北アルプスマイナールート 高瀬ダムから烏帽子〜不動〜船窪岳

2015年07月14日(火) 〜 2015年07月15日(水)

• GPS: 18:51
• 距離: 23.9km
• 登り: 2,854m
• 下り: 3,046m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:47

距離 8.6km 登り 1,626m 下り 374m

6:43 高瀬ダム
6:56 高瀬ダム濁沢登山口
9:50 9:59 2208m三角点
11:36 12:26 烏帽子小屋
12:56 烏帽子岳分岐
13:20 13:30 烏帽子岳山頂
14:30 烏帽子小屋（宿泊）

2日目

• 山行: 10:55
• 休憩: 1:00
• 合計: 11:55

距離 15.3km 登り 1,228m 下り 2,693m

4:56 烏帽子小屋
6:35 6:40 南沢岳
8:06 8:20 不動岳
10:31 10:42 船窪第2ピーク
11:43 11:50 船窪岳
13:06 13:17 船窪小屋
14:24 14:29 鼻突八丁（八合目）
15:53 16:00 唐沢ノゾキ
16:51 七倉山荘

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉に駐車し、高瀬ダムまではタクシー利用。

コース状況／危険箇所等

ブナ立尾根、七倉尾根（船窪新道）とも急登の連続です。また不動岳〜船窪岳にかけての縦走路は不動沢側の崩壊が激しく滑落注意、きついアップダウンが連続し、思いの外時間がかかります。

その他周辺情報

下山後、七倉山荘で日帰り温泉を利用できます。

写真

7/14 6:18

七倉のゲート。今日は6：30開門なので、まだ閉まっています。

7/14 6:44

タクシーで高瀬ダムに到着。ダムを渡ってトンネルを通ります。

7/14 6:50

トンネル内部は歩道が区切られています。

7/14 6:54

不動沢の吊り橋を渡ります。

7/14 7:05

濁沢の橋を渡ると、もうすぐ登山口です。

7/14 7:08

ここからブナ立尾根の急登が始まります。

7/14 7:14

この辺りは階段の連続です。

7/14 7:44

急登が続きます。10の標識、あと10/12登りが残っています。

7/14 8:05

9の表示、説明が見当たらないが権太落しと思われます。

7/14 8:10

快晴の元、南沢岳の稜線が見えてきました。

7/14 8:17

クルマユリ

7/14 9:03

6の表示、ようやく中間点です。

7/14 9:51

標高2208mの三角点、烏帽子小屋まであと1時間20分です。

7/14 10:11

ゴゼンタチバナ

7/14 10:16

イワハゼ

7/14 10:19

タヌキ岩

7/14 10:24

不動岳と船窪第2ピークが見えてきました。

7/14 10:30

歩きやすい道になってきました。

7/14 11:12

コイワカガミ

7/14 11:31

ミヤマキンバイ

7/14 11:34

野口五郎岳が見えてきました。

7/14 11:36

烏帽子小屋前のイワギキョウの群生

7/14 12:26

11時半すぎ、烏帽子小屋に到着。荷物を置いてから、烏帽子岳を往復します。

7/14 12:32

まず、前烏帽子岳に向かいます。

7/14 12:38

コマクサの群生

7/14 12:56

ここから縦走路を分岐して烏帽子岳に向かいます。

7/14 13:01

烏帽子岳、なかなか美しい岩山です。

7/14 13:14

頂上直下はクサリ場もあります。

7/14 13:25

頂上の標識は岩場にあるので、こんな写真しかとれません。

7/14 13:31

頂上を下から見ると、こんなところです。

7/14 13:36

登りでも通った、トラバース。

7/14 14:15

燕岳〜大天井岳の表銀座ルート。

7/14 14:33

烏帽子小屋に帰着、今日の宿泊は自分一人です。

7/15 5:14

2日目、朝5時に小屋を出発。赤牛岳、黒岳方面がきれいです。

7/15 5:15

船窪第2ピークと、その後ろに針ノ木、蓮華、遠くに鹿島槍。

7/15 5:15

烏帽子、南沢、不動岳方面。遠くに立山、剱。

7/15 5:16

野口五郎、黒岳方面。

7/15 5:44

四十八池付近は、まだ雪渓が残っています。

7/15 5:55

シャクナゲ

7/15 5:57

チシマギキョウ

7/15 6:27

南沢岳到着。

7/15 6:29

縦走路を振り返る。

7/15 6:51

ハクサンフウロ

7/15 6:54

ヨツバシオガマ

7/15 6:58

不動岳に向かう縦走路。崩落が激しくアップダウンもきついので注意。

7/15 7:05

ミヤマキンポウゲ

7/15 7:33

シナノキンバイ

7/15 7:38

キヌガサソウ

7/15 8:01

不動岳周辺もコマクサの群生がすごいです。

7/15 8:09

8時過ぎに不動岳到着、まだまだ余裕です。

7/15 8:11

立山、剱方面。

7/15 8:11

南沢岳からの縦走路を振り返る。

7/15 8:27

これから向かう船窪岳。

7/15 8:40

縦走路の右側が崩落しています。

7/15 8:49

こんな道になると、ほっとします。

7/15 9:31

気の抜けない縦走路が続きます。

7/15 9:34

ヤマハハコ

7/15 9:38

不動岳からずいぶん下りました。また雲が出てきました。

7/15 10:19

船窪第2ピークへの登り。急登かつ歩きにくい道です。

7/15 10:34

10時半すぎに船窪第2ピーク到着、少し疲れてきました。

7/15 10:45

手前の低い山が船窪岳。一旦かなり下降します。

7/15 10:50

何となく嫌なトラバース。

7/15 11:18

お花畑。ニッコウキスゲ、ハクサンフウロがきれいです。

7/15 11:36

両側が切れ落ちているので、慎重に通過します。

7/15 11:43

12時前、船窪岳到着。緊張感もあり疲れました。

7/15 11:56

船窪岳を過ぎると、緊張感も和らぎます。

7/15 12:04

船窪のコル。昨年はここから針ノ木谷に下りました。

7/15 12:14

崩落が激しい船窪岳を振り返る。

7/15 13:03

船窪小屋が見えてきました。

7/15 13:06

13時過ぎに船窪小屋到着。鐘を鳴らしてくれました。

7/15 13:21

チングルマ

7/15 13:43

天狗の庭から高瀬ダム。

7/15 14:00

最初は歩きやすい下り道です。

7/15 14:16

鼻付き八丁からはきつい下りで、ハシゴの連続です。

7/15 15:09

根っこの上をあるくこともしばしば。

7/15 15:13

岩小舎を通過。

7/15 15:38

唐沢のぞき。コースタイムであと1時間10分です。

7/15 16:45

七倉登山道入り口に下山。どっと疲れがでてきました。

7/15 16:58

七倉山荘で日帰り温泉に入りさっぱりして帰宅しました。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

txsnkm

北アルプスでも人気の無いと思われる、烏帽子岳から不動岳、船窪岳のルートを一度は歩いてみようと思い、高瀬ダムからブナ立て尾根、烏帽子小屋（泊）経由で、七倉へ下山のルートを歩いてきました。

1日目、七倉ゲートは6:30からの開門（夏休みは5:30）、タクシーで高瀬ダムには10分ぐらいで到着。6時45分からダムの上を歩き出し、烏帽子小屋には11:30過ぎに到着。天気が良いこともあり、その日のうちに烏帽子岳をゆっくり往復して、景色を楽しみました。

2日目、この日のコースタイムは11時間40分と長いので朝食は弁当にしてもらい5時に烏帽子小屋を出発。天気が良く、朝日に輝く周囲の峰々を愛でながら不動岳までは気持ちよく歩けました。
不動岳から船窪岳までは、不動沢側の激しい崩壊に注意し、かつきついアップダウンの連続でかなり疲れました。
船窪小屋から七倉尾根の下りも、鼻付き八丁付近はハシゴの連続で慎重に通過しました。
休憩を入れて12時間近くかかり体力を消耗しましたが、七倉山荘の温泉で汗を流すことが出来、さっぱりして帰宅できました。

台風が近づいていたせいでしょうか、天気が良いにもかかわらず、2日目のすれ違った登山者は1名だけで少し寂しい感じもする山行でした。

コメント

yamaya1127

ぜひ歩きたいコースですね
このコース気になっていました。
確かにマイナーですが、北アルプスど真ん中、後立山と槍を繋ぐ重要なルートですよね。展望も良く、人が少ないのも魅力です。

40年近く前に一度歩いているのですが、全く記憶に残っていないのでぜひまた歩きたいと思っています。
大変参考になりました。

でも、厳しそうなコースですね

hideooto

昔歩きました
はじめまして、この区間は人気が無いので今でも人は少ないのですね。
何十年も前ですが、私も烏帽子から針ノ木まで歩きましたが９月上旬ということもあり、一人も合いませんでした。船窪小屋付近でテントを張りましたが、寂しい感じのテン場で夜怖かったのを思い出します。
雰囲気や人の少なさなど、ある意味北アルプスらしくない区間ですね。