涼しさと絶景を求めて立山室堂へ

2015年08月07日(金) 〜 2015年08月08日(土)

• GPS: 10:10
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,094m
• 下り: 1,084m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:49
• 休憩: 0:07
• 合計: 0:56

距離 2.4km 登り 23m 下り 164m

17:16 みくりが池
17:25 17:29 みくりが池温泉
17:51 17:53 雷鳥荘
18:03 18:04 雷鳥沢ヒュッテ
18:12 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 2:31
• 合計: 9:44

距離 12.4km 登り 1,085m 下り 945m

6:05 雷鳥沢キャンプ場
6:08 6:11 浄土橋
8:08 8:19 一の越山荘
9:23 9:36 雄山
10:12 10:21 立山
10:24 10:27 大汝休憩所
10:37 10:50 富士ノ折立
13:05 13:07 浄土橋
13:10 14:28 雷鳥沢キャンプ場
14:49 14:58 雷鳥荘
15:21 15:31 みくりが池温泉
15:44 みくりが池
15:49 ゴール地点

ペースかなり遅め、休憩たくさんとってます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅よりケーブルカー・高原バスを乗り継いで室堂へ
往復4,310円で別途高原バスは10kg以上の荷物は手回り品300円が必要
立山駅周辺には立山黒部アルペンルート利用者用の無料駐車場有り

コース状況／危険箇所等

一部残雪雪渓がありましたが距離も短く気をつけて通ればアイゼン等は必要ありませんでした。
一ノ越より上は険しくガレ場になり浮き石や落石に注意が必要でした。

その他周辺情報

雷鳥沢キャンプ（野営）場には売店設備がありません。
トイレ洗面所の水は消毒されているので飲めます。

写真

8/7 15:31

ほぼ予定通り15:30立山駅に到着
天気が曇で微妙ですが室堂周辺のライブカメラは晴れ間が見えており入山を決める。

8/7 15:36

今日はとりあえず室堂入りし雷鳥沢キャンプ場を目指します。
先ずはケーブルカーに乗ります。

8/7 15:39

夏休みとは言え平日金曜の夕方から乗車されるかたは0
私一人貸切でした。

8/7 15:51

美女平からは高原バスで室堂へ向かいます。

8/7 16:46

バスに乗ること約1時間、途中霧の中を走りましたが室堂付近に近づくと晴れ間も見えてきました。

8/7 16:55

道路沿いの雪の壁、だいぶ小さくなっていましたがまだ残っていました。

8/7 17:02

17時、室堂ターミナル到着
少し雲がかかっていますがまずまずの天気、風景も然ることながら『涼しい！』

8/7 17:23

さて、キャンプ場を目指します。
途中みくりが池や

8/7 17:23

地獄谷（ガス濃度が濃いため立ち入り禁止）

8/7 17:32

りんどう池
火山ガスのせいか雪や水の色が変色してます。

8/7 17:33

みくりが池温泉付近から雷鳥荘付近までは地獄谷の近くを通るので火山ガスに注意が必要

8/7 17:36

血ノ池などを散策してキャンプ場を目指します。

8/7 17:50

雷鳥荘を通り過ぎると雷鳥沢へ向かって下っていきます。
左下に雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。

8/7 18:04

素晴らしいロケーションです！

8/7 18:10

18時過ぎ無事雷鳥沢キャンプ場に到着

8/7 18:45

受付を済ませて設営が完了するともう夕刻です。

8/7 18:50

設営場所は入った時間が遅くウロウロ場所を探している時間もなかったので管理棟前に設営

8/7 18:48

明日の昼ごろまでは晴れの予報
このあとガスもとれて星空になることに期待です。

8/7 19:20

晩御飯はご当地モノで、鱒寿司と地ビール
地ビールはフルーティでした。

8/7 19:51

晩御飯も済ませ落ち着いたので外に出ると雲がなくなり晴天に！

8/7 20:13

北には北斗七星が見えます。

さらに暗くなると天の川まで肉眼で見えるほどに
さすが標高2500mから見る星空はとても綺麗でした。

8/7 20:40

約30分の連続撮影
コレを撮っているうちに寝てしまいました…

夜中2時過ぎ、ご来光を目指して出発される方々に気づき目覚めました。
外に出ると月光に照らされた山々が幻想的でした。
月夜でしたが流れ星もたくさん見れました。

8/8 5:08

結局その後も星空撮影したりしてそのまま朝を迎えることに…

8/8 5:11

朝方は冷え込んで10℃切ってました。

8/8 5:12

5時過ぎ立山の山頂に陽が当たり始めました。

8/8 6:07

6時過ぎテント品を残し立山に向けて出発です。

8/8 6:07

室堂経由で立山登拝道コースで行くか雷鳥沢から直接一ノ越へ向かうコースで迷いましたが、時間優先で直接向かうコースにしました。

8/8 6:10

浄土橋を渡ります。

8/8 6:16

周りの山々に陽が当たり出す中進みます。

8/8 6:22

気温も低く夏山登山と思えないぐらい快適です。

8/8 6:27

振り向くとテント場にももうすぐ陽が当たりそうです。

8/8 6:34

先を見ると室堂からの立山登拝道に団体さんの姿が見えます。
地元の学童登山の皆さんの様です。

8/8 6:36

対してこちらは雷鳥沢からの登山者しか使わないので人も少なくのんびり景色を眺めながら進みます。

8/8 6:55

かなり上がってきましたがこれでやっと室堂付近と同じくらいの標高です。

8/8 6:58

テント場がかなり遠くになりました。

8/8 7:09

ようやく室堂より少し高くなり見下ろせるように

8/8 7:35

途中道に迷いそうになること2回（2回目は間違って引き戻す）どちらも左（山側）に進むのが正解です。
途中雪渓を渡りますが規模も小さいです。

8/8 7:44

ここでようやく私にも陽が当たり始めました。

8/8 7:50

一ノ越手前付近から魚眼レンズに切り替えて撮影

8/8 8:08

8時すぎ、途中道を間違え引き返すこともありましたがキャンプ場から約2時間掛かってしまいました。

8/8 8:07

ここから険しくなります。
山頂まで距離は短いですが最後までほとんどこの様な見上げながらの登りになります。

8/8 8:09

背後には浄土山が見えます。

8/8 8:33

斜面が急なので少し登っただけでもかなり標高が稼げます。
自分は最初ポールを使って登っていましたが突き方が悪いと仰向けに倒れそうになることも…手でガシガシ登った方が良かったと後悔

8/8 8:56

振り向くと白山が見えます。

8/8 9:02

三ノ越で少し休憩
山頂社務所がだいぶ近くに見えてきました。

8/8 9:11

室堂が箱庭のように見えます。

8/8 9:16

どんどん登ってこられます。

8/8 9:17

先を急ぎますが先は学童登山の団体さんで渋滞気味

8/8 9:18

富士山が見えます。

8/8 9:20

ようやく雄山到着です。

8/8 9:23

風もなく晴天の山頂
雄山最高峰は有料なので見るだけにさせてもらいました。

8/8 9:24

一等三角点『立山』

8/8 9:24

タッチ！

8/8 9:28

雄山を後にし立山縦走で立山最高峰の大汝山を目指します。

8/8 9:28

室堂、先には薄いですが雲海が広がり絶景です。

8/8 9:34

剱岳が綺麗に見えます。

8/8 9:36

少々険しいですがそんなにキツくない、けど結構しんどいし、頭痛もする…
寝不足&高山病かな？

8/8 9:52

雄山からは見えませんが、少し大汝山方面に進むと黒部ダムが見えます。

8/8 10:12

ようやく大汝山に到着
左下は映画『春を背負って』のロケ地となった大汝山休憩所

8/8 10:16

大汝山3015m

8/8 10:18

振り向くと雄山が迫る様に見えます。

8/8 10:20

こちらからも黒部ダムが見えました。

8/8 10:21

山頂付近は狭いので退散し大汝山休憩所へ向かいます。

8/8 10:24

これがロケ地となった大汝山休憩所
今思えばここでしっかり休憩&水分補給しておけば良かったと後悔

8/8 10:31

10：30少し雲が上がってきたように見えます。
午後から曇予想なので先に進みます。

8/8 10:31

写真中央に大走への道が見えます。
今回はここで雷鳥沢へ下りる計画です。

8/8 10:37

富士ノ折立2999m

8/8 10:49

この辺りからは地獄谷の全景がよく見えます。

8/8 11:17

富士ノ折立を振り返る…
ここのガレ場の下降はなかなか厳しかった
逆方向から登ってこられる方もかなりキツそうでした。

8/8 11:22

大走との分岐付近、真砂岳への登りは遠くから見ていたよりキツそう…

8/8 11:22

私はここから縦走を離脱し大走で雷鳥沢キャンプ場へ戻ります。

8/8 11:22

この付近、東側には大きな雪渓が見れます。

8/8 11:23

なかなか険しい縦走区間でした。

8/8 11:45

大走、ここからクネクネ下っていきます。
疲れた足にはかなり厳しいです。

8/8 11:48

縦走してきた立山ともお別れです。

8/8 11:48

最初はこちらから下りられる方は見かけませんでしたが、時間が経つにつれ下りられてくる方が増えてきました。

8/8 11:54

左奥には別山や剱岳の登山道が見えます。
あっちもキツそうです。

8/8 12:46

ようやくテント場が近くに…
脚ガクガクで休憩をとりながらなんとか麓まで下りてきました。

8/8 13:05

今回登ってきた立山全景
このあと雷鳥沢キャンプ場でテントの撤収と小休憩をとり14時過ぎにテント場を後にしました。

8/8 15:18

テント場から室堂へ向かう途中、予報通り少し曇が出てきました。

8/8 15:34

ようやくみくりが池まで戻ってきました。

8/8 15:40

昨日は全く気にならなかったのですが、山登り終えての雷鳥沢から室堂への登り中心のアップダウンは結構こたえます。

8/8 15:47

16時前、ようやく室堂ターミナルに到着

8/8 15:48

アルペンルートを観光で楽しまれている方々と登山を終えて疲れた表情の方々とのギャップが見られた場面でした。

8/8 17:20

室堂から高原バスとケーブルを乗り継いで無事立山駅に下山完了
結構疲れましたが天気も良く景色も楽しめた2日間でした。

撮影機器：

NIKON D5300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ザック（60L） レインカバー カメラバッグ（デジイチ） カメラ/スマホケース 地図（地形図・行動予定表） 地図ケース コンパス/温度計 スマホ 予備バッテリー GPSロガー USB補助バッテリー カメラ（デジイチ） レンズ 三脚 レリーズ 帽子 靴下 Tシャツ 長袖Tシャツ フリース ソフトシェル ハードシェル ズボン タイツ 手袋 雨具 靴 ストック 予備服（下着類） 飲料（ペット・ハイドレ・水筒） 行動食（チョコ・アメ） ゴミ袋 五徳 ミニマット 非常用品（非常食・ファーストエイドキット・薬・ヘッデン・予備電池） 膝バンド 保険証 財布 時計 タオル ハンカチ・テッシュ ウエットテッシュ メガネバンド ライター 灰皿 テント 寝袋 ヘッドライト

感想

やぎにゃん

連日の猛暑続きで避暑を兼ねて室堂立山に行くことにしました。
せっかく行くなら立山登山と星空も楽しみたいと言うことで前泊で雷鳥沢キャンプ場でキャンプすることにしました。
ワンコイン500円で一人1張りでき雄大な立山をバックにキャンプができる好ロケーションで良いところでした。
ただ、室堂への帰りの登りは登山を終えた身体にはかなりキツかったです。

肝心の立山登山ですが雷鳥沢キャンプ場をベースに一ノ越から立山雄山へ、そこから縦走で立山最高峰の大汝山を経て大走から雷鳥沢へ戻るコースにしました。
自分的には一ノ越から先は登りも下りも険しく、軽い高山病も相まって結構しんどい行程でした。
ただし、天気も良く終始室堂や周りの山々の絶景が見られしんどさを和らげてくれました。
あと、残念なのはライチョウが見れなかったこと…
天気が良すぎて茂みから出てこなかったのでしょうかね…
結構キョロキョロ気にしながら歩いていたのですが自分はものを見つけるのが下手なので見落としていたのかもしれません(笑)

あとひと月もすれば9月初旬から室堂付近の紅葉が始まるそうです。

コメント

genchan123

はじめまして
雷鳥沢キャンプ場ですれ違っていたようです
写真には私のテントも小さく写ってますね
暗くなってから管理棟前のコンクリートのところで三脚をセットして写真を撮られていた方でしょうか
すぐ脇を通りましたよy(^ー^)y

やぎにゃん

Re: はじめまして
genchan123さん、こちらこそはじめまして
はい、確かに管理棟前にテント張って近くで写真撮っておりました。
入場したのが夕刻で場所を探す時間がなかったので皆さんにご迷惑だと感じつつ居させていただいてました(^^;
夜はガスもとれて綺麗な星空でしたね！