岩小屋沢岳~鳴沢岳~赤沢岳~ズバリ岳~針ノ木岳~蓮華岳 6歳児と登る

2015年08月14日(金) 〜 2015年08月16日(日)

• GPS: 27:27
• 距離: 29.7km
• 登り: 3,122m
• 下り: 3,066m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:27
• 合計: 8:26

距離 10.5km 登り 1,581m 下り 510m

6:46 スタート地点
6:56 柏原新道登山口
8:23 8:25 ケルン（柏原新道）
8:34 8:58 駅見岬
10:06 10:07 水平岬
10:49 10:53 富士見坂
11:37 12:30 種池山荘
14:15 14:18 岩小屋沢岳
15:12 新越山荘

2日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 2:09
• 合計: 10:34

距離 10.6km 登り 1,202m 下り 1,128m

4:46 新越山荘
6:13 6:16 鳴沢岳
7:14 7:32 赤沢岳
9:47 9:54 スバリ岳
10:19 小スバリ岳
11:06 11:56 針ノ木岳
12:53 12:57 針ノ木小屋
14:33 15:20 蓮華岳
15:20 針ノ木小屋

3日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:04

距離 8.6km 登り 342m 下り 1,446m

3:30 針ノ木小屋
5:09 5:13 蓮華岳
6:33 6:58 針ノ木小屋
9:20 9:21 大沢小屋
10:34 扇沢駅

天候

8月14日 雨 夕方は曇(晴れ間も)
8月15日 晴れ後曇
8月16日 晴れ後曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢　第1無料駐車場を利用
　　　　(早朝5時前には満車でした)
　　　有料駐車場 第1と第2は、12時間1000円 第3と第4は、24時間1000円
　　　　(7時に出発の時点で残り150台と無線で連絡されていました)
　　　第2無料駐車場
　　　　第1より下に有りますが、柏原新道を使うなら便利
　　　　（7時出発の時点で空きが有りました）
　　　柏原新道鉄橋横の無料駐車場
　　　　工事の為、閉鎖されていて、使用できませんでした

コース状況／危険箇所等

・鳴沢岳への登りは、岩場が多く、6歳児は補助しながら登りました
・赤沢岳からの下り、山と高原地図に危険マークが有ります
　慎重にゆっくり通過すれば問題有りませんでした
・赤沢岳〜ズバリ岳は、東側が鋭く切れ落ちた場所が何カ所か有ります
・針ノ木雪渓の下り
　チェーンアイゼンを使用しました

写真

8/14 7:05

柏原新道登山口
ちょうど1年前の同じ日
ここから鹿島槍ヶ岳へ

8/14 7:54

早朝は大雨でした
青空が覗き始めたので出発したのに・・・
またガスってきた

8/14 8:28

ケルンで休憩

8/14 10:19

小雨が降りだしたので
ザックかバーを付ける

8/14 10:37

雨が止まないので
ついにカッパを着る

8/14 11:11

ベニバナイチゴ

8/14 11:30

ガスの中、ようやく見えた
種池山荘

自炊室をお借りして
お昼ごはんを食べました

8/14 12:41

午後になって、更に雨足は強くなり

8/14 12:55

イワツメグサもしっとり

8/14 12:56

濃い紫のお花畑
トリカブト

8/14 13:00

オヤマリンドウ

8/14 13:05

シーズン終盤ではありますが
お花畑の道

8/14 14:16

岩小屋沢岳への登り

8/14 14:37

岩小屋沢岳

8/14 14:44

目の前のガスが急に途切れ
青空が覗く

8/14 15:00

眼下に見えた
新越山荘

8/14 15:02

振り返って
岩小屋沢岳

8/14 15:14

今日の宿、新越山荘到着

出発の朝には青空
小雨が降ってきて
止んだと思ったらまた降って
急に青空が見えたと思ったらまたガスの中
一日、雨具を着たり脱いだりしましたが
何とか予定通り到着

8/14 17:00

新越山荘17時
夕食

8/15 4:54

2日目
薄暗い4時50分に出発

8/15 4:55

眼下は雲海

8/15 4:57

岩小屋沢岳と新越山荘
親切なスタッフの皆さんで
快適な夜を過ごしました

8/15 4:58

これから歩く稜線

8/15 5:18

振り向くと雲海から太陽が

8/15 5:22

登り途中ですが、
しばしの間、見とれる

8/15 5:43

後立山連峰
右から爺ヶ岳、鹿島槍岳、五竜岳、唐松岳
白馬三山には雲がかかります

8/15 5:43

目の前には剱岳

8/15 5:51

本日、一つ目の山
鳴沢岳

8/15 6:02

絶景の朝ごはん

8/15 6:27

左から立山、真砂岳、別山、剱岳
雄山山頂の神社も良く見える

8/15 6:28

手前に赤沢岳、奥にズバリ岳
6歳児のこれから進む道

8/15 6:58

ぬりかべ〜

8/15 7:23

本日、2つ目の山
赤沢岳山頂
山頂なのだからおやつを食べる♪

8/15 8:08

眼下の谷の中心
扇沢の駅

8/15 8:10

本日、3っ目のお山
ズバリ岳へは少し長い道のり

8/15 8:16

東側は切れ落ちた崖の場所が沢山あります

8/15 8:58

登山道の傍らに
コマクサ

8/15 9:01

シースルーの
トウヤクリンドウ

8/15 10:13

ズバリ岳山頂で記念撮影

8/15 10:44

山頂手前は壁のような急登が見える
針ノ木岳

8/15 11:20

針ノ木岳山頂には
人懐っこいチョウが2匹

8/15 11:27

行くまでガスらないでおくれ〜
まだ何とか全体像が見える
蓮華岳

8/15 11:30

立山・剣と
黒部湖

8/15 12:03

針ノ木岳山頂
昼食食べたので元気いっぱい！！

8/15 12:19

ミヤマリンドウ

8/15 12:19

ウサギギク

8/15 12:28

ウメバチソウ

8/15 12:33

ミヤマダイモンジソウ

8/15 12:41

イワギキョウ咲く登山道

8/15 12:53

眼下に見えた
本日の宿、針ノ木小屋

8/15 14:01

小屋で少しだけ荷物を軽くして
蓮華岳へ向かう

8/15 14:04

こんな崖に沢山のコマクサ

8/15 14:31

蓮華岳山頂へ
空身の6歳児は足早に
バテた両親は置き去りにされてしまいました

8/15 14:45

真っ白ガスの中・・・
少しでも展望が効くまで
のんびりコーヒでも沸かそう

8/15 15:10

かんぱーい

8/15 15:57

少し晴れ間が見えたりはしましたが・・・
下山します

8/15 16:12

アザミがい〜っぱい

8/15 16:15

稜線の小屋は
雲の境界線

8/15 18:07

針ノ木小屋18時
夕食

8/16 5:00

3日目、早朝3時30分
満点の星空、流れ星の流れる中
蓮華岳へ向けて出発

8/16 5:18

蓮華岳山頂
我が家3人とあとお二人だけ
静かな静かな日の出を楽しめました

8/16 5:21

北アルプスに朝が来ます

8/16 5:28

手前は昨日歩いた稜線
奥には立山・剣

8/16 7:02

槍と穂高もくっきり

8/16 7:08

小屋の前で朝食のラーメンを食べて
下山準備
針ノ木小屋、こちらも快適に過ごせました

8/16 7:09

名残惜しいですが
下山します

8/16 7:53

6歳児が楽しみにしていた
針ノ木雪渓
冷たい風が吹きあがってきて気持ち良い
3人共、チェーンアイゼンを使用しました

8/16 7:57

波打つ雪面を転ばないように・・・
6歳児は使い慣れたチェーンアイゼン
私達両親は、初使用
固い雪渓には、軽アイゼンよりも楽に歩けました

8/16 8:37

シラネアオイ

8/16 8:39

ウツボグサ

8/16 8:39

オオバキボウシ

8/16 8:47

ニッコウキスゲ
雪渓傍らは、涼しいためか
まだ花がいっぱい

8/16 9:23

大沢小屋
トイレをお借りしました

8/16 10:44

観光客と登山者で賑わう扇沢駅
無事に帰ってきました

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

nemumin

去年のお盆休み、柏原新道から鹿島槍ヶ岳に登りました。
その時に、来年のお盆休みはこの稜線の続き、針ノ木岳に登ろうと決めていました。

初めは、8月13日から登る予定でした。しかし、天気が悪い・・・
1日ずらして14日からに変更しましたが、朝からすっきりしない空。
悩んだ結果、視界の悪い雪渓歩きは止めよう、ということで、当初の予定と反対回りにしました。

6つのピークを目指して歩く稜線。1つ登る毎に喜びを感じられるルートでした。
お盆休みにも関わらず、我が家ののんびりペースで歩けるルートでもありました。
北アルプスの主峰達に囲まれ、眼下には観光客で賑わう黒部ダム。
どの山頂でも休憩して、景色を堪能しました。

最終日の夜明け前、深夜2時半に目が覚めて小屋の前庭から夜空を見上げると
満点の星空。これはパパや6歳児に見せてあげたいと、二人を外へ連れ出しました。
三人で空を見上げ、たくさんの星、天の川、流れ星も見ました。
そんな星空を見上げつつ、そのまま蓮華岳山頂へ向かい、日の出を拝みました。

6歳児が楽しみにしていた雪渓は最後におあずけ。
登る予定が、反対回りにしたので、下ることになったのですが、大人顔負けのバランス感覚で、スタスタと下ってくれました。
そして、今度はこの雪渓を登ってみたい！！と意気込んでいました。

コメント

kenjida

絶景ですね〜
ご無沙汰しています。
前から一度歩いてみたいと思っていたコース…羨ましいです。
nemuminさんが歩くコースは歩いてみたいコースばかりなんですよ〜
急がないのんびり歩きもいいものです。
またご一緒してくださいね(^o^)/

nemumin

kenjida さん、楽しかったです
景色最高で、良い稜線でした。登山者も少なく、どっぷり楽しめました。
のんびり歩いてはいますが、朝５時前やら、３時半やら、ずっとずっと動いて
かなりハードでした。
連日、こんな早起きに喜ん付き合ってくれる娘に感謝でした。

kenjida さんの変更されたカバー写真、どちらから見た槍かしら・・・と、
パパと当て合いしまいた。
また、ご一緒して、答えを教えて下さいね。

shin1116

素晴らしいコースですね！
nemuminさん、こんにちは。

白山に続いて、今回もまた素晴らしいコースですね！
雨上がりの澄んだ空気に広がる絶景！ありがとうございます。
ボクもkenjida さん同様、numuminさんの行かれるコースには
いつもそそられています。

６歳児ちゃん、とうとうご両親置き去りで行っちゃいましたか。
早起きにもめげず、次の山行に燃える６歳児ちゃん・・・
素晴らしい家庭を作られ、こちらは大反省！

Rikochan

お久しぶりです〜
5月の八ヶ岳、稲村ヶ岳以来…
ご一緒できず、残念に思っています~_~;
たった3ヶ月ですが、6歳児ちゃんは、随分と気持ちも身体も成長しましたね〜💕
また、近々にご一緒できることを楽しみにしてますね！
今日は、伊吹山ナイトハイクに行ってきました。

nemumin

shin1116 さん、良いコース♪
剣の勇姿を見ながら歩ける素晴らしいコースです。
大人なら、一泊でもゆっくり歩けると思います。

いつもパパは、車の運転で寝不足・・・頭痛・・・になってしまいますが、
今回、暑さ？シャリバテ？ヘトヘトの私達両親は蓮華岳の長い登りは辛かったです。
娘は、スキップしながら登ったりと、余裕の様でした。

山頂で食べる、おやつタイムが目的かもしれませんが、
朝から１０時間を超えて歩いても、全く疲れた様子が無く楽しんでくれて良かったです。

nemumin

Rikochan さん、お久しぶりです
予定が合わなくて・・・残念に思っています。

体の成長と共に、体力も付いて来てるとは思いますが、相変わらず眠くなっり・・・
しばらくダラダラ歩きになってしまいますが、何とか復帰してくれます。

Rikochanさんが登ってきてくれた白馬雪渓、同じ様に登れるか？と針の木雪渓に
挑戦したかったのですが、下りになってしまいました。

ナイトハイクですか、涼しくて良いですね。
しかし、私はキラリと光る動物の目が「ドキッ」とします。
今回、私達も、真っ暗な３時半から歩き始め、登山者が少なく、少し心細かったのです。
雷鳥さんも寝てるかな？と思いながら・・・
御褒美の日の出は、本当に良いですね。

hanachan1121

いいなあ〜！
nemuminさん、こんにちは！

ご家族で、夏を満喫ですね〜♪
最近、諸事情によりなかなか山行できないので、
写真や感想を見て、妄想山行ばっかりしてます(笑)。
でも・・・
その場に行かないとわからない空気というか、雰囲気というか、
そういうのがありますよね、やっぱり。
歩いたからこそ、登ったからこそ味わえるものが。
写真や文章には残せない、確かな何かが６歳児ちゃんのなかに
ちゃんと積み重なっている気がします。

いいな〜！
次回のレコも楽しみにしています！！

nemumin

hanachan1121 さん、おはようございます
夏休みもあと少しになってしまいました。
夏を山で満喫していますが、それ以外は毎日、学童や幼稚園、託児所へ、親同様の忙しさで通う我が子・・・
我が家も海無し県、ここ２年、海には行っていない！！毎年行っていた川遊びへも今年は行っていない！！とは思いつつ。

しかし、健康で山に行けるって素晴らしい！！なんて言いながら、きっと次の休日も山へ行くのでしょう。
山行くよ〜、小屋に泊まるよ〜という言葉に、大喜びしてくれるので、６歳児なりに、沢山の楽しみがあるのでしょう。何年かして、大人になって、この経験が良い宝物になれば良いな〜と。

親の私達は、何年かして、一緒に行けなくなった時、えらく寂しくなるだろうね〜と最近話をしたりします。２，３年前までは、この子をどこかへ預けられたら、夫婦でサクサク山を歩けて良いのに・・・と思っていたのですがね。

諸事情で山行出来ないのは残念ですね。
妄想登山ではちょっと寂しい、早く、行ける日が来れば良いですね。