南アルプス南部3000m峰縦走(聖岳〜赤石岳〜荒川三山)
長野県
静岡県
baru
体力度について
- GPS
- 77:33
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 4,564m
- 下り
- 4,576m
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- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 4:59
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:48
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:37
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 8:46
そのため1日目はコースタイムはメモから転記した時間です。
| 天候 | 初日：晴れ時々曇り 2日目：晴れ、夕方から雷雨、夜には小雨 3日目：晴れ時々曇り 4日目：晴れ時々曇り、稜線では北からの強風が強かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
往路 夏季臨時駐車場から東海フォレストバスで聖沢登山口まで 復路 椹島から東海フォレストバスで夏季臨時駐車場まで |
| コース状況／ 危険箇所等 |
迷う部分は岩場のマーキング程度だと思います。 方向が解らなければ、後続者に先行してもらえば良いでしょう♪ ちょっとでも気をつけようと思う場所か、その方の危険場所だと思います。 油断せず慎重に!!といつも言い聞かせて進んでます。 |
| その他周辺情報 | 真っ直ぐに帰ったので良く解りません… |
写真
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風が強いので気をつけないと!!
塩見岳も行かなきゃ!!
感想
実は前日の8月8日(土)朝まで、前回の南アルプス山行(農鳥岳〜北岳)で痛めた左膝がまだ完治してない状態だった…
1週間前から近所で有名な接骨院へ通い、前日の朝を含めて2回の治療だけで魔法を掛けられた様に回復した！
これからも長く付き合っていこう♪(笑)
山行できる事がこんなに嬉しいとは♪♪♪←もう十分ヤマバカだな(爆)
こんな状態だったので、事前に6つのルートを考えていた。
反時計回りルート
�々喟郢飴魁狙崟亞戞狙山戞�4泊5日(初期申請：登山計画)
��荒川三山〜赤石岳：3泊4日
�９喟郢飴魁狙崟亞戞狙山戞�3泊4日
時計回りルート
�だ山戞狙崟亞戞噌喟郢飴魁�4泊5日(変更後申請：登山計画)
�ダ山戞狙崟亞戞�3泊4日
��聖岳〜赤石岳〜荒川三山：3泊4日
�´い牢�望、�↓イ�故障明けの現実的なレベル、���λ寨茲笋蠅燭�ったレベル
最悪の場合は1日目の小屋を往復することも考えて、時間や傾斜が緩やかな聖沢登山口をスタート地に決定した。
今回のザックはなんと30L！パッキングも工夫して、最終的に16kg程度となった♪
早めに夕食を済ませ布団で眠り、2:00頃に自宅を出発した
新清水ICと新静岡ICで混乱したのは内緒だが、混雑もなく順調に高速道路を降り、すぐのコンビニに入店して朝食を購入
その先にはレコされている通り1件しかなかった！ ← 気をつけてください
ココから先が本当に長い…玉機橋交差点を左折すると徐々にワインディングロードへ
しかし何故か到着予定時間が短くなる(自爆)
早く着きそうなので井川オートキャンプ場直後にあるWCにピットイン(笑)
再出発後も地元の関係者と思われる商用車に追いたので、そのまま追走することにした。
5:40頃に畑薙第一ダム夏期臨時駐車場へ到着
すでに20名程度はバス停に並んでいた！
駐車後はすぐに準備を済ませ最後尾に並んだ。
6:30前に臨時バスが3台到着した。
1台は28名で、無事最初のバスに乗ることが出来た♪
聖沢登山口で降りたのは1号車では3名だった。
さて出発しようと山旅ロガーを起動しても、「測位できない」と2回もいじめられたので、聖平小屋までのロガー取得は諦めることに…
なので山行記録のGPSデータは、ほぼ同じレコードタイムだった他の方のを利用しているが、コースタイムはメモから転記している。
【1日目：聖沢登山口〜聖平小屋】
とにかく左膝の状態を気にしながら、かばい過ぎない様に進んだ。
聖沢吊橋まで誰も来ない…おかしい…
確かに30分も早く通過しているが足に問題は起きてない。
脚力自体は大して落ちてないのかな？このペースで進むことにした。
しばらくすると健脚な夫婦に抜かれて逆に安心できた♪
聖平小屋直前でも抜かれた。
まとまった休憩は取らなかったが、6時間10分に対して5時間で踏破できている。
十分な記録だった。
テントを張ってから、遅い昼食とビール♪
あと特に激しい痛みも出てないが、沢の水でタオルを冷やして膝をアイシングした。
このテン場はとても良かった♪WCが綺麗で水が豊富
沢の水で衣類を水洗いしたり体を拭く方を多く見かけた。また利用したいと思う♪
時間に余裕が出来たので、翌日の計画を考え直すことにした。
百間洞山の家まで8時間20分、撮影時間等で8時間40分を想定、距離≒9km
4時に出発できて、8:00前に前聖岳を通過できたら百間洞山の家へ向かうことにした。
【2日目：聖平小屋〜聖岳〜兎岳〜中盛丸山〜百間洞山の家】
2時くらいから動く方が居たので、3:40位に出発できた。
ヘッテンでスタート！ひたむきに登り6:15には前聖岳に到着した。
一時は奥聖岳の往復も断念を考えていたが、途中でザックをデポして往復した。
しかも平坦な場所は軽〜く走れたのである。
百間洞山の家まで進むと決めた！
次の区間が今回のルートで一番キツイのが前聖岳〜兎岳だった。
ガッツリ落とされ、キツク登り返す。
流石に区間タイムが長い訳だ…
兎岳非難小屋付近で登山靴を脱いで休憩し、足を十分回復させてから兎岳山頂へ向かった。
兎岳は15分しか先行していない…どうしても下りは膝を気にするのでペースが落ちてる…P2799への往復は諦める事にして先に進んだ。
兎岳を通過後に気のせいか？硫黄臭を感じた。何だったのだろう？？？
小兎岳を通過すると西側からガスが広がってきた。嫌〜な予感がした…
2日目最後の中盛丸山への登りは意外に厳しかった！
しかもオンタイムとなっているし…故障明けなのだから仕方ないかな…
百間洞下降点で最後の休憩を入れるつもりだったが、ガスが濃くなってきた…
冷たく、湿度が高く、太陽光をかなり遮っている。
休憩はやめてペースは落ちても先を急ぐことにした。
予定より遅れたが、無事に百間洞山の家に到着できた。
ここのテン場は小屋から5分ほど離れていて、しかもガッツリ登山道を歩く。
場所も到着順ではなく、テントの大きさで指定される。と言うことを聞いた。
水場も小屋付近なので小屋泊がお勧め。
15時ぐらいから1時間半ほど激しい雷雨となった。
その後もパラパラと雨が降り、テン場は大変だったようだ。
今日も翌日の計画を考え直す。
怪我明けの状態で一番つらいそれほど遅れずに踏破出来たので、翌日は距離を短くして荒川小屋まで5時間10分、撮影時間等で5時間30分を想定、距離≒7.3km
5:00に出発できて8:30前に赤石岳に到着したら、東尾根で降りずに通過できたら荒川小屋へ向かうことにした。
【3日目：百間洞山の家〜赤石岳〜荒川小屋】
スタートから百間平までの急登、馬ノ背から赤石岳非難小屋までのガレ場が多い登りを超え、予定時間より早く通過できた。
疲労が一番溜まる頃なので早く荒川小屋へ降りる事にした。
昼食も荒川小屋の名物をいただくことに♪
10:00には到着してしまった(笑)
ゆっくりとテントを張ってから、昼食に荒川丼とビールをいただいた♪
このテン場自体は少し狭いが各施設との距離が程良く、右に赤石岳のラクダノ背、左奥に荒川岳の荒々しい山体が確認できる。
このテン場にもまた来たい。しかも悪沢岳Tシャツ…買ってしまった♪
あと特に激しい痛みも出てないが、沢の水でタオルを冷やして膝をアイシングした。
少し洗濯とか干してると、一緒に飲みませんか？と誘いを受けた。
自分はアルコールを持ってきてなかったので申し訳なかったが、すごく楽しく有意義な時間を過ごさせていただいた♪
ありがとうございましたm(_ _)m
また南アルプスで会ったら飲みましょう♪(笑)
翌日の計画は、千枚小屋迄なので6:00出発でも余裕だ♪
早朝出発の方々が動き出すと、どうせ起きちゃうので早く着いたら小屋飯を楽しむ事にした。
【4日目：荒川小屋〜荒川三山〜椹島】
やっぱり早く起きたので、4:20頃にスタートができた。
余裕があるので ゆっくりと進むことにした。
5:40ようやく荒川岳の稜線に乗った！
すぐにザックをデポして荒川前岳にピストン♪
戻ったらすぐに荒川中岳へ
展望が良いので色々撮影してると、聞き慣れた電子音がデータが…
家族から早く戻ってくるよう言われた…
仕方ない…悪沢岳で下山の時間を計算してみることにした。
荒川中岳では10分の先行だったが、悪沢岳では24分も先行していた!!
急登手前のコルで休んだのが良かったんだろう!!
計画をずらすだけでは14時に間に合わないが、千枚岳までは慎重に進んで 、千枚小屋からは緩やかな下りなので、ペースアップ出来ると判断した。
実際には千枚小屋の分岐で18分しか先行してなかったが、清水平で1時間先行まで縮めることができた。
でも直前で行動用の飲料水が空になり、ここで飲料水を確保した。
そこから先は登ってくる方も増え、自分も休んでないのでペースが上がらない…
14:00には間に合うから鉄塔横を過ぎた場所で 登山靴を脱いで休むことにした。
無理して自分が怪我をしたら どうしょうもない…
休んだお陰で順調に進めたが 岩頭見晴手前からの登りに唖然とした…
とにかくそこを越えて、林道もストックで推進力を使いながら進んだ。
するとほぼ13:00に到着したのであった！
1つ前のバスで乗ることができました。
出発時間を遅らせてしまい大変申し訳ありませんでした。
現在は山場を越えて安定しています。
いろんな意味で思い出深い山行となりました。
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