槍ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 1,843m
- 下り
- 1,838m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:50
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ・やや曇り 3日目:晴れ→天気崩れる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
友人と春から計画してた槍ヶ岳に登りました。当初の計画ではキレット行きたいね、など言ってましたが体力・天候の関係で2泊3日で槍ヶ岳に登るプランになりました。
1日目:晴れ
自家用車同乗・沢渡Pからバスに乗り換えて上高地に到着後、登山届を提出して出発。徳澤までは道が非常に整備されており観光客の中に登山パーティーがいるような状態でかなり浮いてました。子供に「あの人たち何でヘルメット持ってんの?」みたいなことを言われたり。
当初プランでは1日目に槍沢のババ平まで行く予定でしたが、行きに渋滞にはまったため横尾のテント場を宿泊地としました。
徳澤・横尾はテント場のスペースが結構あるので泊まるのにちょうど良い感じです。なお、徳澤〜横尾に槍見河原という槍を見れるポイントがあるのですが、1日目は見落としてしまいました。
2日目:晴れ→少し曇り
横尾から先が本格的な登山路、と言っても普通の道を歩きます。ダラダラ歩きが続き、一ノ俣、二俣の橋を越えていい加減飽きてきたころに槍沢ロッジに到着。ここから道の具合が変わって登山らしくなります。
ロッジからちょっと進むと槍見岩という岩があるので槍をのぞき見して見ましたが小さい… 今日あそこまで登るの?と登る前から疲れます。
ババ平は現在改装中とのことで、河原に仮設テント場ができていました。ゲリラ豪雨の時は増水に注意ですね。トイレも1つしかないようで横尾でテント広げて正解でした。
大曲前後は雪渓が広がっており雪歩きが楽しめます。ただし雪庇が崩れる時があるので端は歩かない方が良いです。雪渓を越えると岩と草原の道を進みます。天狗原分岐を越えると水場があるので水を満タンに補給。
水場をさらに越えるとようやく槍ヶ岳が顔を出します。槍ヶ岳山荘まで1500mの文字も見えるので分かりやすい写真ポイントです。ここからは岩の道を登っていき、坊主岩小屋、殺生ヒュッテ分岐を越えて槍ヶ岳山荘に到着します。
槍ヶ岳山荘で困ったことにテント場は早々に満員になってしまいます。殺生ヒュッテであらかじめ槍ヶ岳山荘のテント場の状況を確認しておけばよかった(ついでにテントを張っておけばよかった)と後悔しつつ槍ヶ岳山頂へのアタックを開始します。
ザックをデポし、長袖を着ます。昼間の槍ヶ岳はとにかく渋滞するので登ってる間に寒さにやられないよう注意が必要です。
登り始めると登り待ちの渋滞にはまります。岩場になれてない人が多く、慣れてる人が交通整理とルートファインドを買って出ると渋滞解消になりそうでした。
そうこうしてる間に山頂に到着、写真撮影・下山という何だか感慨の薄い登山となってしまいました。
殺生ヒュッテまで下りて二日目はテント泊。個人的には殺生ヒュッテあたりから見る槍が一番きれいだと思いました。
3日目:晴れ→天気崩れる
3日目は天気が崩れるという予報なので東鎌尾根から大曲へ下山することとしました。
ヒュッテ大槍を越えて東鎌尾根に入ると、結構な岩や痩せ尾根っぷりでした。以前表銀座コースは歩きましたが、表銀座よりもレベルが高い尾根です。念のためヘルメットを装着して下っていきます。
途中長い梯子や鎖場を何か所か通過して水俣乗越に到着、大曲へ下ります。水俣〜大曲の斜面は地図ではERとして利用可能としていますが、小石や砂でざれた斜面なので滑りやすく注意が必要です。先行パーティーが斜面の藪に2mほど滑落していました。軽い擦り傷で済んだようでしたがERとして使う場合は特に注意が必要です。
大曲以降はピストンなので特に問題なく下ります。途中1日目に見落とした槍見河原を見つけたりしながら無事上高地へ生還。
北アルプス第2弾の槍ヶ岳でしたが、今回もお疲れちゃんでした。
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