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Yamareco

記録ID: 6509242
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス横断山行(折立〜葛温泉)

1973年08月31日(金) 〜 1973年09月03日(月)
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GPS
--:--
距離
54.3km
登り
3,515m
下り
3,932m

コースタイム

1日目:折立−太郎兵衛平−薬師岳(往復)−太郎平小屋(泊)
2日目:太郎平小屋−薬師沢小屋−雲ノ平−黒部川源流−三俣山荘(泊)
3日目:三俣山荘−鷲羽岳(往復)−伊藤新道−晴嵐荘(泊)
4日目:晴嵐荘−高瀬ダム−葛温泉
天候 8月31日:曇り
9月 1日:曇り
  2日:霧のち雨
  3日:曇り
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往:大阪−(夜行急行)−富山−有峰口−折立
復:葛温泉−信濃大町−松本−名古屋−(新幹線)−京都
1日目は太郎兵衛平に着いた後、その日のうちに薬師岳を往復して太郎平小屋に泊まった。
2日目。太郎平小屋から薬師沢沿いに緩く下って行き、薬師沢小屋から溶岩台地へ急登した。写真は雲ノ平手前から眺めた黒部五郎岳。
1日目は太郎兵衛平に着いた後、その日のうちに薬師岳を往復して太郎平小屋に泊まった。
2日目。太郎平小屋から薬師沢沿いに緩く下って行き、薬師沢小屋から溶岩台地へ急登した。写真は雲ノ平手前から眺めた黒部五郎岳。
雲ノ平手前から振り返り見た薬師岳。
雲ノ平手前から振り返り見た薬師岳。
雲ノ平手前からの水晶岳。
雲ノ平手前からの水晶岳。
雲ノ平からの黒部五郎岳。
雲ノ平からの黒部五郎岳。
黒部川の源流地帯。
2日目は少し晴れ間も覗いた天気だったが、雲ノ平あたりから文字通り雲が多くなり、黒部川の源流を過ぎたあたりからポツリポツリと雨が降り始めた。
3日目は霧の中の鷲羽岳に登ったあと、雨の中を伊藤新道を下った。道の様子は今となってはあまり覚えていない。雨を避けためにる岩陰で休憩を取った記憶があるがそれがどのあたりだったのかも分からない。しかし全体的にそれほど険しかった印象はない。多分整備が行き届いていたのだと思う。
黒部川の源流地帯。
2日目は少し晴れ間も覗いた天気だったが、雲ノ平あたりから文字通り雲が多くなり、黒部川の源流を過ぎたあたりからポツリポツリと雨が降り始めた。
3日目は霧の中の鷲羽岳に登ったあと、雨の中を伊藤新道を下った。道の様子は今となってはあまり覚えていない。雨を避けためにる岩陰で休憩を取った記憶があるがそれがどのあたりだったのかも分からない。しかし全体的にそれほど険しかった印象はない。多分整備が行き届いていたのだと思う。

感想

山歩きを初めて4年目。その間中央アルプスや八ヶ岳にも足を運んだが、目指すところの中心は北アルプの山々だった。立山や後立山、槍・穂高、表銀座などは比較的アプローチしやすく、せいぜい2泊すれば歩けたが、北アルプスのど真ん中にある雲ノ平周辺に行くにはやはり3泊は必要だった。仕事柄4連休をとれるのはGWかお盆しかなかったが、GWはまだ冬山の状態で、初心者が行けるのはお盆休みくらいだった。しかし前年の経験から混み合う山小屋はこりごりだったので、この年はお盆休みを外し、8月末に何とか休暇を取って雲ノ平を目指すこととした。
当時の山行記録を見ると折立から入山し、雲ノ平を経て伊藤新道を下っている。すでに忘却の彼方なので何とも言えないが、もともとはこのような計画ではなかったと思っている。3日目に鷲羽岳に登った後は野口五郎岳などの裏銀座を歩いて葛温泉に下る予定だったものが、悪天候のためにやむを得ず避難路として使ったのだと思う。
前年と同じように第1日目は折立から太郎兵衛平に登ったが、今回はその日のうちに薬師岳を往復している。しかしこのときは曇り空だったようで写真は1枚もない。太郎平小屋は予想通り空いていた。
2日目も朝のうちはあまり良い天気ではなかったと思うが、黒部川を渡って雲ノ平に登り返すころは写真のように青空も見えてまずまずの空模様のようだった。しかし雲ノ平を過ぎ黒部川の源流を跨いで三俣小屋に向かう頃にはぽつぽつと雨が降り出してきた。三俣小屋もよく空いていた。
3日目の朝は霧の中を1時間ほどかけて鷲羽岳に登ったが何の眺めも得られなかった。そのあと三俣乗越まで戻り、雨の中、今は通行困難となっている伊藤新道を湯俣温泉まで下って1泊した。
最終日は湯俣川沿いに葛温泉まで下って行った。かくして北アルプス核心部の縦走は前年に引き続き残念な結果に終わったのでした。
なお、この山行を始めとして、このころは天候がよくないときは全く写真がない。せめて山頂や山小屋の写真位は撮っておくべきだったと後悔しているが、当時はこのような形で記録を残すようなことは全く考えていなかったので致し方のないことだったかもしれません。

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3/5
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