槍ヶ岳

2015年08月21日(金) 〜 2015年08月22日(土)

• GPS: 16:41
• 距離: 28.9km
• 登り: 2,338m
• 下り: 2,334m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:16

距離 14.4km 登り 2,115m 下り 81m

5:49 新穂高温泉駐車場
6:01 中崎山荘 奥飛騨の湯
6:19 小鍋谷ゲート
6:54 7:07 穂高平小屋
9:02 9:23 滝谷避難小屋
10:16 10:30 槍平小屋
12:20 飛騨沢千丈乗越分岐
13:51 飛騨乗越
14:05 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:44

距離 14.5km 登り 235m 下り 2,261m

7:41 槍ヶ岳山荘
8:00 8:13 槍ヶ岳
8:31 8:55 槍ヶ岳山荘
9:01 9:02 飛騨乗越
9:45 9:46 飛騨沢千丈乗越分岐
10:56 槍平小屋
11:47 11:48 藤木レリーフ
11:51 12:28 滝谷避難小屋
14:21 14:22 穂高平小屋
14:51 小鍋谷ゲート
15:05 新穂高温泉駅
15:25 新穂高温泉駐車場

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉の無料駐車場へ駐車。平日にもかかわらず駐車車両は多い

コース状況／危険箇所等

滝谷出合は、大雨が続くと氾濫して渡渉が困難

写真

8/21 5:49

レインウエアに身を包み登山開始

8/21 5:58

雨にもかかわらず登山指導センターは賑わっていた。
ここで登山届を提出

8/21 6:54

穂高平小屋到着。昨年はここで敗退した・・・

8/21 7:08

放牧されている牛とにらめっこ

8/21 7:51

白出沢出合を過ぎ少し行くと、休憩用テントがあった

8/21 7:52

看板に従い一人ずつ渡る

8/21 7:53

鉄橋を渡ってすぐ、急な階段を登る

8/21 7:59

ようやく登山道

8/21 8:27

ヒカリゴケ。初対面！

8/21 8:40

チビ谷到着

8/21 8:40

丸太を渡る

8/21 9:02

滝谷避難小屋到着

8/21 9:24

滝谷の豪快な流れ

8/21 9:24

木橋を渡る。
昨年はここが渡れないと判断し敗退した・・・

8/21 9:25

今年は余裕を持って渡れる

8/21 9:26

監視用らしきカメラが設置されていた

8/21 9:27

滝谷を見上げる

8/21 9:27

ピンクの旗に沿って進む

8/21 9:30

滝谷を渡り終えると、滝谷を初登した藤木九三のレリーフがあった

8/21 9:30

レリーフのアップ

8/21 9:57

カレカレの南沢を渡る

8/21 9:57

南沢は今にも岩が崩れ落ちてきそう

8/21 10:14

トリカブト発見！

8/21 10:14

1年ぶりのトリカブトに元気をもらう

8/21 10:17

槍平小屋到着。パラソルの下で雨宿りしながらエネルギー補給

8/21 10:31

槍平のテント場。さすがに1張もない

8/21 11:05

花に囲まれた道を行く

8/21 11:20

最終水場。天気が良ければありがたい存在だ

8/21 11:33

沢からの水が登山道まで流れてきている

8/21 12:19

千丈分岐到着。すでに森林限界

8/21 12:20

ヤリを目指す

8/21 12:37

天気が良ければ最高の道だが・・・

8/21 12:49

いよいよカウントダウン。稜線まであと310m

8/21 13:00

チングルマ発見！
これまた元気をもらう

8/21 13:12

あと210m

8/21 13:30

あと110m

8/21 13:45

ライチョウがお出迎え

8/21 13:45

ライチョウが飛んでいる姿を初めてみて感動！

8/21 13:49

あと10m、ラストスパート

8/21 13:51

ようやく飛騨乗越到着。
稜線は猛烈な風が吹いている

8/21 13:52

槍ヶ岳山荘へ向かう

8/21 13:59

山荘へはテント場を抜けていく。
天気が良ければ絶景のテント場だが・・・

8/21 14:02

この悪天のなか、5張ほどのテントが設営されていた

8/21 14:04

山荘まであと100m

8/21 14:07

槍ヶ岳山荘到着！

8/21 14:08

受付を済ます

8/21 15:00

レインウエアや靴を乾燥室へ運んだ後、生ビールで乾杯！
1杯1,000円也。ちなみに相棒はおでん

8/21 17:09

夕食は酢豚。暖かいおかずにご飯・味噌汁は山小屋の醍醐味(^^)

8/21 17:26

食堂はこんな感じ。こんな天気にも関わらず宿泊客は多く、今日は3回転だそう・・・

8/21 18:34

登頂記念バッジを購入。
槍ヶ岳に加え、明日登る予定の大喰岳・中岳のバッジも購入

8/22 5:23

朝食はカレイの煮つけ。これまたおいしかった

8/22 7:44

残念ながら視界ゼロ・・・
それでも槍ヶ岳を目指す

8/22 7:45

すぐに岩場の急登が始まる

8/22 7:47

一歩一歩慎重に

8/22 7:51

ハシゴが現れた

8/22 7:51

何とも言えない高度感

8/22 7:52

慎重に

8/22 7:54

次はハシゴ＆クサリ

8/22 7:57

そしてまたハシゴ

8/22 7:58

頂上へと続く2連ハシゴの一段目を登る

8/22 7:58

2連ハシゴ

8/22 7:59

これを登れば頂上

8/22 7:54

頂上から登る様子をパチリ

8/22 8:09

3,180m槍ヶ岳頂上到着!!

8/22 8:03

ツーショット

8/22 8:07

三角点にタッチ

8/22 8:13

頂上はこんな感じ。こんな天気のおかげで人は少なく、頂上を満喫できた

8/22 8:15

下山開始。登りより慎重に

8/22 8:17

下に人がおり、落石を起こさないよう慎重に足を運ぶ

8/22 8:17

少し視界が晴れたので、頂上への道のりを振り返る

8/22 8:19

クサリを頼りに慎重に下る

8/22 8:20

急斜面の連続

8/22 8:21

ハシゴ＆クサリ

8/22 8:26

そしてまたクサリ

8/22 8:27

一向に気が抜けない

8/22 8:31

ようやくコルに到着。といっても視界ゼロ

8/22 8:35

山荘に戻り下山に向けパッキング

8/22 8:55

下山開始

8/22 8:55

振り返っても槍ヶ岳は雲の中・・・

8/22 9:58

槍平に向け下る

8/22 10:56

槍平のテント場到着。
なんと、こんな天気にもかかわらずテントが・・・

8/22 11:18

南沢を落石に気を配りながら通過

8/22 11:29

新穂高へ向かう

8/22 11:48

滝谷避難小屋が見えた

8/22 11:50

そして滝谷出合の木橋。
結構雨が降ったので心配だったが大丈夫だった

8/22 11:51

木橋を渡る

8/22 12:02

滝谷避難小屋で山小屋弁当を食べた

8/22 12:46

チビ谷を通過

8/22 12:57

改めてヒカリゴケ

8/22 13:26

長い階段を下る。
2・3歩降りたところで足を滑らせ、危うく大惨事になるところだった・・・

8/22 13:27

鉄橋を渡り、テントが張られた休憩場所で休憩。ようやくレインウエアを脱げた

8/22 14:22

穂高平小屋到着。悔しいかな青空が広がっていた

8/22 15:05

ロープウェイ乗り場が見えた

8/22 15:11

登山指導センターで下山届を提出し無事下山

8/22 16:48

「登山の湯」なるものを見つけ、そこで汗を流した

撮影機器：

Canon PowerShot A3500 IS Canon

PENTAX WG-3 PENTAX RICOH IMAGING

SOL26 Sony

感想

nor1-0

昨年のリベンジということで、槍ヶ岳〜大キレット〜奥穂高岳の山小屋2泊3日山行を計画。
これまでずーっと好天続きだったのがウソのような空模様・・・
レインウエアを身にまとい出発することに・・・
それでも、昨年の敗退の原因となった滝谷を含む徒渉箇所は難なく通過。
森林限界を越えると風が強くなり、時折体が持っていかれそうになるくらいにもなった。
途中、ライチョウに道案内をされる場面も(^^)
標準タイム＆予定時刻より早く槍ヶ岳山荘到着。
あいにくの天気にもかかわらず、山荘は大勢の人で賑わっていた。
山荘併設の「キッチン槍」で、他のパーティと意気投合し盛り上がった(^^)

消灯時間を待たず床に入ったが、隣の他の登山客が酔っ払って大声を出す騒ぎで熟睡できず、寝ては目が覚めの繰り返し(--)
星空を期待し3時過ぎに起きて外を眺めるも、雨＆強風＆雲の中・・・
強風は、時折山荘をも揺らすほどの強さだった。
朝食の時間の5時になっても風は止まず、この時点で大キレット〜穂高への縦走はあきらめ、それでもなんとか槍ヶ岳の頂上は踏みたいと祈りながら、ゆっくりと準備をした。
次第に風は弱まったものの、雨＆雲は晴れず、視界ゼロのなか槍ヶ岳頂上を踏み再び山荘へ帰ってきた。

予備日もとってあるので停滞も考えたが、「山は逃げない」と自分自身に言い聞かせ、登ってきたルートを下ることにした。
昨日からの雨で心配していた滝谷出合も徒渉でき、無事下山することができた。

天気が悪いことに加え時間をずらしたことで、頂上はスキスキで堪能できたが、やっぱり視界がないのは寂しい・・・
来年こそは、好天の中槍ヶ岳の頂上を踏み、大キレットを越えて奥穂高岳まで縦走することを誓い、今山行を締めくくった。