360度ピーカンの槍ヶ岳〜ライチョウもいたよ！〜

2015年07月30日(木) 〜 2015年08月01日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 38.7km
• 登り: 1,822m
• 下り: 1,806m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:12

5:33 上高地ＢＴ
6:17 6:25 明神館
7:05 7:10 徳澤園
8:03 8:13 横尾 (横尾山荘)
9:29 9:45 槍沢ロッヂ
9:45 赤沢岩小屋（ババ平）

2日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 4:12
• 合計: 11:05

4:30 赤沢岩小屋（ババ平）
5:30 5:35 槍沢・天狗原分岐
7:26 7:35 槍ヶ岳山荘
7:56 8:29 槍ヶ岳山頂
8:45 11:50 槍ヶ岳山荘
14:40 15:00 槍沢ロッヂ
15:35 赤沢岩小屋（ババ平）

3日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 2:12
• 合計: 6:44

7:36 赤沢岩小屋（ババ平）
7:58 槍沢ロッヂ
7:58 横尾
9:53 10:10 徳澤園
10:50 明神館
10:59 11:24 明神池
12:11 河童橋
12:30 14:00 小梨リゾート（お風呂）
14:20 上高地ＢＴ

天候

7/30：曇りのち雨
7/31：快晴のちくもり
8/01：快晴のちくもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

毎日あるぺん号

コース状況／危険箇所等

※ルートは手書きの為だいたいです

写真

【初日】ミヤマトリカブトがお出迎え！

コアジサイと思いきやノリウツギ！ウツギの仲間らしいですね

明神についたらどんより曇り空でしたがお花日和って事で！

上高地にもギジバトはいるんですね

今年は熊に遭いませんように…猿5匹に遭遇して泣きそうになりながら通過しました(;∀;)

ソバナ

淡い色合いが素敵

イワタバコの親戚かなぁ

1年ぶりのオトコエシ！

つぶつぶ

ピンク

ミヤママンネングサかな

徳澤園のアイスは下山後の楽しみに

かわいい

ノアザミ

センジュガンピ

ホタルブクロ

パチパチ花火みたい！

横尾にて涸沢方面へサヨナラを告げる

ここから先は未踏の地…槍と言う文字にビビる私、槍までたどり着けるんでしょうか。

梓川から槍沢へ

綺麗なトゥルーブルー色に緊張がほぐれます

マルバダケブキ

ブルーベリーかな？美味しそう！

槍沢ロッヂに着きました！

テン場の申し込みをしましょう

槍から帰ってきたら、ここで、冷やしうどん食べるんだ…。

綺麗

ギボシかな

ゴゼンタチバナの実

何とかユリ

ミヤマシシウド

ほんとおっきい

大きすぎる

つぼみも大きいよ！

ババ平に着きました！

絶賛工事中で「槍」て書いてある服を着た方達が工事されていましたm(_ _)m

槍まで半分まで距離を縮めたところで今日はここでおしまい

さぁ、恐らく本日一番乗り、良い場所が空いていますのであそこにテントを張りましょう。

ミヤマアキノキリンソウ？もう秋ですね。

明日はあの向こうへ行くんだ！

午後になってにぎやかになってきました

【2日目】雪渓の側を遡って行きます

結構な高度感

雪渓の上は天然のクーラーみたいで涼しいです

ババ平が見えなくなってしまいました

槍モルゲンには間に合いませんでしたが

これはこれで綺麗です！早起きして頑張って暗いうちから登ってきて良かった(≧▽≦)

よし、もうひと踏ん張り！

北アルプスに来て初めて見た「夏らしい北ア」の姿に感動です

向こうの山も赤く染まる

ウサギギクかわいいなまえ(≧▽≦)

マルバダケフギ

槍沢（梓川）への原点の流れのひとつに、合掌。見れて、触れられて、良かった。

かわいい

おぉおおお！槍だーっ！槍が見えたぞー！現地入りして初の槍だぞー！

ハクサンイチゲと槍

北アでもハクサンイチゲて呼び方でいいんだろうか

ちょっと近づいてきました

偉い人が籠もって念仏を唱えた場所らしいです。中はひんやり涼しかったです。

イワベンケイ！こないだ行った仙丈ヶ岳の頂上に2輪咲いてましたね(゜∀゜)!!

ミヤマ（シナノ？）キンバイと槍

春のと夏のと早咲きの秋のお花が入り乱れるお花畑が見事すぎます、今年は当たり年ですね！

下山時ライチョウを見つけた場所。先週の燕の時もでしたが、ライチョウはキンバイの草をもしゃもしゃ食べるのが好きなんですかねぇ(・∀・)かわいい

ハクサンイチゲと槍〜ハチさんもいるよ〜

イワツメグサの白が眩しい

チシマギキョウ

おひさまを浴びて気持ちよさそうです

ピンクと白の色合いが素敵！

ミヤマシシウド

殺生ヒュッテと遠くに南アルプスが見えてきました！

立派なデカタチドリ

近くて遠い0．2Km

双六方面、初めて見ました！

装備を整え身軽になってから穂先に取りつきます

まずはあそこを目指しましょう

槍ヶ岳山頂に到着しました

おぉおお！凄い！今日は遠くまでよく見えます！

屋根の赤と山の緑のコントラストがとても綺麗です

笠ヶ岳方面

高度感

山頂南側

山頂西側

山頂北側

山頂東側

ヒュッテ大槍から続く道が見えます

南アルプス方面もクリアー！

ジャンダルム方面も見えます。初回奥穂に登った時に雲がかかって見えなかった場所が見えました(笑)

吸い込まれそうな青空と遠い地平線

名残惜しいですがいい加減降りましょう

貸切状態の山頂でのんびりしている間にお布団を干したようです

山頂直下のハシゴ昔は無くて直登だったそうですね

無事下山です、やりましたっ！

槍ヶ岳山荘

…誰もいない…

お土産がいっぱいで楽しい！バンダナとバッヂと登山証明書を購入しました！

キッチン槍では

アイスを頂きました！くーっ、おいしーっ！

槍ヶ岳登頂成功☆

常念岳、おっきいなぁ…。

ピーカンの青空にみなさん大満足です！

槍が刺さってる(; ´ д｀)！…もしかしてこれって避雷針…？

定点カメラだー(; ´ д｀)！小屋裏は秘密がいっぱいです

お花

きれいだな

あれっ、もしかしてあなたは…

イワヒバリさんでは！？

こんにちは！八ヶ岳ぶりです！

名残惜しいですがお天気が怪しくなってきたのでそろそろテント村へ帰ります

ミヤマタンポポ

次回の目標は表銀座縦走だ！

ミヤマアキノキリンソウ秋の花がもう開花しています！

ミヤマトリカブト

キンコウカ

カンチコウゾリナかな

綿毛だー！

ヤマキツネノボタンかな

ずっと気になっていたこのお花「フウロ」だと教えて下さった札幌のおじさまありがとうございました！

見事なお花畑！

コバイケン？

えっ、えっ、尾瀬じゃなくてもニッコウキスゲって生えてるモンなんですかっ！？初めて見ました、嬉しい！

モミジカラマツの花かな

コバイケンさん

イワカガミちゃん

心の糧にしていた冷たいうどんが終了してしまったので炭酸で…登頂成功にカンパイ！

綺麗な水場です

【三日目】月が変りまして本日より八月となりました。名残惜しいですが遂に帰る時がやって参りました。

地獄の入口とはよく例えた言葉でその通りだなと思いました。お世話になりました。

本日は土曜日、昨日一昨日では見られなかった大勢の人達で賑わう姿が見られました。

凄い

お天気が良くて気持ちが良いです

飛び石が綺麗

トトロの世界みたい

幻想的で息をのみます

徳澤園にもれなく立ち寄りアイスを頂きました！

おぉおお！見事な風景！私は、去年からずっとこれを見たかったんですよっ！

スポットライトを浴びている木に生えたお花

穂高神社で去年の奥穂と今年の槍の無事下山の御礼参りをしました

明神池に寄りましょう

趣深いです

鏡のようです

癒されます

尾瀬みたいです

緑がまぶしい

水が透き通っています

河童橋付近より見上げた穂高連峰がとても美しかったです

〆にはもれなく牛乳！おいしかったです！

感想

saki15

・去年奥穂高に登った時に初めて「槍ヶ岳」と言う山の存在とその姿を知りまして、
その堂々とした姿に私は目も心も奪われてしまいこう思いました。

「来年は槍に登るぞ」

と。

・その為にどういうルートで槍アタックするか計画を練り、
その為に必要なテントスキルやら岩登りスキルを（主に八ヶ岳で）、
いつもお世話になっている仲間達を先生に学んでからの…槍アタックでした。

どうしても去年奥穂で聞いた「今頃槍の穂先は六時間待ちですよ伝説」 が忘れられず、
平日にスライド夏休みをとっての山行でした。

・元々高い場所が好きなので高度感は全く恐怖にならず。
myヘルメット装備で確実に三点支持しながら登ったらちゃんと山頂に立つ事が出来ました。

夏場は奥穂方面は雲がかかりやすいとの事でしたが、
この日は

約1年に渡る日々の小さな努力が成果を結ぶ事が出来大変嬉しく思いました。

初北アであった去年の涸沢（初）テン泊奥穂では経験不足も伴い大変辛い思いをしましたので、
もう北アも奥穂も行く気はないし登山のモチベも無い、
と、言う状態からの脱却は非常に大変でたしが良き仲間と巡り合えたおかげで、
ここまでに成長出来山を続けていて良かったと思います。

自分らしい登山のスタイルという物がここにきてやっと見えてきた気がします。

これからも登山を無理なく楽しく続けて行かれたら、と、思います。

・最後に月を跨ぎましてお盆と言う事もあり、
登山のキッカケである故人の命名の由来となっております梓川の見えるあの場所にて、
合掌をしてきました。

あれからもう2年と7か月、はやいものですね。

【一日目】




【二日目 】




【三日目】