荒川岳〜赤石岳(椹島から千枚岳・悪沢岳へ)


- GPS
- 16:45
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 3,080m
- 下り
- 3,090m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:11
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:13
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:19
天候 | 第一日目:晴れ、第二日目:くもりのち雨で強風、第三日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日本百名山で未踏の悪沢岳と赤石岳に登りました。
赤石岳は42年前に登っていて、山頂の記念写真が残っているのですが、悪沢岳は登ったかどうか記憶になかったので、今回登りました。
第一日目
前日、畑薙第一ダム夏期臨時駐車場で車中泊し、7時30分発のマイクロバスで椹島に到着し、千枚小屋に向けて登りました。
登り道は尾根の急坂でミズナラの大木などがある樹林帯から、シラビソ・オオシラビソ・トウヒなどの樹林帯になり、ダケカンバの樹林が見られるようになります。
千枚小屋周辺は、お花畑になっていて、害獣ネットフェンスで保護されていて、マルバダケブキなどたくさんの花が見られました。
小屋の前からは、富士山が良く見えました。
第二日目
前日、千枚小屋の食事の後、気象予報士さんから天気予報などを聞いて、明日は、風が強いと聞いていました。
当日、小屋からは日の出が見られましたが、富士山には少し綿雲が掛かり、風が強く吹いていました。千枚岳への登りから見える赤石岳や、悪沢岳の山頂付近は雲が掛かっていて雨や風が心配でした。
千枚岳から丸山への道では、お花畑があり、タカネビランジの白花が見頃でたくさん見られました。(今回、タカネビランジが見られたのはここだけでした)
悪沢岳山頂では、ガスに包まれ眺望はありませんでした。下りでは急なガレ場を下り、中岳、前岳に登りましたが、眺望はありませんでした。前岳から赤石岳の道では、害獣ネットフェンスで囲まれたお花畑がありました。
小赤石岳の登りで、一瞬だけ悪沢岳や、赤石岳が見えましたが、ここから次第に雲が多くなってきました。
椹島下降点で、荷物を置いて、空身で赤石岳に登りました。ガスで眺望はなく赤石避難小屋も見えませんでした。
赤石小屋からの下りでは、お花畑が見られました。そして小雨がパラついてきて、富士見平から雨になりましたが、傘でしのぎました。
第三日目
椹島のバスが10時30分なので、時間もあり小屋から10分ほどで、シャクナゲに囲まれた三角点に行きましたが、富士山は雲が掛かって見えませんでした。小屋の上の見晴台からは赤石岳・聖岳、荒川三山が良く見えました。
下り道は大倉尾根と言われ、大倉財閥の創始者で付近一帯の山林所有者の東海パルプ株式会社創業者であり、1926年8月に92歳で赤石岳に登った際(籠や背負われて登ったようです。)の由緒ある道のようでした。
道は樹林帯の急な尾根道で展望はありませんでした。
バスの発車まで時間があり、椹島ロッジのシャワー(500円)を浴びてさっぱりしました。
今回、悪沢岳、赤石岳からの眺望はありませんでしたが、タカネビランジの見頃の花などがたくさん見られたし、無事に登れたので良かったです。
南アルプスは北アルプス等に対して花の豊富さは劣るかなという印象があったんですが
実際にレコを見ますと多種に渡り見ごたえがと思いました。
タカネビランジも色とりどりで楽しめますね
私も南アルプスはさほど登っておりませんので大変興味が湧きました。
コメントいただきありがとうございます。
今日まで、コメントいただいているのに気が付かず返信が遅くなりすみません。
いつもレコを拝見させていただき、きれいな写真など感心し、参考にさせていただいております。
タカネビランジは鳳凰三山ではたくさん、北岳では少し見ているのですが、いづれもピンク色でした。今回見たのは白と薄いピンク色で千枚岳から悪沢岳に向かう途中で、たくさん見られました。しかし悪沢岳〜赤石岳〜赤石小屋の間では見ていないです。南アルプスの固有種ですが、どこでも見られるようではないですね。千枚岳の西側はタカネビランジの他にもたくさんのお花が見られて楽しめました。
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