羅臼岳と花のサシルイ岳

2015年08月04日(火) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,927m
• 下り: 1,924m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:40

距離 18.0km 登り 1,927m 下り 1,925m

4:57 木下小屋
5:38 弥三吉水 天場
5:42 極楽平
6:06 6:07 銀冷水 天場
6:17 6:18 大沢
6:39 羅臼平
6:46 岩清水
6:59 7:00 羅臼岳直下の岩場
7:04 7:20 羅臼岳
7:25 7:27 羅臼岳直下の岩場
7:33 7:35 岩清水
7:40 7:41 羅臼平
8:03 三ツ峰キャンプ地
9:02 三ツ峰キャンプ地
9:28 大沢
9:35 銀冷水 天場
9:56 極楽平
10:04 弥三吉水 天場
10:37 木下小屋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ウトロに前泊。
午前4時45分に岩尾別温泉駐車場到着

コース状況／危険箇所等

大沢の雪渓は、この時期でも早朝は一部滑りやすく注意が必要です。帰りは気温が上がりザラメ雪になるので問題ありません。
サシルイ岳に向かう途中、道がハイマツに覆われて少し歩きにくいです。

写真

8/4 4:28

岩尾別に向かう途中、ヒグマの親子に遭遇しました。

8/4 4:28

母子の近くに父親と思われるクマもいました。

8/4 4:29

キツネは最も多く出てきました。

8/4 4:30

シカもいます。

8/4 4:34

早朝の知床連峰。羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳。

8/4 4:49

ホテル地の涯

8/4 4:53

公衆トイレ

8/4 4:55

木下小屋に登山口があります。

8/4 4:55

登山ポスト

8/4 4:59

最初は歩きやすい樹林帯が続きます。

8/4 5:14

オホーツク展望台

8/4 5:27

650m岩峰

8/4 5:28

獣のフン

8/4 5:37

弥水吉水　
この登山ルートには水場が多いです。

8/4 5:37

水量は豊富です

8/4 5:39

樹林帯が続きます

8/4 5:41

極楽平から姿を現した羅臼岳

8/4 5:42

極楽平

8/4 6:05

銀冷水

8/4 6:15

いよいよ大沢の雪渓です

8/4 6:15

はじめは傾斜は緩やかです

8/4 6:24

後半は勾配が急になり滑りやすかったです。

8/4 6:31

雪渓を振り返って

8/4 6:36

羅臼平に到着

8/4 6:36

羅臼岳までもう少しです。

8/4 6:37

サシルイ岳、硫黄山方向への分岐

8/4 6:38

フードロッカー

8/4 6:48

岩清水

8/4 6:58

山頂直下の岩場は急でしたが矢印が多く迷うことはありませんでした。

8/4 7:07

無事に羅臼岳山頂に到着しました。　

8/4 7:07

ウトロ漁港を見下ろします。

8/4 7:08

遠く斜里岳

8/4 7:50

羅臼平から今度はサシルイ岳を目指します。急に人と会わなくなります。お花畑の始まりです。

8/4 7:50

チシマノキンバイソウ

8/4 7:57

お花畑を気持ちよく進みます。

8/4 7:59

サシルイ岳

8/4 8:01

平坦な道も多く、少し走れます。

8/4 8:02

8/4 8:05

三ツ峰テント場

8/4 8:05

水量十分です。

8/4 8:24

お花畑が続きます。

8/4 8:24

キバナノアマナ

8/4 8:25

8/4 8:26

ハイマツに道が覆われているところもあります。

8/4 8:29

サシルイ岳からも素晴らしい展望です。知円別岳・コケシ岩・硫黄山

8/4 8:30

振り返って三ツ峰と羅臼岳

8/4 8:31

サシルイ岳に双眼鏡の忘れ物がありました。

8/4 8:32

いつか硫黄山まで縦走したいものです。今日はここまで。

8/4 8:33

サシルイ岳山頂までの分岐と思いきや、行き止まりでした。

8/4 8:34

サシルイ岳山頂までの道はなく、ハイマツが多いので断念しました。

8/4 9:07

8/4 11:01

ウトロのオロンコ岩

撮影機器：

SO-03F Sony

装備

個人装備

水分２Ｌ　　お弁当　クマ鈴　

備考

水場が多かったので浄水器があれば装備を軽くできました。銀冷水より先はキタキツネもいないようなのでエキノコッカスの心配はなく、浄水器なしで水を飲めるかもしれません。

感想

togushi

待望の知床連峰に来ました。
ウトロを出発し岩尾別登山口に向かう途中で、キツネ、シカはもちろんのこと、初めてヒグマに出会いました。さすが世界自然遺産です。子連れだったので、用心のため窓ガラスを閉め、車を停止し、ヒグマが道路から立ち去るまで待ちました。
　羅臼岳までの登山道はよく整備され、快適でした。大沢の雪蹊は、一部急で滑りやすく、慎重に進みました。途中すれ違った御夫婦は雪渓を避けて、すぐ横の低灌木地帯を登ったそうです。帰りは溶けてザラメ雪になっていたので全く問題ありませんでした。羅臼平からは急な岩登りでしたが、黄色ペンキが至るところにあるのでトムラウシのように迷うことはありませんでした。羅臼岳山頂からの展望は最高でした。三峰、サシルイ岳、硫黄山の知床連峰が一望でき、反対側は海別岳、斜里岳が見通せました。ここで朝食のおにぎり弁当を食べました。

一休みした後、羅臼平まで下り、三ツ峰、サシルイ岳方向に向かいました。
ここからは花々が咲き乱れるお花畑の道を進みます。サシルイ岳への登りでは、一部登山道がハイマツで塞がれてしまっていますが、特に危険な個所はありません。サシルイ岳からの展望も最高でした。オッカバケ岳、知円別岳・コケシ岩・硫黄山が見事でした。せっかくなのでサシルイ岳山頂に登ろうと思いましたが、登山ルートがみつからず、ハイマツをかき分けて進まなければならないため断念しました。時間が許せば硫黄山まで行きたいところですが、ここで時間切れのため引き返しました。
サシルイ岳の峠で双眼鏡の忘れ物がありました。（帰りに振り向くと、オッカバケ岳方向から男性が引き返してきて無事に引き取ったようでした）　　

2年前に斜里岳にきた時にはガスで最悪でしたが、今日は天気に恵まれ最高の山行でした。