記録ID: 5858511
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
鷲羽岳〜水晶岳（新穂高登山口）
2023年08月15日(火) 〜
2023年08月18日(金)
子連れ登山
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- GPS
- 80:00
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 3,386m
- 下り
- 3,379m
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1日目
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:24
12:08
3日目
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:14
13:40
| 天候 | 曇り、雨、晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
新穂高登山口にトイレあり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
問題なし |
写真
1日目本日は長時間歩く予定なので朝早く出発。宿では朝食をおにぎりに変更していただいた。
新穂高市営第3駐車場に車を停める。標高1040m。
4日間停めるので、無料なのはかなり助かる。
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1日目
本日は長時間歩く予定なので朝早く出発。宿では朝食をおにぎりに変更していただいた。
新穂高市営第3駐車場に車を停める。標高1040m。
4日間停めるので、無料なのはかなり助かる。
本日は長時間歩く予定なので朝早く出発。宿では朝食をおにぎりに変更していただいた。
新穂高市営第3駐車場に車を停める。標高1040m。
4日間停めるので、無料なのはかなり助かる。
駐車場の奥から遊歩道が整備されており、ほとんど車道を歩く必要はない。
広大な駐車場はガラガラで、このすぐ側に車を停めることができた。
広大な駐車場はガラガラで、このすぐ側に車を停めることができた。
果物や野菜が冷やされている。
なかなか良さそうな小屋で、1日目はここで泊まるというのもありだ。
なかなか良さそうな小屋で、1日目はここで泊まるというのもありだ。
林道が終わってようやく登山開始。
綺麗に石が敷き詰められており、傾斜も緩く一定で、非常に登りやすい。
綺麗に石が敷き詰められており、傾斜も緩く一定で、非常に登りやすい。
背後に見えているのは抜戸岳。
台風が来ている割には風は穏やかで、意外に展望もある。
台風が来ている割には風は穏やかで、意外に展望もある。
目の前に見えるのは西鎌尾根。
標高の高いところは雲に覆われていて、残念ながら槍ヶ岳は見えない。
休憩するのによい場所なので、ここで昼食をとる。
標高の高いところは雲に覆われていて、残念ながら槍ヶ岳は見えない。
休憩するのによい場所なので、ここで昼食をとる。
弓折乗越に到着。ここは笠ヶ岳への登山道との分岐点だ。
ここで稜線に出て風が強まるが、歩くのに支障が出るほどではない。
ここで稜線に出て風が強まるが、歩くのに支障が出るほどではない。
一羽の鳥が風を受けて、同じ場所にとどまっている。
獲物を探しているのだろうか？
獲物を探しているのだろうか？
決して天気が良い訳ではないが、ホワイトアウトではなく展望が広がるのがありがたい。
大きな尾根、深い沢、雄大な展望が広がる。
大きな尾根、深い沢、雄大な展望が広がる。
池の畔にはチングルマの綿毛が見られる。
綿毛は何度も見ているが、チングルマの花は長い間見ていない。
綿毛は何度も見ているが、チングルマの花は長い間見ていない。
4人部屋のコケモモの部屋を割り当てられる。台風の影響でほとんどがキャンセル。登山客は十数名でとても快適だ。
まだ13時なので、談話室でのんびりと過ごす。
4人部屋のコケモモの部屋を割り当てられる。
台風の影響でほとんどがキャンセル。登山客は十数名でとても快適だ。
まだ13時なので、談話室でのんびりと過ごす。
台風の影響でほとんどがキャンセル。登山客は十数名でとても快適だ。
まだ13時なので、談話室でのんびりと過ごす。
2日目昨夜は屋根を叩きつける雨と風の音がすごかった。
台風は日本海に抜けたはずだが、雨は降り続いている。
台風は離れていくはずなので、出発せずにしばらく様子を見る。
2日目
昨夜は屋根を叩きつける雨と風の音がすごかった。
台風は日本海に抜けたはずだが、雨は降り続いている。
台風は離れていくはずなので、出発せずにしばらく様子を見る。
昨夜は屋根を叩きつける雨と風の音がすごかった。
台風は日本海に抜けたはずだが、雨は降り続いている。
台風は離れていくはずなので、出発せずにしばらく様子を見る。
降り続く雨。風はほとんど吹いていない。本日は水晶小屋まで行く予定。
天気が悪いので、全てのピークをスキップして、巻道を行くことにする。
天気が悪いので、全てのピークをスキップして、巻道を行くことにする。
お次はライチョウ。天気が悪い日には遭遇率が高い。
親鳥と3〜4羽の雛がいる。
親鳥と3〜4羽の雛がいる。
ハイマツが覆いかぶさっていて歩きにくい。
フードを被っていると、上の視界が遮られてしまう。
フードを被っていると、上の視界が遮られてしまう。
小さな沢を渡る。雨が降り続いているが、渡渉が困難なところはない。
一方、登山道が川のようになっているところがある。
一方、登山道が川のようになっているところがある。
中継地点の三俣山荘に到着。小屋の庇の下で昼食をとる。
息子はここで足を止めたことで歩く気力を失ってしまったため、本日の行動はここまでとする。
息子はここで足を止めたことで歩く気力を失ってしまったため、本日の行動はここまでとする。
水晶小屋と三俣山荘は同じ系列なので、予約の変更はスムーズ。台風で小屋はガラガラなので、融通が利くのはありがたい。
濡れた服を着替えて体を暖めてゆっくりとくつろぐ。
水晶小屋と三俣山荘は同じ系列なので、予約の変更はスムーズ。
台風で小屋はガラガラなので、融通が利くのはありがたい。
濡れた服を着替えて体を暖めてゆっくりとくつろぐ。
台風で小屋はガラガラなので、融通が利くのはありがたい。
濡れた服を着替えて体を暖めてゆっくりとくつろぐ。
朝食を取って出発。残念ながら、すでに鷲羽岳は雲の中だ。
昨日は水晶小屋まで行けなかったので、その分本日の行程はハードだ。
昨日は水晶小屋まで行けなかったので、その分本日の行程はハードだ。
伊藤新道との分岐点。一度廃道になった登山道なのだが、復活を試みているらしく
まもなくこの道が通れるようになるようだ。
まもなくこの道が通れるようになるようだ。
鷲羽岳山頂に到着。標高2924m。
山行3日目にして初めてのピークだ。残念ながら展望は全くない。
山行3日目にして初めてのピークだ。残念ながら展望は全くない。
左手に祖父岳、その右奥は雲ノ平だ。
昨日に鷲羽・水晶に登って、本日は雲ノ平に行く予定だったが、その計画は叶わなかった。
昨日に鷲羽・水晶に登って、本日は雲ノ平に行く予定だったが、その計画は叶わなかった。
ワリモ北分岐を過ぎ、水晶岳にだいぶ近づいてくる。
こちらから見る水晶岳はあまり冴えない山容だ。
こちらから見る水晶岳はあまり冴えない山容だ。
急峻な登山道とハシゴ。
水晶岳はこれまでの登山道と異なり、北アルプスっぽい岩がちな地形が広がる。
水晶岳はこれまでの登山道と異なり、北アルプスっぽい岩がちな地形が広がる。
水晶岳に到着。標高2986m。
北アルプスの最奥に聳える名峰の割には、山頂標識はずいぶんとお粗末だ。
北アルプスの最奥に聳える名峰の割には、山頂標識はずいぶんとお粗末だ。
復路は、ワリモ北分岐から鷲羽岳を経由せず、黒部源流を経由するコースを選択。
この辺りはウサギギクが群生している。
この辺りはウサギギクが群生している。
標高が下がって水量はだいぶ増えてきた。それでも水の流れはまだまだ穏やかだ。
急ぐ息子、追いかける自分。ここまでずいぶん歩いているので、お互い余りスピードは上がらない。
トイレ待ちの間、周囲の景色を眺める。
雲がだいぶ上がって、大天井岳の姿が見えている。
雲がだいぶ上がって、大天井岳の姿が見えている。
三俣山荘で昼食をとることも考えたが、午後から雨が降る予報のため、昼食はスキップして双六小屋を目指すことにする。
この辺りは背の低いハイマツが広がっている。
三俣山荘で昼食をとることも考えたが、午後から雨が降る予報のため、
昼食はスキップして双六小屋を目指すことにする。
この辺りは背の低いハイマツが広がっている。
昼食はスキップして双六小屋を目指すことにする。
この辺りは背の低いハイマツが広がっている。
三俣峠に到着。往路と同じく巻道を行く手もあるが、
頑張って三俣蓮華岳〜双六岳を経由する尾根道を行くことにする。
頑張って三俣蓮華岳〜双六岳を経由する尾根道を行くことにする。
眼下には往路に使った巻道コースが見える。
平地が広がるゆったりとした巻道だ。
平地が広がるゆったりとした巻道だ。
こちらは水晶岳。手前に見える沢が、歩いてきた黒部源流の沢道だ。
始めて山頂から展望が広がった。
始めて山頂から展望が広がった。
無事、双六小屋に到着。ようやく昼食にありつける。
しばらくすると雨が降ってきた。滑り込みセーフだった。
しばらくすると雨が降ってきた。滑り込みセーフだった。
台風が去り、週末に向けて天気は比較的安定。
テント場はいっぱい、双六小屋も恐らく満室で大賑わいだ。
テント場はいっぱい、双六小屋も恐らく満室で大賑わいだ。
黒い雲が朝陽を浴びて赤く光っている。ちょっと不気味な光景だ。
双六小屋の東には常念山脈が横たわっているので、日の出は遅い。
双六小屋の東には常念山脈が横たわっているので、日の出は遅い。
5時13分にようやく日の出を迎える。燕岳の右辺りから太陽が顔を出す。
山の中で御来光を拝むのは何年振りだろう？
山の中で御来光を拝むのは何年振りだろう？
小屋に戻って朝食を取ったら出発。本日は新穂高温泉に下山するのみの楽な行程。
双六小屋は広くてきれいで快適で、素晴らしい小屋だった。また泊まりに来たい。
小屋に戻って朝食を取ったら出発。
本日は新穂高温泉に下山するのみの楽な行程。
双六小屋は広くてきれいで快適で、素晴らしい小屋だった。また泊まりに来たい。
本日は新穂高温泉に下山するのみの楽な行程。
双六小屋は広くてきれいで快適で、素晴らしい小屋だった。また泊まりに来たい。
下から続々と登山者が登ってくる。すれ違いで待っている時間が長い。
急ぐ必要はないのでゆっくりと下っていく。
急ぐ必要はないのでゆっくりと下っていく。
残りの林道を歩く。頭上に聳える岩尾根はすごく迫力がある。
錫杖岳の辺りだろうか？
錫杖岳の辺りだろうか？
感想
決して天候に恵まれた訳ではなかったが、所々で素晴らしい景色に出会え、決行して良かったと思える山行だった。
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新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平（2日間）。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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