氷河公園から南岳・大キレット・北穂高岳
- GPS
- 27:25
- 距離
- 43.9km
- 登り
- 2,317m
- 下り
- 2,326m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:07
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 9:21
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:54
天候 | 三日間共に午前中は晴れ、午後から曇りがちの天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車料金600円/日、バス料金1,190円/片道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日目 槍沢から天狗原への分岐を、河原のような丸い岩がゴロゴロした所を横切って行く。白いペイントマークが所々に付けられていた。 天狗池で一旦下り、南岳を目指して登って行くが、次第に急登、岩場、梯子場になるので此処でヘルメットを着用しました。 横尾山荘からはロングコースでしたが、南岳山頂部付近は、なだらか。 3日目 南岳小屋から大キレット目指し、岩場交じりのルートを約200m程下って行く。 最低鞍部までは、さほど難しくなかったが、北穂高岳に向けて約300m程登り返す途中の、長谷川ピーク付近の岩場と、飛騨泣きと呼ばれる付近に続くガレ場混じりの岩場ルートの難度がやや高い。 両側の谷底への高度感があり、滑落に充分注意。 北穂高岳、到着後の涸沢側への下りも、滑りやすい岩場、鎖場、ガレ場に注意する。 |
その他周辺情報 | 下山後の立寄り入浴は、平湯バスターミナル付近の「ひらゆの森」700円 |
写真
感想
今年、大キレットに行くことになるとは、思っていなかった。
上級者向けの難コースが、私に制覇できるのか?
でも、前半の氷河公園と南岳は興味があったから、お誘いがあった時、少し考えてから行こうと決めました。
少しばかりの不安も、今年は前穂・奥穂や船窪岳を歩いているから、大丈夫との言葉に励まされた。最標高点の北穂高岳も、登頂経験がある。
2日目の槍沢から、天狗原、氷河公園、南岳に至るルートは、ロングコースで地形も変化に富み、独特の氷河地形や眺望の良さも楽しく、満足しました。
後半はバテ気味になり、時間がかかってしまいましたが、南岳小屋に着いてからの、大キレット越しの北穂高岳方面の眺めは、とても迫力がありました。
明日、私は此処を越えて向こう側に行けるのか?
何だか、とんでもない所に来てしまったような気さえしたのです。
3日目朝、夜半の強風も止んだ穏やかな空の下、岩場交じりの道を標高差200m程下って、最低鞍部に到達します。
今度は岩稜の塊の北穂高岳を目指し、標高差350m程を登り返す。
南岳が遠ざかって行く。
途中の長谷川ピークは、登るのは容易でしたが、反対側に下る時、最初のステップに足を置くのに緊張しました。
谷は東側も西側も深く、北穂の岩壁は立ちはだかる。北穂小屋は見えているのに、なかなか近づかない。
飛騨泣きと呼ばれる先の足元は、ガラガラと崩れやすい。
ようやく北穂小屋に到着し、テラスで寛いで飲んだコーヒーは美味しかった。
でも、今日の宿は涸沢まで下る。足元はガレ気味で緊張は続き、猿の集団と行き合ったりしました。
※4日目 山旅の終盤、徳沢での休憩後、なだらかな道を歩いていた時のこと。
突然、石に躓いてハデに転びました。まさに山での、あるある。
道は石混じりで硬く、右手の平は流血し、左膝周りは青あざになりました。
緊張感が緩み、足も上がっていなかった様です。深く反省。
応急措置を手伝ってくれた、同行の山友に感謝です。
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