双六岳 新穂高〜
- GPS
- 10:49
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,013m
- 下り
- 2,014m
コースタイム
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:48
4:06 新穂高登山者無料駐車場到着 8℃
4:39 新穂高登山者無料駐車場出発
4:46 新穂高登山指導センター出発
4:55 双六岳・笠ヶ岳登山口到着
5:33 笠新道登山口到着
5:42 サワビ平小屋到着
5:57 小池新道登山口到着
6:03 小池新道登山口出発
6:34 秩父沢出合到着
6:43 チボ岩到着
6:55 イタドリが原到着
7:15 シシウドヶ原到着
7:17 シシウドヶ原出発
7:44 鏡池到着
7:47 鏡池出発
8:27 弓折乗越到着
8:38 花見平到着
8:51 くろゆりベンチ到着
9:12 双六池到着
9:17 双六小屋到着
9:24 双六小屋出発
9:39 双六岳巻道分岐到着
9:43 双六岳中道分岐到着
10:17 双六岳山頂到着
10:59 双六岳山頂出発
11:26 双六岳中道分岐到着
11:37 双六小屋到着
12:04 くろゆりベンチ到着
12:17 花見平到着
12:25 弓折乗越到着
12:35 弓折乗越出発
13:03 鏡池到着
13:11 鏡池出発
13:34 シシウドヶ原到着
13:46 イタドリが原到着
13:55 チボ岩到着
14:04 秩父沢出合到着
14:30 小池新道登山口到着
14:45 サワビ平小屋到着
14:54 笠新道登山口到着
15:25 双六岳・笠ヶ岳登山口到着
15:35 新穂高登山指導センター到着
平面距離 28.1km
沿面距離 28.8km
記録時間 10:49:03
最低高度 1,076m
最高高度 2,865m
累計高度(+) 2,308m
累計高度(-) 2,307m
平均速度 2.7km/h
最高速度 7km/h
登り歩行時間
双六岳・笠ヶ岳登山口〜双六岳山頂:5時間22分 4:55〜10:17(休憩時間含む)
双六岳・笠ヶ岳登山口〜笠新道登山口:38分 4:55〜5:33
双六岳・笠ヶ岳登山口〜小池新道登山口:1時間2分 4:55〜5:57
小池新道登山口〜鏡池:1時間41分 6:03〜7:44
鏡池〜弓折乗越:40分 7:47〜8:27
弓折乗越〜双六小屋:49分 8:28〜9:17
双六小屋〜双六岳山頂:53分 9:24〜10:17
下り歩行時間
双六岳山頂〜双六岳・笠ヶ岳登山口:3時間55分 10:59〜14:54(休憩時間含む)
双六岳山頂〜双六小屋:38分 10:59〜11:37
双六小屋〜弓折乗越:48分 11:37〜12:25
弓折乗越〜鏡池:28分 12:35〜13:03
鏡池〜小池新道登山口:1時間19分 13:11〜14:30
小池新道登山口〜笠新道登山口:24分 14:30〜14:54
小池新道登山口〜双六岳・笠ヶ岳登山口:55分 14:30〜15:25
天候 | 快晴のち晴れ 10時くらいからガス発生 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
2021年9月初旬に飛騨の山友さんがご夫婦で双六岳に登られている。
この時は平日でご一緒することは出来なかったが、いつか自分も行ってみたいと思い、翌年春前から意気込んでいたのだが、心臓のカテーテル手術を受けることになり、9月下旬の唐松岳で北アルプス復帰するのがやっとだった。
今年こそはと、夏の猛暑でもあまり間を空けず山行に励んで来た。
10月に入って急激に寒くなり、山は突然の降雪に見舞われたりしたが、ロングハイクには良い季節になった。しかし、週末は何かと用事があって自由にならないので、空いているであろう平日に休暇をとって行くことにした。
水曜日に木曜日または金曜日の選択となり、天気予報はどちらも甲乙つけがたい。金曜日なら後が楽だろうけれど、木金宿泊より金土宿泊する人の方が多いのではと考え木曜日を選択した。
結果的には木曜より金曜の方が好天となった。
新穂高登山者無料駐車場は最上段に5、6台分の空があり、全体として多めにみても2割程度の駐車率だった。
これは平日というだけでなく、新穂高ロープウェイの第2ロープウェイ運休の影響もありそうだ。
小池新道の夏道歩きは2020年10月下旬の弓折岳山行以来。4月の残雪期には弓折岳中段まで2021年から毎年行っている。
シシウドヶ原まではルートの様子をよく覚えていたのだが、その先から鏡池までの記憶が熊の踊り場以外ほぼなく、変に新鮮だった。
鏡池では天気が良く空撮もしたいところだが、先が長いので少しの休憩で出発した。
3年前の弓折岳山行では初めての鏡平ということもあり、30分近くをここで過ごしてしまい肝心な弓折岳山頂到着時には残念な天候に変わってしまっていた。
弓折乗越では休憩をとらずに初めて踏む地に思いを馳せてすぐに出発。少し登るとすぐに双六岳が見えた。
弓折乗越までは遅くならないようにとあまり写真を撮らずに歩を進めて来たが、ここからは見るもの全てが初物で写真を撮らずにはいられない。
山友さんはあっという間に見えなくなってしまったが、写真を撮らずとも登りではとてもついて行くのは無理。
双六小屋は意外と早く見えたが、アップダウンを繰り返すのでそう簡単には到着しない。アップダウン中に両太もも内側が痙攣しそうな痛みとなったが少しの時間でおさまった。
双六小屋から双六岳への登るであろう斜面も見えている。
双六小屋の奥に見える鷲羽岳が美しい。
双六小屋が初めて見えてから30分程で双六小屋に到着した。
ここでこの後の登りに備えて行動食をとってエネルギー補給。
西からの風が冷たく、じっとしていると寒いが、着替えをせずなるべく短時間で済ませる。
山友さんはどれほどの時間待っていてくれたか分からないが、岩壁の前にしゃがんだり小屋脇で風除けしていてくれた。
いよいよ双六岳への急登が始まる。
7分程体を休めてしまったため、歩き始めがとても苦しい。心拍数の上りが運動に対して遅れている感じだ。こんなことはよくあるので、無理せず落ち着くまでゆっくりと進む。
このため、すぐに山友さんの背中は見えなくなった。
ハイマツに覆われたルートは途中で緩やかになるため先の見えない偽ピークになっている。そこまで何度か振り返って双六小屋を見下ろして高度上昇を確認する。双六小屋の先には西鎌尾根への稜線が見える。
緩やかになった場所には巻道分岐と中道分岐があり、今度は岩場の急登となる。
岩場の急登を終えるとついに双六台地が広がる。
双六岳山頂手前はやや登るもののすっと緩やかに進んで行く。
時々振り返って槍ヶ岳を見ようとするが、ガスで全く見えなかったり、切れ間から見えたりを繰り返している。
左にある笠ヶ岳は先こそそんなに尖っていないが、急傾斜の三角の山に見える。一度登頂したことがあるのだが、あんな山だったのかと不思議でならない。この方角から見る特有の山容なのだろう。
ほどなくして双六岳山頂に到着した。
すぐに山友さんは岩の上から黒部五郎岳方面を見下ろしながら手招きしている。
これはもしかしてライチョウか。
多い時で12羽程が姿を現していたようだが、自分は雄雌合わせて4、5羽ほどしか見られなかった。
ハイマツをついばんでいて頭を上げてくれなかったり、ピントがハイマツに合ってボケていたりときれいに写真におさめられたのは僅かだった。
山頂からは東の方角から南の方角にある槍ヶ岳、穂高連峰、笠ヶ岳はよく見られなかったが、黒部五郎岳、薬師岳、三俣蓮華岳、水晶岳、鷲羽岳等、容易に見ることの出来ない北アルプス最深部の姿を見ることが出来て大変満足した。
双六台地と槍ヶ岳のコラボが十分見られなかったのは、また行く機会を設けるチャンスだととらえて楽しみにしておくことにする。
笠ヶ岳と鳳凰三山もリベンジリストに入っているので、焦らずこなしていかなければならない。
距離が長く、累計高度も大きかったので翌朝から久々に筋肉痛となった。
林道の冬季閉鎖までまだひと月以上あるので、もうしばらく秋山を楽しもうと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する