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Yamareco

記録ID: 638641
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

静かな八ケ岳、ツクモグサ求めて、美濃戸口から赤岳、横岳、硫黄岳

2015年05月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:47
距離
22.3km
登り
1,800m
下り
1,794m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:19
休憩
1:28
合計
9:47
6:28
43
7:11
7:13
123
9:16
9:28
51
10:19
10:24
23
文三郎尾根分岐
10:47
11:09
19
11:28
11:28
3
11:31
11:31
46
12:17
12:17
11
12:28
12:38
23
13:01
13:01
15
13:16
13:38
10
13:48
13:48
54
14:42
14:57
49
15:46
15:46
29
16:15
16:15
0
16:15
ゴール地点
天候 晴れ、稜線は冷たい風、特に赤岳、硫黄岳は強風で寒く感じた。
氷柱もありました。
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅からは道の駅、こぶちさわ、、を目指して、
その後大平で富士見高原方面へ。
そのまま美濃戸口まで、、。
美濃戸から美濃戸口までの林道は、雨後など、
状況変化しますので、注意。
コース状況/
危険箇所等
(美濃戸口〜美濃戸〜南沢〜行者小屋)
美濃戸口から美濃戸への林道は、本日時点では
それほど荒れているようには、見えず。
美濃戸からの南沢ではちょっと
わかりにくいところもありますから、感覚を鋭く。
渡渉も数回あります。
大雨の後など注意。
2000m以上で残雪。
アイゼン等は不要と思いますが、
行者小屋に近づくとテープはたくさんありますが、
倒木多く、ルートミスと不安になりました。

(行者小屋〜赤岳)
行者小屋を出てからしばらくの樹林帯で雪が出てきますが、
アイゼンなくてもなんとかかわせます。
ただ、ちょっと急な斜面のところもあり、
不安なら、装着も良いかも。
ただ、階段が出現すると、登山道には、
残雪ないので、すぐに外すことになります。
文三郎尾根を登りましたが、階段がきついです。
ゆっくり登っていくしかありません。
中岳は高さでは、劣りますが、文三郎尾根を
登っていくと、その秀麗な姿を見せてくれます。
文三郎尾根が稜線に合わさり、赤岳への最後の登り。
岩稜帯となりますが、鎖を目安に歩きましょう。
ストックは早めに収納して、手を自由にすれば、
見かけほど難しくはないと信じています。

(赤岳〜天望荘〜横岳)
ストックは収納。
天望荘までは、ちょっと歩きにくいですね。
ガレて、もろく、鎖も頼りにしました。
慎重に行くほかありません。浮石も注意したいです。

展望荘から横岳は鎖や梯子が随所に設置され、
慎重な行動が求められます。
梯子は、一度手や足がかかれば何とかなりますが、
手や足を掛けるまで、体勢を整えるまでは注意しましょう。
ただ、それほど難しくはないと思います。

(横岳〜硫黄岳)
途中までストック収納。
横岳山頂からもしばらく鎖、梯子があります。
バランスを崩さぬよう、ストックも収納して進みました。
硫黄岳に近づく風が強いことが多いですが、
今日はその風の強い日でした。。

(硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸)
硫黄岳山頂からの下り口、ケルンに注意します。
山頂からしばらく進んだ赤岩の頭からの下降点も注意します。
雪壁のようになって、よく下を見れば、
夏道に向けて急な斜面を5mほど下りる感じになります。
その後は、普通の登山道。
ただ、赤岩の頭から赤岳鉱泉までの樹林帯には、
結構雪が残っています。
歩きにくいですね。
ただ、途切れますし、何とかかわして進むことができます。
赤岳鉱泉からの北沢は南沢に比べて残雪少ないです。
南沢の樹林帯。
ちょっと歩きにくいです。
南沢は倒木多く、道を間違ったと思ったほどでした。
1
南沢の樹林帯。
ちょっと歩きにくいです。
南沢は倒木多く、道を間違ったと思ったほどでした。
行者小屋に到着です。
途中で、道を間違ったと思って150mほど引き返したりなどしたので、ちょっと到着遅れました。
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行者小屋に到着です。
途中で、道を間違ったと思って150mほど引き返したりなどしたので、ちょっと到着遅れました。
文三郎尾根を登っていくと、阿弥陀岳と赤岳に挟まれて存在感があまりない中岳が大きく迫るところがあります。
3
文三郎尾根を登っていくと、阿弥陀岳と赤岳に挟まれて存在感があまりない中岳が大きく迫るところがあります。
真ん中に小鳥さん。
2
真ん中に小鳥さん。
文三郎尾根分岐から中岳と阿弥陀岳。
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文三郎尾根分岐から中岳と阿弥陀岳。
同じく分岐からこれから向かう稜線。
1
同じく分岐からこれから向かう稜線。
槍ヶ岳も見えています。
大キレットも、穂高も、、。
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槍ヶ岳も見えています。
大キレットも、穂高も、、。
赤岳山頂。
男性2名に撮って頂きました。
風が強く、ウィンドブレーカー着ても寒かったです。
軍手で岩稜帯を乗り切りました。
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赤岳山頂。
男性2名に撮って頂きました。
風が強く、ウィンドブレーカー着ても寒かったです。
軍手で岩稜帯を乗り切りました。
赤岳山頂から。
権現岳、背後の南アルプス。
1
赤岳山頂から。
権現岳、背後の南アルプス。
赤岳山頂から。
富士山も雪少なくなりました。
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赤岳山頂から。
富士山も雪少なくなりました。
赤岳山頂から。
中央アルプス。
赤岳山頂から。
中央アルプス。
赤岳山頂から。
御嶽です。
やはり噴煙がちょっと見えました。
赤岳山頂から。
御嶽です。
やはり噴煙がちょっと見えました。
赤岳山頂から。
阿弥陀岳の上に見える乗鞍岳。
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赤岳山頂から。
阿弥陀岳の上に見える乗鞍岳。
赤岳山頂。
一人写真。
7
赤岳山頂。
一人写真。
赤岳山頂から。
南アルプス
北岳、甲斐駒ケ岳。
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赤岳山頂から。
南アルプス
北岳、甲斐駒ケ岳。
赤岳山頂から。
南アルプス、
甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
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赤岳山頂から。
南アルプス、
甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
真ん中、右寄りにちっちゃな鳥。
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真ん中、右寄りにちっちゃな鳥。
これから向かう横岳方面。
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これから向かう横岳方面。
赤岳天望荘。
赤岳が凛々しい。
振り返ってみます。
4
赤岳が凛々しい。
振り返ってみます。
阿弥陀岳、中岳。
4
阿弥陀岳、中岳。
お目当てのツクモグサですね。
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お目当てのツクモグサですね。
ツクモグサ。
ツクモグサ。
ツクモグサ。
ツクモグサ。
ツクモグサ。
赤岳、阿弥陀岳。
背後の南アルプス。
2
赤岳、阿弥陀岳。
背後の南アルプス。
横岳到着。
一人写真。
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横岳到着。
一人写真。
真ん中に鳥。
鳥ですね。
横岳から ちょっと慎重さを求められるところあり。
2
横岳から ちょっと慎重さを求められるところあり。
阿弥陀岳に大同心。
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阿弥陀岳に大同心。
硫黄岳の爆裂火口。
5
硫黄岳の爆裂火口。
硫黄岳から赤岳、横岳、阿弥陀岳。
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硫黄岳から赤岳、横岳、阿弥陀岳。
硫黄岳から、天狗岳、蓼科山。
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硫黄岳から、天狗岳、蓼科山。
強風の中、撮って頂きました。
強風さが表現できませんが、、。
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強風の中、撮って頂きました。
強風さが表現できませんが、、。
赤岩の頭から、、ここ進むの?
実際には、ちょっと右に夏道に下りる雪壁があります。
赤岩の頭から、、ここ進むの?
実際には、ちょっと右に夏道に下りる雪壁があります。
アイスキャンディー、、。
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アイスキャンディー、、。

感想

ツクモグサは本来なら、6月上旬から中旬か、、。
八ヶ岳周辺に本格的に行きたくなり、
調べているともうツクモグサが咲いているらしい、、。
自分の記録を見てみると、、、、

2014年6月は入院などあり、山には行っていません。
その前の2013年5月31日に硫黄岳から阿弥陀岳へ周回。
ツクモグサありました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-304363.html
2013年6月10日もツクモグサ見ていますね。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-308950.html

自分の記録を見ても、今年のツクモグサは早いのかな?


本当は、C-chanが山に行く日でしたが、
5月11日にも登ったので、私が山に行くことに。
急遽山行き決まって、ちょうど八ヶ岳に
本格的に行きたかったのと、八ヶ岳の稜線の
雪もなくなりつつある様子なので、Goですね。

GPSが調子が悪いので、前のログがあるルートが良いね。
赤岳、横岳、硫黄岳に登れれば良いかな、、。
ありました、、。
2012年6月14日。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-198891.html
やはりツクモグサを見ていますね。
他のお花も、、。

やはり今年のツクモグサは早そうです。
また、雪融けも2−3週間は早そうです。

過去の記録を見ると3:00起床とか何とか、、。
ちょっと難しそうなので、3:40に目覚ましかけて、結局、4:20起床。
登山口の美濃戸口までは自宅から、
コンビニ寄ったりして1.5時間程度ですからね、、既に遅い、、。
でも何とか、登山口は6:15頃到着して、6:28には、出発。

今回は美濃戸に到着してから南沢へ。
2000mを越えると少しずつ残雪が樹林帯に。
テープ、踏み跡頼りに進みますが、かなり行者小屋
に近づいた樹林帯でかなりの倒木あり、
ちょっと間違ったかな、、と思ったほどで、いったん、
150mほど戻ったこともありました。
そこに登山口を同じような時間に出発した男性も到着し、
進んでいた道は誤っていないことを確認して、
再び行者小屋へ歩き出したりしました。

少し前の、季節外れの台風の影響でしょうか、、
凄く倒木が道をふさぐようになっており、不安になりましたね。

文三郎尾根は相変わらず、きつかった。
赤岳山頂では、冷たい風が吹き付け、寒く感じましたね。

お目当てのツクモグサはしっかり発見。
今回は鳥も良く見かけました。

硫黄岳周辺は強風で、やはり寒く感じましたね。

赤岩の頭から出ている夏道へはちょっと急な
雪壁のような斜面を下りますが、ちょっと怖かったです。
数メートルですが、、。

南沢の樹林帯で倒木多く、残雪も多かったので、
北沢も心配しましたが、北沢のほうが明るい雰囲気があり、
その分、光が差し込むわけで、概して、残雪は少なめでした。

本日の八ヶ岳、駐車場の車もまばらで、登りでは下山者に会わず、
稜線でも10名足らず。
とても静かな八ヶ岳でした。
それに、ツクモグサも見れたので、良い登山ができました。

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コメント

ホントだツクモ
ツクモグサ約3週間も早いとは驚きです
私も例年行事になっていて。
予定を6月1週めに入れてあるんですが、、、もつかしら
今年の八ッの融雪はやいな〜と感じていたのですが
他の高山植物も同様に早そうですね。
長い年月かけて寒い高山で生き延びている植物たちは今後大丈夫か心配です。
昨日は下界は夏のような暑い日で、熱中症注意とかテレビで言っていましたよ。お花と涼しい稜線満喫でなによりです。
2015/5/15 9:25
Re: ホントだツクモ
nori3さん
ツクモグサ、覚えやすいですね。
昨年は入院等もあり、行けなかったので、今年は行けてよかったです。
とても静かな八ケ岳だったし、、。
まだまだ咲き始めていない個体もたくさんあると思います。
ただ、6月では遅いのかな?
5月下旬に変更が良いかもですね。
昨日、下界は暑かったようです。

稜線は赤岳と硫黄岳、停滞しているときにとても寒く感じました。
春の余韻、初夏を通り越した感じですね。
今週末は混雑するのでしょうね、、八ケ岳、、
Y-chan
2015/5/15 12:21
咲き始めましたか。
Y-chanさん、こんばんは。suezouです。
毎度ロングコースお疲れ様です。
この雨で雪解けがさらに進んだ感じですね。
これだとほんと6月に入ってからだと綺麗なツクモグサは
見られなくなるかもしれませんね。
前日よりも展望も優れていたようでいい山行でしたね。
今年は多分30日のワンチャンスになりそうです。
では、またよろしく御願い致します。             
                   
2015/5/19 22:38
Re: 咲き始めましたか。
suezouさん
本日、山に行っていたので、返信遅れました。
静かな鳳凰三山を地蔵岳まで、、、。
辻山にも行きました。

さて、、
ツクモグサですが、結局、雪融けもお花の開花も早まっていると
判断して、早めに動いたほうが良さそうですね。
30日は土曜日ですね、、
ご一緒できるといいのですが、、。

その前に、もう一度一人でも見に行くかもしれませんが、、。
Y-chan
2015/5/20 20:33
プロフィール画像
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