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Yamareco

記録ID: 707296
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

絶景の白馬三山と強風の不帰キレット・不帰ノ嶮・唐松岳

2015年09月12日(土) 〜 2015年09月13日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
21.2km
登り
2,763m
下り
2,148m

コースタイム

1日目
山行
9:15
休憩
0:50
合計
10:05
4:49
58
5:47
116
7:43
40
8:23
8:29
48
9:17
8:29
69
白馬岳頂上宿舎
9:38
18
9:56
10:07
12
10:19
10:34
88
12:02
12:04
66
13:10
13:26
16
13:42
24
鑓温泉分岐
14:06
2日目
山行
5:18
休憩
0:29
合計
5:47
4:27
23
4:50
26
5:16
5:20
26
5:46
26
7:53
7:55
10
8:05
8:28
26
8:54
12
9:06
28
9:34
40
八方池
10:14
ゴール地点
天候 12日 晴れ
13日 曇り・強風
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第5駐車場(無料・トイレ有)
http://www.happo-one.jp/green/access/parking.html
コース状況/
危険箇所等
○白馬岳
 特に危険箇所はありませんが大雪渓に空いた穴やクレバスには近寄らない方が良いと思います。
○杓子岳・白馬鑓ヶ岳 
 特に危険箇所はありません。
 杓子岳のザレた登りは歩きにくく疲れます。私はヨレヨレになってしまいました。
○天狗の頭
 危険箇所はありません。
○不帰キレット・不帰ノ嶮
 岩場、鎖場が多いので注意して歩く必要があります。
 特に不帰二峰北峰の登りは慎重に!
○唐松岳 
 危険箇所はありません。
 
その他周辺情報 ○おびなたの湯
http://hakuba-happo-onsen.jp/obinatanoyu/
 ※八方にはその他にも多くの温泉があります。
金星が輝いています。
今日は好天の予感が!
2
金星が輝いています。
今日は好天の予感が!
猿倉山荘に登山届を出して横の登山道を登り始めます。
猿倉山荘に登山届を出して横の登山道を登り始めます。
夜が明けてきました。
朝焼けが綺麗です!
4
夜が明けてきました。
朝焼けが綺麗です!
モルゲンロート
小蓮華山?
4
モルゲンロート
小蓮華山?
白馬尻小屋に着きました
白馬尻小屋に着きました
三週間ぶりの大雪渓です。アイゼン着けて歩き始めます。
一番奥の山が白馬岳かな?
三週間ぶりの大雪渓です。アイゼン着けて歩き始めます。
一番奥の山が白馬岳かな?
雪渓に大きな穴がポッカリ開いて水の流れる大きな音が聞こえます。落ちたら大変!
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雪渓に大きな穴がポッカリ開いて水の流れる大きな音が聞こえます。落ちたら大変!
そしてクレバスもパックリ・・・
そしてクレバスもパックリ・・・
雪渓全景
きれいですね〜


4
雪渓全景
きれいですね〜


雪渓歩き終了
アイゼンから解放されました。
雪渓歩き終了
アイゼンから解放されました。
雪渓の終了地点
雪渓の下はこんなに抉れてます。
端っこに行くと崩れそう!
雪渓の終了地点
雪渓の下はこんなに抉れてます。
端っこに行くと崩れそう!
沢を渡り・・・
しばらくすると雪渓全体が見渡せます。
今日は登山者が次々と登って来ます
しばらくすると雪渓全体が見渡せます。
今日は登山者が次々と登って来ます
上には雪のブリッジが・・・下には水が流れているのによく崩落しないですね
上には雪のブリッジが・・・下には水が流れているのによく崩落しないですね
トリカブト
花はずいぶん少なくなりました。
トリカブト
花はずいぶん少なくなりました。
岩の上にゲゲゲの鬼太郎のキャラが寝ころんでました!
3
岩の上にゲゲゲの鬼太郎のキャラが寝ころんでました!
避難小屋からの景色
あのトンガリがカッコイイです
天狗菱だそうです
1
避難小屋からの景色
あのトンガリがカッコイイです
天狗菱だそうです
天狗菱アップしてみました
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天狗菱アップしてみました
階段もあります。パトロールの方が修理をしてました。そのおかげで私たちは安心して歩けます。
天国への階段?Led Zeppelin
階段もあります。パトロールの方が修理をしてました。そのおかげで私たちは安心して歩けます。
天国への階段?Led Zeppelin
白馬岳頂上宿舎
白馬岳と白馬山荘
白馬岳と白馬山荘
白馬山荘に着きました
頂上まであと少し!
白馬山荘に着きました
頂上まであと少し!
頂上着きました
山座同定盤と日本海
山座同定盤と日本海
日本海アップ
山から海が見えると何故か嬉しい私です!
日本海アップ
山から海が見えると何故か嬉しい私です!
小蓮華方面
雪倉岳方面
剱、立山
双耳峰の鹿島槍ヶ岳
両耳があるのでどこから見ても鹿島槍とわかります
1
双耳峰の鹿島槍ヶ岳
両耳があるのでどこから見ても鹿島槍とわかります
頂上賑わってます。
楽器持ってきて歌ってる人たちもいました。若い人はいいですね!私は杓子へ向かいます。
頂上賑わってます。
楽器持ってきて歌ってる人たちもいました。若い人はいいですね!私は杓子へ向かいます。
白馬山荘から見上げる頂上
ここで少し休憩

1
白馬山荘から見上げる頂上
ここで少し休憩

これから向かう杓子岳と白馬鑓ヶ岳
青い空と白い雲に剱岳、立山が映えて、とても綺麗な光景です
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これから向かう杓子岳と白馬鑓ヶ岳
青い空と白い雲に剱岳、立山が映えて、とても綺麗な光景です
登山道脇の旭岳
前回白馬岳に来るまでこの山の存在を知りませんでした。
登山道脇の旭岳
前回白馬岳に来るまでこの山の存在を知りませんでした。
剱岳の雄姿
やっぱりカッコイイです!
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剱岳の雄姿
やっぱりカッコイイです!
杓子へ向かうのどかな道
 
杓子へ向かうのどかな道
 
向うに剱岳
見上げる白馬岳
大きいですね〜
見上げる白馬岳
大きいですね〜
白馬山荘へ荷揚げのヘリも撮ってみました
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白馬山荘へ荷揚げのヘリも撮ってみました
杓子、白馬鑓へ続く登山道
天空の稜線 絶景を眺めながらとっても気持ち良い山歩きが出来ます!
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杓子、白馬鑓へ続く登山道
天空の稜線 絶景を眺めながらとっても気持ち良い山歩きが出来ます!
振り返った景色も綺麗だった!
振り返った景色も綺麗だった!
杓子岳を登り始めたところかな?
杓子岳を登り始めたところかな?
杓子岳頂上
ザレた道は歩きづらかった!とことん疲れた!
もう、ヘロヘロですが周囲の素晴らしい景色を見て少し疲れが癒されてます。
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杓子岳頂上
ザレた道は歩きづらかった!とことん疲れた!
もう、ヘロヘロですが周囲の素晴らしい景色を見て少し疲れが癒されてます。
杓子岳頂上からの白馬岳
大きいですね!
杓子岳頂上からの白馬岳
大きいですね!
杓子岳の登山道と白馬岳、旭岳
この登りが今回一番つらかった!しかし、景色は最高!
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杓子岳の登山道と白馬岳、旭岳
この登りが今回一番つらかった!しかし、景色は最高!
稜線登山道脇の崩落地
雪渓まで落ちてます。
落っこちたら終わりです!でも、怖いもの見たさで覗いてます。吸い込まれそう〜
稜線登山道脇の崩落地
雪渓まで落ちてます。
落っこちたら終わりです!でも、怖いもの見たさで覗いてます。吸い込まれそう〜
杓子を下って白馬鑓を登ります
杓子を下って白馬鑓を登ります
杓子岳を振り返ってみると、なんて美しいんだろう!
杓子岳を振り返ってみると、なんて美しいんだろう!
杓子のこちら側は荒々しい岩稜です
杓子のこちら側は荒々しい岩稜です
白馬鑓ヶ岳方面から見た旭岳、白馬岳、杓子岳
絶景ですね
白馬鑓ヶ岳方面から見た旭岳、白馬岳、杓子岳
絶景ですね
ミヤマダイコンソウも紅葉して秋の装い
ミヤマダイコンソウも紅葉して秋の装い
もうすぐ白馬鑓ヶ岳頂上
もうすぐ白馬鑓ヶ岳頂上
ここから見える立山、剱岳
ここから見える立山、剱岳
白馬鑓ヶ岳頂上
やっと着きました!
3
白馬鑓ヶ岳頂上
やっと着きました!
標高が上がったので小蓮華方面も見えてきました。
雄大景色です。感動!
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標高が上がったので小蓮華方面も見えてきました。
雄大景色です。感動!
白馬岳アップ
ここから見ると雄大で端正な山です
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白馬岳アップ
ここから見ると雄大で端正な山です
遠くに八方尾根の八方池が見えます。
明日はあそこを下ります。
遠くに八方尾根の八方池が見えます。
明日はあそこを下ります。
眼下には八方尾根スキー場が見えます。
眼下には八方尾根スキー場が見えます。
奥に鹿島槍ケ岳、解りにくいですが手前に五竜岳
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奥に鹿島槍ケ岳、解りにくいですが手前に五竜岳
前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳
今年も行ってみたいですね!
前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳
今年も行ってみたいですね!
下山道から白馬鑓ヶ岳山頂を振返ると綺麗な白い山でした!
下山道から白馬鑓ヶ岳山頂を振返ると綺麗な白い山でした!
鑓温泉分岐から見た白馬鑓ヶ岳
鑓温泉分岐から見た白馬鑓ヶ岳
ウラシマツツジの紅葉
もう山は秋ですね
ウラシマツツジの紅葉
もう山は秋ですね
今日の宿、天狗山荘
お世話になります!
今日の宿、天狗山荘
お世話になります!
天狗山荘から見た白馬槍ヶ岳
白くて美しい。この山も素晴らしいですね〜
天狗山荘から見た白馬槍ヶ岳
白くて美しい。この山も素晴らしいですね〜
(二日目)
ヤマテン予報では強風、雨の予報だったのに外は満天の星だったので、出発前にオリオン座を撮ってみました。アップにしてかすかにわかる程度、ガッカリ
(二日目)
ヤマテン予報では強風、雨の予報だったのに外は満天の星だったので、出発前にオリオン座を撮ってみました。アップにしてかすかにわかる程度、ガッカリ
では、出かけます!
風が強くなってきました。少し不安、雨降るなよ!ヤマテン予報外れてくれ〜!
では、出かけます!
風が強くなってきました。少し不安、雨降るなよ!ヤマテン予報外れてくれ〜!
天狗の頭
強風に煽られながら歩いてます。
寒くて耳と指先がチョン切れそうでした!
天狗の頭
強風に煽られながら歩いてます。
寒くて耳と指先がチョン切れそうでした!
暗いので道がわかりにくく少し迷いました。石に赤○があったのでホッとしてます。
暗いので道がわかりにくく少し迷いました。石に赤○があったのでホッとしてます。
金星が出ています。
それにしても風が強い!幸いにもヤマテン予報に反して晴れています。
金星が出ています。
それにしても風が強い!幸いにもヤマテン予報に反して晴れています。
だんだん明るくなってきました。
だんだん明るくなってきました。
天狗の大下りに着きました・・・
天狗の大下りに着きました・・・
ストックしまって、靴ヒモびっちり締め込んで・・・
よ〜し、準備できました。
出かけます!
ストックしまって、靴ヒモびっちり締め込んで・・・
よ〜し、準備できました。
出かけます!
鎖場もあるので慎重に下りていると・・
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鎖場もあるので慎重に下りていると・・
朝日が出てきました!
神々しい!なんだか朝日に励まされているような気になって来ました。
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朝日が出てきました!
神々しい!なんだか朝日に励まされているような気になって来ました。
不帰の嶮
これから行くよ!
1
不帰の嶮
これから行くよ!
不帰キレットの鞍部
ここにも立派な雪渓が残っていました。
不帰沢のようです
不帰キレットの鞍部
ここにも立派な雪渓が残っていました。
不帰沢のようです
不帰の嶮
険しそうです
2
不帰の嶮
険しそうです
ハイマツの中を不帰一峰に向かいます。
ハイマツの中を不帰一峰に向かいます。
振返って天狗の大下りを眺めています。
ガスが出てより険しそうに見えます。
振返って天狗の大下りを眺めています。
ガスが出てより険しそうに見えます。
不帰一峰に着いたので・・・
不帰一峰に着いたので・・・
不帰二峰北峰に向かいます。
不帰二峰北峰に向かいます。
これは、不帰一峰頂上から見た天狗の大下りと一峰の稜線
2
これは、不帰一峰頂上から見た天狗の大下りと一峰の稜線
一峰を下りきった地点から二峰を見上げています。
写真よりはるかに険しく覆いかぶさるように見えました。
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一峰を下りきった地点から二峰を見上げています。
写真よりはるかに険しく覆いかぶさるように見えました。
かなり急斜面の鎖場
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かなり急斜面の鎖場
こんな所を渡ります。
高所恐怖症の私はこのように下が見えてしまう場所が嫌いです

2
こんな所を渡ります。
高所恐怖症の私はこのように下が見えてしまう場所が嫌いです

二峰北峰頂上はまだまだのようです
二峰北峰頂上はまだまだのようです
山の裏に回りこんだので風は止みました。道標はほとんど読めません。唐松まで2時間かな?
山の裏に回りこんだので風は止みました。道標はほとんど読めません。唐松まで2時間かな?
チョックストーンがありました。
ここも下が良く見えて嫌な感じです。
チョックストーンがありました。
ここも下が良く見えて嫌な感じです。
不帰二峰北峰に着きました。
これで不帰の嶮の核心部はすぎました。
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不帰二峰北峰に着きました。
これで不帰の嶮の核心部はすぎました。
不帰二峰南峰と唐松岳です。
これから向かいます。
不帰二峰南峰と唐松岳です。
これから向かいます。
この植物は夏にはどんな花をつけていたんだろう?
この枯れた色も綺麗でした。
この植物は夏にはどんな花をつけていたんだろう?
この枯れた色も綺麗でした。
不帰二峰南峰には問題なく到着です
不帰二峰南峰には問題なく到着です
歩いてきた道を振返って天狗の大下り、不帰一峰、不帰二峰北峰を見ています。さらに遠くには白馬鑓ヶ岳や小蓮華も見えます。
2
歩いてきた道を振返って天狗の大下り、不帰一峰、不帰二峰北峰を見ています。さらに遠くには白馬鑓ヶ岳や小蓮華も見えます。
不帰三峰と唐松岳
不帰三峰と唐松岳
不帰三峰の岩峰
私はこの岩を登るものだと思っていたのでちょっと拍子抜けでした。
不帰三峰の岩峰
私はこの岩を登るものだと思っていたのでちょっと拍子抜けでした。
唐松岳から見た五竜岳
ドッシリした重量感のある山です。
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唐松岳から見た五竜岳
ドッシリした重量感のある山です。
下山道から見える唐松岳、不帰三峰と不帰二峰南峰です。
下山道から見える唐松岳、不帰三峰と不帰二峰南峰です。
もうすぐ唐松岳頂上山荘です。
もうすぐ唐松岳頂上山荘です。
頂上山荘からの唐松岳、きれいですね
風はますます強くなってきました。
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頂上山荘からの唐松岳、きれいですね
風はますます強くなってきました。
十分休憩したので下山します。
十分休憩したので下山します。
八方尾根の下山道
八方尾根の下山道
ガスが出てきたので歩いた所が見えません。
残念です。
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ガスが出てきたので歩いた所が見えません。
残念です。
秋の気配
不帰三峰と不帰二峰南峰です。
今日はおじさんと遊んでくれてありがとう!
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不帰三峰と不帰二峰南峰です。
今日はおじさんと遊んでくれてありがとう!
あとは登山道脇の植物を観察しながら下ります。
これはクロマメ、クロウスゴ?
あとは登山道脇の植物を観察しながら下ります。
これはクロマメ、クロウスゴ?
まだウサギギクが咲いてました。
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まだウサギギクが咲いてました。
タテヤマリンドウかな?
タテヤマリンドウかな?
五竜岳
いつか行くから!
五竜岳
いつか行くから!
ちょっとだけ顔を出したのは不帰一峰です。
ちょっとだけ顔を出したのは不帰一峰です。
八方池
晴れていれば、ここから白馬三山をはじめとした絶景が待っているはずでしたが今日はハズレでした。残念!
八方池
晴れていれば、ここから白馬三山をはじめとした絶景が待っているはずでしたが今日はハズレでした。残念!
おなじみのケルン
おなじみのケルン
シナノオトギリ
木道もガスってきました。
木道もガスってきました。
ウメバチソウ
このあたりは意外と花が咲いていました
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ウメバチソウ
このあたりは意外と花が咲いていました
シモツケソウ
コゴメグサ
リフト乗り場に着いて山歩き終了!
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リフト乗り場に着いて山歩き終了!
もうすぐゴンドラ乗場
なんとか無事に歩くことが出来ました。風は強かったけれど雨にも降られず最高の二日間でした。
終わりよければすべて良しかな!
もうすぐゴンドラ乗場
なんとか無事に歩くことが出来ました。風は強かったけれど雨にも降られず最高の二日間でした。
終わりよければすべて良しかな!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ヘルメット 軽アイゼン

感想

今回、先月に行った白馬岳に行くことにしました。
前回の白馬岳は雨に降られ消化不良で帰って来た経緯があります。

そして、先週の八ヶ岳では足が弱りきっていることを痛感!
レコに山を歩いて足を鍛え直すと書いたので、どこかに出かけて足を鍛えなければと・・・
しかし、それだけでは実に味気ないので美しい景色があってピリッと気の引き締まる所に行こうということで白馬三山から不帰キレットを抜けて唐松岳まで行くことにしました。

このルートなら絶景とピリ辛の岩場も楽しめるはずです。

一日目
今日は天狗山荘まで行くので早めに出かけました。
大雪渓から延々続く登りは長くつらいですが稜線に出てしまえば視界が開け、晴天ということもあって白馬岳頂上からは杓子岳、白馬鑓ヶ岳、剱岳の絶景が待っていました。
その後、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を登り天狗山荘までの行程を歩きましたが、杓子岳から望む白馬岳はとても素晴らしかった!
白馬岳自体を登っているだけでは解らないこの山の雄大さと美しさを実感!
そして、天狗山荘から眺める白馬鑓ヶ岳の白く端正な山容も素晴らしく、強く印象に残りました。
白馬岳に来るなら三山セットで登った方がより素晴らしい景色に出会えることは間違いなさそうです。

今日は期待以上の絶景を堪能できましたが、杓子岳の登りあたりからはもうヘロヘロで体力不足を再認識した一日になりました。

二日目
夜中に起きてみると満天の星空!
風も大したことはなさそう。
前日のヤマテン予報では雨と強風だったので予報がはずれたと判断して、予定の唐松岳へ行くことに決定。
強風と雨が降る前に行けるところまで行こうとしたが、満天の星に魅せられ四苦八苦してオリオン座を撮っている間に四時半近くになってしまい慌てて出発です。
出発してすぐ風が強くなり少し不安になって来ました。
しばらく進むと引き返してきた同年輩のご夫婦に会いました。強風なので不帰キレットは止めて鑓温泉に下りることにしたそうです。
私は雨が降らない限り撤退しないことにしました。
そして天狗の大下りに着きました。

靴ヒモを締め直し、ストックをしまい、今年初めてのヘルメットは山小屋から既にかぶっているので準備はOK!

天狗の大下りを下りはじめると不思議なことに今日は体が軽く感じます。
どうも普段より体調が良いようです。
この場所はザレていて歩きにくいと聞いていましたが杓子岳のザレた登りよりはずっと歩きやすく感じます。
キレットに下りてしまうと後は不帰一峰と不帰二峰に向かいます。
不帰一峰は問題なく登れますが不帰二峰北峰は厳しい岩場、鎖場が続くので慎重に登ります。そして今日は強い風も吹いています。
北峰を過ぎてしまうとあとは難しいところはありません。
不帰三峰は巻いて唐松岳に出ます。
唐松岳頂上山荘に着いた時には風はとても強くなっていました。

天狗山荘に泊まった人で話をした人のほとんどが唐松岳への縦走を予定していたようですが私の前に出発したのは数人でした。
私が出発してすぐ風が強まったので後から出た人は少なかったかもしれません。
今年は天候不順だったので予定していた山歩きを中止、変更することはたびたびありました。

そんな中で予定していたルートを歩けたことはとてもラッキーなことでした。

今回、初日は晴天のもとで絶景の白馬三山を楽しむことが出来、そして二日目の強風の不帰キレットと不帰二峰の岩場はピリ辛で気持ちが久々に引き締まる思いでした。
このルートはソフトな山歩きができて美しい景色が楽しめる白馬三山とハードなキレット、不帰の嶮、そしてまたソフトな八方尾根と色々な楽しみ方のできる欲張りなルートです。

登る前に考えていた以上の素晴らしい山でした。
来てよかった‼

そして、不安だった体力とヒザ痛はどうかと言うと
先週の八ヶ岳と同じで登りは相変わらず遅く、それでもヒザ痛は出なかったので下りは普通に歩くことが出来ました。
それだけでもよかった!
















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訪問者数:995人

コメント

お疲れさまでした!
レコを拝見すると素晴らしい山行になったようですね
唐松岳に登った時に不帰キレットには魅せられており、近々行きたい山リストに入っていたんです
この時期の北アルプスは山を歩く人も減り、お花も少なくなって盛夏の喧騒が嘘のようになりますが、天狗山荘の混み具合はいかがでしたか? (山小屋は平日しか泊まったことがないもんで)すいているようであれば、小生も来年のこの時期に考えてみたいと思いました

もうすっかり体力も復活ですね。是非ご一緒したいです
2015/9/16 6:41
Re: お疲れさまでした!
mi88nさん、コメントありがとうございます!

今回は今年一番の山歩きになりました。
白馬三山はどの山もとても素晴らしかったし、不帰キレットも楽しかった
大キレットを軽くこなしてしまうmi88nさんなら楽しめると思いますよ
おススメです

天狗山荘はすいてました!
6人部屋に3人くらいが多かったようです。

歩くのは遅いですけど、誘って頂けるならどこでも行きますよ

だけでもイイですよ
2015/9/16 20:27
羨ましい!
Alzhikerさん、おはようございます!

白馬三山に不帰キレットは、今年歩くつもりでしたので、
先を越されてしまいました
それにしても、このエリアの景色は雄大ですね。
写真からもひしひしと伝わってきて、見ていて楽しいです。

ほんと羨ましい〜‼
来年は私も
2015/9/19 8:10
Re: 羨ましい!
shadowさん、こんにちは!
白馬三山の稜線歩きは晴天に恵まれ、素晴らしい景色を眺めることが出来て最高の気分でした
そして、不帰キレットは強風がスパイスになって岩場がピリッと辛めの味付けになり、これも楽しかったですよ
一度の山行で違ったタイプの山を歩けて至福の時でした!

shadowさんも是非行ってみてください
2015/9/19 10:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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