広河原(バス)→白峰三山→奈良田温泉


- GPS
- 50:47
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,747m
- 下り
- 3,448m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:27
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 11:37
天候 | 快晴、曇り、小雨、超強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
間ノ岳〜農鳥岳間、強風がすごくて油断して歩いていると何度か山側によろけたことがありました。手を突いてこらえることもありました。 |
その他周辺情報 | 奈良田の町営の温泉(550円)はとてもよかったです(駐車場はふもとのお寺)。館内にあるレストランの蕎麦は冷やしがお勧めです。麺の大盛りはかなり多いです(ご注意) |
写真
装備
個人装備 |
70リットルのビニール袋(雨時のテント撤収用 役立ちました)
|
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備考 | 農鳥岳から奈良田への下山ルートは登山道に木や草がかぶさってくるので、暑くても長袖シャツ着ないといたいです。お酒は重いので小屋で購入すべきえす。 |
感想
<1日目>
体調最悪で予定変更
ほぼ睡眠ゼロでの出発で嫌な予感はしたものの、やはり歩き始めてすぐに吐き気がしてきました。何も口にできず二股に着いた頃は頭がもうろうとしていました。当初は1日目に北岳山荘泊予定でしたが、それどころではなく何とかその手前の北岳肩の小屋に夕方までに着かなくてはと必死でした。荷物はいつもより軽くして(15キロ)きたのにそれでも体には応えていました。森林限界を超えたあたりで水は飲みきり恐怖でしたが、少し吐き気が収まったのでカロリーメイトを1つ食べました。すると、ものの1分程度で吐き気が消えてしまい、単純な疲労感だけになりました。疲労だけなら何とかなると思い嬉しくなってきてもう一つ食べて後は何とか肩の小屋に到着できました。
肩の小屋で水をがぶ飲みして(1リットル100円、雨水、消毒臭あり)続けてビールを2缶、テントをはり北岳の雄姿に見とれていました。到着時は全方位景色ありで最高でした。
夕日 なし 少し星あり
夕食 アルファ米、レトルトシチュー、味噌汁
■反省
車中前泊時は簡単なものでいいので、睡眠セット(マットや枕など)の準備
<2日目>
超強風にビビル2日目
北岳肩の小屋から
1 北岳を登らず、広河原へきた道を戻る
2 北岳を登り、広河原へ戻る
3 農鳥小屋まで行く(この場合、奈良田へ降りることになる)
と、悩みましたが、早朝の雨もやんだので5時に肩の小屋を出発しました
北岳頂上はあいにくのガスでしたが、ときおりチラッと甲斐駒や仙丈が岳が姿を見せました。ほんと数秒です。写真のために15分位待ちましたがあきらめて、次の北岳山荘に向かいます。この頃から風が強くなり途中何度か立ち止まりました。花の写真を撮りながらすぐに山荘に到着しました。
ここで、広河原に戻るか、濃鳥小屋に向かうかを、エイッと 濃鳥小屋に」行くことにしました。
小屋を出て間ノ岳に向かうとすぐに超強風。風を示す旗が鯉のぼりと言うより、上向きの茶筒状態でパンパンになっていました。
間ノ岳への道は正直怖かったです。頂上で写真を自撮りしようとしてもカメラの首ひもが風で自分の顔に当たりまともなものが撮れませんでした。
ここで、一緒になった方が強風のため濃鳥岳に向かうのをやめて広河原に戻るよう変更されました。本当はこうしたほうが正しかったのかもしれません。と言うのはこの後、西濃鳥岳 濃鳥岳に向かうと風がさらに強くなり、岩場にしがみついている時、頼むから今だけ風は吹かないでと祈った瞬間がありました。
濃鳥小屋に着くと、有名なご主人が窓を修理していました。甲高い声で次に行くのは(大門沢小屋)今がリミットだと言われました。11時少し前でしたが、ご主人に早く行けといわれている感じで水も飲まず、小屋を通過しました。本当は小休憩の予定でしたが、そんな雰囲気はありませんでした。いい人なんだと思いました。少し英語を話されます。
ザックにテントマットを外付けしていることもあり、横から風を受けると体が風上に向いてしまい、カニ歩きみたいになることもありました。ザックカバーをしている人がカバーを飛ばされたとも後で聞きました。
濃鳥岳からは大門沢小屋までは単調な下りでうんざりモードです。登山道に木や草がバーっとはえていて顔や手にこすれ、とげのある草はそのつど痛いし、草が道を狭くしていると思い道脇の草を踏むと崖だったりするし、疲れもピークだし、水もなくなりそうだし、右太ももがつりそうだし、です。
大門沢小屋に着いたときは、ほんと疲れていました。私が本日の最終者だったようです。17時着。
ビールを飲んでテントをはり、又ビールを飲んで、他の皆さんと談笑しました。次の日自分がうんざりした道を登っていく人が結構いました。
夕食 アルファ米 レトルトカレー コーンスープ しょうが焼き
夕日 方向が逆
■反省
水を1リットル持っていきましたが、1.5リットルくらいがよかったかも
ストックを短くしたり、長くしたり、腰にはさんだりして、これが結構時間のロスになっていた。でも、ストックがなければ今回足が無理だったかも。特に1日目の体調不良のとき。
<3日目>
トイレというか厠は、自然落下式で夜は四角い穴が真っ暗で、恐ろしくて何も出来ません。またぐことすらできません。
7時、小屋出発。京は4時間もあれば駐車場までいけるので、のんびりモードです。
そうはいっても、雨で増水していることもあり無理やり沢をわたるところもあります。また、木の橋があるのですが、普通に見て猿向け的なものもありました。崩落しているところは、名前も知らない草にしがみついてなんとか通過しました。
ほぼ予定時間でふもとに到着。奈良田の町営温泉でゆっくりして昼食(そば)をいただきました。
このルート、きっと又来ます。そのときは奈良田の町営温泉は水曜定休だから、これだけははずさないようにしなくては。
初めまして、bbbooさん!
かなりハードな山行になったようですね(^_^;)
私達も来月同じコースを行く予定です。
関西からなので同じくゼロ睡眠で登ります。
たぶん1日目は肩の小屋止まりになると思います。
無理せずに何とか最後まで歩けたらいいかなと思ってます!(^^)!
chasseさん コメントありがとうございます!
ゼロ睡眠で行くんですか!
うわー!
ぎょー!
おすすめしませーん!
がんばってください!
で、
濃鳥小屋は11時前に通過してくださいね。小屋のご主人のチェックがきびしいですよ。
いい天気であることをお祈りいたします。
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