白峰三山 北岳・間ノ岳・農鳥岳 〜富士山をみながら〜

2015年08月09日(日) 〜 2015年08月12日(水)

• GPS: 80:00
• 距離: 22.2km
• 登り: 2,353m
• 下り: 3,029m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

17:00 広河原・吊り橋分岐
17:00 広河原山荘

2日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:30
• 合計: 9:40

5:20 広河原山荘
8:00 8:30 白根御池小屋
10:00 10:00 小太郎尾根分岐
12:00 10:00 北岳
13:00 北岳肩の小屋

3日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:10

4:10 北岳肩ノ小屋
5:00 5:20 北岳
6:20 6:50 北岳山荘
8:10 8:10 中白根山
10:10 10:20 間ノ岳
4:50 農鳥小屋
5:50 5:50 西農鳥岳
6:50 6:50 農鳥岳
7:30 7:30 大門沢分岐
10:00 10:40 大門沢小屋
13:50 奈良田駐車場

天候

9日　晴れ
10日　晴れ　ときどき　曇り
11日　晴れ　のち　曇り
12日　晴れ　のち　曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

　奈良田駐車場までなら、愛知からは新東名を使って新清水でおりるのが速いようです。
　奈良田第二駐車場は8割程度うまっていました。

コース状況／危険箇所等

　広河原から白根御池小屋を通って北岳までは特別危険と思われる場所はありませんでした。
　北岳から間ノ岳の間は、高度感のある場所もあり注意して通ってください。
　間ノ岳から農鳥小屋までは、ガレ場の下りが続きます。特に、下り終わったときに安堵感でこけやすいとのこと。実際怪我をされている方がいらっしゃいました。
　農鳥小屋から農鳥岳を超え大門沢下降点までも、高度感のある岩場？ガレ場？を下っていきます。個人的には白根三山のルートでここが一番危険だと思いました。
　大門沢下降点から下りのルートはルートが崩れている箇所が何か所かありました。そこでも、滑落した方がいたようで警察の方が注意を呼び掛けていました。ロープがあるので、しっかりつかまってわたるとよいです。また、木の橋が何度もでてきます。　

写真

8/9 14:58

奈良田第二駐車場

8/9 14:59

バスもきます

8/9 14:59

7〜8割ほどうまっていました。

8/9 16:11

広河原につきました。帰りのバスを待つ人もたくさんいました。

8/9 16:28

8/9 16:31

広河原山荘に到着。ここで前泊。

8/9 17:06

夕飯は、どて煮

8/10 5:32

10日5：32出発！
白根御池小屋を目指します。

8/10 6:25

ちょっと休憩

8/10 7:30

てるてるぼうず発見！

8/10 7:57

8/10 7:58

8/10 8:00

白根御池小屋に到着

8/10 8:26

御池の周りにテントがあるよ

8/10 8:27

草スベリは花で飾られ

8/10 9:16

快晴の空と花

8/10 9:54

ここまで大変疲れました(>Д< ；)
そして、賞味期限切れのウィダーを飲んでしまい・・・

8/10 10:01

分岐

8/10 10:01

8/10 10:19

北岳がみえます

8/10 10:22

正面には、鳳凰三山？？

8/10 12:07

到着！したときには、ガスが！

8/10 13:21

あららー。ガスが！

8/10 15:52

肩の小屋の夕飯*・'(*゜▽゜*)'・*♪

8/11 5:12

11日　北岳頂上からのご来光

8/11 5:12

朝日に照らされています

8/11 5:53

目指せ、間ノ岳

8/11 6:53

北岳山荘到着、公衆トイレがあります

8/11 8:08

中白峰山

8/11 8:13

ライチョウの親子

8/11 9:16

こうしたケルンがところどころあります

8/11 9:16

あれが頂上？と思いながら何度も峰を超えて

8/11 10:06

間ノ岳頂上

8/11 10:07

静岡県警のヘリ

8/11 11:33

農鳥小屋にやっと到着
このころお腹の調子がよくなかった

8/11 11:33

8/11 11:34

受付はおやじさんにします。
名前、年齢、行き先を聞かれて、連絡先をノートに書きます。

8/11 14:46

おやじさんおすすめの農鳥小屋の水
小屋から往復30分

8/11 15:11

おやじさんが用意してくれた珈琲

8/11 16:52

農鳥小屋夕飯、お味噌汁絶品

8/11 17:17

農鳥小屋の夕暮れ

8/12 4:44

12日、農鳥小屋から朝の景色

8/12 4:54

富士山がよく見えます

8/12 5:55

8/12 5:56

西農鳥岳を通過します

8/12 5:56

8/12 6:48

農鳥岳到着

8/12 6:49

富士山も見えてます

8/12 6:49

農鳥岳頂上から南アルプス

8/12 6:49

8/12 7:27

下りはガレ場

8/12 7:27

8/12 7:27

撮影機器：

iPhone 5c Apple

装備

備考

　このルートは、３日目の下りがずっと続くのでストックがあるとよいです。
　　農鳥小屋と大門沢小屋はトイレにペーパーがありませんから、必須です。
　北岳肩の小屋は、繁盛期は２人で１つの布団でぎゅうぎゅうでした。耳栓を持っていけばよかったかな、と思いました。

感想

qooyaa

　「北岳は神様」というテレビをみて、北岳に209回登った方の話を知り、興味をもちました。知り合いから、北岳だけでなく白峰三山を行こうと提案され、行ってみました。
　このルートの最大のよさは富士山を見ながら歩けるところだと思います。北アルプスとはまた違った魅力を感じます。
　北岳肩の小屋はあまり大きな小屋ではありませんが、たくさんの登山客がくるため、2人で一つの布団になるようです。広い更衣室があり、助かりました。北岳からご来光を見るならとても便利です。
　農鳥小屋はおやじさんはお客さんと話すのがとてもお好きな感じで、怖いかなと思っていましたが、いろいろ教えてくれたり気にしてくれたりと大変親切でした。昔ながらの雰囲気で、THE山小屋　という感じです。ちなみに、農鳥小屋と大門沢小屋のトイレはワイルドトイレです。
　美しい景色と厳しいルート、なが〜い下り、昔ながらの山小屋＝個人的には、「渋い大人の山旅」って感じでした。
　また、登った時期に北岳では命を落とされた方もいたと聞きました。とても美しく厳しい山です。ご冥福をお祈りします。登山中にも静岡県警が行方不明者を探していたり、怪我をされた方もいました。私も帰り道に前にこけて膝をすりむきましたが、くれぐれもご安全に登ってください。