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Yamareco

記録ID: 712779
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

【天候回復!?】 美瑛富士〜美瑛岳〜十勝岳縦走  

2015年09月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:52
距離
18.7km
登り
1,707m
下り
1,732m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:37
休憩
1:15
合計
8:52
5:06
19
スタート地点
5:25
5:25
147
7:52
7:52
22
8:14
8:40
14
8:54
8:54
38
9:32
9:34
15
9:49
10:00
10
10:10
10:11
27
10:38
10:38
4
10:42
10:42
39
11:21
11:21
8
11:29
11:30
15
11:45
12:18
34
12:52
12:53
26
13:19
13:19
21
13:40
13:40
18
13:58
ゴール地点
天候 高曇り
時々ガス
風はほとんどなく穏やか
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●登山口
・望岳台を利用
 早朝、車中泊の白銀荘から移動しました(車ですぐです)
・トイレあります(水洗)
・レストハウスは取り壊し作業中でした
※駐車場は空いていました
(観光の人々で、一時的には混み合うのかもしれません)
コース状況/
危険箇所等
●十勝・美瑛分岐〜ポンピ沢
・十勝岳ルートよりも緑があります
・函状雪渓の通過
 ロープ伝いに底に降りて、ハシゴで登ります
 雪渓は少しだけ残っています
・ポンピ沢
 沢まで樹林帯を結構下ります
 雨上がりで沢の流れに勢いがありました
 こちらも渡渉するのに躊躇しましたが、
 なんとか狭いところを探して、濡れずに飛び越えました

●ポンピ沢〜美瑛富士・美瑛岳分岐
・樹林帯の中の急な登り返しが続きます

●美瑛富士・美瑛岳分岐〜美瑛富士分岐
・美瑛岳を回り込むようにトラバースしていきます
・ハイマツなどの茂みが濃く、ややヤブこぎ的でした
 草が生い茂り、足下が見にくいです
 ウェアが朝露でびっしょりになりました

●美瑛富士ピストン
・溶岩土壌のザレ場を上下します

●美瑛富士分岐〜美瑛岳分岐
・ごくごく普通の岩混じりの急登

●美瑛岳ピストン
・岩混じりの細尾根のような道を往復します

●美瑛岳分岐〜十勝岳
・しばらくは快適な縦走路です
 緩やかなアップダウンを繰り返して進んでいきます
・十勝岳が近づくと、砂混じりで緑が少なくなっていきます
・山と高原地図でいう鋸岳〜平ヶ岳の辺り、
 蟻地獄のように、踏み込んでも足場が崩れて安定しない、
 砂場や砂丘のように歩きにくい急坂があります
その他周辺情報 ●下山後の温泉
 昨日に引き続き、白銀荘を利用
9/6
今日は望岳台からの道も歩いてみたくて、白銀荘から移動
1
9/6
今日は望岳台からの道も歩いてみたくて、白銀荘から移動
下界は雲海になっていました
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下界は雲海になっていました
出発です
今日はまあまあの好天予報
よかった、山がよく見えています
3
出発です
今日はまあまあの好天予報
よかった、山がよく見えています
最初に目指す美瑛富士と美瑛岳
兄弟のように仲良く並んでいます
3
最初に目指す美瑛富士と美瑛岳
兄弟のように仲良く並んでいます
その左
大雪、旭岳方面かな
1
その左
大雪、旭岳方面かな
南方向
富良野岳かな
3
南方向
富良野岳かな
今日は分岐を左へ
今日は分岐を左へ
十勝岳より緑がありますね
十勝岳より緑がありますね
美瑛岳山頂あたりからご来光
尖っています
ちょっとした槍ヶ岳ですね
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美瑛岳山頂あたりからご来光
尖っています
ちょっとした槍ヶ岳ですね
緑がますます濃くなってきます
こちらのルート、誰も来ませんね
緑がますます濃くなってきます
こちらのルート、誰も来ませんね
函状沢の通過です
2
函状沢の通過です
滑りやすいザレ場をロープで下って
滑りやすいザレ場をロープで下って
底に下りて
ハシゴで登る
ポンピ沢の音が聞こえています
沢まで樹林帯を下っていきます
そして、あれを登り返すのですね・・・
ポンピ沢の音が聞こえています
沢まで樹林帯を下っていきます
そして、あれを登り返すのですね・・・
ポンピ沢
昨日の白銀荘近くの沢より、さらに勢いがあります
雨降ったしね
ポンピ沢
昨日の白銀荘近くの沢より、さらに勢いがあります
雨降ったしね
ここも狭い場所を見つけて、幅跳びでクリア
ここも狭い場所を見つけて、幅跳びでクリア
こんな標識も
登り返しはなかなかハードでした
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登り返しはなかなかハードでした
でも、十勝岳の勇姿が見えたり
4
でも、十勝岳の勇姿が見えたり
振り返ると、通ってきた道や函状沢も見えます
振り返ると、通ってきた道や函状沢も見えます
美瑛富士、美瑛岳分岐
ここは左へ
美瑛富士、美瑛岳分岐
ここは左へ
美瑛富士の全貌が見えてきました
見事な富士山型の台形です
1
美瑛富士の全貌が見えてきました
見事な富士山型の台形です
まだ咲いていました
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まだ咲いていました
ナナカマドの実かな
いよいよ秋ですね
大雪の日本一早い紅葉も始まっているのかな
ナナカマドの実かな
いよいよ秋ですね
大雪の日本一早い紅葉も始まっているのかな
美瑛岳を回り込むようにトラバースしていきます
なかなか茂みが濃いです
強行突破したら、朝露でびしょ濡れです
美瑛岳を回り込むようにトラバースしていきます
なかなか茂みが濃いです
強行突破したら、朝露でびしょ濡れです
美瑛富士分岐に着きました
美瑛富士と美瑛岳の鞍部になります
美瑛富士分岐に着きました
美瑛富士と美瑛岳の鞍部になります
トムラウシまでは縦走路を18km
夏の条件が良い日なら、1日で行けそうな距離ですね
必ず歩いてみたい道です
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トムラウシまでは縦走路を18km
夏の条件が良い日なら、1日で行けそうな距離ですね
必ず歩いてみたい道です
美瑛富士への登り
道筋はまあまあはっきりとしています
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美瑛富士への登り
道筋はまあまあはっきりとしています
山々が見えてきました
ニペソツ?
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山々が見えてきました
ニペソツ?
石狩岳?
こちらは大雪だと思います
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こちらは大雪だと思います
美瑛富士山頂に到着
岩手のお2人に撮っていただきました
昨日は悪天候の中、白金からオプタテシケに登頂、美瑛富士避難小屋泊だったそうです
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美瑛富士山頂に到着
岩手のお2人に撮っていただきました
昨日は悪天候の中、白金からオプタテシケに登頂、美瑛富士避難小屋泊だったそうです
オプタテシケはきれいな三角形で
その後ろに隠れているのがトムラウシでしょうね
すぐにガスで見えなくなりました
今日は無理せずやめておいて、いつか縦走するときまでとっておきたいと思います
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オプタテシケはきれいな三角形で
その後ろに隠れているのがトムラウシでしょうね
すぐにガスで見えなくなりました
今日は無理せずやめておいて、いつか縦走するときまでとっておきたいと思います
美瑛富士避難小屋が見えます
昨日は悪天候でも、満員だったようです
ガッツですね
1
美瑛富士避難小屋が見えます
昨日は悪天候でも、満員だったようです
ガッツですね
次に向かう美瑛岳
あれも登り返しがきつそうです
4
次に向かう美瑛岳
あれも登り返しがきつそうです
美瑛岳への登り返し
急登ですね
早くもガス模様
でも、今日は風はなくて穏やかです
美瑛岳への登り返し
急登ですね
早くもガス模様
でも、今日は風はなくて穏やかです
振り返ると美瑛富士は見えているのに・・・
4
振り返ると美瑛富士は見えているのに・・・
美瑛岳分岐まで来ました
山頂ピストンします
美瑛岳分岐まで来ました
山頂ピストンします
この後縦走していく稜線が見えます
1
この後縦走していく稜線が見えます
岩場混じりの細尾根を進むと見えてきました
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岩場混じりの細尾根を進むと見えてきました
美瑛岳山頂に到着
4
美瑛岳山頂に到着
ガスはこの辺りだけのようで、十勝岳は見えていますね
雄大ですね
1
ガスはこの辺りだけのようで、十勝岳は見えていますね
雄大ですね
美瑛岳を振り返りながら、縦走していきます
美瑛岳を振り返りながら、縦走していきます
この先は歩くのが楽しい縦走路でした
この先は歩くのが楽しい縦走路でした
アップダウンは緩やか
アップダウンは緩やか
景色には変化があって
景色には変化があって
十勝岳が近づくと、緑が少なくなり、砂の土壌になってきました
十勝岳が近づくと、緑が少なくなり、砂の土壌になってきました
これは鋸岳かな
最初、十勝岳のピークかと勘違いしました
そんな近くはないよね
これは鋸岳かな
最初、十勝岳のピークかと勘違いしました
そんな近くはないよね
こんな道を通ってきました
2
こんな道を通ってきました
ちょっとした自然の造形美ですねえ
ちょっとした自然の造形美ですねえ
この辺りから砂地獄の始まりか
1
この辺りから砂地獄の始まりか
足を進めても足場が崩れ、
これはなかなかの蟻地獄です
ふくらはぎにきますね
足を進めても足場が崩れ、
これはなかなかの蟻地獄です
ふくらはぎにきますね
下りの人は爽快に行きます
富士山の下山路みたいですね
2
下りの人は爽快に行きます
富士山の下山路みたいですね
それでも十勝岳山頂が見えてきましたよ
それでも十勝岳山頂が見えてきましたよ
不思議な模様
それにしても、ここは火星の上かい?(行ったことないけど)
それにしても、ここは火星の上かい?(行ったことないけど)
だんだんと山頂に近づいていく感じ
いいですね
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だんだんと山頂に近づいていく感じ
いいですね
新得ルートとの分岐
標識あります
新得ルートとの分岐
標識あります
肩の部分から、山頂までの最後の登りです
肩の部分から、山頂までの最後の登りです
到着しました
昨日と全く違う、穏やかで賑わう山頂
百名山人気ですね
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到着しました
昨日と全く違う、穏やかで賑わう山頂
百名山人気ですね
東側
登山道がないエリアの緑の山々
東側
登山道がないエリアの緑の山々
残念ながら、ガスで、トムラウシ方面は見えません
残念ながら、ガスで、トムラウシ方面は見えません
富良野岳方面への縦走路は見えました
縦走したいですが、無理せず今日はここまで
この先はまたね
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富良野岳方面への縦走路は見えました
縦走したいですが、無理せず今日はここまで
この先はまたね
上ホロ避難小屋が見えました
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上ホロ避難小屋が見えました
一服したら下山開始
続々と登って見えます
一服したら下山開始
続々と登って見えます
ガスが晴れているとこんな感じだったんですね
昨日は全く見えず
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ガスが晴れているとこんな感じだったんですね
昨日は全く見えず
あの向こうで、火山ガスが出ているようです
微妙に硫黄臭がします
あの向こうで、火山ガスが出ているようです
微妙に硫黄臭がします
下界の展望
白銀荘と望岳台
1
下界の展望
白銀荘と望岳台
曇ってきましたが、縦走してきた三山、まだ見えていますね
曇ってきましたが、縦走してきた三山、まだ見えていますね
望岳台に帰ってきました
無事下山に感謝して
1
望岳台に帰ってきました
無事下山に感謝して
白銀荘で温泉に入り、上富良野で食事をしました
明日は帰らなきゃいけないので、次の目的地へ移動
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白銀荘で温泉に入り、上富良野で食事をしました
明日は帰らなきゃいけないので、次の目的地へ移動
日の出公園で日の入りを眺める
空は今日もきれいに染まっていました
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日の出公園で日の入りを眺める
空は今日もきれいに染まっていました

感想

前日は悪天候により、予定していた十勝〜富良野の縦走はあきらめましたが、
今日はいくらか天候が回復する予報でした。

なので予定通り、美瑛富士〜美瑛岳〜十勝岳の縦走に出かけました。
オプタテシケは山上での状況次第でオプションということで・・・

同じ十勝連峰の中でも山によって様子が異なり、面白かったです。
美瑛富士に向かっているときは、ずいぶんと緑が多いなという印象でした。

美瑛富士の山頂では、快晴から急速にガス模様になり、
それまで見えていた、景色があっという間になくなりました。
やはり、季節の変わり目の、不安定な湿った天候は継続中のよう。
無理せず、オプタテシケはカットし、美瑛岳に向かいました。

その後はガスに包まれたり晴れたり・・・
天候が悪化することはなく、十勝岳まで縦走を楽しむことができました。

十勝岳からは富良野岳までよく見えていて、
せめて上ホロ、かみふらの岳あたりまでと・・・
縦走欲をかきたてられましたが、
昨日からの疲れもあってか、ここまでで結構足にきていました。
また、西側からもガスが湧いてきました。
なので、こちらも無理せず、昨日と同じ道を下山しました。

結局、今回の十勝連峰の旅は、目標の半分以下のルートしか歩けませんでした。
天候に翻弄されたのもありますが、
盛夏を過ぎ、体のリズムがどこかのんびりモードになっているのかなとも思います。

今のコンディションに合わせた歩き方ができ、時間にも余裕があったので、
それはそれでよかったと思います。
また、2日とも行動中は雨に降られることもなかったです。
不安定な天候が続く中、運は良かったかな。

十勝連峰、次は、今回行けなかった十勝〜富良野縦走、
そして、夢のオプタテシケ〜トムラウシ縦走をやってみたいです。

帰宅して早々、来年の夏の計画を考え始めたりしています(笑)。
その前に、荷物片付けないと・・・


※前日の十勝岳〜富良野岳縦走撤退レコ
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-712765.html
※翌日の樽前山レコ
 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-712788.html

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