妙高山 ⇒ 火打山
- GPS
- 09:51
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,273m
- 下り
- 2,265m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(朝6時で10台ほどで空いていた) ※登山口の駐車場30台は満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○笹ヶ峰登山口〜黒沢池ヒュッテ 木道整備の部分が多く歩きやすいが、黒沢出会から富士見平までは急坂 ○黒沢池ヒュッテ〜妙高山 大倉乗越までは急坂で、そこから長助分岐までは始め一気に下り少し荒れた道をトラバース。長助分岐から山頂までも急坂で最後100m程は一部に雪があり滑る ○黒沢池ヒュッテ〜火打山 少し登る茶臼山を経由する高谷池までは問題なし。高谷池からは気持ち良い天狗の庭を抜けると登り。雷鳥平から雪がありアイゼン等が必要。 |
その他周辺情報 | 苗名の湯400円(モンベル割) |
写真
感想
天気の良い三連休初日はゆっくりもしたいので、前夜に迷いながら、近場の妙高山へ登ることに。以前断念した黒沢池ヒュッテ経由で妙高山に行き、そこから天狗の庭で夏に登った火打山と池塘の風景を観る計画。
スタートは朝6時にしては暖かく、10月並みの天気でありがたい。両側に落ち葉が広がる木製歩道をサクサクと進み、十二曲がりもスイスイ登ると黒沢の湿原。冷たい空気と暖められた空気が混じって朝が時間とともに経過するのを感じる、いつ来ても心洗われる綺麗な風景。霜で滑りやすい木道に注意しながら歩くうちに黒沢池ヒュッテ。既に閉まっていて来年7月からの営業との張り紙が。
ここから初となるコース。大倉乗越からは目指す妙高山と火打山が眺められ思わず感嘆の声が出る。そこから急な下り坂、痩せ道のトラバースを進むと、長助池と大倉山の眺めが美しい。長助池分岐からは急坂を登り、荒々しい山頂をめがけていくと直下で雪が現れ、凍っているので滑らないように気をつける。
山頂からは目の前に外輪山がせまり、火打山、焼山がどっしりと構えている。奥には白馬三山や日本海が見られた。数百m先の南峰からは黒姫山、飯縄山、高妻山、遠方に五竜岳、鹿島槍ヶ岳も。反対側には野尻湖、苗場山なども。
30分程ゆっくりした後黒沢池ヒュッテまで戻り、黒沢池湿原を上から眺めながら高谷池方面へ。高谷池は相変わらず素晴らしい景色。その先の天狗の庭も言葉が出ない美しさ。夏とは違い枯れた秋の高山植物と火打山の風景はまさに永久保存版の箱庭。
ここから下山予定だったが目の前の火打山まで登る時間がなんとかあるので予定変更。少し急ぎながら雷鳥平まで来ると雪があり、下山者からのアドバイスを聞いてアイゼンを装着。前の週に買ったものを早速使うと大変に調子がいい。特に日陰の雪道は気持ちよくザクザクと歩けた。季節外れで暖かい火打山山頂に到着すると、焼山からは噴煙が確認でき、直江津の海も近い。3時過ぎなので白馬や戸隠方面の山は西日でかすれぎみだったが、先ほどまでいた妙高山と歩いてきたルートを眺めるのもいい気分。日が西に傾いているので早々に下山。
営業終了した高谷池ヒュッテではテーブルの天板や案内板が外され冬支度の様子だったが、テント場で1〜2張を確認。まぶしい西日と競争するように登山口を目指してひたすら下る。黒沢橋からは木道を走ったりしながら目標の4時過ぎにゴール。
気になってた大倉乗越からの妙高山登頂、予定外の雪の火打山の登頂、そこから眺められた北信や北アルプスの山々と、内容の濃い満足度の高い晩秋の山行だった。
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