残雪期-表銀座縦走


- GPS
- 73:20
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,890m
- 下り
- 2,826m
天候 | 1,2日目快晴 3日目霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
燕岳を登る道は雪も殆ど溶けていて稜線のみアイゼンを使用 燕、大天井岳、常念まではほとんど雪はなくアイゼンを使用することはありませんでした。 大天井岳の夏道は雪崩の危険性もあるので直登したほうが良いとのこと 常念小屋から下山する時にもアイゼンは未使用 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
# 残雪期の北アルプスの表銀座を縦走してきました
## 装備
基本の冬山装備で今夏はスノーシューは持たず、
食料はドライフードを中心にしました。
本当は鍋用の野菜や肉やら何やら持って行きたかったのですが準備してる時間がなく
フリーズドライやアルファ化米中心になってしまいました。
あとはタンパク質補充用という名目でお酒のつまみのサラダチキンや
生ハム、牛たんスライスなどを持込。
お酒はスキットルに詰めたラフロイグ10Y
山行に関係ないアイテムとしてはamazon kindleを持参。
バッテリーも長持ちしますし、テント内での照明にもなりますw
## アプローチ
金曜日の最終のスーパーあずさで松本まで行きたかったのですが時間的に間に合わず断念。
朝一の北陸新幹線「かがやき」にのり長野駅を目指します。
さすがGWだけあり「かがやき」は満席だったのですが全席指定席の「かがやき」には「立ち乗り券」なる謎の券があり、
これを購入しデッキに立ち乗りし1時間半で長野へ。
長野から松本まで篠ノ井線で移動し、大糸線で穂高へ到着。
バスを待とうとウロウロしていたら
タクシーの運転手さんに声を掛けられ押し切られ、結局3人であいのりで中房温泉にタクシーで向かうことに。
結果的に一時間ほど早くつくことができてよかったです。
## 一日目
燕山荘のブログなどで知っていましたが
本当に雪が少なくてビックリです。
夏山何じゃないかと思うくらい暑くて
ベースのウールの服も脱いでドライレイヤーだけになってしまいました。
特に危なげな場所もなく延々と登る
合戦小屋でアイゼンを装着するもピッケルは必要なさそうなので
ストックで雪道を登ります。
一日目は予定通り5時前に燕山荘に到着できました。
すごくビックリしたのが前回の鳳凰三山縦走の時は肩や背中がかなり痛かったのですが、
この二ヶ月間上半身を鍛えたことによりザックの重さを感じなくなりました。
体幹トレーニングの効果絶大でした。
テントを張ろうとと思ったのですがなかなか場所がなくうろうろしていたら、
ナイスガイなお兄さんが「俺の隣に来いよ!雪壁壊せば入れるから!」
惚れるかと思いました。ありがとうございました!
## 二日目
この日は燕岳のピークを踏んでからテントを撤収し大天井岳を超えて常念小屋へ
もうすっかり夏道です。
早朝のうちは肌寒かったのですがテントを撤収することにはかなり暖かく
稜線を歩き出すことろには薄手のフリースを脱ぐはめになりました。
あまりの雪がなかったので大天井岳のあなぬけもなく
直登ルートもただの岩場になってました。
半分雪に埋もれた大天荘を横目に東大天と横通岳をトラバース気味に歩き
常念小屋へ到着
雪は全くなく
スノーフライ持ってきた僕がアホのような感じでちょっと恥ずかしかった。
この日一番の残念なお知らせは「小屋のビールが売り切れた事」
アサヒスーパードラアアアアイ!だとしても飲みたかった・・・残念
## 三日目
常念に登るか悩んだのですが、霧で多少寒いくらいなので運動がてら登ろうということで
空身で常念に登ってきました。
まあわかっていたんですが展望は全くありませんでした。
状況霧!
その後下山してテントを撤収し、一の沢から下山
その後は穂高の市営温泉にはいりのんびりしたあと穂高駅の近くの蕎麦屋で食事をし
松本でゆっくりしたあとスーパーあずさで都内に戻りました。
## 感想
初めての北アルプスだったんですが残雪期なのに全く雪がなく肩透かしを食らった感じもありました。
ただ冬山のように雪がこんもり積もってるわけでもないので
逆にルートの選び方が難しいところもあったのでいろいろと勉強になる参考でした。
GWで人も多かったですがなかなか充実した山行になりました。
おつかれさまでした。
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