甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳 楽々☆テン泊2日間山行 〜仙丈ヶ岳編〜


- GPS
- 27:48
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,647m
- 下り
- 2,646m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:53
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1. 中央道「駒ケ根IC」→ 国道153号線「北町」交差点 右折(三州街道) 2. 国道153号線「本町」交差点 左折 → 県道49号線 東進 3. 県道49号線 → 国道152号線“北上” 4. 「南アルプス林道・戸台 / 仙流荘」看板 →“赤い橋”を越えたらすぐに右折し、“黒川”沿いに直進 5. 「仙流荘」を超えてすぐ左手「南アルプス お客様専用駐車場」 → “満車”の場合は、右手に駐車場あり!(収容台数“多”) → 駐車場管理協力金 = 200円 ※ 駒ヶ根市内より県道49号線から国道152号線に近づくにつれて ドンドンと道幅が狭くなり勾配もキツくなるので走行注意です。 (帰路は国道152号線 北上 → 国道361号線を利用し快適でした♪) ◆ アクセス 〜“仙流荘”→“北沢峠”〜 ◆ ・ 南アルプス林道バス 利用(戸台大橋よりマイカー規制) ・ バスチケット販売開始 = AM 5:30 より ・ 定刻前(5:50頃)に出発してくれました☆ ・ バス停前の“木製ベンチ”にて順番取り(ザックでも可) ・ 始発時間(定刻)= 利用日により変動するので“HP”にて確認して下さい ・ 旅客運賃(仙流荘〜北沢峠)= 1,220円 + 210円(手回り品)= 1,340円(片道) → 券売機にて購入(往復チケット購入可) ※ 季節により“北沢峠”まで行かない場合があるので要確認! ※ 南アルプス林道バス・ホームページ → URL: http://www.city.ina.nagano.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 使用ルート 】 [登り] 長衛小屋(テン場)〜 大滝頭 〜 小仙丈ヶ岳 〜 山頂 [下り] 山頂 〜 仙丈小屋 〜 馬ノ背ヒュッテ 〜 大平山荘(大滝藪沢コース)〜 北沢峠 〜 長衛小屋(テン場) ◇ 仙丈岳二合目コース入口(ショートカット・コース)〜 2合目 ◇ ・ 2合目付近の道幅が狭い ・ 木の根っこの乗り越えの際に躓かない様に! ◇ 2合目 〜 3合目 〜 4合目 〜 大滝頭(5合目)◇ ・ 特に危険個所はなし ◇ 大滝頭(5合目)〜 6合目(森林限界) ◇ ・ 高度を上げるに従い“岩が多く・急登”になってくる ・ 急登を登り切ると“6合目” → これより“ハイマツ帯”に変わる → 一気に展望が広がる♪ ◇ 6合目 〜 小仙丈ヶ岳 〜 8合目 〜 仙丈小屋 分岐 ◇ ・ 歩きやすい稜線 ・ たまに岩場のアップダウンあり(赤印をよく見る事!) → 下った後で“×印”ルートであった箇所があったのが判明…。 → 問題なく下れちゃうんですが、「安全を確保」「登山道を保護」という事で^^; ◇ 仙丈小屋 分岐 〜 山頂 ◇ ・ 幾つかの“小・ピーク”を巻いて行く道の道幅が狭いので通行注意! ◇ 山頂 〜 仙丈小屋 ◇ ・ 特に危険個所なし ◇ 仙丈小屋 ◇ ・ 水場は“涸れています”!(2015年8月8日 現在) → 補給はその他の小屋で!(馬ノ背ヒュッテ など) → 水の販売はしてもらえない! → ペットボトルの販売あり。(大:500ml = 400円) → ビールや珈琲の販売もあり☆ ◇ 仙丈小屋 〜 馬ノ背ヒュッテ ◇ ・ 上部 = ハイマツ帯のガレ場(急登) ・ 下部 = 樹林帯に入る頃から小石が転がる道(浮石多数注意!) ◇ 馬ノ背ヒュッテ 〜 大滝・藪沢 分岐 ◇ ・ 特に危険箇所なし ◇ 大滝・藪沢 分岐 〜 渡渉ポイント(丸太渡り) ◇ ・ 沢沿いのガレ・ザレ場 → 急登と相まってかなり滑りやすいので注意! ・ 道幅が狭い箇所が多々あるので通行注意! ・ 仙丈ヶ岳の中ではマイナールートであるらしい…。 → しかし意外と登って来られる方多し♪ ◇ 渡渉ポイント 〜 大平山荘 ◇ ・ 沢沿いから樹林帯に突入! ・ “藪沢大滝”付近より急登が始まる → 現在、“大滝展望台”への道は荒廃が激しいそうで往来は出来ない。 ・ 樹林帯の急登が終わると後は危険個所なし ◇ 大平山荘 〜 北沢峠 〜 長衛小屋(テン場)◇ ・ 北沢峠への登りが終わると“車道”なので通行注意! → 車道反対側に「北沢峠」への標識があり、 山道へ誘うがあるが車道を歩いた方が良い! ・ その他、特に危険個所なし |
その他周辺情報 | ○ 日帰り温泉 ○ ☆ 仙流荘「仙人の湯」 大人 = 600円 → URL : http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/index.php?id=69 ★ 入野谷“ゼロ磁場の石入り”「氣の湯」 大人 = 600円 → URL : http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd2/(下部に案内あり) ○ 観 光 〇 ☆ “癒しのパワースポット” ゼロ磁場 分杭峠 → URL : http://inashi-kankoukyoukai.jp/cms2/archives/4411 |
予約できる山小屋 |
|
写真
小屋での水の販売もないので下でシッカリと補給して来ましょう!
(500ml ペットボトルの販売はあり! = 400円)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
|
---|---|
備考 | ※初日の夜にプラティパス(ハイドレーション)を破損させてしまい水漏れ…。 予備の水筒(折り畳めるタイプ)を持っていけばよかった…。 2日目は調理用の ”ナルゲン・ボトル(1リットル)” を水分補給用にしたので、お昼のご飯はおあずけになってしまった。。。 (仙丈小屋で水の確保が出来なかった為。。。) |
感想
◎ 憧れの「仙丈ヶ岳」へ ◎
初日の「甲斐駒ヶ岳」に続き、2日目の今日は「仙丈ヶ岳」に登りました。
「仙丈ヶ岳」を知ったのは、2012年に開催(2年に一度開催)された、山岳レース:TJARのレース模様をテレビで見たのがきっかけ。
このレース、何と「富山湾〜北・中央・南アルプス〜駿河湾」までの「415km」を8日間以内に自分の足だけで走破する鉄人レース。
そこで、
1. 大好きな選手「石田選手」の「仙丈小屋」でのエピソード
2. 3大会連覇中の「望月選手」の「仙丈ヶ岳 山頂」でのエピソード
など、この「仙丈ヶ岳」で選手の方々が感じた何かを自分の肌で感じたいとずっと思っていました。
もちろん同じ境遇ではありませんが…。
そんな折、たまたま予定と天候の安定がマッチしたので行動に♪
初めてのソロ・テント泊や連日の3000m峰への登頂などに対しての不安要素がありましたが、結果もの凄く収穫があった山行になりました。
2日目ともなると前日の疲れが残っていて、登りがとにかくキツいイメージがありましたが、初日の最後に ”クール・ダウン” がてらにユックリと峠を散策したからか、あまり筋肉痛や体の不調も出ずにに快適も登山する事が出来ました♪
前半の樹林帯の登りは非常に登りやすい道でした。
5合目を超えてからは道の状態が ”小石” → ”岩” へと変わり、
6合目の森林限界を超えると一気に展望が広がるので疲れも緩和されます!
それからは幾つかのピークを越えて、最後のピークを巻いた瞬間に現れる「仙丈ヶ岳 山頂」の素晴らしい景観は忘れられないものになりました。
山頂ではユックリしたかったんですが、
やはり広さの問題と登頂される方の多さから休憩もソコソコに「仙丈小屋」へと移動しました。
「仙丈小屋」の中に入ると「石田選手」が座っていたテーブルが☆
そこで彼が感じた ”挫折” や ”感動” を思うと熱く込み上げてくるものがありました。
「甲斐駒ヶ岳 編」の中でも書いた、
剱岳「早月尾根」登山口に掲げられた ”碑” 、
『 試練 と 憧れ 』
の言葉がここでも思い出され、
” 憧れの為に試練を乗り越えろ!”
という事の意味が、自分のココロに深く沁み込んでいくのを感じる事が出来ました☆
= 追伸 =
今回は写真点数も多いため、山行を「2部構成」としましたので、
お時間がある方は是非とも初日の「甲斐駒ヶ岳 編」もご覧になって下さい☆
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