ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 677007
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

広河原(バス)→白峰三山→奈良田温泉

2015年07月12日(日) 〜 2015年07月14日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
50:47
距離
23.8km
登り
2,747m
下り
3,448m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:14
休憩
0:13
合計
6:27
距離 4.8km 登り 1,466m 下り 1m
6:58
13
7:11
7:12
118
9:10
9:18
172
12:10
12:12
24
12:36
12:38
47
2日目
山行
10:32
休憩
1:05
合計
11:37
距離 11.4km 登り 860m 下り 2,134m
5:14
17
5:31
5:36
21
5:57
6:20
24
6:44
6:45
19
7:24
7:40
61
8:41
8:43
59
9:42
9:46
69
10:55
10:56
79
12:15
12:16
55
13:11
13:21
31
13:52
13:54
177
3日目
山行
3:10
休憩
0:00
合計
3:10
距離 7.6km 登り 425m 下り 1,311m
6:50
190
10:00
ゴール地点
天候 快晴、曇り、小雨、超強風
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田→広河原のバスは人が多かったですが、2台で全員座って乗れました。対向車がこないのでスピードは速いです。
コース状況/
危険箇所等
間ノ岳〜農鳥岳間、強風がすごくて油断して歩いていると何度か山側によろけたことがありました。手を突いてこらえることもありました。
その他周辺情報 奈良田の町営の温泉(550円)はとてもよかったです(駐車場はふもとのお寺)。館内にあるレストランの蕎麦は冷やしがお勧めです。麺の大盛りはかなり多いです(ご注意)
ほとんどの方が出発した後
2015年07月12日 06:42撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/12 6:42
ほとんどの方が出発した後
6時過ぎに広河原到着時、北沢峠行きバスに20−30人くらい並んでいました。
2015年07月12日 06:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/12 6:47
6時過ぎに広河原到着時、北沢峠行きバスに20−30人くらい並んでいました。
睡眠ゼロであそこまで行けるか、とても不安でした。
2015年07月12日 06:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/12 6:49
睡眠ゼロであそこまで行けるか、とても不安でした。
2015年07月12日 06:50撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/12 6:50
ここですでに、吐き気がしてました
2015年07月12日 06:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/12 6:52
ここですでに、吐き気がしてました
二俣。自分はこのころフラフラだったので、北岳山荘はあきらめて、肩の小屋へ向かいました(右俣)。この後、歩幅10cmくらいで歩きました。
2015年07月12日 09:09撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/12 9:09
二俣。自分はこのころフラフラだったので、北岳山荘はあきらめて、肩の小屋へ向かいました(右俣)。この後、歩幅10cmくらいで歩きました。
2015年07月12日 10:56撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/12 10:56
フラフラでテントはりを終えると、周囲の景色がすばらしいことに気づきました
2015年07月12日 14:25撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/12 14:25
フラフラでテントはりを終えると、周囲の景色がすばらしいことに気づきました
2015年07月12日 14:33撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/12 14:33
2015年07月12日 14:33撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/12 14:33
2015年07月12日 14:35撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/12 14:35
2015年07月12日 14:37撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/12 14:37
早朝、曇り小雨
2015年07月13日 04:41撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/13 4:41
早朝、曇り小雨
2015年07月13日 04:44撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/13 4:44
20分ほど待ちましたが、きれいに晴れることはなく残念でした
2015年07月13日 06:12撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/13 6:12
20分ほど待ちましたが、きれいに晴れることはなく残念でした
2015年07月13日 06:20撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 6:20
2015年07月13日 06:20撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 6:20
2015年07月13日 06:20撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 6:20
2015年07月13日 06:40撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
7/13 6:40
2015年07月13日 06:55撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 6:55
2015年07月13日 07:18撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/13 7:18
auがつながりました
2015年07月13日 07:27撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/13 7:27
auがつながりました
2015年07月13日 07:36撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/13 7:36
2015年07月13日 07:41撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 7:41
強風
2015年07月13日 07:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 7:49
強風
2015年07月13日 08:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 8:52
2015年07月13日 09:25撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/13 9:25
この後、強風であまり写真がありません
2015年07月13日 09:38撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/13 9:38
この後、強風であまり写真がありません
大門沢小屋テント場から
2015年07月14日 04:45撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/14 4:45
大門沢小屋テント場から
2015年07月14日 04:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/14 4:49
沢の水で冷やしたビールがうまかった!4缶いきました!
2015年07月14日 06:46撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/14 6:46
沢の水で冷やしたビールがうまかった!4缶いきました!
トイレの神はありません。自分でご用意下さい。
2015年07月14日 06:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/14 6:47
トイレの神はありません。自分でご用意下さい。
シャワーありました
2015年07月14日 06:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/14 6:47
シャワーありました
奈良田。ココを左に入って町営温泉です。駐車場はこの看板前です。
2015年07月14日 10:05撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/14 10:05
奈良田。ココを左に入って町営温泉です。駐車場はこの看板前です。
町営温泉内、冷やしそばが美味しかったです。
2015年07月14日 11:10撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/14 11:10
町営温泉内、冷やしそばが美味しかったです。
なにより、ヌルヌルのぬるい湯が最高でした
2015年07月14日 11:24撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7/14 11:24
なにより、ヌルヌルのぬるい湯が最高でした
撮影機器:

装備

個人装備
70リットルのビニール袋(雨時のテント撤収用 役立ちました)
備考 農鳥岳から奈良田への下山ルートは登山道に木や草がかぶさってくるので、暑くても長袖シャツ着ないといたいです。お酒は重いので小屋で購入すべきえす。

感想

<1日目> 
体調最悪で予定変更

ほぼ睡眠ゼロでの出発で嫌な予感はしたものの、やはり歩き始めてすぐに吐き気がしてきました。何も口にできず二股に着いた頃は頭がもうろうとしていました。当初は1日目に北岳山荘泊予定でしたが、それどころではなく何とかその手前の北岳肩の小屋に夕方までに着かなくてはと必死でした。荷物はいつもより軽くして(15キロ)きたのにそれでも体には応えていました。森林限界を超えたあたりで水は飲みきり恐怖でしたが、少し吐き気が収まったのでカロリーメイトを1つ食べました。すると、ものの1分程度で吐き気が消えてしまい、単純な疲労感だけになりました。疲労だけなら何とかなると思い嬉しくなってきてもう一つ食べて後は何とか肩の小屋に到着できました。

肩の小屋で水をがぶ飲みして(1リットル100円、雨水、消毒臭あり)続けてビールを2缶、テントをはり北岳の雄姿に見とれていました。到着時は全方位景色ありで最高でした。

夕日 なし 少し星あり

夕食 アルファ米、レトルトシチュー、味噌汁

■反省
車中前泊時は簡単なものでいいので、睡眠セット(マットや枕など)の準備



<2日目>
超強風にビビル2日目

北岳肩の小屋から
1 北岳を登らず、広河原へきた道を戻る
2 北岳を登り、広河原へ戻る
3 農鳥小屋まで行く(この場合、奈良田へ降りることになる)

と、悩みましたが、早朝の雨もやんだので5時に肩の小屋を出発しました

北岳頂上はあいにくのガスでしたが、ときおりチラッと甲斐駒や仙丈が岳が姿を見せました。ほんと数秒です。写真のために15分位待ちましたがあきらめて、次の北岳山荘に向かいます。この頃から風が強くなり途中何度か立ち止まりました。花の写真を撮りながらすぐに山荘に到着しました。

ここで、広河原に戻るか、濃鳥小屋に向かうかを、エイッと 濃鳥小屋に」行くことにしました。

小屋を出て間ノ岳に向かうとすぐに超強風。風を示す旗が鯉のぼりと言うより、上向きの茶筒状態でパンパンになっていました。

間ノ岳への道は正直怖かったです。頂上で写真を自撮りしようとしてもカメラの首ひもが風で自分の顔に当たりまともなものが撮れませんでした。

ここで、一緒になった方が強風のため濃鳥岳に向かうのをやめて広河原に戻るよう変更されました。本当はこうしたほうが正しかったのかもしれません。と言うのはこの後、西濃鳥岳 濃鳥岳に向かうと風がさらに強くなり、岩場にしがみついている時、頼むから今だけ風は吹かないでと祈った瞬間がありました。

濃鳥小屋に着くと、有名なご主人が窓を修理していました。甲高い声で次に行くのは(大門沢小屋)今がリミットだと言われました。11時少し前でしたが、ご主人に早く行けといわれている感じで水も飲まず、小屋を通過しました。本当は小休憩の予定でしたが、そんな雰囲気はありませんでした。いい人なんだと思いました。少し英語を話されます。

ザックにテントマットを外付けしていることもあり、横から風を受けると体が風上に向いてしまい、カニ歩きみたいになることもありました。ザックカバーをしている人がカバーを飛ばされたとも後で聞きました。

濃鳥岳からは大門沢小屋までは単調な下りでうんざりモードです。登山道に木や草がバーっとはえていて顔や手にこすれ、とげのある草はそのつど痛いし、草が道を狭くしていると思い道脇の草を踏むと崖だったりするし、疲れもピークだし、水もなくなりそうだし、右太ももがつりそうだし、です。

大門沢小屋に着いたときは、ほんと疲れていました。私が本日の最終者だったようです。17時着。

ビールを飲んでテントをはり、又ビールを飲んで、他の皆さんと談笑しました。次の日自分がうんざりした道を登っていく人が結構いました。

夕食 アルファ米 レトルトカレー コーンスープ しょうが焼き

夕日 方向が逆

■反省
水を1リットル持っていきましたが、1.5リットルくらいがよかったかも
ストックを短くしたり、長くしたり、腰にはさんだりして、これが結構時間のロスになっていた。でも、ストックがなければ今回足が無理だったかも。特に1日目の体調不良のとき。

<3日目>

トイレというか厠は、自然落下式で夜は四角い穴が真っ暗で、恐ろしくて何も出来ません。またぐことすらできません。

7時、小屋出発。京は4時間もあれば駐車場までいけるので、のんびりモードです。

そうはいっても、雨で増水していることもあり無理やり沢をわたるところもあります。また、木の橋があるのですが、普通に見て猿向け的なものもありました。崩落しているところは、名前も知らない草にしがみついてなんとか通過しました。

ほぼ予定時間でふもとに到着。奈良田の町営温泉でゆっくりして昼食(そば)をいただきました。

このルート、きっと又来ます。そのときは奈良田の町営温泉は水曜定休だから、これだけははずさないようにしなくては。






お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:966人

コメント

お疲れ様でした!
初めまして、bbbooさん!
かなりハードな山行になったようですね(^_^;)
私達も来月同じコースを行く予定です。
関西からなので同じくゼロ睡眠で登ります。
たぶん1日目は肩の小屋止まりになると思います。
無理せずに何とか最後まで歩けたらいいかなと思ってます!(^^)!
2015/7/16 13:48
Re: お疲れ様でした!
chasseさん コメントありがとうございます!

ゼロ睡眠で行くんですか!
うわー!
ぎょー!
おすすめしませーん!
がんばってください!

で、
濃鳥小屋は11時前に通過してくださいね。小屋のご主人のチェックがきびしいですよ。

いい天気であることをお祈りいたします。
2015/7/16 18:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら