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Yamareco

記録ID: 634795
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス(上高地〜涸沢〜北穂高岳)

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月05日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
wiser その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
20:05
距離
32.7km
登り
1,805m
下り
1,785m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
0:11
合計
8:01
距離 14.8km 登り 926m 下り 132m
6:19
10
スタート地点
6:29
6:33
49
7:22
15
8:21
25
9:24
135
11:39
11:46
154
2日目
山行
7:04
休憩
0:00
合計
7:04
距離 2.9km 登り 779m 下り 775m
7:00
6
7:06
226
10:53
2
10:55
179
13:54
10
3日目
山行
4:16
休憩
0:00
合計
4:16
距離 15.0km 登り 100m 下り 893m
6:08
51
6:59
43
8:39
51
9:36
38
10:20
4
10:24
ゴール地点
天候 初日・2日目:晴れ
3日目:雪のち雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
北穂沢の登りは早朝はカチカチに固まっているため、滑落に要注意。
日中は雪が緩んでくるため下降もさほど難しくない。
予約できる山小屋
横尾山荘
穂高の山々が
2014年05月03日 06:29撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 6:29
穂高の山々が
2014年05月03日 07:44撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 7:44
ふきのとうが芽を出していました
2014年05月03日 07:44撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 7:44
ふきのとうが芽を出していました
2014年05月03日 08:09撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 8:09
2014年05月03日 09:41撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 9:41
2014年05月03日 11:20撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 11:20
本谷橋でアイゼンを装着
2014年05月03日 11:21撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 11:21
本谷橋でアイゼンを装着
2014年05月03日 11:52撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 11:52
テント設営完了!
2014年05月03日 15:04撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 15:04
テント設営完了!
テントたくさん
2014年05月03日 15:05撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/3 15:05
テントたくさん
朝日が穂高を照らします
2014年05月04日 04:57撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 4:57
朝日が穂高を照らします
2014年05月04日 05:00撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 5:00
奥穂高岳を目指す人々の列
2014年05月04日 06:34撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 6:34
奥穂高岳を目指す人々の列
北穂高岳を目指す人々の列
2014年05月04日 06:34撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 6:34
北穂高岳を目指す人々の列
北穂高岳を目指して登っていきます
2014年05月04日 07:22撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 7:22
北穂高岳を目指して登っていきます
テント村にはテントがたくさん
2014年05月04日 07:22撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 7:22
テント村にはテントがたくさん
2014年05月04日 07:22撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 7:22
2014年05月04日 08:30撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 8:30
2014年05月04日 08:30撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 8:30
2014年05月04日 08:31撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 8:31
北穂高岳東稜を行く人々
2014年05月04日 09:46撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 9:46
北穂高岳東稜を行く人々
2014年05月04日 10:14撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 10:14
2014年05月04日 10:15撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 10:15
2014年05月04日 10:26撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 10:26
北穂高岳山頂到着!
2014年05月04日 10:55撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 10:55
北穂高岳山頂到着!
槍ヶ岳を望む
2014年05月04日 10:59撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 10:59
槍ヶ岳を望む
奥穂高岳とジャンダルムを望む
2014年05月04日 10:59撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 10:59
奥穂高岳とジャンダルムを望む
大キレットと槍ヶ岳
2014年05月04日 11:01撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 11:01
大キレットと槍ヶ岳
2014年05月04日 11:02撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 11:02
2014年05月04日 11:02撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 11:02
2014年05月04日 11:06撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 11:06
滝谷
2014年05月04日 11:59撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 11:59
滝谷
2014年05月04日 11:59撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/4 11:59
最終日の朝は雪でした
2014年05月05日 06:01撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
5/5 6:01
最終日の朝は雪でした
撮影機器:

感想

5月3日〜5日のGWを利用して、北アルプスの北穂高岳に登ってきました。
残雪期のアルプスは初めてだったので、雪たっぷりのアルプスを思う存分堪能してきました。

2日の夜行バスで新宿から上高地に向かいました。
バスから降りると雲ひとつない快晴!
準備を整え出発すると、河童橋のところから雪をまとった穂高が!

上高地を出発して3時間ほどで横尾に到着。
ここで軽食がてら大休止をして、再度涸沢を目指し本格登山道に入ります。

登山道に入ると徐々に残雪が出てくるようになります。
横尾を出発して1時間ほどで本谷橋に到着。
夏であれば清流が流れているはずの場所は、一面雪に覆われています。
ここでアイゼンを装着し、雪の上を歩いて涸沢を目指します。

しかしここから涸沢までの道のりはきつかった…
雪のおかげでゴロゴロした岩場歩きではなかったですが、雪山装備の重量と、陽が出ていたため雪が緩んでシャーベット状になって雪が重く足がとられて、なかなか進みません。
結局本谷橋から涸沢まで3時間もかかってしまいました…

やっとの思いで涸沢に着いたころには、既にテントでいっぱい。
なかなかいい場所が見つからずうろうろして、ロープが張られたエリアの端ギリギリのところにようやく場所を確保し、スコップで整地と雪壁を作りテントを張りようやく一休み。
すると雨がパラパラ…しょうがないのでしばらくテントの中でくつろぎながらロープワークの練習を。とりあえずテントの中で基本のロープの結び方とハーネスとの固定の方法を練習。
すると雨も止み陽も出てきたので、明日の北穂高岳登頂のための雪上訓練を。再度ロープを使った練習と滑落停止の練習を一通り行いました。

そうしていると日も暮れてきたので夕食を。
今夜の夕食は前回の八ヶ岳で好評だったトマト鍋をちょっとアレンジして。
ん〜今回も美味♪体も温まったところで寝支度。
しかし夜はかなりの強風でテントが揺れます。明日の朝は大丈夫かな…っと心配になりながら眠りにつきました。

朝目が覚めるともう外は明るくなっていました。
急いでテントの外に出ると見事な青空!雲ひとつない快晴でした。
朝日が穂高の山々を赤く照らします。

北穂へ向かう道は既に多くの登山者が列をなして登っていました。我々も列に続いて登り始めます。
しかし!登りはじめて10分もしないうちにあまりの暑さに着ていたシェルを脱ぎ捨てます。
この日は天気の良さもですが、風がほとんどなく暑い暑い…雪道を歩いているのに夏山並みの暑さ。
でも昨晩の冷え込みのおかげで昨日緩んでいた雪はしっかり締まっていて、アイゼンが効いて歩きやすかったです。

だけど北穂までの道のりもまた長い…山頂は見えているもののなかなか着かない…
特に山頂直下の急斜面はかなりきつかったです。
でも最高の天気で、奥穂、前穂を眺めながらの登山は最高でした。
高度が上がってくると前穂の北尾根の向こうに富士山も見えてきて。
右手を見るといくつかのパーティーが北穂東稜を登攀しているのが見えます。
ん〜いつかはあのルートを登ってみたいなぁ…

そして涸沢を出発して約4時間、途中渋滞にはまりながらもようやく北穂山頂に到着!
山頂からは360度の大パノラマ!南には穂高の山々、北には槍ヶ岳がニョキ!槍に続く大キレットは雪に覆われています。
風もほとんどなく最高の景色を堪能することができました。
山頂直下にある北穂高岳山荘に降り、槍を眺めながらの至福のコーヒーを一杯♪いつまででも眺めていたい景色でした。

北穂からの下りはかなりの急斜面のため念のためロープを準備してきましたが、ロープを使うほどまでではなく、また朝硬く締まっていた雪も日が照ったおかげで緩み歩きやすくなっていたこともあり、降りるのにそこまで苦労はしませんでした。
途中からはシリセードで一気に涸沢に下っちゃいました。イヤ〜楽しかったです♪

しかし翌日は天気が悪くなる予報との情報を得、翌日は早々に下山することを決定。早く寝るために早目の夕食を。
今夜の夕食はトマトチーズフォンデュ。2日連続でトマトでした(笑)
しかしこれもまた美味♪体も温まり早々に寝ることに。

翌日はまだ暗い3時に起床。朝食を済ませテントを片付けていると…雪が降ってきました…
天気崩れるの早すぎやしないかい…?と思いながらもしょうがないので、雪の中撤収準備。
6時に涸沢を出発。約2時間で横尾に到着し、あとはひたすら上高地を目指します。
徳沢に着くころには本格的な雨になっていて、雨が降り出す前に上高地に着きたいという当初の目論見は敗れ、雨の中の下山となってしまいました。

最終日は若干残念な天気となってしまいましたが、でもそれを帳消しにする、いやそれ以上の喜びを与えてくれたあの北穂からの絶景が見れたことで、今回の登山は最高のものになりました。

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