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Yamareco

記録ID: 6146607
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

檜洞丸/臼ヶ岳/水晶平/ユーシン/鍋割山北尾根/ダイアモンド富士と紅葉の錦

2023年11月03日(金) 〜 2023年11月04日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
32:42
距離
29.1km
登り
2,493m
下り
2,738m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:06
休憩
2:35
合計
7:41
9:52
9:52
18
10:10
10:10
94
11:44
12:15
62
13:17
13:23
44
14:07
14:08
26
14:34
14:35
43
15:18
15:19
5
15:24
16:03
5
16:08
17:24
4
2日目
山行
10:42
休憩
2:00
合計
12:42
5:39
5
5:44
5:55
6
6:01
6:19
43
7:02
7:03
5
7:08
7:09
39
7:48
7:54
27
8:21
8:27
68
9:35
9:36
25
10:01
10:01
80
11:21
11:34
7
12:28
12:28
11
12:39
12:39
20
12:59
13:00
19
13:19
13:26
68
14:34
14:35
2
14:37
14:44
20
15:04
15:04
13
15:17
15:17
2
15:19
15:19
10
15:29
15:31
33
16:04
16:04
23
16:27
16:27
27
16:54
16:54
8
17:02
17:02
17
17:19
17:19
4
17:23
17:23
11
17:34
17:38
43
天候 1日目 (11月3日) 快晴
2日目 (11月4日) 晴れのち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 7:05 新松田→ 9:30 西丹沢 1,360円
7:05発の臨時便に乗れたのですが、途中が大渋滞で約2.5時間かかって西丹沢VCに到着しました。
復路 大倉→渋沢 250円
コース状況/
危険箇所等
【西丹沢ビジターセンター → 犬越路】
一般登山道です。
渡渉する箇所がいくつかありますが、危険はありません。

【犬越路 → 檜洞丸】
一般登山道ですが、小笄・大笄は岩場や鎖場が連続し、なかなかハードです。

【青ヶ岳山荘(宿泊)】
夕食&朝食付き 8,800円 + 暖房費 500円
夕食は名物カレー(レトルトではなくちゃんと調理してくれる)
朝食はおでん
手作り感あふれる、こじんまりとした小屋です。
この日は25人が宿泊しました。

【檜洞丸 → 臼ヶ岳】
一般登山道です。

【臼ヶ岳 → ユーシンロッジ】
臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)は、山と高原地図(ヤマプラ)では赤い破線ルート扱いになっていますが、特に下りで使う場合は支尾根に引き込まれそうになるので要注意です。
踏み跡はかなり薄くなっています。
何年も前の話になりますが、この尾根には熊が出るという話を時々耳にしました。熊鈴だけでなくラジオを流しながら歩きました。

【ユーシンロッジ → オガラ沢出合】
玄倉林道は、西丹沢県民の森への分岐(仲の沢林道分岐)から熊木ダムまで間、熊木ダムから先の林道(玄倉治山運搬路)は歩行者を含めて通行止めです。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m2g/cnt/f417344/rindoh_tukoudome.html
特に熊木沢出合とオガラ沢出合の間には林道が完全に崩落している箇所が数か所あります。流出した土砂が不安定に堆積しており、その斜面を通行しなければなりません。滑ったら反対側の玄倉川まで転落してしまいますので、非常に危険です。私はもう二度と歩かないと思います。
用木沢出合で玄倉川に下り、河原を歩いてオガラ沢出合の林道に上がるルートもありますが、渡渉が2〜3回必要になります。

【オガラ沢出合 → 鍋割山】
林道のすぐ近くの堰堤にドラム缶のようなものがあり、赤いペンキで「ナベワリ」と書かれているのが目印です。
堰堤の右岸側(上流に向かって左側)から堰堤を越え、左側の沢に入ります。
鉄製の堰堤のようなものが見えてきたら赤いペンキの「ナベワリ」を目印に鉄製堰堤を越え、そのまま左側の沢へ。所々にピンクテープや赤ペンキで印が付けられています。
少し進んだところで左側の斜面にピンクテープが付いていて、そこから踏み跡を辿って斜面を登れば尾根に乗れます。
踏み跡は不明瞭な箇所がありますが、旧鍋割峠までは尾根を上に上にと登るだけ。旧鍋割峠の先は斜面を一度左側(東方面)に折れる形になります。
最後の急な斜面を登れば、鍋割峠からの一般登山道に合流します。

【鍋割山 → 大倉】
一般登山道です。二俣からの西山林道が長くて飽きますね。
用木沢出合にて
2023年11月03日 10:10撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
3
11/3 10:10
用木沢出合にて
用木沢の青い釜
2023年11月03日 10:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 10:31
用木沢の青い釜
あれは大笄か、それとも小笄か
2023年11月03日 10:41撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
11/3 10:41
あれは大笄か、それとも小笄か
黄葉・紅葉のお出迎え
2023年11月03日 11:13撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/3 11:13
黄葉・紅葉のお出迎え
美しい✨
2023年11月03日 11:27撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/3 11:27
美しい✨
犬越路に到着して小休止
手前の山が小笄、右肩に見えるのが檜洞丸
私の脚力で15時に着けるのだろうか
2023年11月03日 11:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 11:48
犬越路に到着して小休止
手前の山が小笄、右肩に見えるのが檜洞丸
私の脚力で15時に着けるのだろうか
天気予報の通り快晴!な富士山
手前は畦ヶ丸
このまま日没まで晴れ続けて欲しい
2023年11月03日 12:41撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
8
11/3 12:41
天気予報の通り快晴!な富士山
手前は畦ヶ丸
このまま日没まで晴れ続けて欲しい
大室山と歩いてきた尾根
一番低いところが犬越路で、避難小屋も小さく写っています
2023年11月03日 13:41撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 13:41
大室山と歩いてきた尾根
一番低いところが犬越路で、避難小屋も小さく写っています
15時を少し過ぎたところで檜洞丸に登頂できました
宿にチェックインして休憩したら、ダイアモンド富士の撮影準備をしなくちゃ
2023年11月03日 15:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/3 15:17
15時を少し過ぎたところで檜洞丸に登頂できました
宿にチェックインして休憩したら、ダイアモンド富士の撮影準備をしなくちゃ
青ヶ岳山荘のスタッフさんの案内で、檜洞丸から北側のガレ場を降りたところに陣取ります
11/3の日没は、檜洞丸の山頂からだと若干中心からずれるため、ガレ場を降りたこの場所が良いそうです
2023年11月03日 16:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 16:23
青ヶ岳山荘のスタッフさんの案内で、檜洞丸から北側のガレ場を降りたところに陣取ります
11/3の日没は、檜洞丸の山頂からだと若干中心からずれるため、ガレ場を降りたこの場所が良いそうです
ガレ場でダイアモンド富士を待つ人々
多分、全員が青ヶ岳山荘の宿泊客
この日は約20名でした
2023年11月03日 16:25撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/3 16:25
ガレ場でダイアモンド富士を待つ人々
多分、全員が青ヶ岳山荘の宿泊客
この日は約20名でした
富士山の山頂に日が沈みます
初めて見るダイアモンド富士です
2023年11月03日 16:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 16:26
富士山の山頂に日が沈みます
初めて見るダイアモンド富士です
輝く!
2023年11月03日 16:27撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/3 16:27
輝く!
夕日の一欠片
2023年11月03日 16:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 16:28
夕日の一欠片
富士山の影が上に伸びています
2023年11月03日 16:32撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/3 16:32
富士山の影が上に伸びています
檜洞丸の山頂に戻りました
空のグラデーションが美しい
2023年11月03日 17:16撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 17:16
檜洞丸の山頂に戻りました
空のグラデーションが美しい
青ヶ岳山荘に戻りました
今日は自炊ではなく名物のカレーを頂きます🍛
2023年11月03日 17:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 17:32
青ヶ岳山荘に戻りました
今日は自炊ではなく名物のカレーを頂きます🍛
炬燵の上のランプが良い雰囲気✨
私は炬燵の輪から外れて、翌日山中湖まで縦走するという若者と色々お話しました
「登山って、『もう、いいや』と止めても誰も文句を言わないから、最後まで歩き続けられるかどうかは、自分との戦いですよね。」
2023年11月03日 19:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/3 19:39
炬燵の上のランプが良い雰囲気✨
私は炬燵の輪から外れて、翌日山中湖まで縦走するという若者と色々お話しました
「登山って、『もう、いいや』と止めても誰も文句を言わないから、最後まで歩き続けられるかどうかは、自分との戦いですよね。」
おはようございます。暖かな布団でぐっすり眠れました。
2023年11月04日 05:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 5:39
おはようございます。暖かな布団でぐっすり眠れました。
御来光、キターーーッ!
2023年11月04日 06:05撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 6:05
御来光、キターーーッ!
一気に周りが明るくなります
やっぱり山で迎える御来光は格別ですね
2023年11月04日 06:08撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 6:08
一気に周りが明るくなります
やっぱり山で迎える御来光は格別ですね
青ヶ岳山荘を出発しました
朝日の輝くススキが綺麗でした
2023年11月04日 06:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 6:22
青ヶ岳山荘を出発しました
朝日の輝くススキが綺麗でした
ゆっくりペースで着実に歩いて臼ヶ岳
ベンチから南へ20mほど歩いたところが蛭ヶ岳のビューポイント
2023年11月04日 08:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
4
11/4 8:25
ゆっくりペースで着実に歩いて臼ヶ岳
ベンチから南へ20mほど歩いたところが蛭ヶ岳のビューポイント
久しぶりに水晶平(ブナ平)に来ました
この水晶平は丹沢の中でも指折りの美林です
2023年11月04日 09:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/4 9:20
久しぶりに水晶平(ブナ平)に来ました
この水晶平は丹沢の中でも指折りの美林です
黄色い巨木
2023年11月04日 09:24撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 9:24
黄色い巨木
赤い巨木
2023年11月04日 09:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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赤い巨木
赤とオレンジ
2023年11月04日 09:26撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 9:26
赤とオレンジ
丁度よい時期に来られました😃
2023年11月04日 09:26撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 9:26
丁度よい時期に来られました😃
熊よけのラジオを一時停止して静けさに酔いしれます
2023年11月04日 09:33撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 9:33
熊よけのラジオを一時停止して静けさに酔いしれます
尾根をユーシンへ南下中
2023年11月04日 10:28撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 10:28
尾根をユーシンへ南下中
ユーシンロッジのトイレが見えてきました
ちなみにトイレは閉鎖されていて使えません
2023年11月04日 11:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 11:18
ユーシンロッジのトイレが見えてきました
ちなみにトイレは閉鎖されていて使えません
いつもの木の下で小休止♫
ユーシンの先のコース選択に悩みましたが、「自分との戦い」の言葉を思い出し、予定通り鍋割山を目指します。
2023年11月04日 11:32撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 11:32
いつもの木の下で小休止♫
ユーシンの先のコース選択に悩みましたが、「自分との戦い」の言葉を思い出し、予定通り鍋割山を目指します。
熊木ダム手前の素掘りトンネル
2023年11月04日 12:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/4 12:54
熊木ダム手前の素掘りトンネル
オガラ沢出合の手前では林道が完全に崩落していました。
キックステップで足元を確保しながら何とか高巻きしました。
こんなところが数か所あります。大変危険です。
2023年11月04日 13:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 13:15
オガラ沢出合の手前では林道が完全に崩落していました。
キックステップで足元を確保しながら何とか高巻きしました。
こんなところが数か所あります。大変危険です。
オガラ沢出合から鍋割山の北尾根へ
鉄製堰堤には「←ナベワリ山」の赤ペンキ印あり
2023年11月04日 13:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 13:31
オガラ沢出合から鍋割山の北尾根へ
鉄製堰堤には「←ナベワリ山」の赤ペンキ印あり
所々に赤ペンキで目印があります
2023年11月04日 13:37撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 13:37
所々に赤ペンキで目印があります
有名な(?)ネジネジの木
2023年11月04日 13:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 13:54
有名な(?)ネジネジの木
鍋割山真北尾根の黄葉
2023年11月04日 13:56撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 13:56
鍋割山真北尾根の黄葉
尊仏ノ土平からの尾根との合流地点は、塔ノ岳のビューポイント
2023年11月04日 13:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 13:59
尊仏ノ土平からの尾根との合流地点は、塔ノ岳のビューポイント
尊仏山荘と登山者が見えました
2023年11月04日 14:00撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 14:00
尊仏山荘と登山者が見えました
鍋割山北尾根の大きなブナ
また会えました♫
2023年11月04日 14:10撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
11/4 14:10
鍋割山北尾根の大きなブナ
また会えました♫
鍋割山北尾根も美林です
2023年11月04日 14:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 14:11
鍋割山北尾根も美林です
無言。。。
2023年11月04日 14:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 14:17
無言。。。
ここにも「ナベワリ」の赤ペンキ印あり
2023年11月04日 14:34撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
4
11/4 14:34
ここにも「ナベワリ」の赤ペンキ印あり
旧鍋割峠の、半分折れてしまった大きなブナ
2023年11月04日 14:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 14:38
旧鍋割峠の、半分折れてしまった大きなブナ
蛭ヶ岳の手前、熊木沢の上空でヘリコプターがホバリングしています
2023年11月04日 15:01撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
11/4 15:01
蛭ヶ岳の手前、熊木沢の上空でヘリコプターがホバリングしています
鍋割山荘に到着
菓子パンでエネルギー補給
2023年11月04日 15:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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11/4 15:28
鍋割山荘に到着
菓子パンでエネルギー補給
1000m地点
右の階段から降りてきました
写真左のバリエーションコースで寄へ下山する計画でしたが、ヘッデン確実なので、安全な大倉へ下山することにします
2023年11月04日 16:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 16:05
1000m地点
右の階段から降りてきました
写真左のバリエーションコースで寄へ下山する計画でしたが、ヘッデン確実なので、安全な大倉へ下山することにします
長い西山林道を歩いて大倉に無事到着しました
ダイアモンド富士、水晶平、鍋割山北尾根という、今回の山行目的をすべて達成できて大満足です!
2023年11月04日 18:19撮影
7
11/4 18:19
長い西山林道を歩いて大倉に無事到着しました
ダイアモンド富士、水晶平、鍋割山北尾根という、今回の山行目的をすべて達成できて大満足です!

装備

個人装備
登山ザック(モンベル「キトラパック30」緑) 半袖Tシャツ(肩は水色&胴は灰色) 半袖Tシャツ(赤い「丹沢遊人」) ズボン(青緑色) ジャケット(黄色) 薄手フリース(ピンク色) ダウンジャケット(青) レインスーツ(上:紺色/下:青色) 帽子(草色) ネックウォーマー サポートタイツ サングラス ヘッドランプ(2) 予備電池(3) 腕時計 デジカメ(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 筆記具セット(1) 保険証(1) 飲料(1) トイレットペーパー(1) 熊避け鈴(1) スマートフォン(1) 充電バッテリー(1) 充電USBケーブル(1) 計画書(1) ストック(2) 非常食(500kCal以上)(1) ツェルト(山吹色)(1) 救急セット(1) 虫除け(1) ガスバーナー(1) ガス缶(1) コッヘル(1) コップ(1) 万能ナイフ(1) 箸(1) 日焼け止め(1) タオル(1) 着替えセット(1) 歯ブラシ

感想

今年の9月に西丹沢ビジターセンターの展示室に入ったところ、NHKの「にっぽん百名山 丹沢山地~富士山を望む大縦走~」が放映されていました。11月初旬に犬越路から檜洞丸に登り、紅葉とダイアモンド富士を楽しむ内容です。
https://www4.nhk.or.jp/P5160/x/2023-11-08/44/26320/2012115/

檜洞丸でダイアモンド富士が見られるのは11月2日と11月3日。今年は11月3日は祝日。晴れ予報だったら是非行ってみたい!11月3日が近づき天気予報を確認すると快晴の予報。これはもう行くしかありません💨

檜洞丸まではNHKの番組と同じ犬越路コースを選択。西丹沢VCへの到着が道路渋滞で大幅に遅れてしまったため、ツツジ新道への変更を考えましたが、面識のある西丹沢VCのスタッフさんに相談したところ「脚力があるんだから犬越路経由でも大丈夫ですよ。犬越路12:00、檜洞丸15:00には着けるでしょう。」と背中を押してもらえました。

犬越路には11:45に到着。休憩をして檜洞丸へ向かいます。小笄と大笄のハードな道によって消耗し、腿の筋肉が攣りそうにましたが、なるべく負担をかけない歩き方を続けて檜洞丸の山頂へ。山頂で記念撮影して青ヶ岳山荘にチェックインしました。

ダイアモンド富士は、山荘のスタッフさん(NHKの番組にガイド役として出演されていた方)の案内でガレ場の下に陣取りって鑑賞しました。夕方までこれほどドピーカンな天候は年に数回あるかどうかだそうです。ラッキーでした。

翌日は水晶平と鍋割山北尾根の紅葉見物がメインテーマ。水晶平は2015年以来の再訪です。夏の猛暑の影響か、くすんだ色のものもありましたが、十分に楽しめました。

尾根を南下してユーシンロッジへ。ここで菓子パンを食べて大休止とします。橋の水場で汲んだ水でコーヒーを淹れたいところでしたが、予定より30分ほど遅れているので今回は断念。

玄倉までの途中にある第6隧道に工事フェンスが設置されて通行できないという話を聞いていたので、ユーシンロッジで会った登山者に尋ねたところ「いや、普通に歩けますよ」という返事でした。

熊木沢の先は林道が荒れ放題だし、今から鍋割山を越えたら遅くなっちゃうし、玄倉へ下山しようとほぼ決めかけたのですが、青ヶ岳山荘で歓談した若者の「ソロ登山で諦めるのは簡単。最後までやり遂げられるかは自分との戦い。」という言葉※を思い出し、予定通り鍋割山に向かうことにします。

※危険を顧みず、諦めず、撤退しない…という無謀な話ではありません。

熊木ダムの素掘りトンネルを過ぎたところから林道は荒れ放題。流出した不安定な土砂の上を歩くこと数回。滑ったら沢まで真っ逆さまで命がありません。肝を冷やしました。ここが今回の核心でした。

危ない区間をやり過ごしてオガラ沢出合に付けば、もう転落の危険性はありません。鍋割山北尾根はバリエーションルートですが、美林が続く大好きな道です。この季節にまた来られて幸せでした。

鍋割山の下山途中、二俣を過ぎた辺りで暗くなり、ヘッデンを点けました。大倉へ下山したのは18時20分。長い山行でしたが、計画通り、ダイアモンド富士、水晶平、鍋割山北尾根の紅葉を楽しむことができて大満足です。

また、これだけ長い距離を歩いたのに膝が痛くなりませんでした。つぶらの公園でウォーキング講座を受講して以来、毎日体幹トレーニングしたり時々ジョギングしているのが効いているのかも。長く楽しく山歩きができるよう、今後も続けます。

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コメント

メロンパンさんこんにちは!
丹沢のステキな山歩きされてますね😍目がハートに(笑)まさかのニアミスで、そのうちどこかでお会いできるのを楽しみにしています。水晶平もまだ未踏でして、西丹沢から小屋泊してこんな風に歩けるのか!ととても参考になりました。
2023/11/11 9:29
tozanbunchoさん
コメントありがとうございます!遅くなってすいません💦
tozanbunchoさんも丹沢をよく歩かれているようで、そのうちお会いすることもあるかと思います。
その時はよろしくお願いいたします。
2023/11/18 20:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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