニコレンタカー羅臼船見町店
  https://www.2525r.com/hokkaido/menashigunrausu/store-01403-001.html
  ・N-BOX(ホンダの軽)、8/8 18:00- 8/10 18:00(48h),11000円
  ・電話0153-87-2203、営業09:00-18:00

下山後の食事:
◯羅臼食堂
 https://shiretoko-syokudo.com/
 ・知床食堂(2Fレストラン)の営業時間は9:00〜18:00(閉店18:30)

ヒグマ対策:
 知床財団のホームページに詳細があります
 https://www.shiretoko.or.jp/higumanokoto/

参考レコ:
 【知床連山縦走】カムイワッカ?羅臼温泉★快適バスの旅,dominonさん
  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4576756.html
 灼熱の知床連山縦走 2021.7.25~27
  https://center.shiretoko.or.jp/natureblog/2021/07/11665.html
ピーチで関空から女満別空港へ。
2023年08月05日 12:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12
8/5 12:32
ピーチで関空から女満別空港へ。
女満別空港から空港連絡バスで網走へ。ここでツルハドラックに立ち寄り、燃料アルコールを調達。
2023年08月05日 16:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
8/5 16:07
女満別空港から空港連絡バスで網走へ。ここでツルハドラックに立ち寄り、燃料アルコールを調達。
更にウトロまで電車とバスを乗り継ぎ、今宵の宿の知床野営場へ。
2023年08月05日 18:37撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
8/5 18:37
更にウトロまで電車とバスを乗り継ぎ、今宵の宿の知床野営場へ。
今日の我が家。
2023年08月05日 19:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/5 19:01
今日の我が家。
ウトロバス停からキャンプ場に移動する途中、セイコーマートにて鍋焼きうどんとビールを調達しました。
2023年08月05日 19:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12
8/5 19:18
ウトロバス停からキャンプ場に移動する途中、セイコーマートにて鍋焼きうどんとビールを調達しました。
◆1日目の朝。知床自然センターまで大粒の雨の中、徒歩で移動して、朝一のシャトルバスに乗る。車窓から羅臼岳を確認。めっちゃ、カッコいい。
2023年08月06日 08:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
8/6 8:20
◆1日目の朝。知床自然センターまで大粒の雨の中、徒歩で移動して、朝一のシャトルバスに乗る。車窓から羅臼岳を確認。めっちゃ、カッコいい。
カムイワッカ湯の滝。お初にお目にかかりました。
2023年08月06日 08:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
11
8/6 8:57
カムイワッカ湯の滝。お初にお目にかかりました。
ここで登山届を提出して縦走路に入る。というところで、いきなり「道路脇にクマがいる」との情報を頂く。緊張が走る。
2023年08月06日 09:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 9:00
ここで登山届を提出して縦走路に入る。というところで、いきなり「道路脇にクマがいる」との情報を頂く。緊張が走る。
このすぐ先の道の横(金網の向こう側)にクマが居る。でも進まなければ縦走が始まらない。意を決して先へと進む。
2023年08月06日 09:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 9:01
このすぐ先の道の横(金網の向こう側)にクマが居る。でも進まなければ縦走が始まらない。意を決して先へと進む。
無事、クマをやり過ごして硫黄山登山口に到着。クマと対峙したのはホンの短い時間だったけれど精神的にドッと疲れた。(ここで立ち止まってはいけない。足早に歩きクマと距離を取りました)
2023年08月06日 09:15撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 9:15
無事、クマをやり過ごして硫黄山登山口に到着。クマと対峙したのはホンの短い時間だったけれど精神的にドッと疲れた。(ここで立ち止まってはいけない。足早に歩きクマと距離を取りました)
もう、身にしみて分かったよ。クマの聖域に足を踏み入れたのは人の方だ。ここから知床連山縦走の2泊3日の間はホイッスルを吹きまくりました。
2023年08月06日 09:15撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 9:15
もう、身にしみて分かったよ。クマの聖域に足を踏み入れたのは人の方だ。ここから知床連山縦走の2泊3日の間はホイッスルを吹きまくりました。
おっ、これが噂のウクライナカラーの道標ですね。
2023年08月06日 10:22撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/6 10:22
おっ、これが噂のウクライナカラーの道標ですね。
ようやく樹林帯を抜け眺望が出てきた。まだまだ遠いぞ。
2023年08月06日 11:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/6 11:14
ようやく樹林帯を抜け眺望が出てきた。まだまだ遠いぞ。
硫黄沢に入り、水無し川を遡行する。雨で濡れた岩はベリースリッピー。集中力を切らさない様に進みます。
2023年08月06日 12:10撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 12:10
硫黄沢に入り、水無し川を遡行する。雨で濡れた岩はベリースリッピー。集中力を切らさない様に進みます。
高度をどんどん上げる。
2023年08月06日 12:27撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/6 12:27
高度をどんどん上げる。
ザックを下ろして一休み。雨の中、カッパを来て歩いて疲れたぞ〜。
2023年08月06日 13:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 13:12
ザックを下ろして一休み。雨の中、カッパを来て歩いて疲れたぞ〜。
この急登を登りきれば、硫黄山は近いぞ。がんばれー。
2023年08月06日 13:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 13:12
この急登を登りきれば、硫黄山は近いぞ。がんばれー。
硫黄山山頂にて三角点、ゲット!周囲はガッスガスで視界無しのため、足早に退散。
2023年08月06日 14:15撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 14:15
硫黄山山頂にて三角点、ゲット!周囲はガッスガスで視界無しのため、足早に退散。
イワイチョウ。初々しい。
2023年08月06日 14:23撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 14:23
イワイチョウ。初々しい。
ようやく今宵の宿、第一火口野営地に到着!水はけの良い一等地を見つけて、テントを張る。あ〜、疲れたぞ〜。夕食を食べて就寝。
2023年08月07日 05:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 5:20
ようやく今宵の宿、第一火口野営地に到着!水はけの良い一等地を見つけて、テントを張る。あ〜、疲れたぞ〜。夕食を食べて就寝。
◆2日目の朝。上空の大気は大荒れで、昨夜は夜半過ぎに経験したことのない滝の様な雨と雷に見舞われた。(テントが水没したら即撤退と覚悟していたが、なんとか朝まで持ちこたえてホッとした。)
2023年08月07日 05:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 5:31
◆2日目の朝。上空の大気は大荒れで、昨夜は夜半過ぎに経験したことのない滝の様な雨と雷に見舞われた。(テントが水没したら即撤退と覚悟していたが、なんとか朝まで持ちこたえてホッとした。)
稜線に戻り、火口の縁の登山道を進む。
2023年08月07日 06:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
10
8/7 6:38
稜線に戻り、火口の縁の登山道を進む。
砂礫の道の脇は、滑ると止まらない斜度だ。ここは慎重に歩を進めた。
2023年08月07日 06:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/7 6:40
砂礫の道の脇は、滑ると止まらない斜度だ。ここは慎重に歩を進めた。
危険地帯を抜け、ザックを下ろして一休み。
2023年08月07日 08:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
8/7 8:16
危険地帯を抜け、ザックを下ろして一休み。
おおっ、晴れてきた。ガッスガスの中歩いているとお日様が出るだけで嬉しい。
2023年08月07日 08:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9
8/7 8:16
おおっ、晴れてきた。ガッスガスの中歩いているとお日様が出るだけで嬉しい。
羅臼へと続く道は、ここで左に曲がる。
2023年08月07日 09:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/7 9:02
羅臼へと続く道は、ここで左に曲がる。
2つ池のテン場の脇で一休み。ここで湯を沸かしコーヒーとパンを頂きました。今下りてきたオッカバケを振り返る。
2023年08月07日 10:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/7 10:12
2つ池のテン場の脇で一休み。ここで湯を沸かしコーヒーとパンを頂きました。今下りてきたオッカバケを振り返る。
これから登るサシルイ岳。ここまでガッスガスの中歩いてきたが、ようやく周囲が見えるようになってきた。
2023年08月07日 10:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 10:12
これから登るサシルイ岳。ここまでガッスガスの中歩いてきたが、ようやく周囲が見えるようになってきた。
ガッスガスの縦走路を進む。
2023年08月07日 10:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/7 10:44
ガッスガスの縦走路を進む。
チシマキンバイ。
2023年08月07日 11:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/7 11:28
チシマキンバイ。
チングルマ。
2023年08月07日 11:40撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
13
8/7 11:40
チングルマ。
エゾコザクラ。
2023年08月07日 11:41撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 11:41
エゾコザクラ。
黄色のお花。
2023年08月07日 11:43撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/7 11:43
黄色のお花。
マダラバッタ。
2023年08月07日 11:43撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/7 11:43
マダラバッタ。
エゾコザクラ。イワザクラは本当に可愛いお花です。
2023年08月07日 11:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 11:44
エゾコザクラ。イワザクラは本当に可愛いお花です。
サシルイ岳に僅かに残る雪渓。ここは、もうじき無くなりそう。
2023年08月07日 11:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
8/7 11:49
サシルイ岳に僅かに残る雪渓。ここは、もうじき無くなりそう。
アオノツガザクラ。群生が見事でした。
2023年08月07日 11:50撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/7 11:50
アオノツガザクラ。群生が見事でした。
サシルイ岳にてようやく晴れてきた。
2023年08月07日 12:40撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/7 12:40
サシルイ岳にてようやく晴れてきた。
わぁーお。こんな所を歩いていたんだ。めっちゃ絶景やん。(硫黄山まで綺麗に見えました)
2023年08月07日 12:41撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
14
8/7 12:41
わぁーお。こんな所を歩いていたんだ。めっちゃ絶景やん。(硫黄山まで綺麗に見えました)
目指す羅臼岳は、まだ雲の中。シャイなお山です。
2023年08月07日 12:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/7 12:36
目指す羅臼岳は、まだ雲の中。シャイなお山です。
おおおっ。山頂のガスが取れそうやん。お日様がんばれー。
2023年08月07日 12:57撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/7 12:57
おおおっ。山頂のガスが取れそうやん。お日様がんばれー。
本日の宿泊地、羅臼平野営地に到着。疲れたぞ―。ここでテントを建てて、少しお昼寝します。
2023年08月07日 14:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/7 14:28
本日の宿泊地、羅臼平野営地に到着。疲れたぞ―。ここでテントを建てて、少しお昼寝します。
羅臼岳もようやく全貌が見えた。もう目と鼻の先まで来ましたよ。ここは羅臼岳を一望できる最高の場所ですね。
2023年08月07日 14:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 14:12
羅臼岳もようやく全貌が見えた。もう目と鼻の先まで来ましたよ。ここは羅臼岳を一望できる最高の場所ですね。
濡れた装備を全部干し。テント泊あるある。
2023年08月07日 14:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 14:56
濡れた装備を全部干し。テント泊あるある。
昨夜の雨でロフトを失ったダウンシュラフも天日干しで完全復活。
2023年08月07日 14:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 14:56
昨夜の雨でロフトを失ったダウンシュラフも天日干しで完全復活。
一寝入りして起きたら、絶景が目の前にありました。気分アゲアゲで山頂に向かう。
2023年08月07日 16:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12
8/7 16:39
一寝入りして起きたら、絶景が目の前にありました。気分アゲアゲで山頂に向かう。
途中、岩清水で水を汲む。
2023年08月07日 17:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 17:11
途中、岩清水で水を汲む。
重力式浄水システムで水を作っておきます。(帰りに回収しました)
2023年08月07日 17:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/7 17:22
重力式浄水システムで水を作っておきます。(帰りに回収しました)
高度を上げて振り返ると知床連山の縦走路が一望できました。すっげー。
2023年08月07日 17:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
18
8/7 17:48
高度を上げて振り返ると知床連山の縦走路が一望できました。すっげー。
おっ、海の向こうの国後島のお山まで見えていました。
2023年08月07日 17:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/7 17:48
おっ、海の向こうの国後島のお山まで見えていました。
羅臼岳山頂に到着!
2023年08月07日 17:54撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
14
8/7 17:54
羅臼岳山頂に到着!
わーぉ、こりゃ凄い。
2023年08月07日 17:57撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
15
8/7 17:57
わーぉ、こりゃ凄い。
硫黄岳のその先に、まだ見ぬ知床半島が見えました。
2023年08月07日 17:56撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/7 17:56
硫黄岳のその先に、まだ見ぬ知床半島が見えました。
我が家も小さく見えました。
2023年08月07日 17:58撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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我が家も小さく見えました。
お日様がローアングルで雲海を照らす。
2023年08月07日 17:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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お日様がローアングルで雲海を照らす。
なんじゃこりゃ〜。
2023年08月07日 17:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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なんじゃこりゃ〜。
映画のワンシーンみたいだ。
2023年08月07日 17:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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映画のワンシーンみたいだ。
羅臼(知床半島の南側)に広がる雲海。
2023年08月07日 18:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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羅臼(知床半島の南側)に広がる雲海。
ウトロ側も雲海が埋め尽くす。
2023年08月07日 18:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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ウトロ側も雲海が埋め尽くす。
至福の時が流れる。
2023年08月07日 18:04撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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至福の時が流れる。
いよいよ夕暮れ。
2023年08月07日 18:19撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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いよいよ夕暮れ。
斜里岳方面も少し焼ける。
2023年08月07日 18:19撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 18:19
斜里岳方面も少し焼ける。
雲海がすご〜い。
2023年08月07日 18:20撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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雲海がすご〜い。
直に日没を迎える。そろそろ下山しましょう。
2023年08月07日 18:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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直に日没を迎える。そろそろ下山しましょう。
美しい夕暮れを楽しみながら我が家に戻りました。
2023年08月07日 18:43撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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美しい夕暮れを楽しみながら我が家に戻りました。
◆3日目の朝。テントを撤収して出発します。
2023年08月08日 05:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 5:59
◆3日目の朝。テントを撤収して出発します。
羅臼平はまたまたガスに包まれる。
2023年08月08日 05:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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羅臼平はまたまたガスに包まれる。
屏風岩まで下りてきました。
2023年08月08日 07:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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屏風岩まで下りてきました。
泊まり場。(ここは野営指定地ではないですが、水場もあるし良いテン場です)
2023年08月08日 08:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 8:22
泊まり場。(ここは野営指定地ではないですが、水場もあるし良いテン場です)
硫黄岳登山口まで下りました。あー疲れたぞー。(ザックを下ろして、ここで初日のヒグマ目撃情報を投函しておきました)
2023年08月08日 11:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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硫黄岳登山口まで下りました。あー疲れたぞー。(ザックを下ろして、ここで初日のヒグマ目撃情報を投函しておきました)
今宵の宿は羅臼野営場です。目の前に無料の温泉「熊の湯」もあって最高です。(夕方、羅臼の街まで歩いて、レンタカーを調達しました)
2023年08月08日 13:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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今宵の宿は羅臼野営場です。目の前に無料の温泉「熊の湯」もあって最高です。(夕方、羅臼の街まで歩いて、レンタカーを調達しました)
◆4日目の朝。レンタカーにて清岳荘まで移動。カッパを着て、ここから斜里岳に向かいます。
2023年08月09日 06:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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◆4日目の朝。レンタカーにて清岳荘まで移動。カッパを着て、ここから斜里岳に向かいます。
登山道の入り口。
2023年08月09日 06:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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登山道の入り口。
沢は前日の雨で増水していました。なかなかにアドベンチャーなコースです。
2023年08月09日 06:54撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/9 6:54
沢は前日の雨で増水していました。なかなかにアドベンチャーなコースです。
下部、二股。ここからの旧道は楽しい大人のアスレチックコースです。
2023年08月09日 07:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/9 7:44
下部、二股。ここからの旧道は楽しい大人のアスレチックコースです。
小滝。
2023年08月09日 07:57撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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小滝。
でっかい滝。左岸を進む。
2023年08月09日 08:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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でっかい滝。左岸を進む。
なかなかの水量で迫力ありますね。
2023年08月09日 08:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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なかなかの水量で迫力ありますね。
上二股から急登を詰めて山頂へ。山頂はガッスガスの爆風のため、写真だけ取って速攻で下山開始。
2023年08月09日 10:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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上二股から急登を詰めて山頂へ。山頂はガッスガスの爆風のため、写真だけ取って速攻で下山開始。
登山口まで戻りました。
2023年08月09日 13:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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登山口まで戻りました。
今頃になって青空が。(山登りあるあるですね)
2023年08月09日 13:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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今頃になって青空が。(山登りあるあるですね)
ネジバナ。可愛い。ここから車を走らせオンネトー野営場へ移動しました。
2023年08月09日 14:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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ネジバナ。可愛い。ここから車を走らせオンネトー野営場へ移動しました。
◆5日目の朝。オンネトー登山口から歩き始めます。
2023年08月10日 04:38撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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◆5日目の朝。オンネトー登山口から歩き始めます。
阿寒富士山頂。ガッスガスで視界無し。
2023年08月10日 07:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 7:13
阿寒富士山頂。ガッスガスで視界無し。
三角点、ゲット!
2023年08月10日 07:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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三角点、ゲット!
ガッスガスの登山道を戻ります。
2023年08月10日 07:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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ガッスガスの登山道を戻ります。
イワブクロ。
2023年08月10日 07:45撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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イワブクロ。
メアカンフスマ。水玉をまとって可愛いらしい。
2023年08月10日 07:50撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 7:50
メアカンフスマ。水玉をまとって可愛いらしい。
規則正しい葉の付き方。まるで五重塔の様。
2023年08月10日 07:51撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 7:51
規則正しい葉の付き方。まるで五重塔の様。
コマクサ。
2023年08月10日 07:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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コマクサ。
霧雨の中、八合目に到着。
2023年08月10日 08:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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霧雨の中、八合目に到着。
メアカンフスマ。
2023年08月10日 08:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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メアカンフスマ。
メアカンキンバイ。小さいお花ですね。ほぼ終わっていましたが、少しだけ残っていてくれました。
2023年08月10日 08:05撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 8:05
メアカンキンバイ。小さいお花ですね。ほぼ終わっていましたが、少しだけ残っていてくれました。
ヒメイワタデ。シックな色が素敵です。
2023年08月10日 08:22撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 8:22
ヒメイワタデ。シックな色が素敵です。
山頂に近づくと強風にさらされる。
2023年08月10日 08:23撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 8:23
山頂に近づくと強風にさらされる。
雌阿寒岳山頂。
2023年08月10日 08:33撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 8:33
雌阿寒岳山頂。
ガッスガスで視界無し。(岩陰で湯を沸かしコーヒーを頂こうとするも、強風に鍋ごと飛ばされて断念。パンだけ食べて、下山を開始します。)
2023年08月10日 08:33撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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ガッスガスで視界無し。(岩陰で湯を沸かしコーヒーを頂こうとするも、強風に鍋ごと飛ばされて断念。パンだけ食べて、下山を開始します。)
少し下りてくると、晴れてるやん。男前な雄阿寒岳が顔をのぞかせる。
2023年08月10日 09:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 9:25
少し下りてくると、晴れてるやん。男前な雄阿寒岳が顔をのぞかせる。
ここは整備の行き届いた良い登山道です。
2023年08月10日 09:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 9:25
ここは整備の行き届いた良い登山道です。
下りてきた道を振り返る。
2023年08月10日 09:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 9:30
下りてきた道を振り返る。
火山らしい岩の道を進む。
2023年08月10日 09:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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火山らしい岩の道を進む。
おおっ、虹のサプライズがありました。
2023年08月10日 09:57撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 9:57
おおっ、虹のサプライズがありました。
登山口まで下りて、オンネトー湖畔の散策路経由で戻ります。
2023年08月10日 11:31撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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登山口まで下りて、オンネトー湖畔の散策路経由で戻ります。
登山口まで戻りました。
2023年08月10日 11:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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登山口まで戻りました。
KIRAWAYを懐かしみ、中標津のミルクロードに向けて車で走らせる。地平線まで伸びるどこまでも真っ直ぐな一本の道。ライダーの聖地ですね。
2023年08月10日 14:05撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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KIRAWAYを懐かしみ、中標津のミルクロードに向けて車で走らせる。地平線まで伸びるどこまでも真っ直ぐな一本の道。ライダーの聖地ですね。
お花にはチョウチョが舞う。
2023年08月10日 14:21撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 14:21
お花にはチョウチョが舞う。
道脇の広大な牧場で牛がのびのびしています。のんびりドライブするのに良い場所でした。
2023年08月10日 14:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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道脇の広大な牧場で牛がのびのびしています。のんびりドライブするのに良い場所でした。
羅臼の街に戻り、道の駅にあるしれとこ食堂へ。
2023年08月10日 15:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/10 15:38
羅臼の街に戻り、道の駅にあるしれとこ食堂へ。
いくら・ホタテ丼のご飯大盛りを頂く。鮮度抜群、ウマウマでした。(対岸には国後島が見えており双眼鏡で詳細を観察できます。)
2023年08月10日 16:06撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 16:06
いくら・ホタテ丼のご飯大盛りを頂く。鮮度抜群、ウマウマでした。(対岸には国後島が見えており双眼鏡で詳細を観察できます。)
窓からは羅臼漁港の船が見えました。
2023年08月10日 16:15撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 16:15
窓からは羅臼漁港の船が見えました。
熊の湯で漁師さんが取っていると聞いた羅臼昆布をお土産に購入。
2023年08月10日 15:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/10 15:48
熊の湯で漁師さんが取っていると聞いた羅臼昆布をお土産に購入。
今宵の宿、羅臼野営場にて。スーパーカブのリヤカー仕様でおっちゃん達が北海道を回る。シブー。
2023年08月10日 17:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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今宵の宿、羅臼野営場にて。スーパーカブのリヤカー仕様でおっちゃん達が北海道を回る。シブー。
レンタカーを返して、キャンプ場に戻る道すがら、羅臼岳を仰ぎ見る。やっぱかっこいい。
2023年08月10日 18:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/10 18:16
レンタカーを返して、キャンプ場に戻る道すがら、羅臼岳を仰ぎ見る。やっぱかっこいい。
夜は熊の湯へ。ここはめっちゃ熱いけど、泉質サイコーのお風呂です。(湯船に浮かべた温度計はなんと46度を指していました)
2023年08月10日 20:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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夜は熊の湯へ。ここはめっちゃ熱いけど、泉質サイコーのお風呂です。(湯船に浮かべた温度計はなんと46度を指していました)
◆6日目の朝。今日は移動のみ。ここから羅臼の街のバス停まで歩きます。
2023年08月11日 04:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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◆6日目の朝。今日は移動のみ。ここから羅臼の街のバス停まで歩きます。
キャンプ場で夜が明ける。
2023年08月11日 05:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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キャンプ場で夜が明ける。
良く晴れた朝は気持ち良い。
2023年08月11日 05:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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良く晴れた朝は気持ち良い。
何度もお世話になった名湯「熊の湯」。(毎朝4時から清掃に入り入浴は7時からです。町民の皆さんに愛される良いお風呂でした)
2023年08月11日 05:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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何度もお世話になった名湯「熊の湯」。(毎朝4時から清掃に入り入浴は7時からです。町民の皆さんに愛される良いお風呂でした)
羅臼の街の阿寒バス営業所に到着。釧路行きのバスを待ちます。
2023年08月11日 06:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/11 6:03
羅臼の街の阿寒バス営業所に到着。釧路行きのバスを待ちます。
ここからバスを乗り継ぎ釧路空港へ行きピーチで関空へ戻ります。お疲れ様でした。(道東に何度か通ったので、大体この地図の位置関係が判るようになりました。お山の思い出がいっぱいです)
2023年08月11日 06:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/11 6:06
ここからバスを乗り継ぎ釧路空港へ行きピーチで関空へ戻ります。お疲れ様でした。(道東に何度か通ったので、大体この地図の位置関係が判るようになりました。お山の思い出がいっぱいです)

感想

待ちに待った憧れの知床へ向かいます。以下、道中記録です。

◆0日目 移動[関空⇒女満別空港⇒ウトロ](知床野営場テン泊)
関空から女満別空港へ移動して北海道へ。ついにその時がきた。南の海上で猛威を奮う台風6号に、遠く北海道に掛かる前線が刺激され今回は荒天の予報である。加えて知床半島は世界的にもヒグマの高密度地帯でも知られる。この縦走は油断禁物である。
途中、網走駅近くのツルハドラッグで燃料アルコールを調達して、電車で斜里へ。一両編成の田舎の電車が海岸線を各駅停車でゆるゆると走る。同じ電車で乗り合わせた方は東京から法事で故郷の斜里に戻られた方でした。「このデカザックで知床を歩くのはすごいな。普段は高尾山くらいかな。ヒグマがいっぱいいるからね。無事を祈っているよ。」と声を掛けてきたので、少しお話させて頂いた。北海道帰省時はレンタカーで移動するが、直前で手配できず電車移動となった。大きなスーツケースには礼服が入っている。子供さんも中学生となり、部活動が忙しくなり故郷の斜里に行くといっても付いてこなくなった。いろいろと忙しくなるからそれどころではないのでしょう。その方とは斜里駅でお別れしました。
そこからバスでウトロの街へ移動。この日は、知床キャンプ場で宿泊。

◆1日目 硫黄山登山口〜硫黄山〜第一火口野営地(テン泊)
朝起きて、雨の中、テントを撤収して知床自然センターまで国道沿いを歩く。(ウトロBTから路線バスも走っているが時間が遅い。シャトルバスの1便に間に合うように徒歩で移動した)。途中、雨が本降りとなる。高台にある知床自然センターまでは標高差がかなりあるので、結構きつかった。自然センターに着くと雨は止んだ。いきなしビショビショやん。(;_;)
知床自然センターで、縦走路の情報を得る。道は問題ない、ヒグマは普通にいるので出会い頭にならないように音を出して歩くこと、最近、歩いた人がいないので水場の情報は得られなかったが、第一火口の雪渓は例年ならばまだ残っているはずとのこと。シャトルバスのチケットを買って、バスに乗り込む。バスはカムイワッカ湯の滝を楽しむ家族連れの方を多く乗せて進む。登山者は私1人だった。
小一時間ほど揺られてカムイワッカ湯の滝に到着。少し歩くと滝に到着。これが有名なカムイワッカの滝かぁ。そこで爆竹とホゥホゥと人の叫ぶ声を聞く。どうやらクマが近くにいるらしい。なんだか、いきなりやなぁ。
登山届を提出していると、湯の滝の関係者の方が戻ってきた。「これから山に入るのですか?クマが登山道のすぐ脇にいるから気をつけて」だって。様子から伺うにどうやら通れないことはないらしい。
意を決してホイッスルを吹きながら道を進んでいくと、例のクマが居た。金網の外をお尻をこちらに向けてトコトコと進んでいる。体長は約1m、単独の若い成獣でした。ホイッスルを吹き鳴らすとクマが前に進む。なんとか脇を抜けないと登山口にたどり着けない。ホイッスルを吹くのをやめると、クマがコチラを振り返って立ち止まった。目を見つめ、どうやら興奮してはいないことを確かめて、熊鈴だけで脇を通り抜ける。クマは金網の外でじっと立ち止まっていてくれた。進む速度を一定にして、クマと距離をとって一安心。登山道入り口でクマが付いてこないことを確認した後、山道に入った。どうしても後ろが気になり、しばらくは休憩無しで進んだ。
いきなり知床の洗礼を受けた。クマの住処にお邪魔していることを肝に据えて、それからは事あるごとにホイッスルを吹き続けた。(熊鈴だけでは心許ないと思う)。
硫黄山への標高差は約1300m。雨の降る中、なかなかハードな初日となった。途中からは沢を登る。涸れ沢のはずだったが降り続く雨の影響か水も流れている。濡れた岩はスリッピーで摩擦係数が低い。最近張り替えたビブラムソールのグリップを信じて沢を登る。急な所は、4つんばいで体重を手に逃しながら進んだ。気を使う登りだった。
周囲はガッスガスだけれど、折角なので硫黄山にも立ち寄った。(この縦走路を歩くことは、もう無いかもしれない)。晴れていれば最高の景色のはずだった。
疲れきって第一火口野営地に辿り着く。フードロッカーはガッスガスで見当たらない。(翌朝になって、場所が分かった)。水捌けの良さそうな一等地にテントを建てた。雪渓で水を取って、ご飯を食べて就寝。厳しい1日目をどうにかやり過ごした。

◆2日目 第一火口野営地〜オッカバケ〜サシルイ岳〜羅臼平(テン泊)〜羅臼岳(ピストン)
23時頃、大粒の雨がテントを叩いて起こされる。次第に雨が強くなり雷鳴も聞こえる。なかなかにハードな夜だった。第一火口野営地は、火口の底にあり風は吹かない。かなりの強烈な雨だったが、水捌けの良い場所(あれだけ雨が降ったにも拘わらず地面が乾いていた)を確保できたのが幸いしてテントは水没を免れた。朝起きて、無事であることを確認して、ホッとした。
朝起きて、朝食を食べてテントを撤収して出発。ガスが抜けてきて初めて自分が火口の底に居たことを自覚する。雪渓脇を登り返して縦走路に復帰。そこからはスリッピーな火口の縁を歩く。どうみても道の脇に滑ったら止まらない斜度である。気の抜けない縦走路を独り進む。
砂礫の道を抜けるとハイマツの道になる。足を引っ掛けないように注意して進む。デカザックを背負ってコケるとダメージが大きい。ソロだと前に進めなくなる状況はなんとしても避けなければならない。相変わらずガッスガスだが、気の抜けない道はずっと続いた。
二ツ池まで下りて、そこで一休み。池の水を沸かして、コーヒーを淹れてパンを頂いた。ここでようやくガスが抜けてきた。歩いてきたオッカバケやこれから進むサシルイ岳がガスの向こうに見えた。見通しがあれば、少しはやる気もでてくる。
サシルイ岳山頂で日の光が差す。山頂は隠れているも下界は見えてきた。しばらくして振り返ると歩いてきた縦走路が一望できた。なかなか良い縦走路だった。(願わくば、もっと早く、この景色を見せて欲しかった)
三ツ峰の野営地を越えて、羅臼平へと進む。今日もヘトヘトになって羅臼平に到着。ここで青空も見える。大急ぎでテントを設営して、濡れた装備一切合切を全部天日干しにかける。(前日の雨でビショビショに濡れたシュラフもすっかりドライに元通り。めっちゃラッキーでした)。テントで少し横になっている間に、どんどん天気は回復し、羅臼岳もその姿の全貌を見せてくれた。
夕方、空身で羅臼岳へ。(本当は朝一で行くつもりだったが、翌朝は天気が崩れそうなので予定を変更)。
途中、岩清水で水を汲んでおく。羅臼岳の山頂からの絶景は忘れない。海は雲海で埋め尽くされ、そこから知床連山が聳え立つ。半島の南には国後島が、後ろには斜里岳も見える。西方面には雨っぽい雲がかかるも、東半分は快晴でした。夕方の薄い夕陽に照らされた絶景をしばし楽しんだ。こんな日に山に居ることができると最高ですね。
暗くなり始めたので早めに下山。この日はテントでゆっくりと休んだ。

◆3日目 羅臼平〜羅臼登山口(羅臼野営場テン泊)
朝起きると外はガッスガスに逆戻り。昨晩、山頂を踏んでおいて良かった。テントを撤収して下山を開始。夏草が生い茂る登山道は、木の根に足を引っ掛けないように注意して進んだ。急坂をだいぶ下りて、ガスの中から屏風岩が姿を現す。ここで一休み。屏風岩は、なかなかの迫力やな〜。でもここでヒグマに遭遇したら狭い谷からは逃げ場がないぞ。いつもの様にホイッスルを吹き鳴らし先へと進む。登山道にはピンクリボンは付いているも、この時期は木が生い茂り遠くは見通せない。間違えると登り返しがやっかいな急坂を慎重に下りた。泊場で大きな沢に合流して展望が開けた。ザックを下ろして一休み。白濁した硫黄の匂いの強い沢がここが火山であることを感じさせる。支流の沢からは水も取れる様でした。
樹林帯の長ーいトラバース道にはうんざりした。標高がなかなか下がらない。気を使う道に神経をすり減らした。
トラバース道が終わると、知床峠越えの国道を走る車の音も聞こえてくる。久々の街が近い。歩みも自然と早くなる。
登山口にてザックを下ろし一休み。縦走を無事終えたことに安堵した。ヒグマ情報を書き残しておいた。(この3日間、縦走路の入り口でヒグマ一頭に出会ったのみで人とは出会わず。お盆休みは知床にも、もっと人が入るだろうと考えていたが予想は外れた。)
羅臼野営場で受付してテントを設営。「こんな日に下りてくるなんて山好きな人だねぇ」という管理人さんは、元々は羅臼の漁師さんでした。体も冷え切っていたので、野営場の前にある「熊の湯」に行く。ここは最高の温泉でした。めちゃめちゃ熱い。(近くのポンプアップする源泉はなんと90度以上)。白濁したお湯は肌に突き刺すほどに刺激がある。日焼けした手の甲は痛くて湯船に付けられないほどでした。
お風呂には桶のみで石鹸がない。居合わせたおっちゃんにシャンプーと石鹸をお借りして綺麗さっぱりの身体となった。
おっちゃんは、この温泉を一から作った地元羅臼の漁師さん。70歳とのことだが、見れば体はムキムキ、漁師の男はやっぱ違うなぁと思った。温泉は町営ではなく地元の有志が支えている。以前は蝋燭の明かりだったが、ぼや騒動となり町に掛け合って電気を引いてもらったそうな。毎朝4時には清掃に入る。メンテナンスが行き届く。そして無料。地元の方の努力に支えられて運営されている熊の湯は素晴らしい!
お風呂に来ていた羅臼の街にある寺の住職さんともお話させて頂く。なんと曾祖父さんが、羅臼岳への登山道を切り開いた方でした。羅臼岳を目指す大学の山岳会のメンバーがお寺に良く宿泊するというご縁があり、その人達の手助けをしようと道を付けたそうな。羅臼岳山頂の岩峰のどこかに、その方の碑が残っているそうだが、気が付かなかったなぁ。すっかり身体が温まってテントに戻って一寝入り。夕方、羅臼の街へ歩いてレンタカーを調達した。

◆4日目 移動[⇒清岳荘]、斜里岳(ピストン)、移動[⇒オンネトー](オンネトーキャンプ場テン泊)
雨が降る中、テントを撤収して車で知床斜里へ。途中、越えていった知床峠はガッスガスで羅臼岳の眺望無し。知床斜里の街を抜けて清岳荘を目指す。麓からはガスに包まれかっこいい斜里岳の山容は見えませんでした。最後は林道を繋いで登山口に到着。登山口に立つ清岳荘はめっちゃめちゃ綺麗な小屋でした。登山届を出していると、清岳荘の管理人さんから「昨晩降った雨で水量が多いから気をつけてね」と声を掛けられた。沢は水量が多いほど迫力がある。沢登りで有名な斜里岳はとっても楽しみでした。
少し進んで山道に入り、ほどなく沢に到着。沢はかなりの水量でした。先に出発された高齢のご夫婦はこの沢の水量を見て引き返してきたそうな。
さぁ行こうかと、木の枝を掴んで進もうとした瞬間、木の枝が前方に流れて引きずられるように右足をドボン。なんと第一渡渉で片足ずぶ濡れに(;_;)。暫くは水量の多い沢の渡渉に手こずったが、次第に渡渉のコツを掴んで進める様になった。(飛び石の上だけではなく、くるぶしくらいまでの深さの所を足掛りにすれば渡渉し易いことが分かった)。
二股からは沢道を登る。水量が多い沢はとっても迫力があった。基本、大きな滝には脇道が付けられており、慎重に進めば大丈夫でした。上部二股を越えて更に標高を上げる。最後に沢は涸れ沢となり、急坂を直登する。稜線に出ると爆風でした。ガッスガスの山頂で写真だけ撮って下山開始。帰りは旧道の熊見峠経由で下りた。
長い距離を歩いて、ヘトヘトになって清岳荘に戻った。見上げると青空が。もっと早く出てほしかったなぁ、と思った。東屋でパンを食べながら、濡れた装備の一切合切を天日干しした。
更に車で移動して、オンネトーへ。この日は、オンネトー湖畔の野営場で宿泊。

◆5日目 阿寒富士〜雌阿寒岳(周回)、移動[オンネトー⇒中標津⇒羅臼](羅臼野営場テン泊)
朝、準備を済ませてオンネトー登山口から歩き始める。全域、よく整備された良い道でした。ここは子供連れのご家族や外国人観光客の方も訪れる人気のお山でした。森林限界を抜けて展望が開けるも、相変わらずガッスガスで見通しが利かない。結局、阿寒富士山頂も風が強く、写真だけ撮ってそこを離れた。
途中、お花畑で可愛いお花達をしばし撮影。水玉をまとったお花達に癒やされました。雌阿寒岳山頂も爆風状態。岩陰で風を避けてコーヒーを淹れようとするも、鍋ごと強風に飛ばされ、あえなく断念。パンだけ食べて少し粘るも、回復の見込み無しと見て野中温泉へと下山を開始。こんな日でも多くの人が歩かれていました。人気のお山ですね。
高度を下げると、少しガスが切れて青空が出てきた。対岸にはかっこいい雄阿寒岳が姿を現す。山麓に広がる緑も美しかった。野中温泉まで下りて、オンネトー湖畔の散策道でオンネトー野営場まで戻った。
この日は、車を走らせ羅臼に戻る。途中、初めて北海道に来てKIRAWAYを歩いた中標津を通る。地平線まで真っ直ぐに続く一本の道。脇は広大な牧草地帯。ときおり、放牧された牛たちと出会う。この風景を求めて全国のライダー達が通称、ミルクロードを目指す。窓を全開にして、流して走ると気持ちよかった。
羅臼の街に戻り、しれとこ食堂に立ち寄る。ホタテいくら丼は鮮度抜群で美味かった。熊の湯で、漁師さん達が取っていると聞いた地元のブランド「羅臼昆布」もお土産に購入。(道の駅「羅臼」には羅臼漁協直営店が入っていた)。
その後、レンタカーを返して、羅臼野営場まで戻った。夕方は熊の湯へ。北海道での最後の一夜を楽しんだ。熊の湯では住職さんと再会。皆さん毎日同じ時間にお風呂に来ているそうです。教えて頂いた道でスムーズに斜里岳まで行くことができたことにお礼を言う。しれとこ食堂からは対岸の国後島がよく見えたことを話すと、「その昔(50年ほど前)、トド撃ちの船が、流氷に行く手を阻まれ、国後島に流れ着いた。長らく帰ってこないので、家族はすっかり無くなったものと思い葬式の準備をしていたら、外務省からロシアに拿捕されている、とお寺に連絡が入った」ことがあったことを教えてくれた。笑い話で済んで良かった。
すっかりポカポカに温もってテントに戻る。熊の湯は腰に効く。寝返りも打てない狭いソロテントでの生活にはありがたかった。

◆6日目 移動[羅臼⇒釧路空港⇒関空]
朝起きて、テントを撤収して羅臼の街まで歩く。阿寒バスの羅臼営業所から2時間ほど、バスに揺られて釧路の街へ。羅臼在住の高齢のご夫婦と隣席となった。札幌にいる娘さんと会いに行くそうな。(娘さんも私と同じくらいの年でした)。旦那さんはやはり漁師さん。羅臼の街は人口4000人程の集落で、7,8割は漁師さんだそうな。足を悪くしてあまり外にでていないおばあちゃんは、久しぶりの札幌行き。丸山動物園に行き、美味しものを食べることを楽しみにされていました。娘さんに会える札幌旅行を楽しんでくださいね。そのご夫婦とは釧路駅でお別れした後、釧路空港へ移動して夕方の便で大阪に戻りました。

憧れの知床をようやく歩くことができた。羅臼岳山頂から見た絶景は忘れられない。もうここに来ることはないかもと心に焼き付けた。無事歩くことができたことに感謝です。

今日も良い山でした。
(1日の消費量 水2L、荷重17kg、アルファ米 4/12食)

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コメント

kickeyさん、こんにちは。

素晴らしくドラマティックな思い出の数々、
レコを拝見を拝見して感動しました。

知床縦走での
・レンタカーを女満別で手配せず、鉄道移動を含めた
 詳細なプランニングで旅気分UPですね。
・登山開始直後のヒグマとの遭遇、的確なご判断
・悪天ののちの、劇的な羅臼平滞在時での快晴と
 最高の山頂アタックのタイミング、素晴らしい展望
・知床連山縦走だと、ウトロ方面への下山が
 多い中、羅臼側へ向かわれるコース取りの魅力
・地元の方との触れ合い〜熊の湯は、ドキュメント番組で
見ましたが、本当素晴らしいお風呂なんですね。
斜里岳の渡渉コースは楽しいですよね。雌阿寒は
残念でしたね。オンネトーの深い緑は
自分も印象的でした。

3座とも登山を体験していますが、自分の体験とは
次元もスケールも違う感動を
自分が歩いた訳ではないのに感じさせて
いただきました。
2023/8/15 15:40
komakiさん、こんばんは。

世界遺産の知床を歩くことをずっと楽しみにしていました。どうせ歩くなら一番歩きたいコースと思い、ヤマレコでフォローさせて頂いている方がお勧めする今回のコースを選びましたが、計画段階では、いろいろと葛藤がありました。

白山を歩いた時に出会った山の経験豊富な大学時代元探検部の人も、知床をテン泊する勇気がない、などと聞いてしまうと、どうしようかなと思うことも有りました。でも、実施するまでにはすっかり腹落ちして、何が合っても必ずやり遂げる覚悟(途中撤退も含めて)の上で、今回の縦走に臨みました。

「警笛ならせ」の標識は無いのですが、見通しのない道ではホイッスルを吹き鳴らさずにはいられない。「クマさんの住処にお邪魔します。ちょっと通してくださいね」の思いを込めて吹き鳴らしました。

キタキツネ、エゾシカ、エゾリス、ヒグマと今回、多くの野生動物に出会いました。知床は日本の縮図でも有るかと思います。人と動物の距離がどんどん縮まっていて、生活圏がオーバーラップが進んでいる。熊の湯で出会ったご住職も「今年は、1ヶ月で4回もヒグマを見かけた。こんな年は過去には無かった。」と仰っていました。

心無い観光客がヒグマにウインナーを与える、ヒグマは人が美味しいものをくれるものと学習し、人に近づくことを覚える。そのことが結果的には、ヒグマを殺すことにつながる。クマと人の関係をどう保っていくか?いろいろと考えさせられますね。

縦走するにはレンタカーはかえって足枷となるため、シャトルバスの利用ができる夏季シーズンを選びました。この時期はハイシーズンなので、もっと人が入っている者と予想していましたが、予想に反して誰とも合うことなく静かな縦走を楽しむことができました。

今回、山で出会った人も、羅臼、斜里、雌阿寒はセットで3日間掛けて登る人が多かったです。深田久弥の百名山の影響力は絶大ですね。もしまた行く機会があれば、羅臼側から海沿いを歩いて知床半島の先まで歩いてみたいなぁ、と思いました。

コメント頂き、ありがとうございました。
2023/8/15 21:13
Kickeyさん、
今回も壮大な山行レコですね。
羅臼岳山頂からの雲海に浮かぶ知床連山の絶景には惹き込まれました。
それにしても、いきなりクマと対峙とは肝を冷やしましたね!

知床周辺は学生時代に単車でツーリングしたエリアで、懐かしく拝見しました。しかし山に登ったことはありません。いつかは歩いてみたい道としてお気に入りに加えました。テン泊準備を始める気になりました。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ
2023/8/15 16:32
Kumainkobeさん、こんばんは。

知床にはバイクツーリングの経験があるのですね。オフロードバイクだとカムイワッカまで入れますね。北海道は未舗装路の長い林道も多いので、オフロードバイクツーリングも楽しいかもしれません。ウトロや羅臼の野営場にも、多くのツーリングライダーが訪れていました。スーパーカブにリヤカー仕様の相当な気合の入ったおっちゃんもいて、面白いなぁと思いました。

いきなりクマに遭遇は予定外でしたが、金網の外だったのでまだ冷静さを保つことができました。まともに素手で戦ったら勝ち目はなく、逃げてもすぐに追いつかれる。熊スプレーレンタルも検討しましたが気休め程度にしかならないので、今回は携行しませんでした。クマも相当に賢い動物、きちんと距離を保てば、不幸な事故が起こる可能性は減らせると思いました。

とは言え、私は結構テンパっていて、夜中にテントで起きた時にもシュラフの中からホイッスルを吹き鳴らしていました。羅臼野営場にも数年前にクマが出て、テントを揺すったことから、熊よけ電気柵が設置されたそうです。後、オンネトー野営場では、キタキツネが食料を探して、テントを破ることもあるので注意!と警告看板がありました。北海道は野生動物の宝庫、テン泊の難易度は高めかもしれませんね。
2023/8/15 21:20
kickeyさん、こんばんは!充実の道東の山旅、お疲れさまでした。まず知床半島、羅臼岳は行ったことがありますが、縦走路ってこんな様子なんだと興味深くみさせてもらいました。テント泊ならではの真っ赤に染まる雲、芸術作品みたいですね。荒々しい火山の光景とたおやかな草原の対比がダイナミックです。雲に浮かぶ半島を俯瞰する図も空から眺めているよう。自分が行ったのは20年以上前、その頃は春クマ駆除というのがあって人に姿を見せるクマはあまりいませんでしたが、今年のレコ見てると普通に写真に登場してたりして、以前にも増して北海道の山はレベルがあがった気がします。斜里岳は滝が迫力あるし、雌阿寒は意外と花があるんですね。自分のことばかりで恐縮ですが、行ったときは入山規制していて、やむなく雄阿寒に登りました。やりのこした課題、いつか夏に休みをとってリベンジしたくなりました(^^)
2023/8/16 18:50
yamaonseさん、毎度!

羅臼岳山頂からみた絶景は凄かったです。山の上だけ晴れていて、裾野は雲海が果てしなく広がる不思議な光景でした。知床連山の稜線上には小屋は無く、時間に余裕のあるテント泊ならでは見れる景色だったのかもしれません。20年以上も前に羅臼岳に行かれたのですね。山頂からの風景は今も昔もそれほどかわらなかったと思います。羅臼側に下りる道は旧道にあたり、今はよく整備された岩尾別から登る人がほとんどみたいです。

「知り合いの猟師さん曰く、最近のクマは人を恐れなくなってきている。」と熊の湯で出会った住職さんから聞きました。熊撃ちの猟師さんが減り、クマにとって人は脅威では無くなっているのでしょう。クマの行動範囲は広く、雄の成獣だと、知床半島の北端から南端まで行動範囲がありクマにとっては狭すぎる。なので、餌を探してクマ達が安心して暮らせる国立公園内を出ることも多くなり、人と接触する機会も増え、なにかのはずみで脅威と見なされれば駆除される。いろいろと考えさせられます。

雌阿寒岳は今も活動する活火山。その頃の入山規制は1998年の小規模噴火の影響でしょうか。稜線上は強風が吹き、ガッスガスで火口の中すら見通せなかったですが、ときおり漂う硫黄臭が火山であることを感じさせました。花の百名山でもある雌阿寒岳には、山の名を冠するお花も多い。お花は最盛期は過ぎていましたが、まだ咲き残っていたもの一生懸命探して撮影しました。良く群生していましたので、最盛期のお花畑はすごいでしょうね。道は良く整備されており、晴れた日のハイキングには良いお山と思いました。もう一日あれば、対岸に見えたかっこいい雄阿寒岳も登りたかったです。道東には個性的なお山がいっぱい。またいつの日か、再訪頂ければと思います。
2023/8/19 9:05
こんにちは。

緊張感走る記録でしたが、賢いクマですね。
クマも人間もお互いに距離感を間違えず平和に過ごしていける方が良いですね。

今後の参考にさせて頂きます。
まだまだ先の話になりますが。
2023/9/2 12:17
行雲流水さん、こんにちは。

北海道のお山に魅せられて、私も毎年夏山に通うようになりました。旭岳からトムラウシへの縦走などは最高ですね。どこまでも続くお花畑は圧巻です。白雲岳から眺めるゼブラも絶景。北海道の屋根といわれる大雪山系ならではの光景だと思います。

知床半島は野生動物の楽園。カムイワッカの滝に向かうシャトルバスの中からもいくつかのエゾシカの群れを見ることができました。こういったエリアを歩く時、ヒグマの生活圏内にお邪魔させてもらっている感覚をしっかりと持って、野生動物たちへの思いやりを持って歩くことが大切かと感じました。

コメント頂き、ありがとうございました。
2023/9/2 18:02
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