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Yamareco

記録ID: 668832
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山縦走 3泊4日 (旭岳 〜 トムラウシ)忠別岳避難小屋でヒグマ目撃

2015年06月25日(木) 〜 2015年06月28日(日)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
46.5km
登り
2,358m
下り
3,296m

コースタイム

1日目
山行
2:45
休憩
0:00
合計
2:45
12:15
25
12:40
96
14:16
44
旭岳
15:00
裏旭キャンプ指定地
2日目
山行
8:04
休憩
1:01
合計
9:05
5:40
32
裏旭キャンプ指定地
6:12
3
6:15
28
6:43
12
6:55
7:00
49
7:49
8:00
30
8:30
8:35
30
9:05
9:15
20
9:35
9:40
50
10:30
10:50
105
高根ヶ原分岐
12:35
50
忠別沼
13:25
13:30
50
14:20
25
忠別岳避難小屋分岐
3日目
山行
7:25
休憩
2:15
合計
9:40
6:15
40
忠別岳避難小屋分岐
6:55
7:00
80
8:20
45
9:05
35
ヒサゴ沼避難小屋分岐
9:40
11:50
49
12:39
109
ヒサゴ沼避難小屋分岐
14:28
42
15:10
30
4日目
山行
5:20
休憩
0:25
合計
5:45
7:50
40
8:30
8:35
95
10:10
10:20
40
11:00
11:10
75
12:25
東大雪荘
天候 6月25日(木):曇りのち雨(濃霧)
6月26日(金):晴
6月27日(土):雨のち曇り(濃霧)
6月28日(日):曇のち晴
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
■往路
飛行機:6:40 羽田空港 〜 8:20 旭川
バス:いで湯号 10:05 旭川空港 〜 10:56 旭岳(ロープウェイ山麓駅前):1000円
ロープウェイ:旭岳山麓駅 〜 姿見駅:1650円
■復路
トムラウシ温泉 東大雪荘 送迎:10:00 トムラウシ温泉 東大雪荘 〜 11:00 新得駅
電車:スーパーとかち 新得駅 〜 新千歳空港
飛行機:新千歳 〜 羽田
コース状況/
危険箇所等
■コース
全体的にコースがはっきりしているので迷う箇所は少ないと感じました。
コースや雪渓にロープが張ってあったり、岩礫地帯ではペンキの印や石が積んであったりするので確認しながら進むと良いと思います。
ただ、残雪によりコースが分かりにくい箇所が、五色岳からトムラウシに向かう岩礫地帯でいくつかありました。また、濃霧によって視界が悪い時は目印を探すのに時間がかかったるする場合があるので、GSPはあったほうがよいです。

■残雪(アイゼン)
以下2箇所アイゼンが有った方が良いと感じた場所です。
ヒサゴ沼分岐〜ヒサゴ沼避難小屋へ向かう途中(登りはあった方が良い)
前トム平〜コマドリ沢出合に長い距離の雪渓(登り下り共に)

■ヒグマ
忠別岳避難小屋に泊まった早朝4時30分頃外に出てみると、雪渓を歩くヒグマがいました。
分岐地点から避難小屋へのルートと重なるので早朝移動は注意した方がよいかもしれません。

■水
行動中の水は、旭川ビジターセンターの前で確保しました。
食事等の水は、各小屋やテント場で確保して煮沸して利用しました。(携帯浄水器も使用)
裏旭キャンプ場、忠別岳避難小屋、南沼キャンプ場のいづれも水は豊富に流れていました。
(利用はしていませんが、白雲岳避難小屋、ヒサゴ沼避難小屋の水も豊富に流れていました)

■携帯
ソフトバンク:全域で圏外
ドコモ:メールを送受信した箇所
裏旭キャンプ指定地、白雲岳山頂、忠別沼手前のピーク、忠別岳分岐避難小屋分岐、北沼、南沼キャンプ指定地

■その他
登山届は姿見駅で提出。
ガスカートリッジは旭川空港の総合案内カウンターで購入。
その他周辺情報 下山後、トムラウシ温泉 東大雪荘へ宿泊
宿の前に、靴やテントを洗って干せるスペースが用意されていて助かりました。
帰りの送迎は要予約で(10:00発)、新得駅(11:00頃着)と帯広駅が可能のようです。
1日目:姿見〜裏旭キャンプ指定地まで。
3
1日目:姿見〜裏旭キャンプ指定地まで。
旭岳石室
七合目。
ココから先は風も強くガスで視界がかなり悪く…。
七合目。
ココから先は風も強くガスで視界がかなり悪く…。
旭岳。
寒いのでテント場へ向かいます。
7
旭岳。
寒いのでテント場へ向かいます。
裏旭。
かなりまだ雪が残っています。
裏旭。
かなりまだ雪が残っています。
旭裏キャンプ指定地。
雨とガスで場所がわからずかなりウロウロしてしまいました。夜はかなり強い雨と風でなかなか寝付けなかった…。
6
旭裏キャンプ指定地。
雨とガスで場所がわからずかなりウロウロしてしまいました。夜はかなり強い雨と風でなかなか寝付けなかった…。
2日目。〜忠別岳避難小屋まで。
天気予報は晴れの予報。信じてスタート!
2日目。〜忠別岳避難小屋まで。
天気予報は晴れの予報。信じてスタート!
間宮岳分岐へ向かう途中、旭岳を振り返って。
まだガスがかかっています。少し明るくなってきて晴れそうな予感!
間宮岳分岐へ向かう途中、旭岳を振り返って。
まだガスがかかっています。少し明るくなってきて晴れそうな予感!
間宮岳分岐。
ガスがとれて晴れてきました!
1
間宮岳分岐。
ガスがとれて晴れてきました!
北海岳へ向かいます。
北海岳へ向かいます。
有毒温泉、御鉢平。
1
有毒温泉、御鉢平。
良い感じに雪が残っています。
11
良い感じに雪が残っています。
旭岳方面を振り返ります。
ここの稜線歩きは景色も良く最高♪
1
旭岳方面を振り返ります。
ここの稜線歩きは景色も良く最高♪
松田岳?
北海岳。
黒岳方面と白雲岳方面の分岐となります。
5
北海岳。
黒岳方面と白雲岳方面の分岐となります。
白雲岳へ向かいます。
2
白雲岳へ向かいます。
白雲岳分岐にザックをデポして白雲岳へ向かいます。
白雲岳分岐にザックをデポして白雲岳へ向かいます。
白雲平。
走りたくなる広さ!
白雲平。
走りたくなる広さ!
白雲岳。
バックに旭岳。
15
白雲岳。
バックに旭岳。
旭岳方面。
綺麗!
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旭岳方面。
綺麗!
目指すトムラウシが見えます。
まだまだ遠い。
6
目指すトムラウシが見えます。
まだまだ遠い。
白雲岳分岐に戻りました。
1
白雲岳分岐に戻りました。
白雲岳避難小屋が見えてきました。
すごいロケーション!
9
白雲岳避難小屋が見えてきました。
すごいロケーション!
白雲岳避難小屋。
若い小屋番さんがいました。
トイレを借りて先へ進みます。
白雲岳避難小屋。
若い小屋番さんがいました。
トイレを借りて先へ進みます。
白雲岳避難小屋からしばらくは雪渓歩き。
雪渓を過ぎるとほとんと平坦な道なので楽です。
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白雲岳避難小屋からしばらくは雪渓歩き。
雪渓を過ぎるとほとんと平坦な道なので楽です。
高根ヶ原分岐。
少し手前で三笠新道へ下ると言う単独男性と話をしました。ヒグマがいないかチェックしていました。
2
高根ヶ原分岐。
少し手前で三笠新道へ下ると言う単独男性と話をしました。ヒグマがいないかチェックしていました。
忠別岳が近くに感じてきました。
1
忠別岳が近くに感じてきました。
歩いてきた道を振り返ります。
2
歩いてきた道を振り返ります。
三笠新道方面の沼。
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三笠新道方面の沼。
ところどころに雪渓があります。
なんどか踏み抜きました…。
ところどころに雪渓があります。
なんどか踏み抜きました…。
忠別沼。
忠別岳の手前。
忠別岳。
景色を見ながら少し休憩…。
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忠別岳。
景色を見ながら少し休憩…。
眺めが最高!
雲も多くなってきました。
避難小屋へ向かいます。
雲も多くなってきました。
避難小屋へ向かいます。
避難小屋が見えてきました。
サンカク屋根が可愛い。
3
避難小屋が見えてきました。
サンカク屋根が可愛い。
忠別岳を下から。
かなりの絶壁。
2
忠別岳を下から。
かなりの絶壁。
忠別岳避難小屋分岐。
避難小屋へ到着し2日目が終了。
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忠別岳避難小屋分岐。
避難小屋へ到着し2日目が終了。
!!!
翌朝4:30頃、外に出てみるとヒグマがすぐ上の雪渓を歩いていました!!
小屋に隠れて、緊張しながらシャッターを切りました…。
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!!!
翌朝4:30頃、外に出てみるとヒグマがすぐ上の雪渓を歩いていました!!
小屋に隠れて、緊張しながらシャッターを切りました…。
3日目:〜南沼キャンプ指定地まで。
周りを注視しながら6:00頃スタート。
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3日目:〜南沼キャンプ指定地まで。
周りを注視しながら6:00頃スタート。
忠別岳避難小屋分岐。
昨日と違いかなりガスっています。
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忠別岳避難小屋分岐。
昨日と違いかなりガスっています。
ハイマツの間を抜けていきます。
整備されているので歩きやすいです。
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ハイマツの間を抜けていきます。
整備されているので歩きやすいです。
五色岳。
ここから暫くはハイマツ群生地で雨具上下着用した方がいいです。
五色岳。
ここから暫くはハイマツ群生地で雨具上下着用した方がいいです。
ハイマツを抜けると木道が整備されています。
花もたくさん咲いています。
ハイマツを抜けると木道が整備されています。
花もたくさん咲いています。
化雲岳分岐。
右へ進み化雲岳へ向かいます。
化雲岳分岐。
右へ進み化雲岳へ向かいます。
化雲岳。
迫力ある化雲岩がカッコいい!
雨が降ってきて寒いので先へ進みます。
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化雲岳。
迫力ある化雲岩がカッコいい!
雨が降ってきて寒いので先へ進みます。
ヒサゴ沼分岐。
ヒサゴ沼避難小屋の分岐。
視界も悪く雨も降りだしてきて、少し寒気がしてきたので避難小屋へ休憩に向かいます。
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ヒサゴ沼避難小屋の分岐。
視界も悪く雨も降りだしてきて、少し寒気がしてきたので避難小屋へ休憩に向かいます。
岩礫地帯を抜けると、大きな雪渓の下りがありました。
分岐から避難小屋まで結構遠かった…。
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岩礫地帯を抜けると、大きな雪渓の下りがありました。
分岐から避難小屋まで結構遠かった…。
ヒサゴ沼避難小屋。
お昼を食べて、今日はここに留まるか先に進むか暫く悩む…。
雨も止み視界も少し良くなったようなので進むことに!
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ヒサゴ沼避難小屋。
お昼を食べて、今日はここに留まるか先に進むか暫く悩む…。
雨も止み視界も少し良くなったようなので進むことに!
今度は天気の良い時に来たい。
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今度は天気の良い時に来たい。
視界が悪くルートがわからない…。
アイゼンを着用して上へ上へ進みます。
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視界が悪くルートがわからない…。
アイゼンを着用して上へ上へ進みます。
ヒサゴ沼避難小屋の分岐。
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ヒサゴ沼避難小屋の分岐。
天沼あたり?
たまに出てくる雪渓。
トレースもないのでルートに少し迷いました…。
たまに出てくる雪渓。
トレースもないのでルートに少し迷いました…。
ロックガーデン。
ペンキ印や石積みを見つけながら進みます。
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ロックガーデン。
ペンキ印や石積みを見つけながら進みます。
北沼。
トムラウシまであと少し!
北沼。
トムラウシまであと少し!
岩の間を抜けながら登って行きます。
岩の間を抜けながら登って行きます。
トムラウシ山。
眺望ゼロなのでテント場へ下山開始。
眺望ゼロなのでテント場へ下山開始。
南沼キャンプ指定地到着。
視界が悪くどんなところか良くわからない…。
南沼キャンプ指定地到着。
視界が悪くどんなところか良くわからない…。
3日目終了。
4日目:〜トムラウシ温泉まで。
朝から視界良好。
4日目:〜トムラウシ温泉まで。
朝から視界良好。
テント場はいくつかのエリアに分かれているようでした。
トイレブースはカバーされていて利用不可でした。
テント場はいくつかのエリアに分かれているようでした。
トイレブースはカバーされていて利用不可でした。
下山開始。
下には雲海が広がっています。
下には雲海が広がっています。
トムラウシ山を振り返って。
また来るよ!
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トムラウシ山を振り返って。
また来るよ!
遠くの山も素敵。
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遠くの山も素敵。
トムラウシ公園を上から。
遠くの山も見えて良い眺め。
ここからすぐ下は急な雪渓があります。
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トムラウシ公園を上から。
遠くの山も見えて良い眺め。
ここからすぐ下は急な雪渓があります。
トムラウシ公園。
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トムラウシ公園。
ずっと眺めていたい景色。
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ずっと眺めていたい景色。
前トム平。
ここから急な下りとなります。
登りはかなり大変そうでした…。
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前トム平。
ここから急な下りとなります。
登りはかなり大変そうでした…。
岩場を抜けると、急な雪渓となります。
ヒップソリがあれば尻セードと行きたいとこだけど、ココは止まれないくらい急だった…。
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岩場を抜けると、急な雪渓となります。
ヒップソリがあれば尻セードと行きたいとこだけど、ココは止まれないくらい急だった…。
コマドリ沢分岐。
1
コマドリ沢分岐。
ここからは木道がところどころにありますが、ないところはドロドロです。
ここからは木道がところどころにありますが、ないところはドロドロです。
カムイ天上。
温泉コース分岐。
ゴールまであと少し。
温泉コース分岐。
ゴールまであと少し。
ゴール手前の車道でキタキツネと遭遇。
もの欲しそうにしてたけど、ゴメンよ…。
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ゴール手前の車道でキタキツネと遭遇。
もの欲しそうにしてたけど、ゴメンよ…。
トムラウシ山登山口。
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トムラウシ山登山口。
東大雪荘に到着!!
入口前の自販機でコーラを買って一気飲み♪
そういえば水はコーラ同じ値段になってました。
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東大雪荘に到着!!
入口前の自販機でコーラを買って一気飲み♪
そういえば水はコーラ同じ値段になってました。

装備

備考 ■今回の山行用に用意したもの
携帯トイレ, トイレットペーパー, ラジオ, 携帯浄水器

感想

初めての北海道遠征。
大雪山を3泊4日で縦走してきました。

心配していた天候は、日替わりで雨と晴れの繰り返し。
幸い長いコースの2日目が晴れてくれたので計画通り進んだかなと思っています。もし、2日目が雨だったら姿見へ引き返すつもりでいました。
3日目は小雨と濃霧で寒気がしてきたのでヒサゴ避難小屋で昼食をとり体を温め、このまま留まるか先に進むか1時間ほど悩みました。お昼くらいになって雨も上がり視界も少し良くなってきたので出発。
岩稜地帯や時々現れる雪渓でルートがわからなくなったりしながらも、なんとかトムラウシに登頂した時は、いつも以上の達成感がありました!
4日目はまずまずの天気で、日帰りでトムラウシを目指す方々とすれ違いながら少し話させてもらいました。ありがとうございました。

帰りの日はここ数日で一番天候が良く朝から快晴。送迎バスや電車から、色鮮やかな新緑がとても綺麗で広々とした雄大な北海道らしい風景を眺める事が出来ました。
急行を利用したけど、1両編成の鈍行でのんびり行っても良かったかなと思いました。

今回も満足いく山旅でした♪

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大雪山 [日帰り]
十勝岳〜旭岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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