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Yamareco

記録ID: 5817321
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【百高山99座目】七倉周回で赤牛岳(ブナ立尾根→裏銀座→水晶岳→赤牛岳→読売新道→奥黒部→針ノ木谷→船窪新道→七倉)

2023年08月11日(金) 〜 2023年08月14日(月)
 - 拍手
GPS
32:17
距離
48.4km
登り
5,133m
下り
5,593m

コースタイム

1日目
山行
0:08
休憩
0:00
合計
0:08
16:03
宿泊地
2日目
山行
9:54
休憩
2:20
合計
12:14
4:27
93
6:00
6:11
62
7:13
7:47
14
8:01
8:01
159
10:40
10:56
14
11:10
11:15
30
11:45
11:45
6
11:51
11:51
75
13:06
13:06
36
13:42
14:44
40
15:24
15:27
4
15:31
15:32
42
16:14
16:22
19
16:41
宿泊地
3日目
山行
9:18
休憩
0:51
合計
10:09
4:33
57
宿泊地
5:30
5:30
45
6:15
7:04
220
10:44
10:44
176
13:40
13:41
9
13:50
13:51
6
13:57
13:57
45
14:42
宿泊地
4日目
山行
8:48
休憩
1:56
合計
10:44
5:15
218
宿泊地
8:53
9:46
60
10:46
10:46
37
11:23
11:29
14
11:43
12:15
31
12:46
12:51
33
13:24
13:38
38
14:16
14:22
32
14:54
14:54
60
15:54
15:54
4
15:58
15:58
1
15:59
ゴール地点
天候 8月11日:晴れ
8月12日:晴れ→14:00頃からガス
8月13日:晴れ 夕方から雨
8月14日:曇時々晴れ→雨&ガス
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
駐車場:七倉山荘 登山者駐車場(無料)
タクシー:七倉ゲートから高瀬ダムまで(2,400円)
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト
・七倉山荘ゲート前(トイレの前)
■水場
・七倉山荘・烏帽子小屋・野口五郎小屋・水晶小屋・奥黒部ヒュッテ・船窪小屋
※ブナ立尾根登山口に以前あった「最後の水場」は使用できません
※渇水のため野口五郎小屋と水晶小屋は1人500mlまでの販売制限あり
■トイレ
・七倉ゲート前
・烏帽子小屋・野口五郎岳・水晶岳(200円)
・奥黒部ヒュッテ・船窪小屋(無料)
※濁沢キャンプ場は、キャンプ場・トイレ共に使用不可
■コース状況
・ブナ立尾根:急登ですがよく整備された道で登りやすい
・野口五郎岳〜水晶岳:片側が切れ落ちた岩場があるので注意
・水晶岳〜赤牛岳:気持ち良い稜線歩きに見えますが意外と岩場(トラバース)が多い
・読売新道:滑りやすい足元の急坂。樹林帯はひたすら苦行
・奥黒部ヒュッテ〜平の渡し:木ハシゴが多くアスレチック。水平歩道っぽい雰囲気
・針ノ木谷:沢登りかと思ったけど高巻き藪こぎが多い。藪こぎ時々渡渉という感じ
・船窪分岐〜船窪小屋:アキレス腱が伸び切るほどの急登です
・船窪小屋〜七倉:木の根が滑りやすく特に鼻突き八丁付近は要注意

その他周辺情報 ■登山後の温泉
 七倉山荘:660円 ※18:00まで
下山後七倉山荘に宿泊しようとしましたが、台風接近中でスタッフが全員帰宅してしまったため宿泊できませんでした。(売店・お風呂はレンジャーの方が常駐して対応してくれました)
予約できる山小屋
七倉山荘
コロナ禍明けの高速の大渋滞に巻き込まれて七倉に着いたのが15:00過ぎ。予定より約5時間遅れ!
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コロナ禍明けの高速の大渋滞に巻き込まれて七倉に着いたのが15:00過ぎ。予定より約5時間遅れ!
七倉からのタクシー料金表。ブナ立尾根取付きの水場は使用不可なので七倉山荘にて水を補給して出発
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七倉からのタクシー料金表。ブナ立尾根取付きの水場は使用不可なので七倉山荘にて水を補給して出発
今日中に烏帽子小屋に辿り着けないため予定変更…確か濁沢にキャンプ指定地があったはず…
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今日中に烏帽子小屋に辿り着けないため予定変更…確か濁沢にキャンプ指定地があったはず…
濁沢キャンプ場利用禁止!なんですとー!?
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濁沢キャンプ場利用禁止!なんですとー!?
濁沢のテン場跡「幕営禁止」らしいので別の場所を探します
濁沢のテン場跡「幕営禁止」らしいので別の場所を探します
とりあえず登山口まで来てみましたが、この先烏帽子小屋までの中間地点"中休み"までビバークポイントは無さそう
とりあえず登山口まで来てみましたが、この先烏帽子小屋までの中間地点"中休み"までビバークポイントは無さそう
仕方ないので今日はここでビバーク。唐沢岳Viewの素敵な場所ですが沢沿いなので増水に注意。自己責任で!
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仕方ないので今日はここでビバーク。唐沢岳Viewの素敵な場所ですが沢沿いなので増水に注意。自己責任で!
翌朝3:45。ブナ立尾根には1~12の番号が振られていて12番の登山口からスタート
翌朝3:45。ブナ立尾根には1~12の番号が振られていて12番の登山口からスタート
9番"権太落し"通過
9番"権太落し"通過
9番と8番の間にソロテント1張なら張れそうな場所あり
1
9番と8番の間にソロテント1張なら張れそうな場所あり
7番を通過する頃、ようやく空が明るくなりました
1
7番を通過する頃、ようやく空が明るくなりました
ずっとこのような登山道を登って…
ずっとこのような登山道を登って…
6番"中休み"に到着。ここで朝ごはん休憩。ここなら3人用テントでもビバーク可能
6番"中休み"に到着。ここで朝ごはん休憩。ここなら3人用テントでもビバーク可能
"中休み"にてご来光
"中休み"にてご来光
5番を通過するとニセ烏帽子が見えてきました
5番を通過するとニセ烏帽子が見えてきました
三角点通過
どっしりとした不動岳
どっしりとした不動岳
奥に見えるのが針ノ木岳〜蓮華岳。今回の山行は中景の船窪乗越から下山予定
奥に見えるのが針ノ木岳〜蓮華岳。今回の山行は中景の船窪乗越から下山予定
やっと1番通過。三ツ岳を臨みます
やっと1番通過。三ツ岳を臨みます
烏帽子から南沢岳〜不動岳〜船窪岳〜蓮華岳〜針ノ木岳の縦走路。ここの縦走はキツかった思い出
烏帽子から南沢岳〜不動岳〜船窪岳〜蓮華岳〜針ノ木岳の縦走路。ここの縦走はキツかった思い出
烏帽子小屋に到着!
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烏帽子小屋に到着!
枯山水風に砂紋が描かれていて素敵♪
枯山水風に砂紋が描かれていて素敵♪
水不足の為、この先の野口五郎小屋と水晶小屋では一人500mlしか購入出来ないとのこと。念のため烏帽子小屋で水補給
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水不足の為、この先の野口五郎小屋と水晶小屋では一人500mlしか購入出来ないとのこと。念のため烏帽子小屋で水補給
烏帽子小屋のベンチより今回の目的"赤牛岳"と奥に薬師岳を臨む
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烏帽子小屋のベンチより今回の目的"赤牛岳"と奥に薬師岳を臨む
これから向かう三ツ岳
これから向かう三ツ岳
烏帽子小屋のテン場。燕岳〜大天井岳の稜線が見えてロケーション◎
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烏帽子小屋のテン場。燕岳〜大天井岳の稜線が見えてロケーション◎
振り返ると鳥帽子岳と手前にニセ烏帽子岳
振り返ると鳥帽子岳と手前にニセ烏帽子岳
五色ヶ原と鷲岳(2500m峰)。去年土砂降りのなか苦労して登った思い出の山
五色ヶ原と鷲岳(2500m峰)。去年土砂降りのなか苦労して登った思い出の山
赤牛岳〜薬師岳〜スゴの頭〜越中沢岳
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赤牛岳〜薬師岳〜スゴの頭〜越中沢岳
表銀座〜槍ヶ岳の稜線
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表銀座〜槍ヶ岳の稜線
歩いてきた道を振り返る
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歩いてきた道を振り返る
針ノ木〜蓮華岳アップ
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針ノ木〜蓮華岳アップ
赤牛岳と薬師岳。明日下る読売新道が目の前に見える
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赤牛岳と薬師岳。明日下る読売新道が目の前に見える
三角点と三ツ岳
野口五郎岳と奥に槍ヶ岳
野口五郎岳と奥に槍ヶ岳
稜線ルートとお花畑ルートの分岐。稜線ルートは登ったことあるのでお花畑ルートを進みます
稜線ルートとお花畑ルートの分岐。稜線ルートは登ったことあるのでお花畑ルートを進みます
長年憧れていた水晶岳〜赤牛岳の稜線
長年憧れていた水晶岳〜赤牛岳の稜線
景色に目を奪われてなかなか足が進まないけど、次のピーク野口五郎岳を目指します。
景色に目を奪われてなかなか足が進まないけど、次のピーク野口五郎岳を目指します。
野口五郎小屋まで400m。岩にカウントダウンの文字
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野口五郎小屋まで400m。岩にカウントダウンの文字
野口五郎小屋で少し休憩して出発
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野口五郎小屋で少し休憩して出発
11:00頃から黒い雲がかかり始めました
11:00頃から黒い雲がかかり始めました
鷲羽岳と水晶岳
野口五郎岳に到着
1
野口五郎岳に到着
槍ヶ岳と硫黄尾根。計画変更しなければ、今ごろ硫黄尾根を見ながら伊藤新道を登っていたはず…
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槍ヶ岳と硫黄尾根。計画変更しなければ、今ごろ硫黄尾根を見ながら伊藤新道を登っていたはず…
さて、水晶岳へ向けて野口五郎岳を出発
さて、水晶岳へ向けて野口五郎岳を出発
水晶岳〜赤牛岳の稜線。今日はどこに泊まろうか…
水晶岳〜赤牛岳の稜線。今日はどこに泊まろうか…
東沢谷を挟んだこの辺りの景色が好き
東沢谷を挟んだこの辺りの景色が好き
竹村新道分岐を通過
竹村新道分岐を通過
竹村新道分岐から水晶小屋まで岩々の稜線歩き
竹村新道分岐から水晶小屋まで岩々の稜線歩き
眼下の沢がワリモ沢と合流し湯俣川(ワリモ沢出合)へと注ぐ
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眼下の沢がワリモ沢と合流し湯俣川(ワリモ沢出合)へと注ぐ
東沢乗越手前20分のところにビバーク跡
東沢乗越手前20分のところにビバーク跡
東沢乗越にもソロテント1張程度のビバーク跡(風が吹抜けそうだけど)
東沢乗越にもソロテント1張程度のビバーク跡(風が吹抜けそうだけど)
13:00過ぎ、東沢乗越通過
2
13:00過ぎ、東沢乗越通過
東沢谷を真正面から
東沢谷を真正面から
水晶小屋への最後の登り
1
水晶小屋への最後の登り
水晶小屋到着。ここで水と食料の調達
2
水晶小屋到着。ここで水と食料の調達
三ツ岳から水晶小屋までの道のり…長かった…
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三ツ岳から水晶小屋までの道のり…長かった…
水晶小屋で約1時間休憩して出発。南側からガスが迫ってきてるけど水晶岳と赤牛岳はまだ見える
水晶小屋で約1時間休憩して出発。南側からガスが迫ってきてるけど水晶岳と赤牛岳はまだ見える
水晶岳は2回目だけど、こんなに険しい道だったっけ?
1
水晶岳は2回目だけど、こんなに険しい道だったっけ?
水晶岳に着く頃には、すっかりガスに追いつかれてしまった
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水晶岳に着く頃には、すっかりガスに追いつかれてしまった
東側の裏銀座方面はまだかろうじて晴れている
東側の裏銀座方面はまだかろうじて晴れている
すっかりガスガスの稜線。水晶岳山頂から読売新道に入ります
すっかりガスガスの稜線。水晶岳山頂から読売新道に入ります
ガレ場を下っていくと
ガレ場を下っていくと
眼下に高天原山荘の赤い屋根が見えました
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眼下に高天原山荘の赤い屋根が見えました
8月でも残ってる雪田。水が尽きたらここで補給しようと冗談を飛ばすけど、すり鉢状のガレ場(浮石)で危険大
8月でも残ってる雪田。水が尽きたらここで補給しようと冗談を飛ばすけど、すり鉢状のガレ場(浮石)で危険大
温泉沢の頭かな
温泉沢の頭通過
温泉沢の頭直下でビバークしてる方もいましたが、もう少し先まで歩いて適地を探します
温泉沢の頭直下でビバークしてる方もいましたが、もう少し先まで歩いて適地を探します
そして誰もいない二重稜線の窪地でビバーク。夜にはガスが晴れて満天の星!流れ星も見れたー!
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そして誰もいない二重稜線の窪地でビバーク。夜にはガスが晴れて満天の星!流れ星も見れたー!
3日目の朝。いよいよ念願の赤牛岳に向けて出発!
3日目の朝。いよいよ念願の赤牛岳に向けて出発!
緊張する岩場のトラバースを終えて水晶岳を振り返る。岩場の先に見える緑の窪地が昨夜のビバーク地点
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緊張する岩場のトラバースを終えて水晶岳を振り返る。岩場の先に見える緑の窪地が昨夜のビバーク地点
東の空が明るくなってきました
東の空が明るくなってきました
水晶岳方面。奥に槍ヶ岳
水晶岳方面。奥に槍ヶ岳
赤牛岳へと続く道
赤牛岳へと続く道
朝日が山々を照らし始めました
朝日が山々を照らし始めました
モルゲンロートの薬師岳
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モルゲンロートの薬師岳
黒部五郎岳と手前に雲ノ平
黒部五郎岳と手前に雲ノ平
黒部五郎岳〜薬師岳のパノラマ
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黒部五郎岳〜薬師岳のパノラマ
さて先を急ぎます
さて先を急ぎます
朝日に輝くチングルマの綿毛
朝日に輝くチングルマの綿毛
ゴーロ通過後、水晶岳方面を振り返る。意外と岩ゴロ通過が多い稜線
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ゴーロ通過後、水晶岳方面を振り返る。意外と岩ゴロ通過が多い稜線
と思えばハイマツ漕ぎ
と思えばハイマツ漕ぎ
ラスボス赤牛岳が近づいてきました
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ラスボス赤牛岳が近づいてきました
鳥帽子岳・七倉岳・蓮華岳・針ノ木岳のシルエット
鳥帽子岳・七倉岳・蓮華岳・針ノ木岳のシルエット
あともう少し
広範囲にハイマツの根の焼け跡。人為的なものではなく落雷かな?
広範囲にハイマツの根の焼け跡。人為的なものではなく落雷かな?
焼け跡越しの薬師岳
焼け跡越しの薬師岳
黒部五郎岳と左奥にとんがり三角錐の笠ヶ岳
黒部五郎岳と左奥にとんがり三角錐の笠ヶ岳
赤牛岳最後の登り。尾根の西側を登っていって…
赤牛岳最後の登り。尾根の西側を登っていって…
百高山99座目"赤牛岳"に到着!片手にはお約束のRedBull!笑
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百高山99座目"赤牛岳"に到着!片手にはお約束のRedBull!笑
薬師岳をバックに記念撮影
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薬師岳をバックに記念撮影
山頂標と三角点
赤牛岳の北側には昨年登った五色ヶ原〜龍王岳。その奥に立山・剱岳。最奥には白馬岳まで見える
赤牛岳の北側には昨年登った五色ヶ原〜龍王岳。その奥に立山・剱岳。最奥には白馬岳まで見える
黒部方面アップ
眼下には黒部湖
水晶岳から歩いてきた道程を振り返る。穏やかに見えて岩場など変化に富んだ稜線でした
水晶岳から歩いてきた道程を振り返る。穏やかに見えて岩場など変化に富んだ稜線でした
因みに赤牛岳直下にはビバーク跡。2張設営可能
因みに赤牛岳直下にはビバーク跡。2張設営可能
雲の平を挟んで笠ヶ岳と黒部五郎岳
雲の平を挟んで笠ヶ岳と黒部五郎岳
そして何と言っても薬師岳の眺めが素晴らしい!
そして何と言っても薬師岳の眺めが素晴らしい!
名残惜しいけど下山。ロープの先の尾根を下ると薬師見平。 奥黒部方面は写真右のハイマツ帯へ。
名残惜しいけど下山。ロープの先の尾根を下ると薬師見平。 奥黒部方面は写真右のハイマツ帯へ。
これから眼下の黒部湖まで下ります
これから眼下の黒部湖まで下ります
赤牛岳直下は岩場&滑りやすいザレ場の下り
1
赤牛岳直下は岩場&滑りやすいザレ場の下り
東側が切れ落ちているので…
東側が切れ落ちているので…
滑落に注意して進みます
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滑落に注意して進みます
読売新道、手強い…
1
読売新道、手強い…
岩とハイマツ
電柱のような不思議な岩
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電柱のような不思議な岩
赤牛岳方面を振り返ります。まだまだ下ってきたばかり
赤牛岳方面を振り返ります。まだまだ下ってきたばかり
赤牛岳から薬師見平(上ノ廊下)へ続く尾根。いつか行けるかな〜?
赤牛岳から薬師見平(上ノ廊下)へ続く尾根。いつか行けるかな〜?
さて、赤牛岳から約1時間下ると眼下にオアシスのような場所発見!
さて、赤牛岳から約1時間下ると眼下にオアシスのような場所発見!
近づいてみると読売新道6/8地点に…
近づいてみると読売新道6/8地点に…
ビバーク適地がありました
ビバーク適地がありました
飲むには厳しいけど池もあります
飲むには厳しいけど池もあります
さてビバークポイントを過ぎるといよいよ景色も見納め
さてビバークポイントを過ぎるといよいよ景色も見納め
次第にハイマツが深くなっていきます
次第にハイマツが深くなっていきます
ハイマツに突入ー!
ハイマツに突入ー!
そしてハイマツから樹林帯へ…
そしてハイマツから樹林帯へ…
樹林帯に入りました
樹林帯に入りました
読売新道5/8地点
立山一の越を一望できるお花畑や
立山一の越を一望できるお花畑や
樹林帯のロープを過ぎて
樹林帯のロープを過ぎて
4/8地点を通過
足元は滑りやすい岩だったり…
足元は滑りやすい岩だったり…
よく動く(固定が甘い)木道だったりして歩きにくい
よく動く(固定が甘い)木道だったりして歩きにくい
3/8地点通過
倒木に生えるキノコ類や
倒木に生えるキノコ類や
立派な杉の木を眺めながら進むと…
立派な杉の木を眺めながら進むと…
この辺りからロープが集中して出現します。まず1つ目
この辺りからロープが集中して出現します。まず1つ目
2つ目を下って…
そして長い鎖&ハシゴ
そして長い鎖&ハシゴ
読売新道は、木の根を登ったり下ったりが多くて大変です
読売新道は、木の根を登ったり下ったりが多くて大変です
木々の間から龍王岳〜一の越〜立山
木々の間から龍王岳〜一の越〜立山
今にも崩れそうな砂地の脇を下っていきます
今にも崩れそうな砂地の脇を下っていきます
ようやく道が歩きやすくなりました
ようやく道が歩きやすくなりました
やっと1/8地点(2/8は見当たりませんでした)
やっと1/8地点(2/8は見当たりませんでした)
そしてこの(何書いてあるのかわからない)道標が見えたら小屋はもうすぐ
そしてこの(何書いてあるのかわからない)道標が見えたら小屋はもうすぐ
山頂から約3時間45で奥黒部ヒュッテに到着。マジ長かった…
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山頂から約3時間45で奥黒部ヒュッテに到着。マジ長かった…
小屋の手前には水量豊富な水場!生き返るー!
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小屋の手前には水量豊富な水場!生き返るー!
奥黒部ヒュッテの売店。ここでカップラーメンで栄養補給
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奥黒部ヒュッテの売店。ここでカップラーメンで栄養補給
1時間ものんびりして奥黒部ヒュッテを出発。また今度ゆっくり訪れたい山小屋
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1時間ものんびりして奥黒部ヒュッテを出発。また今度ゆっくり訪れたい山小屋
奥黒部ヒュッテのテン場
奥黒部ヒュッテのテン場
ヒュッテを出発すると、まずは長い橋で東沢を渡ります。
ヒュッテを出発すると、まずは長い橋で東沢を渡ります。
最初はとても気持ちの良い道
最初はとても気持ちの良い道
しばらくすると最初の橋が現れました
しばらくすると最初の橋が現れました
スカスカだけど手すりもあるので思ったより平気
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スカスカだけど手すりもあるので思ったより平気
水平歩道感ありあり
水平歩道感ありあり
谷を回り込んだ対岸の道が水平歩道っぽい
谷を回り込んだ対岸の道が水平歩道っぽい
沢を渡渉して谷を回り込みます
沢を渡渉して谷を回り込みます
おそらくここが核心部。
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おそらくここが核心部。
長いはしごを登って高巻き道へ入ります
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長いはしごを登って高巻き道へ入ります
黒部湖の端が見えてきました
黒部湖の端が見えてきました
はしご地獄もそろそろ終わり
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はしご地獄もそろそろ終わり
道が穏やかになってきたーと思ったら…
道が穏やかになってきたーと思ったら…
最後にトドメのハシゴ笑
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最後にトドメのハシゴ笑
平の渡場を通過
渡し船に乗るときはここを下ります
渡し船に乗るときはここを下ります
対岸に渡し船発見!いつか乗ってみたいけど、また来る機会あるかな〜
対岸に渡し船発見!いつか乗ってみたいけど、また来る機会あるかな〜
さて七倉へ戻るために針ノ木谷へ。避難小屋までは長いはしごを登って…
さて七倉へ戻るために針ノ木谷へ。避難小屋までは長いはしごを登って…
高巻いたら、また長いはしごを下ります
高巻いたら、また長いはしごを下ります
そして扉の無い避難小屋へ到着。先客がいたので内部の写真は撮りませんでした
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そして扉の無い避難小屋へ到着。先客がいたので内部の写真は撮りませんでした
避難小屋が使えないのでビバーク地を探して放浪。ハシゴを下って…
避難小屋が使えないのでビバーク地を探して放浪。ハシゴを下って…
眼下の平坦地を歩きます。
眼下の平坦地を歩きます。
この平坦地は高台にあり砂地でビバーク適地。あちこちに幕営の跡がありましたがもうすこし先へ進みます
この平坦地は高台にあり砂地でビバーク適地。あちこちに幕営の跡がありましたがもうすこし先へ進みます
暑さで熱中症気味…木陰でしばらく休憩。立山方面にも雲が湧き始めました
暑さで熱中症気味…木陰でしばらく休憩。立山方面にも雲が湧き始めました
そして南沢出合手前の橋を渡ったところで力尽きて…
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そして南沢出合手前の橋を渡ったところで力尽きて…
今夜はここでビバーク。何気に焚き火の跡があるのでビバークポイントなんでしょうね、ここ
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今夜はここでビバーク。何気に焚き火の跡があるのでビバークポイントなんでしょうね、ここ
奥黒部ヒュッテで購入したビールを冷やして乾杯!ついでに沢水で汗を流してスッキリしたところで3日目の夜を迎えました
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奥黒部ヒュッテで購入したビールを冷やして乾杯!ついでに沢水で汗を流してスッキリしたところで3日目の夜を迎えました
4日目。朝イチで渡渉があるので明るくなってからスタート。
4日目。朝イチで渡渉があるので明るくなってからスタート。
渡渉地点まで高巻き。昨夜の雨でびしょ濡れ
渡渉地点まで高巻き。昨夜の雨でびしょ濡れ
10分で南沢出合の渡渉地点に到着。この日の水深は20cm程度で水量はかなり少なめ。
10分で南沢出合の渡渉地点に到着。この日の水深は20cm程度で水量はかなり少なめ。
因みに対岸にはビバーク適地が2張りほどあります
因みに対岸にはビバーク適地が2張りほどあります
でも石が多くて寝心地はあまりよくなさそう
でも石が多くて寝心地はあまりよくなさそう
何度か渡渉を繰り返し進みます
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何度か渡渉を繰り返し進みます
渡渉点にはマークあり
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渡渉点にはマークあり
対岸のピンクテープ目指して渡渉
対岸のピンクテープ目指して渡渉
左岸を高巻いた後また渡渉
左岸を高巻いた後また渡渉
そしてここから地獄の始まり…針ノ木谷右岸の長い長い高巻きが始まります
そしてここから地獄の始まり…針ノ木谷右岸の長い長い高巻きが始まります
何が地獄って…とにかく藪が深い!そして草露びっしょり!滑りやすくて細い踏み跡
何が地獄って…とにかく藪が深い!そして草露びっしょり!滑りやすくて細い踏み跡
何度か涸れ沢を横切って進みます。少し晴れてきて気分↑
何度か涸れ沢を横切って進みます。少し晴れてきて気分↑
滑りやすい木の根をまたいで…
滑りやすい木の根をまたいで…
そしてまた藪
やっと開けた場所があったのでここで少し休憩。気合を入れ直して再出発
やっと開けた場所があったのでここで少し休憩。気合を入れ直して再出発
大きな涸れ沢に出たらケルンを目印に進みます。
大きな涸れ沢に出たらケルンを目印に進みます。
この高巻きは、藪と涸れ沢横断の繰り返し
この高巻きは、藪と涸れ沢横断の繰り返し
針ノ木岳から西側に伸びる尾根でしょうか。迫力の岩壁!
針ノ木岳から西側に伸びる尾根でしょうか。迫力の岩壁!
しかしこの涸れ沢マーキングが見当たりません。少し下へ下っていくと…
しかしこの涸れ沢マーキングが見当たりません。少し下へ下っていくと…
なんとなく踏み跡がありました
なんとなく踏み跡がありました
涸れ沢の中央にある大岩(上に小石が載せてある)が目印のようです
涸れ沢の中央にある大岩(上に小石が載せてある)が目印のようです
やっと明確なマークを見つけて一安心
やっと明確なマークを見つけて一安心
花を撮る余裕も出てきました…が…
花を撮る余裕も出てきました…が…
地獄の高巻きが終わって沢へ出ると霧雨!これ凄く濡れるやつ!樹林帯で雨を凌ぎながら合羽を着てエネルギー補給も済ませて沢へ突入!
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地獄の高巻きが終わって沢へ出ると霧雨!これ凄く濡れるやつ!樹林帯で雨を凌ぎながら合羽を着てエネルギー補給も済ませて沢へ突入!
しかし沢歩きもつかの間、また高巻き!
しかし沢歩きもつかの間、また高巻き!
ちょっとヤバめのガレ場のトラバース
ちょっとヤバめのガレ場のトラバース
フジバカマをかき分けながら進みます
フジバカマをかき分けながら進みます
眼下に滝。沢を遡上した場合、岩の左側の岩を越えて進むようです
眼下に滝。沢を遡上した場合、岩の左側の岩を越えて進むようです
さて水量も少なくなったので、ここから本線のルートから外れて沢を遡上します
さて水量も少なくなったので、ここから本線のルートから外れて沢を遡上します
沢にも慣れてやっと楽しくなってきた頃…
沢にも慣れてやっと楽しくなってきた頃…
船窪岳分岐に到着。ここで沢靴から登山靴に履き替えます
船窪岳分岐に到着。ここで沢靴から登山靴に履き替えます
因みに船窪岳分岐には1張程度のビバーク跡あり。沢が近いので増水注意!
因みに船窪岳分岐には1張程度のビバーク跡あり。沢が近いので増水注意!
こちらは針ノ木谷出合方面。
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こちらは針ノ木谷出合方面。
さて船窪小屋へ向けて最後の登り
さて船窪小屋へ向けて最後の登り
えげつない程の急登!ふくらはぎへの負担が凄い!
えげつない程の急登!ふくらはぎへの負担が凄い!
根本は一本の杉の木
根本は一本の杉の木
ようやく傾斜が緩くなってきたと安心させておいてからの、ガッツリ下って…
ようやく傾斜が緩くなってきたと安心させておいてからの、ガッツリ下って…
また登り返すという鬼仕様
また登り返すという鬼仕様
ようやく船窪乗越に到着!
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ようやく船窪乗越に到着!
写真右手から登ってきました。上級者むけコースらしい
写真右手から登ってきました。上級者むけコースらしい
ガスのなか不気味な不動沢
ガスのなか不気味な不動沢
さて船窪乗越から船窪のテン場までも急登。雨脚も強くなって「まだ登るの〜?」とフラフラ〜
さて船窪乗越から船窪のテン場までも急登。雨脚も強くなって「まだ登るの〜?」とフラフラ〜
テン場の簡易トイレ
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テン場の簡易トイレ
テン場を通過。ここまでくれば勝手知ったる道
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テン場を通過。ここまでくれば勝手知ったる道
長いはしごを登って…
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長いはしごを登って…
あとは緩やかな道を進めば…
あとは緩やかな道を進めば…
船窪小屋に到着。ここでカップ麺と水を補給して下山
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船窪小屋に到着。ここでカップ麺と水を補給して下山
30分休憩して下山開始。小屋の脇を進みます。
30分休憩して下山開始。小屋の脇を進みます。
お花畑を通過して
お花畑を通過して
岩ゴロの道を下っていくと
岩ゴロの道を下っていくと
ガスで真っ白な天狗の庭に到着。ここで靴紐の調整をしていると…
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ガスで真っ白な天狗の庭に到着。ここで靴紐の調整をしていると…
みるみるガスが晴れて眼下に高瀬ダムが!こんな景色が隠れていたなんて!最後のご褒美!
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みるみるガスが晴れて眼下に高瀬ダムが!こんな景色が隠れていたなんて!最後のご褒美!
その後は滑りやすいハシゴの連続の"鼻突き八丁"を越えて
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その後は滑りやすいハシゴの連続の"鼻突き八丁"を越えて
木の根に足を取られてツルツル滑りながら
木の根に足を取られてツルツル滑りながら
ようやく6/10を通過
ようやく6/10を通過
しかし岩小屋を通過する頃にはまた空が曇り始め…
しかし岩小屋を通過する頃にはまた空が曇り始め…
東京電力高瀬川第5線No.20
東京電力高瀬川第5線No.20
送電管理地のようです
送電管理地のようです
七倉岳・船窪小屋登山口に到着
七倉岳・船窪小屋登山口に到着
ここから駐車場のある七倉山荘までは水平道
ここから駐車場のある七倉山荘までは水平道
トンネルに入って…
トンネルに入って…
橋を渡るとゴール
橋を渡るとゴール
3日ぶりに七倉登山口に戻ってきました。何だかもっと長い旅をしてきたような気分です
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3日ぶりに七倉登山口に戻ってきました。何だかもっと長い旅をしてきたような気分です
七倉山荘のキャンプ場。台風の影響か誰もいません
七倉山荘のキャンプ場。台風の影響か誰もいません
七倉山荘の売店。既に店じまい態勢にはいっていて注文できるのはソフトクリームだけでした
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七倉山荘の売店。既に店じまい態勢にはいっていて注文できるのはソフトクリームだけでした
翌日は下道でのんびり帰京。ゆるキャン聖地巡礼の"ほったらかし温泉"に寄り道
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翌日は下道でのんびり帰京。ゆるキャン聖地巡礼の"ほったらかし温泉"に寄り道
旅の締めくくりにお約束の温玉あげ!うま〜♪

旅の締めくくりにお約束の温玉あげ!うま〜♪

感想

日本百高山99座目、赤牛岳に登ってきました。
計画では今年2023年8月開通の伊藤新道から入山すべく下記の予定でいました。

1日目:七倉→晴嵐荘(テン泊)
2日目:伊藤新道→三俣山荘(テン泊)
3日目:黒部源流→水晶岳→赤牛岳→読売新道→奥黒部ヒュッテ(テン泊)
4日目:平の渡場→針ノ木谷→船窪小屋(テン泊)
5日目:船窪新道(七倉尾根)→七倉登山口

しかし前日の天気予報では3日目の8/13頃から台風7号の影響が懸念されることと、出発当日朝寝坊をして高速の渋滞に巻きこまれて七倉に到着したのが15:00過ぎ…東京から10時間もかかったことから予定変更。伊藤新道からの入山を諦めて、1日行程を短縮し3泊4日でブナ立尾根から裏銀座経由で赤牛岳を目指しました。

裏銀座の登山口"ブナ立尾根"は12年ぶり2回目。当時の記憶ではとてもキツイ登りで倒れ込む程辛かったのですが、むしろ「今回の山行中で一番歩きやすい登山道だったんじゃね?」という位、整備が行き届いていて気持ちよく登れました。
というのも山行後半の赤牛岳からの読売新道の下り、奥黒部から平の渡場までの暑さと連続ハシゴ、針ノ木谷の藪こぎ地獄、船窪分岐から船窪乗越までのふくらはぎが攣りそうな程の急登、その後の七倉までの登山道も、雨に濡れた木の根が滑りやすく想像よりも辛過ぎたせい!
特に針ノ木谷の高巻きの藪こぎが酷くとても実線ルートとは思えない状態…多分ここはもう2度と行かないと思います。

それでも3日目までの天気は素晴らしく、特に水晶岳〜赤牛岳の稜線歩きは最高!"薬師岳の展望台"と言っても過言ではないくらい大迫力の眺め…ここからモルゲンロートの薬師岳が見られたことが最大の収穫です。
初日の高速渋滞で予定が半日ズレたため、想定外のビバーク三昧の山行になってしまいましたが、結果的に台風の影響も少なくいい山旅が出来ました。



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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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