木曽駒ヶ岳〜空木岳〜南駒ヶ岳縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,079m
- 下り
- 3,523m
コースタイム
- 山行
- 1:42
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 2:55
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:10
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:40
天候 | 8/6:曇り一時雷雨 8/7:9時まで快晴のち晴れ 8/8:9時まで快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(2枚回数券で往復7,000円) 駒ヶ根IC(路線バス停は女体入口)⇒しらび平⇒ロープウェイにて千畳敷へ ⇒当日12時頃到着 復:菅の台(こまくさの湯)⇒女体入口(駒ヶ根IC)⇒新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳〜檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳: ・大小のアップダウンが続くタフなコース ・フラットな尾根歩き部分は殆どなくこれほどとは思わなかった ・岩場も多く、赤ペンキ印はほどほどあるものの鎖などは全くないワイルドな自然そのもののルート ・岩場でルートがはっきりしない個所もあり前方を確認しながら進む必要あり |
その他周辺情報 | 菅の台の立ち寄り湯:こまくさの湯⇒610円(駒峰ヒュッテに50円割引券有り) |
写真
感想
中央アルプス主要部の木曽駒ヶ岳〜空木岳〜南駒ヶ岳のロングコースを縦走。
中央アルプスは遠方から見るとなだらかな稜線が続く女性的イメージであるが、何の何のタフなアップダウンが続く想像以上のハードコースだった。
特に濁沢大峰〜檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳の長い区間はいずれも岩場が連続する。一部ハイマツ帯のいやらしい道もある。
岩場は自然の岩が重なったルートを足と手を駆使して乗り越えなければならない。
またルートが不明瞭な場所も複数あり神経を使う。
北アルプスなど整備された登山道と全く様相が違う自然そのもののワイルドなコースである。
従って周りの景色を見る余裕もなく、只管足元と先を見つめながら上下を繰り返す。
空木岳も岩の山で屋久島の永田岳を思い起こした。
空木岳から下山ルートの池山尾根にも多くの巨岩、奇岩が続き、まさに本州の屋久島といった感じだ。
空木岳からのご来光は八ヶ岳の南から上がったが、快晴のなか完璧な日の出で思わずバンザイ。
赤く染まる空を背景に南アルプスの全貌がシルエットで浮かび美しかった。
南駒ヶ岳は展望が素晴らしい。
御嶽山の奥に白山、乗鞍の右に北アルプスの穂高連峰が連なっている。
ロングコースのタフな縦走であったが歩き甲斐十分でもあり、山頂からの2日間とも完璧なご来光、山頂からの大展望を満喫できた山旅であった。
***NHK 「小さな旅」の撮影クルーが8/6早朝空木岳方面を撮影していた。⇒放映は9/6(日)とのことで楽しみである。
***なお、1日目の15時頃宝剣岳山頂付近で落雷事故にあわれた女性が救助隊員により背負われて宝剣山荘まで下り、そこから救急ヘリで病院へ搬送された。無事の回復をお祈りする。
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