笠ヶ岳 （小池新道からテン泊、途中撤退）

2015年05月03日(日) 〜 2015年05月04日(月)

• GPS: 28:47
• 距離: 22.8km
• 登り: 1,752m
• 下り: 1,789m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:28
• 休憩: 0:02
• 合計: 10:30

7:24 中崎山荘 奥飛騨の湯
8:27 8:27 笠新道登山口
9:04 9:04 わさび平小屋
9:40 9:40 小池新道入口
11:35 11:35 秩父沢出合
11:53 11:54 チボ岩
13:34 13:35 シシウドヶ原
16:46 16:46 大ノマ岳
17:54 秩父平

2日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:57

7:12 秩父平
8:27 8:28 大ノマ岳
9:17 9:18 シシウドヶ原
9:37 9:37 チボ岩
10:17 10:18 小池新道入口
10:52 10:53 わさび平小屋
11:14 11:14 笠新道登山口
12:00 12:00 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:09 新穂高温泉無料駐車場

天候

5/3 晴れのち曇り 5/4 雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉の登山者用駐車場(無料)に駐車。

コース状況／危険箇所等

新穂高温泉登山口〜小池新道〜大ノマ乗越 までは危険箇所特になし。
大ノマ乗越〜大ノマ岳〜秩父平の稜線は雪庇が今にも崩れそうな状況で大変危険。
(抜戸岳〜笠ヶ岳も恐らく同じ状況)

当初、笠新道を予定していましたがトレースがなかったため小池新道に切り替えました。

その他周辺情報

下山後は新穂高ロープウェイ直下の中崎山荘奥飛騨の湯に行きました。800円。

写真

5/3 6:37

新穂高登山センターから笠ヶ岳方面を眺めます！

5/3 7:04

少しだけアップ！

5/3 7:20

A、K、H三人衆！

5/3 7:21

KとMが入れ替わり！

5/3 7:22

おっと、Mさん、はっけよい！

5/3 7:41

少し歩いて、またアップ！

5/3 7:42

林道脇にフキノトウ。

5/3 7:42

たくさんありました！

5/3 7:43

左俣林道を歩きます！

5/3 8:13

林道を覆うデブリを慎重に超えます！

5/3 8:21

すごい勢いで流れていました！

5/3 8:25

厚い雪の壁が崩れ落ちそう！

5/3 8:42

何を見つけたのかな？

5/3 8:42

笠新道入口でした！
しかし踏み跡がない(泣)

5/3 8:46

誰も行かないの？
では我々も小池新道を行くことに！

5/3 9:19

川ではありません！雪解け水で川のようになった林道です！

5/3 9:34

林道から小池新道へ！

5/3 9:34

歩きます！

5/3 9:35

ひたすら歩きます！

5/3 9:41

はるか先に大ノマ乗越が！

5/3 9:50

大きなデブリ！

5/3 9:51

小さな滝がありました。

5/3 9:51

水を補給しようとしましたが、断念して戻るAとH。

5/3 9:52

沢は雪崩の痕で一杯！

5/3 10:34

徐々に傾斜が増してきました！

5/3 11:06

振り返ると、槍！

5/3 11:06

小槍も見えます！

5/3 11:07

奥穂から西穂！行きますヨ〜！

5/3 11:07

シシウドヶ原付近まで来ました！

5/3 11:13

槍！飽きません！

5/3 11:36

秩父沢を見上げて！

5/3 11:37

雪が腐って、

5/3 11:44

歩きづらい（泣）

5/3 11:46

秩父沢を見上げて！

5/3 11:46

オ〜イ！

5/3 12:35

大ノマ乗越目指して！

5/3 12:46

かなり登って来ました！

5/3 12:46

でも、まだまだ！

5/3 12:46

なかなか着きません！

5/3 12:46

ウン、こんな感じかな！
いつもより大きいザックのAさん。
食料係ありがとうございます！

5/3 13:06

遠いなあ！

5/3 13:07

こんなに登ってきたのに！

5/3 13:13

まだあるの？

5/3 14:03

では、先頭変わって、さあ出発！

5/3 14:17

しかし、なかなか近づかない！

5/3 14:17

あれッ、Aさん、どうかした？

5/3 14:44

あ、足が、

5/3 14:44

つ、攣った！あいたたた、、、

5/3 14:44

これくらい、チョロイすね！(K)

5/3 14:46

いつの間にか離れてしまう！

5/3 15:22

大ノマ乗越、イエーイ！

5/3 15:22

あれッ、あのお二人まだ？

5/3 15:22

近づかない！

5/3 15:23

ならば、その間に、跳びます！

5/3 15:23

イエーイ！

5/3 15:23

今度は、反ります！

5/3 15:24

そしてオイラも、

5/3 15:24

跳びます！

5/3 15:24

変身ポーズで、

5/3 15:24

跳びます！

5/3 15:25

お二人が、やっと乗越に

5/3 15:27

到着しました！
最後は雪の壁のようでした！

5/3 15:28

では4人揃って！

5/3 15:29

気分を変えて！

5/3 17:16

凄いところ通るんだなあ！
しかし、どこを歩けばいいんだ？

5/3 17:38

ライチョウ発見！

5/3 17:39

雄ですね！肉冠があります。

5/3 17:39

冬毛と夏毛が半分くらいです！
きれいな模様に見えます！

5/3 17:39

優雅に歩きます！

5/3 17:40

ライチョウを追って夢中でカメラを構えるMさん。

5/3 17:40

オ〜イッ

5/3 17:40

待ってくれ〜！

5/3 17:40

どこ行くんだ〜？

5/3 17:41

あれっ？

5/3 17:43

ツガイでした！
右が雌です！

5/3 17:43

肉冠がありません！

5/3 17:43

いつまでも、仲良くねー！

5/4 8:09

2日目、天候が悪く、登頂をあきらめ下山開始！

5/4 8:10

大ノマ岳手前のケルンのあるピークで！

5/4 8:10

ピントが合いませんネ！

5/4 10:06

まだまだ分厚い雪の層！凄まじいです！

5/4 10:07

俺ってどお？

5/4 10:07

跳べます！

5/4 10:08

じゃあオイラは？

5/4 10:08

跳ばんのかい？

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

OLYMPUS PEN mini E-PM2 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル スコップ 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

mitsuishi

笠ヶ岳山頂まで到達できなかったのは残念でしたが、色々経験ができた山行でした〜

初日は、想像より手強く（あまりトレースがなかったこと・雪がくさっており歩きづらかったこと）、抜戸岳まで到達できませんでした。でも秩父平までがんばれたのはステキです！
問題は2日目、ガス＆雨で悩みに悩んで撤退を決断！
結果的には時間的にも体力的にも余裕ありで下山できたので、笠ヶ岳山頂まで行けたのでしょう。
しかしあの秩父平の朝の状況では、これからますます天気が悪化するリスク・昨晩の雨で下りの雪庇・雪渓が悪化しているリスクを想定すると正しい判断だったと思います。
多いにバッファを持った山行が安全を確保するんですよね！　山は逃げませんし、また来ればよいので！

ってことでまた来ます！
ありがとうございました〜

t01353ak

2年連続GW北アルプス、今回は笠ヶ岳にトライしましたが、悪天候で危険と判断し途中撤退しました。
新穂高温泉に着いたのが7時、そこから準備してスタートしましたが、それ以前にトラップがあって新島々以降にコンビニが全くない！そのため近づいてからでいいだろうと昼食を買わないまま登山口に着いてしまい、そのまま山行に臨むことに…。これ後に関連記載ありです。

スタートして1時間ほどで笠新道登山口に到着し、ここから急登を行くぞ！と思ったもののトレースがない。。行くかどうか悩んだところに以前このルートを行ったことのあるおじさんと遭遇、お話を聞いた結果も踏まえて小池新道から進むことに。下から雪庇を崩して登るなんてそんな怖いことできません！！

小池新道に出てからはひたすら雪渓を登る登る。序盤はデブリが結構あり歩きにくい感じでした。BCの人も結構いましたが、あの人達よく滑れますね。

シシウドヶ原まで登って夏道では右に鋭角に曲がるところを、冬山ルートの直登で大ノマ乗越まで登ります。ここまでで小池新道に入ってから4時間、スタートからは6時間近く経過しています。大ノマ乗越はずっと見えているもののなかなか近づかず、15時半(シシウドヶ原から2時間)、このまま稜線を笠ヶ岳を目指すか悩みます。
結果、秩父平まで目指すことにして大ノマ岳を越えることにします。

ただここからが大変で大ノマ岳登りは大変だわ、越えてからは雪庇ギリギリを通らざるを得ず危険、軽い藪こぎを挟むは秩父平までコースタイム1時間半のところを2時間半かかりました。何とか到着してテント3張を設営、食事をして早々に就寝。夜中は雨の音や雪崩の音で断続的に目覚めましたが基本的に快眠。翌朝5時出発に向けて4時半に起きます。

翌朝の天気はというと最悪。ガスっていて目前でクリアしなければいけない抜戸岳も全く見えない状態。かなり悩んだ結果、(1泊待機して好天が望まれる翌日アタックとかも考えましたが、食糧難の事情もあり断念)撤退することに。

朝食を摂り7時過ぎにスタート、稜線は慎重に進んだため2時間弱掛かりましたがそこからの雪渓下りは早く、計5時間で下ることができました。リベンジは夏に笠新道、日帰りで行きたいと思います！！(または水晶鷲羽とあわせて2泊3日で敢行！！)