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Yamareco

記録ID: 626785
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

残雪の涸沢カール

2015年04月30日(木) 〜 2015年05月02日(土)
 - 拍手
LX3 その他1人
GPS
56:00
距離
34.5km
登り
1,907m
下り
1,904m

コースタイム

1日目
山行
3:50
休憩
0:40
合計
4:30
9:40
9:40
30
10:10
10:10
0
10:10
10:10
60
11:10
11:20
0
11:20
11:20
60
12:20
12:40
70
13:50
14:00
0
2日目
山行
7:30
休憩
1:30
合計
9:00
5:30
10
5:40
5:40
140
8:00
8:00
0
8:00
8:10
0
8:10
8:10
40
8:50
8:50
0
8:50
8:50
70
10:00
10:00
10
10:10
10:10
0
10:10
11:10
110
13:00
13:20
70
14:30
14:30
0
宿泊地
14:30
3日目
山行
1:10
休憩
0:10
合計
1:20
5:30
0
5:30
5:30
60
6:30
6:30
10
6:40
6:50
0
6:50
ゴール地点
相変わらず、宿泊地設定を変更した場合のコースタイム記録がうまくいきません。
天候 4月30日〜5月2日 快晴(雲がかかることはほとんどありませんでした。)
気温は、昼間の涸沢カールで0℃くらい、上高地まで降りると10度くらいありました。
夜も、涸沢カールで-4〜5℃、徳澤園付近での-1〜3度くらいでした。

風も弱く北穂稜線上でもほぼ無風といってよい感じです。
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
沢渡大橋に車を止めてバス移動。

4月1日 8:45 沢渡大橋〜9:10 上高地バスターミナル
5月2日7:55上高地バスターミナル〜8:25沢渡大橋
料金は往復2050円(片道1,250円)
※沢渡大橋付近の駐車場は1日600円という設定でした。
コース状況/
危険箇所等
多くの方のレポ通り、今年は融雪が早く夏道が出ているところも多かったです。

【上高地バスターミナル〜横尾】
・基本夏道で雪もありません。
・徳澤園から横尾までは、日陰に残雪が残っており河原の作業道を通ることになります。

【横尾〜涸沢カール】
・元谷橋までは、ところどころ残雪と融雪によりできた水たまり泥濘を通ります。
スパッツを装着した方が無難。
・1日の融雪量が多いのか、下山時は大分雪がなくなっていました。
・元谷橋付近では、夜のうちに雪崩があったのか登りの時になかったなぎ倒された木の残骸がありました。ここも融雪量が多いのかクラックが多くできていました。
・元谷橋以降本格的な登りになりますが、日中は雪が緩んでいてアイゼンも効きませんがツボ足で問題ありません。
・テン場は、雪がたっぷりあります。連休合間の平日だったためか3〜40張位で余裕で張れました。
(トイレ、水場は涸沢ヒュッテのものを利用します。)

【涸沢カール〜北穂山頂】
・涸沢小屋右から取り付きます。長野県警の警備隊の方に行先とルートの説明を受けます。例年とは違いほとんど直登するルートを取ります。
・危険個所は、ハイマツ帯が露出している地点以降の急登になります。
登りは問題ないですが、日が昇り雪が腐ってきたところを下るのでキックステップ、ピッケルでの確保を慎重に行って降りる必要があります。

※5月1日、2日とも雪崩の音を聞きました。気温が高く、融雪も進んでいるので気を付けてください。
その他周辺情報 GW後半に向けて、観光客、登山客ともに多くなってくるようですので、行動時間は余裕持った方が良いと思います。
少し色が飛んでますが、上高地バスターミナル。
半年ぶりくらいです。
今日はまだまだ、客足も少ないようです。
少し色が飛んでますが、上高地バスターミナル。
半年ぶりくらいです。
今日はまだまだ、客足も少ないようです。
河童橋も人はまばらで、初めてまともに写真を撮りました。
1
河童橋も人はまばらで、初めてまともに写真を撮りました。
明神館までの道でも、観光客と何組かすれ違うも静かなトレイルといった感じです。
木々の新緑はまだ始まっておらず明るい感じの樹林帯です。
明神館までの道でも、観光客と何組かすれ違うも静かなトレイルといった感じです。
木々の新緑はまだ始まっておらず明るい感じの樹林帯です。
2時間ほど歩いて横尾大橋まで来ました。
少し休んで、涸沢カールに向かいます。
2時間ほど歩いて横尾大橋まで来ました。
少し休んで、涸沢カールに向かいます。
元谷橋付近から奥穂方面。
ここまでも、大分雪が少ないなと感じました。
下山してくる人の話でも初めての少なさと言っていました。
元谷橋付近から奥穂方面。
ここまでも、大分雪が少ないなと感じました。
下山してくる人の話でも初めての少なさと言っていました。
谷の曲がり角を超えると、涸沢カールが見えてきますがここら辺が精神的につらかったです。
体力的には、曲がり角の後の急登がきつくみなさん苦しそうに登っていました。
谷の曲がり角を超えると、涸沢カールが見えてきますがここら辺が精神的につらかったです。
体力的には、曲がり角の後の急登がきつくみなさん苦しそうに登っていました。
16時半頃に日没です。
18時前くらいまでは薄明るい感じでした。
緋がなくなると、急に冷え込んできました。
16時半頃に日没です。
18時前くらいまでは薄明るい感じでした。
緋がなくなると、急に冷え込んできました。
一気に飛んで夜明け。
きれいなモルゲンロートは撮れませんでしたが、空のいろが濃くてコントラストが素晴らしかったです。
2
一気に飛んで夜明け。
きれいなモルゲンロートは撮れませんでしたが、空のいろが濃くてコントラストが素晴らしかったです。
こちらは、もうすぐ日の出の一枚。
雲がなく、いい天気の一日でした。
2
こちらは、もうすぐ日の出の一枚。
雲がなく、いい天気の一日でした。
北穂登頂中の前穂方面。
奥穂に向かう人が列をなしていました。
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北穂登頂中の前穂方面。
奥穂に向かう人が列をなしていました。
奥穂も相当雪の量が少ないらしく、迷い尾根までは雪がないよ〜ってことでした。
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奥穂も相当雪の量が少ないらしく、迷い尾根までは雪がないよ〜ってことでした。
遠くの山々はかすんでいます。
2
遠くの山々はかすんでいます。
大分高度を上げてきました。
かすんだ南アルプスの向こう側に富士山。
前日は、富士山に笠雲がかかっていたのですが今日は天気よさそうですね。
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大分高度を上げてきました。
かすんだ南アルプスの向こう側に富士山。
前日は、富士山に笠雲がかかっていたのですが今日は天気よさそうですね。
テン場が小さくなってきました。
連休後半は、もっとたくさんのテントが張られるのでしょう。
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テン場が小さくなってきました。
連休後半は、もっとたくさんのテントが張られるのでしょう。
南峰と北峰の間のコルからの景色。
南峰にも行ってみましたが、雪に埋もれていて下るのが怖かっただけでした。
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南峰と北峰の間のコルからの景色。
南峰にも行ってみましたが、雪に埋もれていて下るのが怖かっただけでした。
北穂山頂、5〜6人の先行者がいました。
お互い写真を取り合って登頂をかみしめます。
3
北穂山頂、5〜6人の先行者がいました。
お互い写真を取り合って登頂をかみしめます。
槍も黒々としています。
上高地であった人に聞いたところ、槍ヶ岳方面も残雪が少なく登りやすいそうです。
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槍も黒々としています。
上高地であった人に聞いたところ、槍ヶ岳方面も残雪が少なく登りやすいそうです。
北穂小屋もいずれ泊ってみたい山小屋の一つです。
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北穂小屋もいずれ泊ってみたい山小屋の一つです。
情念山脈も稜線を見る限り雪は少なそうです。
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情念山脈も稜線を見る限り雪は少なそうです。
日が昇ってきて、雪も緩んできました。
くだりが不安です。
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日が昇ってきて、雪も緩んできました。
くだりが不安です。
奥穂、ジャンダルム方面。
奥穂〜北穂を縦走してきた猛者がいました。やはり、雪やグラベルもなく問題なく通過できるそうですが行きたくはないです。
大キレットも、チャレンジしているパーティが見えました。
奥穂、ジャンダルム方面。
奥穂〜北穂を縦走してきた猛者がいました。やはり、雪やグラベルもなく問題なく通過できるそうですが行きたくはないです。
大キレットも、チャレンジしているパーティが見えました。
涸沢カールに戻ってテントの撤収作業をしていると、県警ヘリが来ました。
勤務交代のようでしたが、前日に涸沢岳で滑落があったとのこと。捜索活動かもしれません。
涸沢カールに戻ってテントの撤収作業をしていると、県警ヘリが来ました。
勤務交代のようでしたが、前日に涸沢岳で滑落があったとのこと。捜索活動かもしれません。
一気に飛んで、横尾大橋まで下山してきました。
前日より融雪が進んでいて泥濘や踏み抜きが多いです。
一気に飛んで、横尾大橋まで下山してきました。
前日より融雪が進んでいて泥濘や踏み抜きが多いです。
梓川も水量が多い印象。
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梓川も水量が多い印象。
徳澤園からの夜明け。
3日通していい天気でした。
このまま、連休中天候が崩れないことを祈ります。
見たところかなり軽装のハイカーもいたので。
徳澤園からの夜明け。
3日通していい天気でした。
このまま、連休中天候が崩れないことを祈ります。
見たところかなり軽装のハイカーもいたので。
焼岳もかなり雪が少なそうです。
残雪スキーも楽しめないかもしれないですね。
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焼岳もかなり雪が少なそうです。
残雪スキーも楽しめないかもしれないですね。
この日は、連休後半の始まりということもあり、早朝にも関わらず、相当な人でした。
上高地方面の渋滞を見ながら帰路につきます。
この日は、連休後半の始まりということもあり、早朝にも関わらず、相当な人でした。
上高地方面の渋滞を見ながら帰路につきます。

感想

GW前半は特段予定がなかったので、涸沢カールにテント泊に行ってきました。

うわさ通り残雪は少なく、奥穂、北穂ともに登頂の難易度は高くはなかったように思います。
そのためか、アイゼンなしの人や、難所で立ち往生してしてしまっている人などがいました。
すでに、事故は発生してしまったようですが、これ以上増えなければいいなと思いました。

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