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Yamareco

記録ID: 590652
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【赤岳-横岳-硫黄岳】厳冬期?春の訪れが垣間見えた

2015年02月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:16
距離
20.9km
登り
1,753m
下り
1,741m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:48
休憩
2:24
合計
12:12
4:53
39
5:32
5:34
2
5:36
5:43
4
5:47
5:47
99
7:26
7:57
93
9:30
9:57
3
10:00
10:03
21
10:24
10:25
4
10:29
10:30
7
10:37
11:08
12
11:20
11:22
9
11:31
11:31
6
11:37
11:37
12
11:49
11:52
25
12:17
12:29
14
12:43
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17
13:00
13:00
25
13:25
13:26
34
14:00
14:01
61
15:02
15:23
58
16:21
16:22
4
16:26
16:26
2
16:28
16:28
35
17:03
17:03
2
17:05
ゴール地点
天候 快晴 無風 気温高し
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘に車を停めました。一日500円
スタッドレスならFFでも余裕です。
そこから先はチェーンなど必須
コース状況/
危険箇所等
当日は快晴で気温も高く、風もほぼ無い絶好状態でした。
それを踏まえての感想です。
■八ヶ岳山荘〜やまのこ村まで
途中二股に分岐しますが、どちにいっても変わりません。
歩道のショートカットがいくつかありますが、それほど短縮できませんし
ルートから外れる所もあるようですので、通常通りに進んだ方が良いかと思います。
■やまのこ村〜行者小屋まで(南沢)
赤岳山荘、美濃戸山荘では水とトイレがあります。
トレースは明瞭で、無雪期より歩きやすいです。
■行者小屋-中岳分岐(文三郎尾根)
行者小屋から少し離れた所に水場があり現在でも使用できます。
ここから赤岳鉱泉までアイゼン装着。
マムート階段は隠れており、急坂になっています。チェーンは所々出ています。
元々チェーンが必要な所も特になく、階段も逆に負担に感じる事も多いので
逆に登りやすくなっている印象です。
■中岳分岐-赤岳山頂
強風地帯です。事前準備は手前でなく行者小屋で行うのがいいかと思います。
チェーンは所々出ています。踏み跡が色々な方向にありますが、一歩先を見れば
おのずと進む先はわかるかと思います。
■赤岳山頂-赤岳展望荘
急登です。アイゼンを効かせて下ります。道が広いのですれ違いも余裕です。
■赤岳展望荘-横岳(奥ノ院)
地蔵の頭から先の登り、二十三夜峰のトラバースですが、トレースもあり
問題なく進むことが出来ました。ですが雪が緩く深く歩きづらい。かなり緊張しました。
その先、反対へ巻くルート等、いくつか落ちたら死亡ポイントが続きますが
無茶をしなければ大丈夫かと思います。
■横岳(奥ノ院)-硫黄岳
梯子付近は道が無く難儀しました。ピッケルを効かせて向きを変え
梯子を使用しました。
カニの横這いは踏み跡が広くとってあり、通常の道になっていました。
以降は平坦な下りと登りです。地味に登り返しがキツくなってきます。
■硫黄岳-赤岩の頭
爆裂火口の立ち入り禁止ロープが解けてますが、落ちる可能性があるので近寄らないほうが賢明です。
強風地帯ですが、当日は風が弱かったので、ピッケルからストックに換装しました。
■赤岩の頭-赤岳鉱泉
赤岩の頭直下の道がかなり急なので注意です。雪崩ポイントなので歩き回らない方がよいかと思います。
以降樹林帯が続きますが、尻でのショートカット跡や、行き止まりのルート等
トレースが混在しています。
赤岳鉱泉の方向だけはしっかりと確保しておいたほうがよさそうです。
■赤岳鉱泉-赤岳山荘(北沢)
歩きやすい沢沿いの道と、林道をひたすら下ります。平和です。
その他周辺情報 もみの湯。17時以降は@300
-12度。この頃は冷えそうだな…なんて考えていました
2015年02月16日 04:40撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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-12度。この頃は冷えそうだな…なんて考えていました
今回は南側を進みます
2015年02月16日 05:57撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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今回は南側を進みます
赤獄神社だと思います(多分)埋まっています。
2015年02月16日 06:47撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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赤獄神社だと思います(多分)埋まっています。
視界が開けるとテンションが上がりますね。
2015年02月16日 07:12撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 7:12
視界が開けるとテンションが上がりますね。
モルゲンアミダー
2015年02月16日 07:28撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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モルゲンアミダー
大同心様
2015年02月16日 07:36撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 7:36
大同心様
行者小屋まできました。土曜日以外は休みです。
しかしトイレと水があります。
2015年02月16日 07:37撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 7:37
行者小屋まできました。土曜日以外は休みです。
しかしトイレと水があります。
阿弥陀との分岐。
2015年02月16日 08:25撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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阿弥陀との分岐。
文三郎道。階段は埋まっています。
2015年02月16日 08:36撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 8:36
文三郎道。階段は埋まっています。
阿弥陀岳
2015年02月16日 08:44撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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阿弥陀岳
この付近から見る山は横岳が圧倒的にカッコいい。
2015年02月16日 08:44撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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この付近から見る山は横岳が圧倒的にカッコいい。
中岳もなかなかいい。
2015年02月16日 08:49撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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中岳もなかなかいい。
マムート第三階段付近。もうすぐ分岐。この辺から風が強くなってきます。
2015年02月16日 09:06撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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マムート第三階段付近。もうすぐ分岐。この辺から風が強くなってきます。
中岳、阿弥陀岳。
2015年02月16日 09:15撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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中岳、阿弥陀岳。
権現、キボシ、旭岳。
2015年02月16日 09:16撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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権現、キボシ、旭岳。
ガンガンガン速で登っていきます
2015年02月16日 09:23撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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ガンガンガン速で登っていきます
この辺の踏み跡はけっこうバラバラです
2015年02月16日 09:27撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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この辺の踏み跡はけっこうバラバラです
見下ろします。落ちたらやヴぁいですね
2015年02月16日 09:40撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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見下ろします。落ちたらやヴぁいですね
富士山が見えました。何となく撮ってしまう山
2015年02月16日 09:43撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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富士山が見えました。何となく撮ってしまう山
山頂!
2015年02月16日 09:53撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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山頂!
真教寺尾根と県界尾根。
2015年02月16日 09:55撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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真教寺尾根と県界尾根。
行者小屋で出会って、文三郎と地蔵で別れたのですが山頂で再会したイカした兄さんに撮ってもらいました。
2015年02月16日 09:58撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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行者小屋で出会って、文三郎と地蔵で別れたのですが山頂で再会したイカした兄さんに撮ってもらいました。
これから行く横岳。少しビビッています
2015年02月16日 10:19撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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これから行く横岳。少しビビッています
さらば!赤岳!
2015年02月16日 10:19撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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さらば!赤岳!
赤岳展望荘に来ましたがスルー。中のコタツを見ると緊張の糸が切れてしまうので。
2015年02月16日 10:33撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 10:33
赤岳展望荘に来ましたがスルー。中のコタツを見ると緊張の糸が切れてしまうので。
絵になりますね。
2015年02月16日 10:33撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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絵になりますね。
二十三夜峰のトラバース。
2015年02月16日 10:37撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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二十三夜峰のトラバース。
近くまで来るとまぁ行けそう、と思う。最初に通った方は偉大。
2015年02月16日 11:22撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 11:22
近くまで来るとまぁ行けそう、と思う。最初に通った方は偉大。
抜けた。下を見下ろすとガクブルもん
2015年02月16日 11:31撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 11:31
抜けた。下を見下ろすとガクブルもん
振り返って何度も写真を撮ってしまいます。
2015年02月16日 11:48撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 11:48
振り返って何度も写真を撮ってしまいます。
杣添尾根。トレースが消えていますね。ラッセル好きにはたまらないことでしょう。
2015年02月16日 11:54撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 11:54
杣添尾根。トレースが消えていますね。ラッセル好きにはたまらないことでしょう。
奥ノ院 着!
2015年02月16日 12:16撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 12:16
奥ノ院 着!
ピッケルと添い寝する私(38)
2015年02月16日 12:23撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 12:23
ピッケルと添い寝する私(38)
硫黄へ向かいます。山々とお別れかと思うと寂しさを感じます。
2015年02月16日 12:54撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 12:54
硫黄へ向かいます。山々とお別れかと思うと寂しさを感じます。
コマクサ神社
2015年02月16日 13:08撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 13:08
コマクサ神社
ケルンに導かれて登ります。少し疲れてきました。
2015年02月16日 13:18撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 13:18
ケルンに導かれて登ります。少し疲れてきました。
爆裂火口。いつみても素晴らしい。
2015年02月16日 13:33撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 13:33
爆裂火口。いつみても素晴らしい。
平坦な山頂。好きです。
2015年02月16日 13:34撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 13:34
平坦な山頂。好きです。
到着。4度目です。
2015年02月16日 13:35撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 13:35
到着。4度目です。
ようちゃんのお父さんが好きな山。峰の松目です。
2015年02月16日 13:36撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 13:36
ようちゃんのお父さんが好きな山。峰の松目です。
ケーキのように切り立ってますが、ここを折ります。
2015年02月16日 14:04撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 14:04
ケーキのように切り立ってますが、ここを折ります。
シュカブラ
2015年02月16日 14:08撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 14:08
シュカブラ
楽しい下りがここで膝の激痛に。のんびり下ります。
2015年02月16日 14:09撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 14:09
楽しい下りがここで膝の激痛に。のんびり下ります。
赤岳鉱泉まで来ました。
やっと冬季赤岳バッジを買えます。
2015年02月16日 15:26撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 15:26
赤岳鉱泉まで来ました。
やっと冬季赤岳バッジを買えます。
ゲートが出現していました。
2015年02月16日 15:29撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 15:29
ゲートが出現していました。
おいしそうなアイスキャンデー。
みなさん楽しそうに登っていました
2015年02月16日 15:30撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 15:30
おいしそうなアイスキャンデー。
みなさん楽しそうに登っていました
せっかくなのでアイルーを書いておきました。
2015年02月16日 15:45撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 15:45
せっかくなのでアイルーを書いておきました。
カモシカがいました。
自分のクソ望遠ではここまでしか。
2015年02月16日 15:48撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
1
2/16 15:48
カモシカがいました。
自分のクソ望遠ではここまでしか。
戻ってきました、が自分の車はまだ先です。
2015年02月16日 16:29撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 16:29
戻ってきました、が自分の車はまだ先です。
赤岳山荘です。いつかソフト食いたいですね。
2015年02月16日 16:34撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 16:34
赤岳山荘です。いつかソフト食いたいですね。
赤岳山荘名物!アイスキャンデー
登っている人はいませんでs
2015年02月16日 16:34撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2
2/16 16:34
赤岳山荘名物!アイスキャンデー
登っている人はいませんでs
多くの登山者を苦しめた、橋の先にある魔のカーブ
2015年02月16日 17:03撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
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2/16 17:03
多くの登山者を苦しめた、橋の先にある魔のカーブ
魔のカーブ付近、歩行者はショートカットできますが、下りでは使わない方がいい道。ツルツルしてます。
2015年02月16日 17:03撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
2/16 17:03
魔のカーブ付近、歩行者はショートカットできますが、下りでは使わない方がいい道。ツルツルしてます。

装備

個人装備
ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ ポール
備考 ヘルメットはやはり必要

感想

今回初めて冬の赤岳に登る事が出来ました。
当日は最高の天気で、風もほぼなく、日光に当たるとポカポカします。
これって春では…?と思わせる気候でした。
おかげで風や気候で苦労する事はなく、大変楽しみながら歩くことが出来ました。
嬉しいけど最初の気構えからすると少し物足りないかなという印象です。
横岳の縦走はとても楽しかった。また行きたいと思いました。

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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